神戸で海釣りを始めたいあなたへ。道具の揃え方とおすすめ釣り場

神戸で海釣りを始めたいあなたへ。道具の揃え方とおすすめ釣り場

2018.03.24

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道具を揃えて海に向かおう

釣りは世界中で多くの人が楽しむ趣味の一つで、男性ならば誰もが一度は興味を持つ娯楽です。日本は四方を海に囲まれていて、気軽に竿を出せる環境にあるので人気のレジャーとして定着しています。人気の釣り場は休日になるとたくさんの釣り人で、にぎわいます。 しかし、初心者がいざ釣りに出かけようと思い立っても、まず最初にどのような道具をそろえればよいのかが分かりませんし、釣具屋さんに立ち寄っても多くの道具を前にして立ちすくんでしまうことに。 今回はそんないまから釣りを始めようと思っているかたに向けて、まずはどのような道具を買い求めればよいのか、そしてどこの釣り場が初心者でも通いやすいかに焦点を当ててみていきます。道具を揃えて海に向かいましょう。

最初に揃えたい道具

釣りに関する道具も進化を遂げており、あれば便利だなと思うようなものもたくさん出ていますが、すべてを買い揃えると相当な出費になってしまいます。まずは釣りをするにあたって絶対に必要な道具を買い、海に向かってみましょう。

これがないと始まらない釣り具一式

まず最初に揃えなくてはいけない道具として釣り竿とリール、そして釣り糸があげられます。一口に釣り竿といっても釣り方によってさまざまな種類に分かれますし、価格もかなりの差があります。リールも釣り竿と同様にさまざまな種類に分かれており、初心者にはどれを選べばよいのかが分かりづらいです。 そこでおすすめなのが、釣り竿やリールなどがセットになっている初心者向けセットです。釣具店でもセットになったものが販売されていますし、通販サイトでもよく見かけます。どのような釣りがしたいかによってセット内容が違ってきますので、あなたがやってみたい釣りによってセットを選びましょう。

ねらう魚に適した仕掛け

釣り具を選ぶ際も、どのような釣りをするかによって道具が違ってきますが、針などの仕掛けは狙う魚によって違ってきます。小さな子供でも楽しめるアジやイワシを対象にしたサビキ仕掛けや、ベテランの方が狙うチヌの落とし込み仕掛けなど、ターゲットによってさまざまな仕掛けがあります。 また最近は海でのルアー釣りも盛んで、魚の形や色を模したハード系のルアーや虫の形を模したソフトルアーなど、ルアーもたくさんの種類があります。メバルやカサゴなどの根魚から、表層付近を泳ぐアジやサバ、ブリの若魚のツバスなどもルアーで狙えます。また、イカ専用のルアーである餌木(えぎ)を使ったイカ釣りも人気です。

持っていると便利な道具

釣り竿・リール・釣り糸・仕掛けがあれば釣りを楽しむことができます。しかしそれ以外にも便利な道具があり、持っていればより一層釣りを楽しむことができますよ。

釣った魚を入れるクーラーボックス

釣った魚を持ち帰ってから食べることを考えているのならば、クーラーボックスは必要なアイテムになってきます。魚を常温で保管していると、とにかくすぐに痛んでしまいます。これを防ぐためにはクーラーボックスを用意して、中に保冷材や氷を入れて釣り場に向かいましょう。 また、天気のよい日に釣りをしているとノドも乾きますので、クーラーボックスに魚を入れるまでは缶コーヒーなどを入れておけば、冷たい飲み物も飲みながら釣りを楽しめますよ。

魚をつかみやすいフィッシュグリップ

フィッシュグリップとは魚の口をはさむ道具です。海水温は人間の体温に比べるとずっと低く、魚はそのような環境下で生活しているので人間にさわられると相当なダメージを受けてしまい、一説によると人間の体温によってヤケドしてしまうともいわれています。なので、素手ではさわらずにフィッシュグリップを使うほうがよいのです。 また、魚によっては鋭い歯を持っていたり、ヒレにトゲがあったり毒を持つものもいます。そういった魚が釣れたときにはフィッシュグリップで魚をつかめば、危ない目にあわずに針を外せて便利なのです。魚のぬめりが苦手な人も、フィッシュグリップがあれば魚体をさわらずに針が外せて便利です。

長丁場に重宝する折りたたみチェア

釣り場にはベンチなど座る場所がほとんどありません。クーラーボックスに腰掛ける人もよく見かけますが、硬いのと、安定性がいまいちよくありません。そこで、折りたたみチェアの持参をおすすめします。 1〜2時間で切り上げるのならば必要ないかもしれませんが、ふつうは3〜4時間は釣りを楽しむことが多いですし、中には丸1日釣り場にいる方も。休憩したりお茶を飲んだりするときには、やはり椅子に座ってくつろぎたいものです。また釣りには集中力も必要ですから、折り畳みチェアに座って十分休憩すれば、大物狙いが期待できるかもしれません。

神戸でおすすめの釣りスポット

神戸は港というイメージを持つ方が多いと思いますが、その港の周辺をはじめ釣りに向いている場所がとても多くあります。神戸市の中心部ならば、県立美術館の裏から生田川河口まで続く護岸は柵もあり安全に釣れますし、神戸空港のある人口島の北側も柵が設置してあり、それぞれが人気の釣り場となっています。また明石海峡大橋の橋脚部分にあるアジュール舞子の護岸も柵があって安全ながら、スズキやクロダイといった大物からサビキ釣りまで楽しめる釣り場になっています。神戸市以外も含みますが、おすすめの釣りスポットをいくつかご紹介します。

初心者でも大物が狙える「尼崎市立魚つり公園」

武庫川の河口に設けられた有料の釣り施設で、ベテランから子供までが楽しめることで人気があります。管理施設から沖に向かって120mほどの桟橋を歩くと、岸と平行になるように約200mの釣り用桟橋が延びています。家族連れがサビキ釣りでアジやイワシを釣る一方で、ベテラン釣り師はスズキやクロダイを狙うなど本格的な釣りが楽しめます。 仕掛け付きの釣り竿のレンタルもありますし、手軽に楽しむにもピッタリな釣り公園ですが、原則ルアー釣りが禁止になっているのが残念なところでしょうか。 「尼崎市立魚つり公園」
【参照: http://www.amagasaki-uoturikouen.jp/】

タチウオとアオリイカが狙える「兵庫突堤」

車を横づけで釣りができる場所として有名で、連日、大勢の釣り人が詰めかけるのが神戸市兵庫区にある兵庫突堤です。メインはアジやイワシを狙うサビキ釣りですが、タチウオやスズキをルアーや餌釣りで本気でねらえますし、餌木によるイカ釣りでも人気の場所です。 以前は兵庫突堤全体で竿が出せましたが、現在は北東向きの一帯と南西向きの一部だけで竿が出せます。人気は、広々とした北東向きの一帯でタチウオやイカを狙う好ポイントとなっており、メバルやガシラといった根魚やタコも狙えます。また神戸市街の夜景を一望できる景観のよさや、花火大会の時の隠れスポットとしても人気があります。

兵庫最大級の広さ「須磨海づり公園」

神戸市内には無料で竿を出せるポイントがいくつもあるのですが、お金を払ってまでこの須磨海づり公園へ通うベテラン釣り師も多くいます。もともと、魚影の濃い明石海峡にある須磨海岸から沖合400mの地点にコの字の形になった第2釣台は、ブリやマダイを狙うベテランから初心者までが多く竿を出すメインの釣り場。沖にあるぶん潮の流れも早くなります 第3、第4釣台には、高さ80cmの柵が設けられていますし、無料でライフジャケットの貸し出しもあるなど子供や初心者でも楽しめる、西日本屈指の人気釣り場です。 「須磨海づり公園」
【参照: http://www.umiduri.com/】

ゆったり楽しめる「平磯海づり公園」

須磨海づり公園と同じく神戸市営の釣り公園です。東西1.4kmもの広大な釣り場は柵が設けられるなど、安全面に配慮した作りとなっています。須磨よりさらに西に位置する平磯は、目の前を淡路島が、西には明石海峡大橋が望める絶景の釣り場でもあります。 釣り台の裏側には屋外バーベキュー場があり、さらにバーベキューだけでの利用はできないことから、釣った魚をその場で食べるという楽しみ方ができます。その他の食材は持ち込みとなりますから、午前中は釣りを楽しんで、お昼からはバーベキューというスタイルで、1日ゆっくり遊ぶのもいいですよ。

ピクニックもできる「鳴尾浜臨海公園海釣り広場」

武庫川河口の西宮市側に設置されているのが鳴尾浜臨海公園海釣り広場です。鳴尾浜臨海公園内の1施設であり、海釣り広場に隣接する多目的芝生広場ではのんびりとお弁当を食べたりと、釣りと一緒にピクニックも楽しめる公園になっています。 小学校3年生以下にはライフジャケットの無料レンタルがあったり、竿もレンタルで借りられたり釣り具や釣り餌の販売もあるので、ピクニック目的で訪れて合間に釣りを楽しむという使い方もできます。比較的家族連れやビギナーの方が多い釣り場ですので、初めての方でも通いやすい釣り公園です。 「平磯海づり公園」
【参照: http://www.umiduri.com/】

まずは気軽に海釣りを楽しもう

釣りを楽しむためにはまず道具を揃えなくてはいけませんが、まずは自分がやってみたい釣りにあった釣り具セットを購入するところから始めましょう。そして徐々に上達していけば、少しずつ買い替えていけばよいのです。 また神戸市とその周辺には、釣り場がたくさんありますので、気軽に釣りを楽しめるシチュエーションができあがっているといえます。まずは気軽に海釣りに出かけてみませんか?

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