ロードバイクはキャニオンに注目。バイクと人が一体化する乗り心地

ロードバイクはキャニオンに注目。バイクと人が一体化する乗り心地

2018.04.02

ドイツの確かな技術で生み出されるキャニオンのロードバイクの人気が高まっています。サイクルショップでは販売せずにネット販売のみの独自の販売スタイルです。世界のトップチームやトップ選手が国際レースで使用し勝利をあげるなどの成績を残しています。

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ロードバイクのトップブランド「キャニオン」

世界中で愛されるキャニオン

世界的な自転車レースに参加するプロチームが使用しているキャニオンのロードバイク。イタリアブランドのような洗練さはありませんが確かな品質で人気のあるブランドです。

キャニオンのこだわり

ドイツのメーカーであるキャニオンは、サイクルショップでの販売はせず顧客と直接やりとりをする独自の販売スタイルです。

徹底した直接販売

キャニオン・バイシクルズはドイツの都市コブレンツに本拠地があるメーカーです。1996年に創業者のローマン・アーノルドが創立し、当初は自転車部品の輸入販売業でした。設立当初から自転車店などに卸さないダイレクトセールスでの販売で、2009年からロードバイク製造を行っています。 卸業者を経由しない販売方式がほかのブランドの同等クラスの車種と比較しても販売価格を抑える要因になっています。キャニオンの商品の配送先を自転車店にすることは可能で、例外としてドイツ本社のショールームのみが直接の販売を行っております。

別メーカーのブランドがスイスにも

キャニオンのブランド名はスイスの別の自転車メーカーでも使用されていました。そのため、2010年9月から現在もキャニオンのロゴの入った商品は、スイス国内で販売を禁じられています。スイス在住の方にはpurecyclingの名称で販売し、注文のためのサイトもスイスは別サイトが用意されているのです。

安心の保証制度

ドイツ国内の法律により2年間の基本保証が定められています。正常な使用状況で製造上の不具合などが生じた場合は、商品を受取ってから2年以内であれば送料や修理代は無償です。 そのほかにキャニオン独自の保証制度を設けています。キャニオン製のフレーム、フォークが購入から6年以内に正常な使用状況であるにもかかわらず製造上の不具合などが生じた場合、代替部品は代金が無料になる6年間の特別延長保証が付加されます。部品の摩耗や塗装などの劣化、誤った使用方法での故障については保証の対象外です。

返品も可能です

30日間の返品保証も設けています。直接商品を見ることができないキャニオンの商品は、届いてから気に入らないなどの満足いかない場合もあるかもしれません。商品を受取ってから30日以内なら理由にかかわらず返品することが可能です。ただし返品できるのは新品の状態に限ります。

キャニオン製品購入の流れ

キャニオンの製品を購入する場合、公式サイトで注文になります。

キャニオンジャパン公式サイトから注文

キャニオンのロードバイクの注文方法はネットになります。キャニオン公式サイトから行いますが、キャニオンジャパンが運営をしているサイトがあり、日本語に対応しておりますので特に問題はありません。サイズなど注文の際に迷った場合、自分の身体にあったフレームサイズを診断するページがありますので参考にしてみましょう。 注文すると数分で注文受領のメールが自動で送信され、その後ドイツ本社より英語の注文確認書が送信されます。注文確認書にはおおよその納期が表示されています。

ドイツから発送

キャニオンのドイツ本社工場から購入者の住所に発送されます。国際宅配便なので通常は発送から1週間から2週間での到着です。注文内容や納期連絡はメールで連絡がきて、完成車を注文した場合、バイクガードも送料とともに必要になります。 日本への配送には国際送金による前払い、クレジットにて支払いの2つの支払い方法が選択できます。クレジットカードが使用可能なのはVISAとMastercardだけです。そしてクレジットカードでの支払いは商品を発送する直前になります。

購入後のアフターケア

ロードバイクの組み立て

キャニオンでは組み立て前に工業用CTスキャンにて部品の確認を行っています。素材が均一な厚みを保っているか、傷の有無、異物混入していないかなどをチェックし、不具合がある場合は規格外として出荷されることはありません。ブレーキなども調整された状態でほとんど組み立て済みの状態で工場から出荷します。

組み立ての工程

● 1.箱からだす ● 2.前輪を取り付ける ● 3.ハンドルを取り付ける ● 4.サドルを取り付ける 以上3つの部品を取り付ける簡単な工程でロードバイクの組み立ては終了です。ただし、ペダルは別売りになっているので、ペダルを取り付ける作業もあります。

キットも同封されています

● 取り扱い説明書 各種の言語で表示されている説明書なのでかなりの厚さがあります。 ● 前輪のクイックレバー ● ベル ● 反射板 ● フレーム保護テープ ● Canyon専用レンチが2種類 ● Canyon専用レンチ用のヘッド各種 ● アッセンブリーペースト 部品の劣化や摩耗を防ぐもので、組み立てる前に塗ります。 組み立てに必要な工具が同封されているので自分で工具を用意する必要はありません。ロードバイクを組み立てるときに、梱包されていた箱を使用し組み立てると安定します。そして段ボールや梱包材などは捨てずにとっておきましょう。例えば空輸するときなどに再利用することができます。

困ったときはキャニオンジャパンへ連絡

キャニオンの商品で困ったことが起きた場合、キャニオンジャパンでは休業日を除いた月曜日から金曜日までなら電話でも対応しています。 注文のキャンセル、製造上の不具合については専用のメールフォームにて問い合わせをするシステムです。届いた商品が配送中のトラブルなどで破損していた場合、キャニオンが対応してくれます。不具合部分を写真撮影し専用のメールフォームで連絡します。

ドイツ本社からの返信になることも

日本からの問い合わせについては宛先やメール本文が日本語でも英語でもキャニオンジャパンのサービスセンターの対応になります。ただし、問い合わせの内容によってはドイツ本社からの返答となる場合があります。

定期的なメンテナンスについて

実店舗のないキャニオンのロードバイクのメンテナンスは、近くのサイクルショップにお願いします。しかしサイクルショップによっては自店での購入以外はメンテナンスはお断り、または作業料金を高く設定している場合もあるようです。 ブレーキの調整やタイヤの消耗などは定期的なメンテナンスが必要になります。この場合も自分でメンテナンスをしてくれるショップを見つけなければなりません。キャニオン本社が行う修理は製造上の不具合のみです。

おすすめの2018年モデル

2018年モデルのキャニオンのアルティメットタイプのロードバイクは、クライム専用マシンとして人気の高い商品となっています。

Ultimate CF SLX Disc 9.0 Aero

【参照URL https://www.canyon.com/ja/road/ultimate/2018/ultimate-cf-slx-disc-9-0-aero.html 】 軽量クラスのクライムバイクです。キャニオンが特別に作り上げたバイクで、ワイヤレスのeTapとHRD油圧ブレーキシステムからなるSRAM eTap HRDグループセットが組み込まれています。eTapは軽量の電動式シフトグループセットで加速も変速もスムーズです。混信を防ぐためのAIREAプロトコルを搭載しています。 油圧ブレーキは道路や気象の条件にかかわらずブレーキがよくきき、山岳の下りの道でもスムーズに走行できます。最高級の必要性を感じるそんな走りを体感できるのです。

Ultimate CF SLX Disc 9.0 SL

【参照URL https://www.canyon.com/ja/road/ultimate/ultimate-cf-slx-disc-9-0-sl.html 】 フレームは軽量の820gにSRAM eTapコンポーネントとHRD油圧デスクブレーキを組み合わせた完璧なクライミングマシーンです。油圧ブレーキを搭載したことにより、スピードのコントロールへの自信が持てます。SRAMのブラケットはさまざまな技術を詰め込みつつ最小限のサイズです。 ホイールは専用ホイールセットを使用します。軽量で耐久性の高いホイールがレースや長距離などにも挑戦可能となるのです。

Ultimate CF SLX Disc 9.0 Di2

【参照URL https://www.canyon.com/ja/road/ultimate/ultimate-cf-slx-disc-9-0-di2.html 】 「究極」を意味する名前を付けられたUltimate CF SLX Disc 9.0 Di2。フレームは軽量化したカーボン製で、高品質でハイテクとよばれるDura-Aceディスクブレーキを搭載、コントロールに優れたブレーキシステムとなっています。 小型軽量化されたリアディレーラーは変速もスムーズで、ギアはシマノ製を搭載しています。再調整の必要がない電動式です。 キャニオン独自のステムとハンドルの一体型ステム・ハンドルバー・ユニットで空力性能が高くなっています。フルカーボン製でブレーキやシフトケーブルは内臓が可能です。

キャニオンを乗りこなそう

ドイツのロードバイクのブランドであるキャニオンは実店舗がなく、オーダーはすべて公式サイトからの受付です。そのため、ほかのメーカーよりも価格は抑えられています。 ロードバイクとしては軽量タイプ。カーボン製のフレームを使用し、最新の技術がつめこまれたバイクは世界のトップレベルの選手にも使用されています。

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