ゴルフの上達には素振りが大事。No 素振り No ゴルフ

ゴルフの上達には素振りが大事。No 素振り No ゴルフ

2018.04.05

こちらでは、素振りの重要性について、ゴルフの上達法について語っています。みなさまのゴルフ上達のお手伝いに少しでもなれたらと思いますので、ぜひ一読してみてください。

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ゴルフ上達の近道は実は素振りにある

ゴルフが上手い男性はかっこよく見え、やはりモテる印象を受けます。ゴルフが上手いというのはどの程度のレベルなのか?ということを気にされるかと思いますが、基本的には70台、80台で回るとかっこいいという風な反応を受けます。意外とみなさんは練習=打ちっぱなしと考えている人が多いです。 忙しいから中々練習にいけないということで、練習しないという人が非常に多いです。しかし、それは勘違いなのです。いいスコアで回るためにはやはり日ごろからの練習が必要不可欠になりますので、今回は忙しい人や練習熱心な方に向けて自宅で出来る素振りの練習方法を伝授していきたいと思います。

ゴルフの上達に効果のある素振り練習

基本的に素振りでは、ボールを打つ時とは違い、自分の体の隅々までチェックできるというメリットがあります。したがって、素振りでは、形を追求することができます。ゴルフスイングにおいて大事な形=綺麗なフォームを素振りで身につけましょう。

スイングの正しい動きを身につける

基本的に素振り練習とは、スイングの正しい動きを身につけるためのもの。どのスポーツも共通して、素振りというものは大切。正しいフォームのことだけを考え、素振りをすることにより、自分のフォームの型が生まれてきます。この型が安定すると、フォームも安定し、ボールも安定してくるでしょう。 ゴルフでは、ボールが止まっているので、自分のスイングの再現性がとても重要。再現性を高めるには、正しいフォームを身につけることが一番効率的。そして、素振りのさらなる利点は、時間がなくてもできる練習ということです。お風呂前に5分、寝る前に5分など家での生活のリズムに取り入れることができるのでよいのです。1日5分の素振りをやる、やらないでかなり上達率が変わるのは事実です。 ぜひ素振りをして上達の効率を上げましょう。

ボールを意識しないで練習できる

素振り練習のメリットの1つとして、ボールの結果にとらわれずに練習できます。どうしてもボールを打ちながら練習をしていると、ナイスショットをした=よいスイングをしたと勘違いしてしまうのです。ゴルフでは基本的に正しくインパクトできればナイスショットが出るので、フォームの過程が悪くてもナイスショットする場合があります。大事なのは、ナイスショットを連発することです。そのためには、同じフォームで振り続けることができるというのが大切になります。つまり、ボールの結果に左右されない素振りがうってつけの練習になるのです。 鏡の前でスイングしたり、動画を撮影して、あとから見返しながら練習することで、正しいフォームが身につきます。

一振り一振りで実力を伸ばす

素振り一振り一振りが実力を伸ばすといっても過言ではありません。人間の体調や、体の好調、不調は毎日変わります。どんなコンディションの中でも同じスイングができるというのが非常に大事になってきます。人間は、毎日同じもの食べて、同じ睡眠時間、同じ行動が取れるわけではないので、どうしても毎日体のコンディションが変わります。しかし、それでも素振りをすることで解消されるのです。 素振りをした際に、気がつくことがたくさんあるのです。例えば、昨日は「腰を先行させるようにダウンスイングをしたら、上半身と下半身がリンクして上手くスイングできた」とします。しかし、今日は同じ意識でスイングをしているのに、「左の腰がスウェーしてしまう」という現象になることがあるのです。せっかく昨日発見した意識でスイングしても体のコンディションで変わってしまうのです。こういうことを繰り返していき、いざコースに出ると非常に役立つのです。 腰を先行させるようにスイングをしたら、調子のよいと感じる日と悪い日がありますが、コースの日のコンディションはどちらか当日にならないと分かりません。色々な意識のパターンを覚えることにより、その日のコースでの対応力が養われるのです。そのため、毎日の一振り一振りが非常に重要になり、その一振りで自分自身は上達をしていると実感しましょう。

具体的な素振りの練習方法

ここでは、具体的にどのような練習方法を用いたら上達するのか見ていきましょう。

タオルの素振りでしなやかなスイング

まずは、タオルでの素振りをとりあげます。この練習は、どんなに狭い家や、天井が低い家でも練習ができるので、誰でも実践できます。用意するものは、首にかけられる程度の長さの汗拭きタオルと鏡です。こちらを用意するだけでゴルフが上達。このタオルでの練習のポイントはフォームとインパクトのタイミングになります。 まずはフォームですが、理想としては、全身が映る縦長の鏡がよいですが、ない家もあるので、その場合は、通常の洗面台の大きさでもよいです。上半身が映ればひとまずよいでしょう。チェックポイントは、前傾、軸になります。しっかりと頭の位置が動かず、肩を回せているかに注目しましょう。鏡を見ながらバックスイングをして良いので、頭の位置がずれないように注意しながらタオルを振り上げます。頭の位置が右にずれないようにバックスイングをし、しっかり左肩があごの下に入っていると、前傾を保てていることにもなるので、こちらも確認しながらスイングしましょう。 細かいことにはなりますが、もしドライバーをイメージしての素振りの場合は、多少頭の位置」は動きます。足幅も広くなり、クラブも長くなるのでやや動いてしまうものです。基準として、右ひざよりも右に動いたら動きすぎという判断にしましょう。逆にアプローチのように小さい足幅で振る場合には、頭は一切動かないのが普通です。どのスイングでも右ひざをベースに判断してあげてください。 ダウンスイングでは、どのクラブでもハーフウェイフォローまで頭の位置は真ん中をキープするのが正しいです。右に残しすぎたり、左に突っ込みすぎないように頭のを真ん中で残しながらインパクト〜フォローを迎えられるようにしましょう。

スローモーション素振りで確実なスイング

スローモーション素振りでは、自分の体の使うべき、筋肉がよく分かります。通常のスイングスピードでは、平均的に2~3秒でフィニッシュまで行ってしまうので、どこに力が入っているかを感じにくいのです。 しかし、レッスンに行ったり、本を読んだりすると分かるのですが、腹筋に力を入れましょう。しっかり体重を右から左へ乗せましょうなど言われたり書いてあったりします。なかなか通常のスピードでただしくできているかを自分で判断するのは難しいことです。 そこでこのスローモーション素振りが登場するのです。目安として1スイング20秒かけてスイングするスピードでスイングしてみてください。腹筋、左手首、右足、左足の体重配分など本当によく分かります。そして、スローモーションで振ることにより、細かい角度などもよく見ることができます。 例えば、トップ時にやや左手が甲側に折れていたりすると、実際では、トップ時にフェースが開いているということになります。どうしても通常のスイングスピードでは、軸、体重、回転に目が行きがちなので、スローモーションで振ることにより、細かい部分が見られます。 スローモーションですると筋力も鍛えられるので非常におすすめです。

素振り用の練習器具でスイング

素振り用の練習器具は実はいろんなものがあるのですが、おすすめはこの2つになります。 ・室内用スイング練習器 ・スイングトレーナー こちらの2点になります。 室内用スイング練習器はヘッドの形がドライバーかアイアンになっており、インチが短くできています。短いので、家の中で振っても安全ということです。重さも重いので、手打ちになりにくいので、素振りには最適なものになっています。がっちりフォーム固めるのに最適なものになっています。 スイングトレーナーに関しては、形は棒のものが多いのですが、インパクトでカチっと音がするのです。カチっと音がするタイミングが早かったり遅かったりすれば、正しくインパクトできていない証拠になります。こちらは主に「フォームは綺麗なのに当たらないね」と言われる人に適しています。 フォーム、タイミングと同時に練習できるのでこちらもおすすめです。

屋外で連続して素振り

もし、一軒屋に住んでいたら、庭があると思いますので、庭でゴルフクラブをスイングするのも非常によいです。また、マンションやアパートに住んでいる人は屋上で素振りというのもよいです。 室内の素振りでのデメリットは、長いクラブのイメージがつきにくいことと、思いっきり振れないということです。たまには、連続素振りで思いっきりスイングをしないと、ヘッドスピードが下がってしまいます。連続素振りばかりするとフォームが崩れるので、割合的には室内7割、屋外3割の練習量でフォームに型が出来てくるのと、ヘッドスピードを維持できます。

素振りの練習のときに注意すること

  素振りでの練習時には、やはり考える、見るが大切になります。振るだけでは、正しいのか間違っているのかがわかりません。鏡、動画を用いて、見て、考えて、修正するというサイクルを作りましょう。

きれいなフォームをしっかり作る

基本的には、前述でお伝えしたとおり、フォーム作りがメインとなります。ただ振っていても身にならないので、しっかり分析しながら振るというのが大事になります。 常に課題をもって素振りをし、正しいフォームに近づけていくことが大切になります。

回数よりも納得のいく一振りを

素振りはたくさん振ればよいというものではなく、1回1回考えながら振ることが大切になります。 1,000回の素振りよりも100回の考えながらの素振りのほうが上達します。 これはボールを打つ練習の際も同じです。2時間ボール打ち放題500球よりも、2時間で考えながら50球の方が上達します。常に1振り振り反省したりしながらスイングしましょう。

手首とひじの関節を正しく使う

スローモーション素振りで細かな角度もしっかり見ていきましょう。 もしくは、スイングの部分部分で静止したいりして、チェックしていきましょう。トップで右ひじが開いていないか、ただしくコックできているかなどを確認してください。 フォローで左肘は引けていないかなども重要になりますので、動きが見える速さでスイングしましょう。

素振り練習でゴルフは確実に上達する

素振りでの上達についてチェックしてきましたが、素振りをすればフォームはちゃんと身につきます。フォームがよければ、どんどんよいショットも増えていきます。素振りをすることで、変な癖が付く前に、再現性の高いフォームが身に付きやすくなります。ボールは常に止まっているので、自分のフォームを固めてしまえば、相当有利になります。 だまされたと思って毎日の素振り練習を取り入れてみてください。

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