新型モデルのレクサスESが日本で新発売。その車の魅力に迫る

新型モデルのレクサスESが日本で新発売。その車の魅力に迫る

2018.05.08

レクサスの上級新型モデル、レクサスESが2018年にフルモデルチェンジをする予定です。まだ日本では発売になっていませんが、この新型から日本で待望の発売になる予定と言われています。日本で発売される新型レクサスESの特徴や魅力はなんでしょうか。

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新型レクサスESの特徴は

レクサスESは1989年からアメリカで発売されている車種で、日本でレクサスブランドを展開するにあたり、ESは発売されませんでした。2018年にGSの後継モデルとして、フルモデルチェンジするレクサス新型ESでは、ほぼ同じボディサイズを持ち、日本でも販売されている上級セダンのGSを統合して販売されます。 ではその新型レクサスESの魅力とは一体なんでしょうか、またどのような特徴のある車でしょうか。詳しくご紹介します。

レクサスESとは

レクサスとはトヨタブランドの高級ブランドシリーズです。またレクサスシリーズには、さまざまなシリーズが現在は販売されています。その中でレクサスESはセダンシリーズの一つです。ではそのレクサスESとはどのような車でしょうか。

レクサスブランドスタート時に発売された

レクサスESは、1989年にアメリカ合衆国内で展開が開始されたトヨタ自動車の高級車ブランドシリーズの「レクサス」モデルの一つです。また1989年当初から、25年間の販売台数は170万台と素晴らしく、実績と歴史のある車です。そしてレクサスESの車名の由来は「エグゼクティブセダン」の略称です。 アメリカで1989年にレクサスブランドが立ち上げられたときから、フラッグシップセダンの「LS」と共に発売され、日本国外ではSUVの「RX」と並ぶ、レクサスシリーズの量販モデルです。また初代は、V型6気筒エンジンを搭載したトヨタ・カムリベースのデザインを採用していました。

5代目以降は北米など海外での販売のみに

レクサスESは、中国や上海・韓国など、2代目から4代目までのモデルはトヨタ・ウィンダムの名称で販売されていましたが、5代目以降は北米、中東、中国、韓国、台湾などの地域でのみの海外専用モデルとして、販売されています。また国内ではトヨタ・ウィンダムとしては1991年から2006年まで販売されて、ウィンダムの生産終了後の後継モデルは、レクサスHSの姉妹車であるトヨタSAIでした。 また2012年に登場した現行モデルの6代目は、ベース車をそれまでのカムリから、北米でトヨタのフラッグシップとして販売されているアバロンに変更されています。

新型レクサスESはどんな車なのか

レクサスESは、とても歴史のある素晴らしい車です。では今回出る予定の新型レクサスESは、いったいどのような特徴があるのでしょうか。レクサスESの特徴をご紹介します。

ほぼ同サイズのFRセダンGSを統合

新型レクサスESは、ほぼ同じボディサイズを持つFRセダンGS「グランツーセダン」を統合して、今回上級セダンとして、またスポーティさのあるデザインで日本に導入されます。そして日本ではGSの後継モデルとですが、駆動方式はGSのFRレイアウトから、ESの現行モデルと同じFFレイアウトになり、そしてハイブリッドモデルも発売されます。 またトヨタは2017年1月に、日本特許庁に「レクサスES300h」という名称を、日本で商標登録申請をしたのを確認しています。発売は2019年中旬と言われています。

フルモデルチェンジをしたトヨタカムリがベース

現行のレクサスESは、カムリがベースではなく、カムリよりも一回り大きいアバロンがベースとなっています。しかし新型ESはフルモデルチェンジした新型カムリをベースに作られます。しかし新型カムリとは違い、2リッター直列4気筒エンジン搭載のES200 、2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを取り付けたハイブリッドモデルのES300h、3.5リッターV型6気筒エンジン搭載のES350の3種類のラインナップです。 またレクサスは新開発LEXUSプラットフォーム「GA-L(Global Architecture for Luxury)」を新型LSやLCに採用しており、今回新型レクサスESにもこのプラットフォームを採用します。

新型レクサスESの外装と内装のデザインは

新型レクサスESは、高級セダンとして発売されます。では新型レクサスESのエクステリアとインテリアのデザインはどのようなものになるでしょうか。

フロントフェイスはスピンドルグリル採用

新型レクサスESのフロントフェイスには、レクサスシリーズのブランドアイコンのスピンドルグリルを採用し、デザインをより強調したメッシュパターンです。なぜならレクサスESはラージサイズの4ドアセダンで、2012年のフルモデルチェンジをした時に、このスピンドルグリルを採用しているからです。またヘッドライトは2眼のプロジェクター式を採用し、切れ長の形にデザインをしています。

FRセダンのGSを統合することでスポーティに

新型レクサスESのデザインを、現行モデルと比較すると、ボディラインがよりスマートに変化しています。またFRセダンのGSを統合することで、スポーティさを出したデザインになっています。またレクサス新型ESのボディサイズは、外装デザインの変更などにより若干の違いができますが、ベースになっているカムリとほぼ同サイズです。 ですからボディサイズは、現行モデルのESと統合されるGSともに大きな変更にならず、両モデルの既存ユーザーも違和感なく選択できる設定になるのではないでしょうか。

内装は上質なセダン仕様に

新型レクサスESのインテリアは、現行カムリのレイアウトがベースですが、プレミアムブランドのレクサスの専用素材を使用し、デザインすることで、上質なセダンの内装に仕上がります。また最新プラットフォームのTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)を採用することで、フロア高を従来のレクサスESよりも20mm下げ、低い全高ながらも広い室内空間を確保します。 そしてハイブリッドモデルはハイブリッドバッテリーの搭載位置も低くすることで、荷室容量を拡大され、広い室内を確保できます。

新型レクサスESのスペックの特徴は

新型レクサスESは、現行のモデルよりもパワースペックは上がると言われています。全てにおいて一つ上以上のスペックの新型がでると予想されます。ではどのようなスペックの特徴なのでしょうか。

新開発LEXUSプラットフォームを採用

新型レクサスESは、TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを基盤とした、新しいLEXUSプラットフォーム「GA-L(Global Architecture for Luxury)」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用されます。これは高い空力性能を実現し、また骨格構造を最適化することで、ボディのねじり剛性が向上し、走行性能と燃費性能が飛躍的に上げることができます。

ハイブリッドシステムは小型化されたマルチステージハイブリッドシステム

新型レクサスES300hのハイブリッドシステムは、小型化されたマルチステージハイブリッドシステムを採用し、バッテリーの位置などが大幅に変更となっています。?これはエンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上します。また小型・軽量・低損失化技術と、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能と低燃費を高次元で追求しています。

高速燃焼技術と可変制御システムの採用

レクサス新型ESのハイブリッドモデルとなるES300hには、現行カムリに採用された直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン「Dynamic Force Engine」という最新のハイブリッドシステムが搭載されます。これにより緻密な制御による高レスポンス化と、全速度域での高トルク化など、多くの新技術を採用し、全面的に見直しをしたことで、大幅に進化しました。

世界トップレベルの伝達効率を達成

レクサスESのクラッチは、機構内の摩擦材形状を最適化し、回転時のクラッチの損失トルクを約50%低減(従来型6速AT比)するDirect Shift-8AT/10ATを採用しています。そして低中速域を中心に、各段の使用領域を最適化するクロスギヤの8速10速オートマチックトランスミッションを採用しています。これにより世界トップレベルの伝達効率を達成しました。

先進の予防安全パッケージを搭載

新型レクサスESには、先進の予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を搭載しています。Lexus Safety System + は、全面改良を受けたレクサスLSに搭載されたシステムです。これはミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保します。またそれ以外に、歩行者検知機能付衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能とレーダークルーズコントロールも装備しています。

新型レクサスES2019の発売日は価格は

新型レクサスESがどれほど高性能な車か理解できたのではないでしょうか。では新型レクサスESの発売日はいつになるでしょうか。また価格はどのくらいになるでしょうか。

2018年の秋が有力か

新型レクサスESの発売時期は、諸説ありますが、2018年の秋口の8月末?9月にアメリカのモーターショーのワールドプレミアで発表し、10月頃正式に発売が開始されるのではないかと予想されます。また諸説ありますが、新型レクサスESの日本発売は、北米での発売の後が有力と言われています。

価格は400万円台後半位か

新型レクサスESの価格ですが、今のレクサスHSとレクサスISの間の価格になると言われています。レクサスHSの価格が434万円~で、レクサスIS300hの価格が515万円~になるので、新型レクサスESの価格は、400万円台後半となるのではないでしょうか。 参考として、北米では現行型のレクサスES350は$38,950で、ES300hは$41,820です。これは日本円に換算すると、ES350は415万円、ES300hは445万円です。

売上好調なレクサスLSの新型LS500FSPORTモデル

レクサスは2017年10月にレクサスLSの新型LS500FSPORTモデルを発売しました。発売当初から売上が好調な人気があるモデルです。ではこのレクサスLS500FSPORTモデルの特徴とは一体なんでしょうか。

高級感に加えスポーティも意識したデザイン

新型レクサスLS500FSPORTモデルは、今回LS500・LS500hの両モデルに設定されています。またエクステリアは、フラッグシップコンセプト「LF-FC」のデザインを採用し、そしてボディタイプをロングボディ仕様のみになっています。ですから高級感に加え、スポーティも意識したデザインです。

快適な運転のためのくつろぎのインテリア

レクサスLSのインテリアは、上下で異なる構成の広がりと安心感のある構造で、レクサスのフラッグシップにふさわしい上質で快適なデザインです。ですからどのようなドライバーの体格でもフィットする運転席となっており、長時間座っていても運転に集中できるコクピットです。 また行灯、脇息をイメージしたライティングとアームレストを採用し、日本の美しさを表現した伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的なインテリアを実現しました。

新技術によるエモーショナルな走りを実現

レクサスLS500FSPORTには、新開発V型6気筒3.5?ツインターボエンジンとV型6気筒3.5?マルチステージハイブリッドシステム搭載しています。LS500には、出力アップとギヤ数が2段増えた10速ATを、そしてハイブリッドモデルのLS500hには、新型の「マルチステージハイブリッド」を搭載しています。ですから新技術による滑らかな加速が可能になり、エモーショナルな走りを実現します。

レクサスならではの快適装備と安全技術

新型LSには、安全技術「Lexus Safety System +」に加えて、さらに高度な運転支援と衝突回避支援を実現した先進予防安全パッケージ「Lexus Safety System + A」が採用されています。それ以外にも、車線維持・車線変更支援を可能にした高度運転支援技術「Lexus CoDrive」も採用されています。 またレクサスならではの、ドアトリムやシートバックがつながる構造の人間工学に基づいたリアシートに、ヒーターやリフレッシュ機能を操作できるタッチパネルもシートに設置されており、快適な空間を作っています。

新型LSの価格は980万円〜

新型LSの価格は、9,800,000円〜16,800,000円(消費税込み)に設定されています。LS500が980万円~1540万円で、LS500hが1120万円~1680万円の価格設定です。

次世代の車新型レクサスに期待しよう

レクサスはこれからも、ご紹介した新型レクサスESとレクサスLS500FSPORTのような、スポーティさと高級感を兼ね備えたデザインと、またレクサスならではの長時間乗っても運転が楽しく、そして車に乗ってるの忘れるような快適な空間や、高い性能の安全装備を持った車がこれからも登場してきます。 また技術はどんどんと向上していくので、これからのレクサスブランドには注目ではないでしょうか。次世代の車、新型レクサスに期待しましょう。

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