レーサーには2つの種類がある
バイクの「レーサー」は大きく分けて2種類があります。1つはサーキットを走る競技専用車両。もう1つは競技専用車両を公道向けに馬力や保安部品をつけて競技専用車両そっくりなスタイルにして販売した“レーサーレプリカ”というものがあります。 ここでは競技専用車両やレーサーレプリカなどを詳しく説明していきます。レーサーという車種について
レーサーとは一般的に競技専用車両を指し、公道は走行不可です。エンジンやマフラーは保安基準は満たしておらず、保安部品も取り付けられていません。競技専用車両として使われるバイクを指す
オートバイのレースは大きく分けて「オンロード」、「オフロード」、「トラックレーシング」、「トライアル」の4つに分けられます。 「オンロード」レースはアスファルトで舗装された「サーキット」と呼ばれるレース場や、一般公道をレース開催期間中に限定的に閉鎖しサーキットとして設定される競走路などがあります。「オフロード」、「トラックレース」、「トライアル」は未舗装のコースや高低差や傾斜がついたコースで競技を行うものです。 競技場は一般車両や歩行者が入れない閉鎖された場所や一時的に閉鎖した公道、または山岳道を仕様して行うため、公道を走るために必要な保安部品を必要としません。見た目のデザインは各競技に合わせて流線型であったり、未舗装道路走れるように車高が高かったりします。