バルミューダのスマートヒーターの魅力とは|その性能と特徴に迫る

バルミューダのスマートヒーターの魅力とは|その性能と特徴に迫る

2018.07.10

家電メーカー「バルミューダ」のスマートヒーターは、従来の暖房機器のイメージを覆す性能をもったヒーターです。セントラルヒーティング、オイルヒーターに続く第3のヒーターといわれています。その特徴や魅力、入手方法などについてお伝えします。

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バルミューダのスマートヒーターの性能は

家電を主力製品として取り扱っている「バルミューダ」のスマートヒーターは、従来の暖房機器のイメージを覆す、先進的でクリーンなヒーターです。 見た目はオイルヒーターに似ているのですが、オイルは使用しません。まったく新しい構造である独自のアルミラジエーター方式を採用。熱伝導性の高いアルミニウム素材を使用することで、オイルヒーターの約5倍の速度で部屋を暖めることができます。 オイルヒーターの快適性はそのままに、温まるまで時間がかかったり、電気代が高くなったりするオイルヒーターのデメリットを解消したスマートヒーターとは一体どんな性能を持っているのでしょうか。その魅力について迫っていきましょう。

バルミューダのヒーターの特徴

オイルヒーターを超えるといわれるバルミューダのスマートヒーターには、どんな特徴があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

快適な目覚めが期待できる

部屋全体をやさしく暖めてくれるスマートヒーターは、寝室に最適な暖房機器として知られています。就寝時には「ロイヤルスリープモード」に設定するのがおすすめ。起床時刻を設定して、ロイヤルスリープモードを起動させると、低温運転に移行します。 冬の時期の睡眠に適した室温は15~16℃といわれています。低温運転により、睡眠中は快適な15~16℃を保ち、設定した起床時刻の1時間前から少しずつ部屋の温度を上げ、起床時刻を迎えた段階で室温が20℃になるよう、自動運転してくれます。 快適な睡眠と快適な目覚めの両方を実現させてくれるヒーターといえます。

スマホからの遠隔操作

外出するときに気がかりなのが、暖房機器の消し忘れ。暖房機器をつけっぱなしで出かけてしまうと、火事を引き起こすリスクがあります。消したかどうか不安な気持ちのまま1日を過ごすのは気が気でないでしょう。 スマートヒーターには、Wi-Fi通信機能がついています。自分のスマートフォンにバルミューダの家電マネージメントアプリ「uniauto」をインストールしてWi-Fiに接続することで、外出先でもヒーターの運転開始や停止、24時間のタイマー運転を管理することができます。 消し忘れの不安を解消できるだけでなく、寒い部屋に帰る心配も不要です。帰宅前にヒーターの運転を開始しておけば、暖かい部屋があなたを待っています。

前後方向への移動が可能

暖房機器は重くて移動がさせづらく、掃除のときに不便という問題点がありました。その点スマートヒーターは、押したり引いたりすることで、簡単に前後に移動させることが可能です。横方向への移動はできませんが、前後方法にさえ移動できれば、掃除の際にはまったく問題ありません。 簡単に移動させることができるというと、倒れやすいのではないかと心配になる人もいるでしょう。でも安心してください。スマートヒーターは、低重心設計によって法定基準を上回る耐転倒角を実現、倒れにくい構造になっています。またモーションセンサーによって、震度4相当の揺れや衝撃、本体の傾きなどを感知して、異常時には運転を自動でストップしてくれます。

濡れタオルで乾燥を予防できる

バルミューダのスマートヒーター2には、専用のタオルハンガー「Towel Hanger for SmartHeater」がオプションとして準備されています。このタオルハンガーを取り付けることによって、濡れたタオルを乾かすことができるだけでなく、室内の過度な乾燥を防ぐこともできます。乾燥と加湿と両立する一石二鳥なアイテムです。 タオルハンガーはマグネット式なので、取り外しが簡単。好きな場所に取り付けることができ、不要なときは取り外して収納してしまえばじ邪魔になることもありません。

バルミューダスマートヒーターの使い方

バルミューダのスマートヒーターには、さまざまな機能がついています。その高いスペックを最大限に活かすためにも、使い方について、事前に習得しておきましょう。

メニューの選択方法

運転状態を表示しているときに、本体の操作部にある「クイックホール」をクリックすることで、メニュー選択画面になります。このクイックホールを回転させたりクリックしたりすることで、温度の設定やモードの選択や決定など、ほとんどの操作が可能になります。 クイックホールで選択できるメニューには次の5つがあります。
  • ロイヤルスリープ
  • マニュアル
  • 24hタイマー
  • セッティング
クイックホールを回転させて、画面をスクロールさせてることで、設定したいメニューを選ぶことができます。

設定温度の調節方法

温度を設定すると、室温が設定した温度に近づくように運転してくれます。温度の設定に使うのも「クイックホール」。スマートヒーターの運転を開始した状態で、クイックホールを回転させることで設定温度を調節することができます。設定温度は10℃~28℃のあいだで調節が可能です。 初回に運転させたときには、設定温度は20℃で運転を開始します。まずは、初期値で試運転をしてみて、好みの温度に調節すると適温をみつけやすいでしょう。 なお、ロイヤルスリープモードの低温運転のときは、10℃~20℃のあいだで好みの温度に設定することができます。

自動学習運転の学習方法

スマートヒーターには、自動学習運転機能(オートラーンモード)があります。ユーザーの温度調整の操作から、時間帯ごとにユーザーが快適と感じる温度を学習していきます。過去の温度調整のデータから最適な設定温度を算出して運転してくれる画期的な機能です。 操作は簡単。オートラーンモードに設定した状態で、寒いと感じたら設定温度を上げ、暑いと感じたら設定温度を下げるだけです。その操作を自動学習し、ユーザーに合った設定温度を算出してくれるのです。回数を重ねるごとに精度は高くなってきます。

本体の設定方法

メニュー選択画面で、「セッティング」を選択すると、「本体の設定」というメニューが出てきます。「本体の設定」を選択することで、スマートヒーター本体の設定をすることができます。 操作音量や表示の明るさといった基本設定だけでなく、ラジエーターの表面温度の上限を変更したり、オートパワーオフの設定を変更したりすることも可能。安心と安全をより確実にするための機能も備わっています。

バルミューダのヒーターに関する注意点

バルミューダのスマートヒーターに興味がわいてきて、購入したいと考えている人もいるでしょう。スマートヒーターは購入するにあたり注意しなければいけない点があります。購入を焦らず、事前に注意点を確認しておきましょう。

生産終了のため通販サイトからのみ購入可能

バルミューダのスマートヒーターの3モデルは、残念ながらメーカーによる生産が終了しています。バルミューダの公式サイトでも購入することはできません。購入できるのは、Amazonなど、一部の通販サイトからのみとなっています。 新規販売の予定がないため、入手は困難な状態になりつつあります。購入を検討している人は早めに手配することをおすすめします。

wifi非対応のモデルもある

スマートヒーターには、Wi-fi対応モデルとWi-fiに対応していないモデルがあります。Wi-fi対応機能によるスマートフォンでの遠隔操作をしたい場合には、Wi-fi対応のものを選びましょう。 ちなみに、2013年に発表された「ESH-1000UA」と2014年に発表された「ESH-1100UA」は、UniAuto対応のWi-Fiモデルですが、2014年に発表されている「ESH-1100SD」は、UniAuto非対応のスタンダードモデルです。購入の際には、よく確認しましょう。

同時に換気扇は使用しない

スマートヒーターと同時に換気扇を使用すると、ヒーターによって暖まった空気が外に排出されてしまいます。せっかく部屋を暖めているのに、寒く感じてしまうことがあります。 匂いが強い料理をしたり、ごはんを食べたりしたあとなど、換気扇を回しておきたいときもありますが、部屋がなかなか暖まらないと感じたときには、状況に応じて換気扇を停止した方がいいでしょう。

開梱作業は二人で行う

スマートヒーターは、商品が届いたときの梱包状態では20㎏以上の重量があります。梱包から出した本体だけでも17㎏あります。一人での箱から取り出すのは転倒などによりケガをする恐れがあって危険です。開梱作業は必ず二人で行いましょう。 梱包に使われている箱は、上面と正面のフタがすべて開く作りになっています。双方のフタを開いて、上部の発泡スチロールを外したら、二人で本体を箱から取り出します。本体のトップフレームを持って持ち上げるのがスムーズに取り出すポイントです。 ケガをしないためにも、またせっかく購入したヒーターを壊さないためにも、一人では作業しないようにしてください。

スマートヒーターで快適な室温を維持しよう

バルミューダのスマートヒーターは、ユーザーが快適に過ごすために考えられた機能を持ったヒーターです。部屋を暖めるペースは上がっているのに、電気代は安く抑えることができる画期的な暖房機器は、ぜひとも購入を検討したいところです。 ただし、スマートヒーターは残念ながらメーカーによる生産をすでに終了しています。手に入れることができる機会は残りわずかかもしれません。快適な室温で日々の生活を送るためにも、ぜひとも購入したいという人は、まずは通販サイトを確認してみましょう。在庫が確認できたときは、購入のチャンスと考えましょう。

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