街乗りもOKなヘルメットが欲しい 街中の移動に非常に便利な自転車、しかし自転車での移動は常に危険と隣り合わせです。安全面を考えるとヘルメットを着用しようと思う方もいるのではないでしょうか。街乗りで使うならおしゃれな物が欲しいですが、どのようなヘルメットを選んでいいかわからないと思うかもしれません。今回ご紹介する様々なタイプのヘルメットから自分の好みのものを探してみてはいかがでしょうか。 ヘルメットを着用する理由がある。 ヘルメットを着用するのは安全面で多くの理由があります。また、気になる保険や法律についてもご紹介します。 安全性とスタイリッシュさを兼ね備えたもの ヘルメットと聞くとあまりかっこいいというイメージはないかもしれませんが、自転車の街乗りでのヘルメット着用では安全性と見た目のスタイリッシュさを両立させたいです。一口にスタイリッシュなヘルメットといっても豊富なデザインがあり、最近は一見ヘルメットに見えないような製品もあります。 おしゃれなヘルメットを着用するだけで印象はガラッとかわるかと思います。多種多様なヘルメットの中から安全性でも見た目でも満足するものを着用しましょう。 頭部損傷の場合に損傷度が8割減 ヘルメットを着用することで自転車事故での頭部の損傷度が約8割減少するといわれています。このことから頭を守ることが非常に重要なため安全性8の高いヘルメットを選びたいです。安全性の目安としてSGマークやJCFマークがあります。 SGマークは製品安全協会が安全な商品であると認めた製品に付けられるマークです。また、JCFマークとは、SGマーク表示の持つ製品の中でJCF(競技自転車連盟)に認められた製品に付けられるマークです。安全であると認められこれらのマークのついたヘルメットがおすすめです。 JCFマークには公認マークと推奨マークとがあり、公認マークのついたヘルメットでしか、競技自転車連盟主催の大会に出場することができません。推奨マークは大会には出場できませんがJCFの定める基準をクリアしている商品のため安全なものには変わりありません。レースに出場するつもりがないなら公認マークにこだわる必要はないかもしれません。 ヘルメット着用中の死亡保険特約がある 自転車事故による、高額な賠償金を請求されるなどのケースがあることをうけて、自転車保険に加入する人も増えているようです。数多くある自転車保険ですが、au損保自動車保険の「Bycle(バイクル)」には、ヘルメットに関する少し変わった補償があります。 安全基準をクリアしたヘルメット着用中の、自転車死亡事故が発生した際に、死亡保険金+100万円が支払われるという内容です。安全基準をクリアしたヘルメットには、上記のSGマークの付いたヘルメットなどが含まれます。このような保険があるのは安全性の高いヘルメットを着用することで事故によって死亡する確率が低くなるともいえるのではないでしょうか。 着用義務はない自由な選択 自転車に乗る際のヘルメットの着用については道路交通法では13歳未満は努力義務(一部地域条例では大人も)と定められていますが、大人については基本的に義務等はありません。そのためヘルメットを着用せずに自転車に乗っても法令違反とはならず、罰則等もありません。しかし、思いもよらない事故にあってしまうのに大人も子供ありません。不慮の事故から身を守るためにも自転車に乗るときにはぜひヘルメットを着用しましょう。 2018年4月から北海道では大人にもヘルメット着用の努力義務の条例が制定されました。制定後もヘルメットを着用している人はあまり多くないようですが、努力義務なので同じように罰則はありませんが、これからほかの自治体でも同じような条例が制定されるかもしれません。 洋服にも合わせやすいおしゃれなヘルメット 自転車用ヘルメットの中には一見ヘルメットに見えないようなものもあります。街乗りにもピッタリなおしゃれなデザインのヘルメットを紹介します。 アブス Metronaut 「ABUS(アブス)」はドイツに本社を置く鍵メーカーで、自転車用の鍵は頑丈なことが有名で日本でも販売されています。そのアブスから販売されている街乗り用ヘルメット「Metronaut」は乗馬用ヘルメット調になっており、軽量で通気性の良い商品でサイズ調整も簡単に行えます。 カラーバリエーションも3パターンあり、赤のチェックはワンポイントのカラーアイテムにもなり、ブラウンのチェックはリッチでおしゃれな印象、ブラックはシックで大人な印象を与えます。普段の服装に合わせて自分のお好みのカラーを選びましょう。 ヘルトプロ Muts Lumberjack Ren-Maat 「HELT-PRO(ヘルトプロ)」は日本でもヨーロッパでも人気のメーカーです。「Muts Lumberjack Ren-Maat」はグレー主体でモノトーン調ボーダーのニット帽タイプヘルメットで、ヘルメットでは珍しく耳が隠れるようになっていて安全面にも優れています。合わせやすいカラーで見た目はニット帽に見えるので普段の服にあわせてさりげないおしゃれ感を演出できます。 ヘルトプロ MUts 同じく「HELT-PRO(ヘルトプロ)」から発売の「MUts」は、冬用ヘルメットでボアがついており見た目のおしゃれさはもちろん、顔を覆う部分の裏地もボア生地のためとても暖かく防寒にもなります。冬に自転車に乗るのは億劫だと思う方はに着用してみてはいかがでしょうか。また、白を基調としているため、ホワイトカラーの自転車に合わせることで統一感が出てスタイリッシュに感じます。ホワイトカラーの自転車に乗る方には特におすすめの商品です。 ジロ REVERB 創業30年と比較的新しいブランドでありながら多くのサイクリストに支持される「GIRO(ジロ)」の人気商品「REVERB」は定番のクラシックスタイルで街乗りのために作られた商品です。軽量さと頑丈さを併せ持ち、シンプルでスタイリッシュなデザインで街乗りに最適です。カラーも落ち着いたものから派手なものまで様々なのでお気に入りの商品が見つかるかと思います。 ベンチレーションありのおしゃれヘルメット 夏場に気になる蒸れなどによる不快感を軽減するベンチレーション(通気穴)ありのヘルメットの中でも、街乗りにも使えるスタイリッシュなものを紹介します。 OGK カブト FIGO 「OGK カブト」はJCF公認国内メーカーで安全面に非常に優れています。「FIGO」は初めてヘルメットを着用する方にもおすすめの商品で、レースにも使用可能な本格モデルです。リアリフレクター搭載のため車から視認されやすく夜間でも安全に街乗りすることができます。A.Iネットを採用することで虫の侵入を防ぐだけでなくフィット感を重視する方にもおすすめになっています。 ジロ CINDER MIPS 「GIRO」の「CINDER MIPS」はJCF公認で上級モデルの性能とスタイルで、トップクラスのクーリングパワーを持ち、超軽量、フィットの強弱と縦方向の位置を、片手のダイアル操作で簡単に調整できるRoc Loc? 5フィットシステムにより最上のフィット感を実現しています。空気抵抗もおさえられていて、頭部への衝撃を減少させる新テクノロジーMIPS搭載のワンランク上のヘルメットと言えます。機能性重視の方に特におすすめな商品です。 メット RIVALE HES 「MET(メット)」の「RAIVALE HES」はクラス最軽量のオープンエアロロードヘルメットです。HESテクノロジーを採用しているため軽量さと頑丈さを両立させています。背面のベンチレーションが大きく開いているためエアロ効果を維持し、最大限のクーリング性能を発揮します。ヘルメットは蒸し暑いと思う方もこのヘルメットを着用すればイメージが変わるかもしれません。 カスク INFINITY 「KASK(カスク)」の「INFINITY」は人間工学に基づいた超軽量アジャストシステム、OCTOFITを採用することで西洋人と比べて一般的に顔の横幅が広いと言われる東洋人にもフィットするように設計されています。 ヘルメットのフィット感を重視したい方、今までのヘルメットが合わなかった方にもおすすめの商品になっています。シンプルなデザインでどのようなファッションに合わせても違和感なく着用できるでしょう。 ヘルメットで安全にポリシーをセンス良く ヘルメットの着用が自転車の街乗りを安全にすることはもちろんですが、その辺で買ったヘルメットを着用するのではなく、こだわり抜いたものを着用することで周りより一歩先を行くことができます。ヘルメットがださいというイメージの時代はもう終わりかもしれません。お気に入りのヘルメットであなたもおしゃれなサイクリストになりませんか。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05