ドローンにカメラを付け空撮を楽しもう|飛ばすときの注意点も確認

ドローンにカメラを付け空撮を楽しもう|飛ばすときの注意点も確認

2018.07.03

ここ数年で一気に普及した無人航空機ドローンですが、現在さまざまなことに活用されています。その中の一つが空撮です。初心者からプロまでさまざまな人が空撮を行っています。今回は、ドローンを使って空撮するときのドローンの選び方を見ていきます。

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ドローンでカメラ撮影する際の選び方

ここ2~3年で普及し始めた無人航空機のドローンですが、このドローンを使うことにより気軽に空撮ができるようになりました。YouTubeなどの動画投稿サイトやインスタグラムなどのSNSに多くの空撮写真や動画が投稿されています。 またドローンにもさまざまな種類があり、空撮に向いているものと向いていないものがあります。今回はそんなドローンを使って空撮をするときの機体の選び方や注意すこと、おすすめの機体を見ていきます。 ドローン

ドローンを飛ばす前に注意すること

まずはドローンを飛ばすときに気を付けなければならないことがあります。簡単に飛ばすことができるドローンですが、さなざまな注意点や規制されていることがあるのです。

規制に気を付ける

過去にドローンによる事件や事故が起こっていることから、さなざまな規制があるので注意が必要です。おもに航空法で厳しく規制されており、空港周辺での飛行や上空150メートル以上での飛行、夜間飛行や大勢の人がいる場所での飛行などが制限されています。 基本的に航空法で規制されているのは200g以上の機体が制限されていますが、それ以下でも規制対象になる場合もあるので注意が必要です。また法律だけではなく都道府県などの条例によって制限されている場合もあるので確認をする必要があります。

私有地内でも規制の対象

さまざまな規制があるドローンですが、私有地内も規制の対象になります。特に飛行制限エリア内は河原の人気のないところや私有地でも規制対象なので注意が必要です。 また第三者の私有地の上空を飛ばすのも、法律以前にモラルの問題もあるので気をつける必要があります。ですが小型の小さなドローンに関しては、自宅の室内での使用は可能です。 ドローン

ドローンを選ぶ時のポイント

ドローンを飛ばすときに気をつけないといけないことはわかりました。続いてはドローンの選び方について見ていきます。

初心者は操縦の簡単な小型か廉価タイプで経験を積む

まずドローン初心者がやるべきことはドローンの操縦に慣れることです。ドローンの操縦は高価なものや大きなものになるほど難しくなります。 そのため、初心者はまず小さくて価格もお手軽な製品を購入するのがおすすめです。その購入した機体でドローンの操縦に慣れて安全に飛ばせるように練習します。

重量から選ぼう

ドローン選びは重量が肝心になってきます。重たい機体ほど操縦が難しく、初心者にはおすすめできません。 ドローンの機体はトイ・ボビードローンと呼ばれる200g未満の期待とそれ以上の機体に分けることができます。規制の部分でも触れましたが、200g以上の機体は航空法の規制対象になってしまうので、不安な人は200g以下の機体を選ぶのがおすすめです。

操作するにもいろいろある

ドローンの操縦方法には何種類かあります。専用のコントローラーを使って操縦する方法や、スマホやタブレットに対応した専用のアプリを使って飛ばせる機体もあります。 安全にドローンを飛ばすためにも自分に合った操縦方法のものを選ぶようにするのがおすすめです。

性能でドローンを選ぼう

やはりドローンは性能が重要になってきます。連続飛行できる時間もですが、安全にドローンを飛ばす機能も重要になってきます。操縦ができなくなってしまっても自動で着地する機能を搭載したドローンも発売されています。 またドローンにも搭載されているカメラの性能もさまざまで、カメラ自体がないものや4Kできれいな映像を取れるカメラを搭載しているもの、リアルタイムの映像を確認しながら撮影することができるものなどさまざまあります。自分がどのような空撮を行いたいか考えて買うと間違いありません。

海外製のドローンをそのまま日本国内で利用するときの注意

現在発売されているドローンは国内で生産されているものだけではなく、中国やアメリカなどの外国で生産販売を行っているものを輸入して販売されている機種もあります。そのような輸入されたドローンには注意点があります。必ず技術適合マークのが取得されているかどうか確認することが必要です。 ドローンは無線で電波を飛ばして操縦しますが、日本では電波法で使える電波の帯域が決められています。その決められた帯域のものを使わないと違法行為にあたるわけですが、技術適合マークのついていないドローンを飛ばすことがこれにあたります。外国製のドローンを購入するときは技術適合マークがついているか確認する必要があります。

ドローンの連続飛行時間

ドローンはバッテリーで飛んでいるため、連続して飛べる時間が限られてきます。また安全にドローンを飛ばすためにも連続飛行の可能な時間を把握しておくのはとても重要です。 機種によって連続飛行が可能な時間は変わってきますが、初めてのドローンは10分も飛べれば十分です。

初心者は5,000円前後かプロペラ4基のものを

最初の方でも触れましたが、初心者はまずドローンの操縦に慣れることが肝心です。そのためまずは安価な製品で練習するのがおすすめです。またプロペラの数も重要になってきます。 機体が安定しつつ操縦しやすいのは4基のプロペラがついたドローンです。初めてドローンを購入して扱う人は4基のプロペラのついた5,000円程度のドローンがおすすめです。 ドローン

初心者向けのおすすめのドローン

ここまでドローンを飛ばすときの注意点や、ドローンの選び方など詳しく見てきました。それを参考に初心者におすすめの1万円以下で買える、カメラなしで練習にも向いているドローンをいくつか見ていきます。

Holy Stone ミニドローン 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ マルチコプター

中国のドローン販売会社Holy Stoneの5,000円台とリーズナブルな価格のドローンです。重量は約42gと軽量ながら、自動帰還機能や機体の傾きを検知するジャイロ機能が搭載された高性能なドローンです。 日本国内での認証も済んでおり、日本でも安心して利用することができます。またラジコンのように専門のリモコンで操縦するのも簡単なので、初心者がドローンの操縦になれるために最初に買うドローンにぴったりで

ドローン ヘッドレスモード 初心者向き 国内認証済み

DBPOWERから発売されている5000円台とリーズナブルな価格のドローンです。初心者に優しい低底モードと高速モードの2種類のモードがあります。 日本国内での認証も完了しており、日本国内で使用も問題ありません。高精度のコアレスモーターを採用されており、普通のモーターよりも省エネながらも強力な推進力を生みだし安定性も抜群です。また、高性能の6軸ジャイロ機能を搭載しているので初心者でも簡単に操縦することができます。低価格ながら高性能のドローンなので、初心者がドローンの操縦になれるための練習におすすめです。

Holy Stone ミニドローン 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ 空撮カメラ付き

中国のドローン販売会社Holy Stoneの7,000円台のドローンです。一番最初に紹介した同じ会社のドローンよりも価格は高くなりますが、51gという軽量ながら200万画素という高性能なカメラを搭載したドローンです。 Holy Stoneのドローンの中でも人気モデルで、主翼や本体を守るバンパーフレームが付属しており壊れにくいので初心者や子供でも安心して飛ばすことができます。また、操作も簡単に行うことができ、室内や屋外で飛ばす練習にぴったりなドローンです。

DBPOWER WI-FI FPV ドローン カメラ付き IOS/Android

DBPOWERの7,000円台のドローンです。操縦は専用のリモコンを使って操縦を行いますが、自分の持っているスマートフォンに専用アプリをインストールすることによって飛んでいるドローンの視界を見ながら操縦することができます。 国内の承認も完了しており、操縦も自分の向いている方向に機体が動きスピードも高速モードと低速モードの2種類でシンプルで初心者におすすめです。また、高精度なコアレスモーターと大容量のバッテリーで約8分の継続飛行が可能です。高性能ジャイロ機能が搭載されており、ブレードガードもついているので安全に飛ばすことができます。 ドローン

中級者向けおすすめドローン

最後に、ある程度ドローンに慣れてきた人におすすめの予算7万円で買えるドローンを見ていきます。

Holy Stone ドローン HDカメラ付き iPhone&Android生中継可能

中国のドローン販売会社のHoly Stoneの高性能ドローンです。気圧センサーによる高度維持機能やワンキーで戻ってくる機能、ヘッドレスモードを搭載しています。 静止画と動画を撮影可能な高解像度720Pカメラを搭載しており、専用アプリで動画とスチール撮影が可能です。また、基本的な操縦はリモコンでできますが専用アプリをスマートフォンにインストールすることによってタッチ操作での操縦やスマホを傾けるだけでの操縦が可能になります。

DJI PHANTOM3 STANDARD D117336-4382

日本国内のドローン販売会社DJIの中級者むけドローンです。大容量バッテリーを標準搭載しており、最大25分の継続飛行が可能です。また、日本国内の電波法の認証も受けており、電気安全法対応の充電器も付いています。 機体には2.7Kカメラが搭載されており、きれいな画質で映像や画像の空撮が可能です。さらに、インテリジェントフライトシステムによって自動的に期待がホバリングを行い、思いのままの制御が可能です。

Parrot ドローン Bebop Drone 1400万画素魚眼 8GB 内部フラッシュメモリー

海外のドローン販売会社Parrot のドローンです。最大22分の継続飛行が可能で、3軸磁力計や3軸ジャイロスコープ、3軸加速度計、垂直カメラ、超音波センサー、気圧計などが搭載されており、安全にそして安心してドローンを飛ばすことができます。 また、画角180度画質1400万画素の魚眼レンズを標準装備しており、広範囲をきれいな画質で写真や映像に収めることができます。

Hubsan H501A X4 Air Pro 1080Pカメラ Wifi FPV ブラシレスモーター

ドローン販売会社Hubsan の中級者向けドローンです。世界各地で販売されているブランドで安全に飛ばすことができます。ブラシレスモーターが採用されており、普通のモーターよりも早くて強力で最高速度秒速20m最高高度1000mまで飛行が可能です。 動画と写真が撮影可能な広角高解像度カメラが標準搭載されており、専用アプリをスマートフォンにインストールすることによってWIFIを通してリアルタイムの映像を見ることができます。

KUDRONE NANO DRONE 小型セルフィードローン 自動飛行機能 顔認識機能 4Kカメラ搭載 9611

ドローン販売会社KUDRONEの小型でポケットサイズのドローンです。最大連続飛行可能時間は8分で、たくさんのセンサーによって安全に飛ばすことが可能です。 1300万画素の4Kカメラを標準装備しており、ポケットに入るサイズで手軽に空撮を楽しめるドローンです。

Ryze トイドローン Tello Powered by DJI

国内のドローン販売会社DJIの小型で軽量なドローンです。重さが80gと軽量で航空法規制対象外のドローンになります。最大で13分の連続飛行が可能です。 手の上から飛ばすことができたり、プログラミングを組んで飛ばすこともできます。また、別売りのゴーグルを使うことによってドローンで撮影した映像をVRで楽しむことができます。

DJI Spark(アルペンホワイト)

国内のドローン販売会社DJIの小型ながら高性能なドローンです。多彩なセンサーが搭載されており衝突を回避する機能や、自動帰還モードなど安全に飛ばすための機能が備わっています。最高時速50kmまで出すことができ、最大16分の連続飛行が可能です。 また、高性能で高画質なカメラを標準装備しており、きれいな写真や映像をドローンの空撮で楽しむことができます。さらに、操縦方法も画期的で、体の動きや手の動きで操縦することができます。

ドローンのカメラを使ってきれいな写真を撮ろう

今回はドローンを使った撮影を始めようと考えているドローン初心者におすすめのドローンや選び方を見てきました。ドローンを使って空撮を行うことによって今までできなかった映像表現を行うことができます。ドローンの取り扱いには十分気を付けて安全に操縦してドローンでのカメラ撮影を楽しんでください。

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