クロスバイクとは そもそも「クロスバイク」とは、どのような自転車のことを言うのでしょうか。ヨーロッパの有名な自転車レース「ツール・ド・フランス」や「ジロ・ディタリア」で見られるような、舗装された道路専用にスピード重視で作られた「ロードバイク」と、ダウンヒルなどオフロードの荒れた道でも走行できるように作られた「マウンテンバイク」。 この二つを掛け合わせて作られたと言う意味で「クロス-バイク」と名付けられました。ただしこの呼び名は和製英語で、海外では「ハイブリッドバイク」などと呼ばれているようです。 初めてのクロスバイクの選び方 インターネットのショッピングサイトでクロスバイクを検索してみたけれど、用語や数字が何のことを言っているのかわからず困った。ということはありませんか。ここでは安全に快適に、そしてカッコよく乗るためのクロスバイクを選ぶ際のポイントをお教えします。 タイヤの大きさは自分の身長に合わせる 自分に合うクロスバイクを見つけるためにはタイヤとフレーム(本体部分)のサイズが重要になってきます。と言うのも、身長や体格によって漕ぎやすいタイヤの大きさは異なりますし、身長や股下の長さで跨ぎやすいフレームサイズも変わってくるからです。 日本で販売されているクロスバイクのタイヤサイズは、「インチ」表示と「C」表示のものがあります。「インチ」はイギリスの単位で1インチ=2.54cm、27インチで直径が約69cmという事になります。これは一般的なシティサイクル、いわゆる「ママチャリ」でも使われている単位なので、クロスバイクが初めての方でもわかりやすい表示かもしれません。 一方の「C」はフランスの単位表示です。1C=1mmなので、700Cと表示されていたら直径70cmという事になります。クロスバイクのタイヤサイズは26・27・28インチか、650または700Cが基本です。 フレームについてはお手頃なバイクだとサイズが選べない場合もあります。ショッピングサイトにも適応身長が表示されていますので参考にしてください。更に後悔しない買い物のためには一度自転車販売店に足を運び、実際にまたいでみることをお勧めします。 タイヤの太さは細過ぎないものを 次にタイヤの太さです。細いタイヤ(25C=2.5cm幅)は路面との接触面が小さくなるのでスピード走行に適していますが、段差に弱く安定性に欠けます。かといって太ければいいのかというと、太過ぎるタイヤは安定感はあっても抵抗が増すため漕ぐのにより大きな力が必要になります。安定した快適な走りを楽しむためには太過ぎず、細過ぎず、適度な太さのタイヤ(28C程度)を選ぶと良いでしょう。 フレームはアルミニウム合金がおすすめ フレームのサイズについては先ほど少し触れましたが、ここでは素材についてお話しします。今回紹介しているお手頃価格のクロスバイクの素材としてはスチール製(クロモリを含む)かアルミニウム製が殆どです。サビにくさや重量を考えるとアルミニウム製がおすすめですが、駐輪場が雨晒しでなく、雨の日に乗る必要が無い場合はそこまで神経質にならなくても良いでしょう。 3万円以下で買えるクロスバイクのおすすめ まずは3万円以下で購入できるタイプでおすすめを上げてみました。今回はデザイン性と、装備されているギアがシマノ製という点にこだわってみました。シマノは釣り具などでも有名ですが、自転車パーツメーカーとしても世界最大の日本企業です。 アニマート クロスバイク VIENTO 700C A-1 ANIMATO(アニマート) クロスバイク VIENTO(ヴィエント) 700C ホワイト シマノ7段変速 A-1 チェーンの色もフレームとお揃いの白で統一されたシンプルでスタイリッシュなデザイン。ギアはシマノの7段変速が採用されています。 リグ クロスバイク 700C LIG(リグ) クロスバイク 700C シマノ7段変速サムシフター 前輪クイックリリース 前後キャリパーブレーキ LIG MOVE ブラック こちらは前後のタイヤのリムが異なるカラーなのがポイント。リムに合わせてブレーキパーツもゴールドカラーとなっているのでカッコ良さは抜群。ブレーキはシマノ7段スプロケット採用。 シボレー コルベット AL-CRB7006 700c クロスバイク 軽量アルミフレームとシマノ6段変速ギアが採用されているシボレーのコルベット。赤が差し色として用いられているほか、フレーム部分のロゴもカッコいいですね。本体カラーはホワイトとブラックの2タイプがあります。 【参照リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B01LL0VIYY/ref=psdc_377405011_t1_B00HE5M1KG】 3万円台で買えるクロスバイクのおすすめ 次に3万円台で購入可能なクロスバイクのおすすめです。こちらもデザイン性の高さはもちろん、さらに高品質なものに絞ってのご紹介です。 カノーバー クロスバイク 700C CAC-023 ナイアード CANOVER(カノーバー) クロスバイク 700C シマノ21段変速 CAC-023 (NAIAD) ディープリム アルミフレーム フロントLEDライト付 ホワイトhttps://www.amazon.co.jp/dp/B011B9HX5I/ref=sspa_dk_detail_2?psc=1 こちらは、90mmディープリムホイールが目を惹くクロスバイク。ギアはシマノ21段変速でアルミフレームを採用。フロントLEDライトも付属しています。 ネクスタイル クロスバイク 700C CNX-7021DC NEXTYLE ネクスタイル CNX-7021DC ディスクブレーキ シマノ製21段変速 アルミ 700c LEDライト 鍵 クロスバイク 自転車 27インチ 通勤 700c (ホワイト) こちらもアルミフレームとシマノの21段変速ギアを採用しているタイプ。フロントブレーキには、アルミ製のメカニカルディスクブレーキと、リアブレーキにはブレーキの効き過ぎるのを防止するキャリパーブレーキを採用しています。 初心者が3万円でクロスバイクを買う際の注意点 おすすめを見て頂きましたが、いかがでしたでしょうか。ここで、クロスバイクを購入する上での注意点をいくつか挙げておきます。 本体は予算内でも備品などに費用がかかる クロスバイクにはライトやベル、カゴなどの付属品が付いていないことがほとんどです。カゴは不要であれば付ける必要はありませんが、通勤などで夕方暗くなってからも乗る場合にライトは必須。ベルもあった方が良いでしょう。鍵も自分でチェーンキーなどを購入して使用するのが一般的なので、クロスバイク購入の際には本体以外の備品の予算も考えておきましょう。また、防犯登録の手数料やタイヤの空気入れも必要になるでしょう。 安いクロスバイクは基本通販での販売になる 低価格のクロスバイクは店舗での販売よりもインターネット等での販売が多いため通販で買う事も多いでしょう。その場合、最終的には送られてきた商品のペダルやタイヤなどを自分で取付ける必要があります。また、サドルの高さもちょうど良くなるよう自分で調整する必要もでてきます。クロスバイクの組立には通常の+-のドライバーではなく、六角レンチが使われている事がほとんどですので、サイズ違いが揃ったセットが1つあると便利です。 故障などの修理をしてもらえない場合も 通販で購入した場合は販売店に持ち込んでの修理が出来ませんし、自転車販売店によってはクロスバイクの修理やメンテナンスを行っていないところもあります。ですので、タイヤの空気を入れるだけでなく、車体の汚れをふき取り磨く、必要な部分にオイルをさすなどの日常のメンテナンスも自分で出来るようにしましょう。インターネットでも紹介されていますし、もし近くに自転車販売店があれば相談してみるのも良いでしょう。 クロスバイクで通勤も遊びも楽しもう 自分の力で好きなところに行けるクロスバイク。通勤にせよ遊びにせよ、風を感じる気持ちよさは自分だけのものですし、その季節にしか感じられない風があります。1人で、あるいは仲間と一緒にクロスバイクライフを満喫してください。交通ルールやマナーを守ることも忘れずに。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05