インナーマッスルを鍛えることがダイエットにつながる ダイエットに取り組んでいる人は、インナーマッスル強化を意識しているでしょうか?実は、ダイエットの効果を高めるには、インナーマッスル強化が欠かせません。 単に体重を減らしたダイエットは、リバウンドの原因になります。インナーマッスルを鍛えることで、美しく効率よく体を引き締められ、ダイエットにつなげることができるのです。 インナーマッスルの効果やトレーニング法を把握し、ダイエットにつなげていきましょう。美しくリバウンドのない理想のダイエットを成功させるためにも、計画的に取り組むことが大切です。 インナーマッスルとアウターマッスルは何が違う インナーマッスルとアウターマッスルの違いを知っておきましょう。インナーマッスルは体の深層部に存在している「内側の筋肉」です骨と内臓を支えている深層部の小さい筋肉をいいます。また、アウターマッスルは、外側にある広範囲の筋肉で、ムキムキになるのはこのアウターマッスルが発達するためです。 インナーマッスルを鍛えてもムキムキになることはなく、痩せやすく太りにくい体へと導いてくれるため、女性にもおすすめです。インナーマッスルとアウターマッスルという名前の筋肉ではなく、「内側の筋肉」「外側の筋肉」という総称であることを理解しておきましょう。 インナーマッスルを鍛えることのメリット インナーマッスルを鍛えることで、メリットとなる要素があります。ダイエットに取り入れるためにも、メリットを把握しておきましょう。 ダイエット効果 インナーマッスルを鍛えることで、血行が改善され、基礎代謝アップやむくみ解消効果が得られます。自然に体脂肪や体内の糖質、そして脂質が燃焼され、痩せやすい体になります。基礎体温が低い人も、インナーマッスルを鍛えることで基礎体温が上がり、抵抗力のある強い体へと改善できるのです。 骨と内臓を正しい位置へと戻す働きがあるため、内臓の本来の機能が働くようになります。血行も改善され、老廃物をため込まない綺麗な体に改善されるので、ダイエットにもよい効果があるのです。 便秘解消や姿勢改善などの大きなメリット 内臓機能が正常に働くようになるため、便秘の解消にもよいです。また、骨も正しい位置へ戻る作用もあるため、姿勢の改善にもつながります。肩こりや腰痛で悩んでいる人も、改善へと導くことができます。自分本来の身体機能を向上させ、血行改善にもよく、たくさんのメリットがあります。 インナーマッスルを鍛えることで、食べ過ぎることも抑制できます。内臓が正しい位置にあるため、満腹になる感覚も正常に働きます。脳からの伝達も正常になるため、暴食に走ることを防ぐことにもつながり、リバウンドしにくいダイエットができます。 鍛える方法 つぎに、インナーマッスルを効率よく鍛える方法を把握しておきましょう。 簡単にできる腹式呼吸 内側の筋肉を鍛えるので、本格的なトレーニングが必要なのではと思う人も多いのですが、腹式呼吸で簡単に鍛えることができます。腹式呼吸が分からない人は寝ながら行うと自然に腹式呼吸ができます。 腹式呼吸なら、いつでもどこでも自分のタイミングでできるので、簡単に取り組むことができます。腹式呼吸では、特に息を吐く動作を意識しましょう。ゆっくりと吐くことを意識してお腹をへこますことです。息を止めずに、次の新しい空気を取り入れ、再び腹式呼吸で吐き出します。早くではなくゆっくり行いましょう。 身体全体が鍛えられるプランク プランクは、うつぶせになり両肘で上半身を支え、下半身はつま先で支えます。足は肩幅に開き、頭から足まで一直線になるような体制を維持します。腰を浮かせたりしないように、息を止めずに10~20秒体を安定させます。 体全体が鍛えられる方法で、インナーマッスルと体幹を鍛えられるトレーニング法になります。最初はきつく感じるかもしれませんが、慣れてくると秒数を増やし、1日30秒を3セットを目安に行いましょう。 手軽にできるドローイング ドローインは寝ながら手軽にできるトレーニングで、腹部をしっかりと鍛えられます。仰向けになり両足を上げ膝を曲げます。お尻を浮かせるようにして腹部に圧がかかることを意識して息を吐きます。 足を浮かせるのが無理な場合、膝を曲げて立たせるだけでもよいでしょう。腹式呼吸の吐く動作を意識しながらゆっくりと行います。息を吐いているときに、腹圧を感じながら行いましょう。 背中や下半身が強化できるスクワット スクワットも、ダイエット効果がありインナーマッスルを鍛えられる方法です。スクワットは背中や下半身を強化するイメージがありますが、上半身の筋肉も活用するため体全身運動になります。消費カロリーも高いため、効率のよさを考えた場合スクワットを取り入れるとよいでしょう。 単にスクワットをするのではなく、スクワットの姿勢も重要になります。肩幅に足を開き、腰を下ろしていきますが、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。腰をそのまま下におろすイメージで、上半身でバランスを取りながら行います。 このとき背中を曲げず息も止めないように意識をしながら続けていきます。10回を3セットを目安にし、ゆっくりと1回1回を大切にしながら行いましょう。 筋肉痛になったら 筋肉痛になってしまった場合、筋トレではなくストレッチをメインに行うようにしましょう。インナーマッスルは強い負荷をかけなくても鍛えられる部分なので、我慢して続けなくてもよく、休みながら行っても問題ありません。休憩を取り入れ、休みながら筋肉を痛め続けないように取り組みましょう。 無理のない範囲で取り組むことで、誰でも気軽にトレーニングができます。最初から頑張るのではなく、徐々に慣れるまで焦らずゆっくりとしたペースで行うことがポイントです。継続が鍵となりますが、短期間でも体の変化に気が付くので楽しくトレーニングを続けられ、ダイエットを成功へと導くことができます。 無理をせず効率的に続けよう インナーマッスルを鍛えることで、ダイエットを効率よく進めることができ、身体機能にもよいことがわかります。簡単に鍛えられる筋肉なので、思いついたときに無理なく取り組んでみましょう。 また、ダイエットに取り入れて、効率よく美しい体に改善できるように、焦らず無理のない範囲で楽しく行うようにするのもおすすめです。ダイエット計画を立てることもよいですが、思いついたときにできることなので、気分転換のひとつにインナーマッスルトレーニングを入れてもよいでしょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05