ケトルベルの正しい重さの選び方。適切なものを選択することが大事
FISHING 2018.07.22
ケトルベルの重さを選ぶ基準は
ケルトベルにはいろいろ種類があるのですが、自分のレベルに合っている重さはどのくらいなのでしょうか?選ぶ基準とをみてみて、自分のレベルに照らし合わせてみましょう。ケルトベルの重さによりトレーニングも変わってきます。適切な重さのケルトベルを選択し、的確なトレーニングをしてみましょう。
レベルごとにおすすめなケトルベルの重さ
大まかなレベルごとのおすすめのケルトベルの重さを知っておき、これを基準に選んでみましょう。
体重が軽くて運動の経験がない人
全く運動が未経験で、体重が軽い人は軽いケルトベルから始めてみるとよいです。自分の体力に自信が無かったり、レジまでそのケルトベルを持っていくのも辛いと感じる場合には、女性用の8kgからスタートしてみましょう。
これより軽いケルトベルを用いる場合には筋力アップという目的ではなく、サーキットトレーニングか補助的な役割をするトレーニングにつけることが主になります。軽めのものから選んでみてまずは胸まで持ち上げてキープしてみて選ぶのもよい方法です。
筋トレ経験のない男性初心者
筋トレ経験のない男性初心者の場合には軽めのものを選びましょう。筋トレする習慣のない男性では12kgぐらいからスタートするのが一般的です。12kgはケルトベルのトレーニングの中でもスターターが一番多い部類ですから、まず迷ったらこれを選んでおくと失敗はありません。
ただあまりにも軽すぎると感じる場合には、結局重たいケルトベルを買うことになるので、もう少しレベルの高いケルトベルを選択してもよいかもしれません。しかし12kgでトレーニングするとある程度の効果が見込めることから、ハードな筋トレを目指さない人や、健康維持程度にケルトベルトレーニングをワークアウトに取り入れたい人にはよい選択です。
筋トレになれている中級者
筋トレになれている中級者にはある程度の重さのものからスタートすることをおすすめします。ケルトベルは扱ったことはないが、日常ある程度筋力トレーニングをしている人は16kg以上のケルトベルを選びましょう。
的確なケルトベルの選択は効率的なトレーニングに繋がり、より魅力的な身体を作るワークアウトになります。16kg程度の場合には片手で胸まで軽く持ち上げられるのを確認してから買うようにするとよいでしょう。
ケルトベルの中級者
ケルトベル中級者になってある程度慣れてくるとトレーニングしても重さを感じなくなってきます。そうなった場合には20kg〜24kg程度の重さのケルトベルを選択するとよいです。
段階を踏んで重さを徐々に重くしていく方法はトレーニングとしては有用です。ケルトベルの重さが軽くなったときには中級者の証なので、段階を踏んで重くしていくことを選択するとよいでしょう。
ケトルベルの上級者
ケルトベルの扱いにも慣れていて、基本的なトレーニングを全てマスターし、20kgぐらいのケルトベルなら軽々とメニューをこなせる上級者には28kg以上の重さのケルトベルをおすすめします。ケルトベルのメニューを全て28kg以上でこなせるようなら立派な上級者です。
筋トレ上級者には28kgでは物足りないかもしれませんが、ダンベルよりもケルトベルのほうが扱いやすいので、ダンベルの重さを基準に選ぶという方法はミスチョイスになるので注意しましょう。
ケトルベルの重さを活かしたトレーニング方法
ケルトベルの重さを活かしたトレーニング方法を知っておき、これを基準に選ぶ方法もあります。試しにできるのなら広い安全な場所を確保した上、お店の人に承諾を得て行うようにしましょう。
ケトルベルスイング
ケルトベルの基本というべきケルトベルスイングです。足を肩幅に開き、腰を折った後に両足の間にケルトベルを通します。肩の高さぐらいまで前方で振るように持ち上げそこから元の姿勢へ戻すことを繰りかえす運動です。
ケルトベルは始めは両手に持ち、体の体幹を鍛えることができて、的確な重さを選ぶと効果的です。両手ができるようになったら片手にも挑戦してみましょう。片手でスイングができて、軽く頭の上まで持っていけるようになったら重さを変えるポイント。もちろんケルトベルが滑らないようにすることは大事です。
ワイドスクワット
足を肩幅よりも大きく開き、両手でケルトベルを胸前で持ちましょう。その体勢と姿勢を維持しながらゆっくりと腰を下ろし、太ももと床が平行になる位置まで下げ、その状態から元の位置にゆっくり戻ります。
普通の負荷のかからないスクワットよりも、姿勢をキープする筋肉が鍛えられて、より幅広く下半身を中心に鍛えることができます。比較的軽めのケルトベルからでも効果がありますが、適切な重さのケルトベルが有効なのはいうまでもありません。
トルコ式のゲットアップ
床に仰向けに寝て、肩の近くにケルトベルを置いておきます。ケルトベルを片手で上に掲げ、もう片方の手で支える姿勢から、膝立ち。そこからゆっくりと立っていき、立ったら立つまでの姿勢を逆に行います。片手でしっかりケルトベルを掲げるようにし、一カ所一カ所の姿勢を決めながら、ゆっくりと行いましょう。
ケルトベルはもちろん片手で掲げ続けられる重さのものを選ぶようにし、全身の筋肉を鍛えるように適度な重さがないと意味がありません。全身運動にもなるので、ケルトベルの重さを決めるトレーニングとしては有用です。
ケトルベルスナッチ
股下に置いたケルトベルを片方の手で持ち、その位置から頭上まで持っていきます。その状態でケルトベルを逆さまにしてゆっくりとスタートの位置に戻すトレーニングです。もちろん的確な重さのケルトベルを選択することが必須ですが、片手で扱うトレーニングの中では一番負荷がかかる部類になるので、このトレーニングが軽くできるようになったらケルトベルの重さを変えるサインです。
腕の腕力も必要になりますが、適度に行うと背中などの姿勢を扱う筋力も鍛えることができるトレーニングです。
使いやすい重さのケトルベルを選ぼう
ケルトベルを重さを選ぶ基準としては、トレーニングがやりやすい重さのケルトベルを選ぶことです。自分の筋力のレベルに合ったケルトベルを選び、効果的にトレーニングに挑みましょう。自分のレベルに合ったケルトベルを選ぶことが、効率的なトレーニングに繋がります。時間を有効に使うためにも自分に合った使いやすいケルトベルを選びましょう。