財務省の個人向け国債シュミレーションシステムを利用し国債を買おう

財務省の個人向け国債シュミレーションシステムを利用し国債を買おう

BUSINESS 2018.07.18

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個人向け国債のシュミレーションシステムとは

個人向け国債は国が元本を保証してくれるローリスクな投資ですが、常に動向を見て大きく利益を出すとゆうよりは、ゆっくりと安定的に利益を出す、どちらかと言えばほったらかしの定期預金のような投資です。しかし安定的な投資と言われてもいくら利益が出るのかとゆうのは、誰しも気になるところでしょう。 実は財務省ではこの個人向け国債で出る利益を、事前にシュミレーションして見ることができます。個人向け国債を途中で現金化する時に発生する、中途換金調整額も同じようにシュミレーションすることがでるのです。

財務省のシュミレーションシステム

個人向け国債に興味はあるが、はたして現在どのくらい利益があるのか、すでに個人向け国債を買っており中途換金をしたいが、中途換金調整額はいくら支払えば良いのかと考える人は多いでしょう。 そんな人のために、財務省のホームページでは個人向け国債のシュミレーションができます。ここでは個人向け国債のシュミレーションを見ていきましょう。

シュミレーションはどこで行えるのか?

個人向け国債はインターネットで「財務省 個人向け国債 シュミレーション」と検索すれば、ホームページが出ます。どんなことがシュミレーションできるのでしょうか?

利息をシュミレーションする方法

財務省のホームページから「購入シュミレーション」を呼び出し、そこから固定3年、固定5年、変動10年の中から自分が買った個人向け国債の種類を選択し、自分が第何回の個人向け国債を買ったのか入力し、後は知りたい金額を入力すれば良いだけです。 これで自分が直近にいくらの利息を受け取れるのかが分かります。

中途換金調整額をシュミレーションする方法

一度買った個人向け国債を途中で売却したい、いわゆる中途換金の場合に発生するペナルティ、中途換金調整額を知りたい場合も同じです。 財務省のホームページから「中途換金シュミレーション」を選択し、同じように自分の個人向け国債の情報を入力します。中途換金額は変動10年、固定5年、固定3年から選択してシュミレーションできます。 中途換金調整額は半年ごとの利息を2回分払う物なので、半年ごとに利息が変わる変動10年を買った人には、このシステムはありがたいでしょう。

シュミレーションで注意すべきこと

財務省のコンピューターによるシュミレーションは、便利なシステムですが、注意すべき点もいくつかあります。

中途換金には特例がある

個人向け国債は、通常1年経たないと現金化できませんが、特例があります。国債を買った本人が亡くなった、災害の被害者になった場合です。 個人向け国債を買った本人が亡くなった場合は第3者が現金化するわけですが、受け取るためには相続人であることを証明する書類が必要です。 書類の形は亡くなった本人が個人向け国債を買った金融機関によって異なるため、本人が口座開設をしていた金融機関に問い合わせるのが良いでしょう。 保有者本人が亡くなったり自然災害の被害に合った場合は、期間に関わらず換金することができます。ただし中途換金をする場合は自治体が発行する罹災(りさい)証明書、罹災届け出証明書が必要です。 また、障害のある方の親族が登録している、特定贈与信託の利益を受ける障害者本人が、このような災害の被害者になっても中途換金は可能です。この場合も罹災証明書、罹災届け出証明書が必要になります。

シュミレーションを正常に作動させるために

財務省の個人向け国債のシュミレーションサイトは「アクティブスクリプト」と呼ばれる技術を使用しているため、これが有効になっていないとシュミレーションが正常に作動しない。 Internetexplorerのメニューから「ツール」を選び、「インターネットオプション」を選ぶ。インターネットのオプション画面が開いたら「セキュリティ」をクリックしwebコンテンツがインターネットになっていることを確認したら、「レベルのカスタマイズ」をクリックします。スクロールバーを使って下に下がり、「アクティブスクリプト」を表示します。有効になっていない場合は、「有効にする」をクリックし、「OK」をクリックします。 参照リンク:https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/simu/realization/help/use.htm

ブラウザで気を付けること

個人向け国債のシュミレーションはMicrosoftInternetexplorer11で動いています。これ以前のブラウザや他の物ではシュミレーションの文字が崩れたり、使用できない場合があります。 また、MicrosoftInternetexplorer11を使っていても文字が崩れる場合はInternetexplorerのメニューから「表示」を選び、「文字のサイズ」を選択し、「中」を選びます。

シュミレーションはあくまで「目安」

ホームページによるシュミレーションはあくまでも「目安となる金額」が分かる物です。実際に受け取る、あるいは払わなければならない利息が厳密に分かるものではありません。厳密に知りたいと思ったら、個人向け国債を買った金融機関に直接問い合わせればよいでしょう。 参照リンク:https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/simu/realization/index.htm

シュミレーションをすべき理由

個人向け国債のシュミレーションをするメリットはどこにあるのでしょうか?

利息が事前に見える

意外に思われるかもしれませんが、個人向け国債のシュミレーションは実際に購入する以前にも可能です。 このため、購入する以前に、自分が受け取れる利息が目で見て判断することができます。個人向け国債は、初心者向きの投資であるため、不安を少しでも解消するのに役に立つでしょう。

複雑な利息の計算もしてくれる

またすでに個人向け国債を購入している人にとってはもちろん有難いシステムです。個人向け国債は月半ばに発行されますが、必ずしも月半ばきっかりに購入できるとは限りません。 この場合は日にちを調整しくれるのですがその計算はかなり複雑です。シュミレーションはそういった複雑な計算もおこなってくれるので助かります。 また半年ごとに利息が変わる変動10年を買った人は、今現在の自分の利息は気になるところだと思うので是非シュミレーションをすることをお勧めします。

中途換金のタイミングが分かる

シュミレーションは中途換金のタイミングを見計らうのにも役に立ってくれます。前述したように変動10年は利息が変わるので、タイミングによって中途換金調整額が変化します。 現在個人向け国債の利率は底辺で、上がることはあっても下がることはないので、変動10年はお勧めの国債です。 金利が上がったところで中途換金し、固定に切り替えるのが賢いやり方ですが、この場合の中途換金調整額をなるべく少なくしたいときにこのシステムが役に立つとゆうわけです。

シュミレーションを利用して国債を買ってみよう

財務省が出しているシュミレーションが、とても役に立つ便利な物であることが分かっていただけたと思います。個人向け国債は初心者の方が気軽に始められる投資なので、是非このシステムを利用して個人向け国債を始めてみましょう。

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