ブランド腕時計の選び方と人気の腕時計を用途別に紹介
腕時計は靴と並んで、こだわりたい小物の1つ。でも、一口に腕時計といっても、幾多のブランドがあります。ブランドごとにデザインや機能はもちろんのこと、歴史やコンセプト、個性が異なります。選ぶのは楽しい反面、種類が豊富すぎて悩んでしまうことも多いでしょう。 ここでは、ブランド腕時計の選び方と人気の腕時計を用途別に紹介していきます。お気に入りの逸品を見つけて、日頃のアイテムとして活用しましょう。ブランド腕時計の相場
ブランド腕時計といえどもその価格はさまざまです。腕時計となると、一生ものの1点を愛用する人もいれば、TPOで使い分けるだけでなく、眺めて楽しむコレクター(収集家)レベルの人もいらっしゃるでしょう。 価格帯は安価なものから高額なものまで幅広く存在しますが、身に着けるシーンや目的など、使い分けて持ちたいものです。平均予算は手取り年収の3〜30%
住宅や車などと同様に高級腕時計を購入する場合、年収に対する相場というものがあります。住宅ローンなら年収の5倍、家賃なら月収の3割程度、車なら年収の半分くらいが理想。腕時計の場合は、一般的に「年収の3〜30%」といわれています。 かなり幅があるように感じますが、個人の腕時計への趣向の度合いによって異なるところがあるといえます。例えば、時計好きな人で年収600万円の場合、18万〜180万円くらいが目安ということです。高級な1点を選ぶもよし、またはビジネスやプライベートと用途によってもタイプの異なる数本を揃えるのもよし。 用途によっても単価は大きく変わります。有名ブランドとなると安価なものでも5万円は見ておきたいものです。カジュアルに使うものなら5万〜10万
プライベートでカジュアル使いするものであれば、5万〜10万円くらいが妥当でしょう。耐久性があり、スポーツ等の衝撃でうっかり壊してしまっても諦めがつく価格帯といえます。大学生や新社会人などの若手ビジネスマンもまだ年収が多くはないですから、相場はこの辺です。 あまりに若い人が、相当重厚で見るからに高額なものを身に着けた場合、いやみに映るケースもあります。身の丈に合ったものを選ぶのも大事です。一生に一本の品なら10万〜50万
一生ものを購入したいと考えている場合は、10万〜50万くらいの予算は組みたいもの。機能や素材によって価格に幅が出てきます。 30代以上のビジネスマンになってくると、既婚・未婚にもよりますが、ボーナスも含めて給与が増えてきますので、手の届きやすい価格帯といえるでしょう。高級腕時計好きなら50万以上
「時計コレクター」を自負する人であれば、50万円以上を視野に入れたいところ。一般に高級時計、有名ブランドの腕時計となると、クォーツではなく、機械式(手巻き、自動巻き)念頭に置くブランドが多くなってきます。 機械式(ムーブメント)時計の製造技術力こそ、時計メーカーの真髄だからです。機械式はウォッチメーカー(時計職人)がパーツをひとつひとつ丁寧な手作業で組み立てていくため、価格は非常に高価になります。 機械式時計の魅力はなんといっても複雑時計にあります。ウォッチ・メーカーとしての底力ともいえる技術の結晶。値段もそれなりですが、以下の3タイプは覚えておいて損はないでしょう。「世界三大複雑機構」と呼ばれるものとは
- 1.パペチュアル・カレンダー
- 2.ミニッツ・リピーター
- 3.トゥール・ビヨン