きれいに張れる秘密はロープの長さにあり 夏といえばやはりキャンプやバーベキューといったアウトドアに出かける機会が増えてきます。そして夏のアウトドアにあると便利なのがタープです。夏の強い日差しを遮ったり、突然降ってくる雨から濡れないように体を守ったりと活躍します。 そんなタープをきれいに張るにはロープの長さが大切になってきます。ではタープを張るときの長さは、どのくらいが適切なのでしょうか。 タープの張り方とロープの長さ きれいにタープを張るために肝心になってくるロープの長さですが、きれいにタープを張るためにはロープはどのくらいの長さが適切なのでしょうか。 基本の張り方のロープの長さ まずは基本的なタープを張るときの、ロープの長さを押さえていきましょう。一般的なタープの張り方をするときはポールに対して1.5〜1.8倍の長さになるようにロープを調整します。 このロープをメインとして使い、サブロープとしてメインの半分の長さのロープを準備しておくと便利です。 ヘキサタープには2種類の長さのロープ ヘキサタープを見栄えよく張るには2種類の長さのロープを準備します。 メインロープとサブロープの2種類が必要で、ポールを支えるメインロープ2本とタープをピンと張るための短めのサブロープ4本が必要になってきます。 レクタタープには8本ロープがおすすめ 長方形のレクタタープをしわなくきれいに張るためには長めのメインロープの他に短めのサブロープが必要になってきます。 張り方のバリエーションによって必要になってくるロープの数は変わってきます。 ウィングタープは8本のロープで自由に 設営の手間が省け簡単に設営できるウィングタープをきれいに張るにはメインロープ4本とサブロープを4本準備します。 この8本のロープを準備することによって、好みの広さできれいにタープを張れます。 ロープの長さとおすすめの結び方 タープをきれいに張るにはロープの長さも大切ですが、結び方も大切になってきます。さまざまなロープの結び方を覚えておくとタープを張るときだけではなく、アウトドアのあらゆるロープを使う場面において大活躍します。どのような結び方を習得するばいいのでしょうか。 長さが調節できる結び方 タープを張るときは、長さが自由に調整できる結び方を覚えておくと大変便利です。長さを調整できる自在結びと呼ばれる結び方で、地面に打ち付けたペグにロープを通して輪を作ります。その輪の中にロープを回し、その上でも同様に輪を作って輪の中をロープを通します。2回目は2回通してロープの末端部分をしっかりと処理して締め付けると完成です。 この結びかを覚えておけばロープの長さを調整できるようになり、ピンと張ったロープを張れるようになるので、必ず覚えておきたい結び方の一つです。 木にタープを結び付けたい時の結び方 タープを設営するときに固定するためにペグを打ちますが、必ずしもペグが打てるとは限りません。その時にこのしっかりと結べてほどきやすいクローブヒッチや、巻結びといった巻き方を覚えておくとタープを木に括り付けることができるので、絶対に覚えておくと役に立つ結び方です。 1回ロープを括り付けたいところに巻き付け、もう1回巻き付けます。2周目巻き付けたロープの先端を1周目にできた輪の下をくぐらせてから引き締める事によって完成です。 ポールにひかっけるときに役立つ結び方 続いての結び方は二重八の字結びです。解けにくくしっかりと結べ、輪を作れるのでポールにロープがひっかけるときに役に立つ結び方です。タープを張るときに役立つ覚えておきたい結び方です。 結び方はまずロープを折って二重にします。二重にするために折ったところで輪ができるように8の字に結べば二重八の字結びは完成です。さまざまなところにロープを引っかけたりするのに便利です。 ロープの長さが足りない時の結び方 タープを張るときやその他アウトドアでロープを使う機会にロープの長さが足りないということがよく起きます。その際に役立つ結び方がダブルフィッシャーマンズノットという結び方です。2本のロープを1本にする結び方で、金具などを使わずできるのでアウトドアに良く行く人は覚えておきたい結び方の一つです。 まずロープの持ち方ですが、左手の親指と人差し指、中指は広げておき、薬指と小指でロープの長いほうをを持ちます。そのようにロープを持ったら、ロープの先端を重ねた人差し指と中指に手前へ2回巻き付け指を抜きます。そしたら指で作った輪をロープの長いほうから先端を通して締め付ければダブルフィッシャーマンズノットの完成です。 このダブルフィッシャーマンズノットを応用して、2本のロープをお互いに巻き込むように、ダブルフィッシャーマンズノットで結ぶことで1本のロープにできます。2本のロープをお互いに巻き込んでダブルフィッシャーマンズノットで結ぶことによって、結びがストッパーの役割をして1本のロープとして使えるという仕組みです。 簡単でほどけにくい結び方 続いて簡単に結べてほどけにくい結び方、もやい結びは覚えておくと素早く結べるので、押さえておきたい結び方です。 結び方は、まず結び付けたいものに対してロープをくるっと回します。ロープの長いほうをひねりながら輪を作り短いほうをその穴に通します。通した短いほうのロープを長いほうのロープをくるっと巻いて再びロープの先端を通して長いほうと一緒に絞るとモアイ結びの完成です。簡単に結べて解けにくく、ロープをどこかに括り付けた時におすすめです。 長めのロープを運ぶ時に便利な結び方 長めのロープを運ぶときは絡まったりして大変です。その長めのロープを運ぶときに使っていきたいのが棒結びです。棒結びはまずロープを適度な長さに折っていきます。 ある程度折ったら残りのロープをくるくると巻き付けていきます。巻きつけ終わったら折ったところの輪に巻き終わりの先端を通して締め付ければ完成です。これでロープを結んでおけば次回使うときにストレスなくロープをる買えます。 ロープの長さを知ってきれいにタープを張ろう キャンプやバーべーキューなどのアウトドアにあると便利なタープですが、そのタープをきれいに張るにはロープの長さが重要になってきます。 タープの種類によって適切なロープの長さは変わってきますが、どのくらいの長さのロープがタープを張るときに必要になってくるのかしっかりと押さえて、きれいにタープを張れるようにしておきましょう。また、ロープのさまざまな結び方を習得するのも大切です。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05