ダンベルとバーベルを使い分ける|それぞれの特徴を理解しよう

ダンベルとバーベルを使い分ける|それぞれの特徴を理解しよう

2018.09.03

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筋トレを始める人が増加

最近の健康ブームとともに筋トレをする方も増加中です。ビジネスパーソンの間でも筋トレをやっている方が多くなってきています。テレビや雑誌などで筋トレ特集が組まれることも多くなってきました。このように、いま人気の筋トレですが、筋トレと言えばつきものなのがバーベルとダンベルです。この2つの名前を知っている方は多いと思いますが、実際どういうものなのかご存知でしょうか。両方とも筋トレに使うものですが、異なる特徴を持っています。ここでは、バーベルとダンベルの違いと、それぞれのメリットやデメリットについても詳しく見ていきましょう。 ダンベルトレーニング

ダンベルとバーベルの違いと効果的な使い方

ダンベルとバーベル、どちらも筋トレにはお馴染みの器具ですが、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの違いについて詳しく見ていきます。この機会に、それぞれの違いと正しい使い方を理解してトレーニングに役立てましょう。

片手で使うか両手で使うか

まず、わかりやすい違いとして、バーベルは両手で扱うもの、ダンベルは片手で扱うものという違いがあります。バーベルのほうが両手で扱う分、より高重量となるなので筋肉に対しても高い負荷をかけてのトレーニングが可能です。また、両手で扱うという特性上、左右の筋肉に対して均等に負荷をかけることができます。逆に、ダンベルはバーベルと比べると重量は軽めなので扱いやすく危険性は低くなります。また、片手で扱うので左右別々に鍛えることができます。

可動域が異なる

同じトレーニング種目でも、バーベルでやるかダンベルでやるかによって関節の可動域は違います。総じて、ダンベルのほうがバーベルよりも可動域が広くなります。たとえば、バーベルを使用したベンチプレスとダンベルを使用したベンチプレスで比べた場合、ダンベルプレスの方がより深く沈める事が可能です。鍛えたい筋肉の部位やトレーニング種目によって、ダンベルでやるのがいいかバーベルでやるのがいいかを判断して使い分けていきましょう。

危険度の違い

高重量のバーベルは危険性が高いので、特に扱いに注意が必要です。バーベルを持っている時は両手が塞がるので、その点にも気をつけましょう。できれば、バーベルを使用してトレーニングをやる際は、トレーナーさんなどに補助でついてもらえると安心です。ジムでは、トレーナーさんが補助をしてくれるところも多数あります。自宅でやる際には、家族の人でも良いので、万が一の時には誰かがサポートできるような状態が望ましいです。

使い分けることが大切

ジムでのトレーニングには、バーベル登場の機会が多いです。逆に自宅でのトレーニングでは、ダンベルが活躍することが多いです。ここまで見てきたように、それぞれに違いとメリット、デメリットがあります。無理なく効率的なトレーニングをするためには、それぞれの特徴を知って、用途や状況によって使い分けることが大切です。うまく使い分けて、楽しくトレーニングしていきましょう。 バーベルトレーニング

ジムに見かけるバーベルの特徴

バーベルはジムで見かけることが多いトレーニング器具です。ここでは、そんなバーベルの特徴やメリットとデメリットなどを見ていきます。この機会にバーベルに詳しくなって、今後のトレーニングに活かしましょう。

より重い重量をあげることができる

バーベルはすべてがひとつにつながっていて持ちての部分もある程度の幅があるので、両手で持ち上げることができます。基本的に片手で扱うダンベルよりも高重量を扱うことができるというメリットがあります。筋肉に対して大きな負荷をあたえることができるので、本格的に鍛えたい方や、大きく身体を変化させたい方にはバーベルでのトレーニングがかなり有効です。

動きの制限がある

両手で扱うという特性上、様々な軌道の動きには対応できないというデメリットがあります。また、ダンベルと比べると可動範囲も小さいというデメリットがあります。筋肉のあらゆる部分に刺激をあたえたいという方にはあまり向いていないかもしれません。可動範囲は小さくなりますが、バーベルは高重量なので、ある筋肉の特定の箇所を集中的に鍛えたい方には向いています。

自宅トレーニングの人には向かない

バーベルを使用したトレーニングは、基本的にある程度のスペースが必要となります。自宅に広々としたスペースがあればよいのですが、一般的な家庭でバーベルを自宅に置ける人はあまりいないのではないでしょうか。以上のことから、バーベルを使用したトレーニングは自宅向きとはいえません。

自宅で使えるダンベルの特徴

次に自宅でも使えるダンベルの特徴を見ていきましょう。

動きに制限がない

バーベルと比べて、関節などの可動範囲は広くなります。可動範囲が広いと、筋肉のあらゆる部位に刺激をあたえることができるというメリットがあります。可動範囲を広くして、普段は使わないような筋肉の部位に刺激をあたえたいときなどに向いています。

片手に一つずつしか持つことができない

ダンベルは片手に一つずつしか持つことができないので、重いものを持ち上げるというモチベーションには繋がりにくいです。重いものを全力で持ち上げる快感をガッツリ味わいたいなら、バーベルがオススメです。しかし、ダンベルには片手にひとつずつ持つことができるので左右別々に鍛えることができるというメリットがあります。仮に左右の筋肉量がアンバランスになっても個別に鍛えてバランスをとるということもできます。 このように、片手に一つずつしか持つことができないというのは必ずしもデメリットとはいえず、メリットといえる点もあります。

場所をとらないため自宅で使いやすい

バーベルはある程度のスペースが必要なので、自宅でやるのはちょっと大変です。その点、ダンベルはもっと狭い場所でもトレーニングすることが可能です。重量もバーベルよりは軽く、片手で持つことが可能なので持ち運びなど扱いやすいというメリットもあります。自宅でも使いやすいので、自宅でトレーニングをしたい方にもオススメです。

使い分けて楽しい筋トレ

ここまで見てきたように、バーベルとダンベルには違いがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。トレーニングをする時はそれらの特性を活かして、より効果的な鍛え方をしていきたいものです。また、場所や用途に応じて使い分けていくのも効果的です。トレーニングは体の変化など結果が伴うと楽しく続けることができます。効率的に結果を出すには、バーベルとダンベルの特徴を理解して、うまく使い分けていくことが大切です。うまく使い分けをして、楽しく効率的に身体を鍛えていきましょう。

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