今【ヘルスケアREIT】が人気|注目のヘルスケ投資の魅力に迫る

今【ヘルスケアREIT】が人気|注目のヘルスケ投資の魅力に迫る

2018.08.28

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ヘルスケア施設への投資をする人が増えています

現代の日本は危機的とも言える高齢者社会。核家族化も進み、老後の生活を病院や老人ホーム、サービス付きの高齢者向け住宅などのヘルスケア施設で送る人も増えています。 そのような時代背景を受けて、今ヘルスケア施設をターゲットにした資産運用が注目を集めています。それが今回のヘルスケアREIT。2014年11月に始まったばかりで、比較的新しいジャンルの投資だと言えます。これから利用者が減ることも考えにくいため失敗のなさそうな投資に感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。 硬貨

ヘルスケア施設に投資するヘルスケアREIT

まずヘルスケアREITの始め方や、運用する上でのメリットについて挙げてみました。

投資証券を購入して投資をする

ヘルスケアREITは一見不動産運用のように感じますが、実際には投資信託。投資法人が発行する投資証券を購入し、分配金を受け取る仕組みです。なので実際に高齢者施設を運用・管理するわけではないため専門知識やノウハウがなくても投資を始めることが可能です。 【参考:https://investor20.com/healthcare-riet/

需要が高くなる分野に投資できる

先述のように高齢化社会は間違いなく加速しています。その一方、介護保険の制度変更に影響を受けやすく、これから先どのように変化していくか分かりづらいという一面も。これから先、どのようなタイプのヘルスケア施設の需要が高くなるのかを見極める必要があるでしょう。 また利用者が増えるということは、競争相手も増えるということを含んでいます。実際にいくら投資しても、サービス提供側がヘルスケア施設の賃料の値下げをすれば利回りが減る可能性もあります。

シニア住宅の売買価格は上がっている

実際にヘルスケアREITがスタートしてからというもの、物件取得意欲が旺盛となっているため施設の売買価格が高騰しています。特に人気があるのはシニア住宅で、ヘルスケアREITが始まる前と比較すると2割ほど上昇しているようです。 この売買価格は純粋に現在の不動産価値を鑑定したものなので、施設内のメンテナンスや従業員増員に必要な人件費などによる収支悪化によるリスクは計算されていません。他の運用方法と比較すると利回りが高く見えますが、将来性のことまで考えると買いのタイミングは正しく判断する必要がありそうです。 【参考:http://www.japan-reit.com/column/2015/1212医療器具

ヘルスケアの3つの銘柄

ヘルスケアREITで取り扱いが可能な銘柄は3点です。いずれも2018年前半は投資口価格が利回りを下回り市場が冷え込んでいましたが、後半に入り利回りの回復傾向にあるようです。また、各社とも資産配分も似たような雰囲気なので、どこを選んでもそれほど大きさは出ないといえそうです。

充実したサポート体制のある日本ヘルスケア投資法人

最も早くヘルスケアREITに名乗りを挙げたのが日本ヘルスケア投資法人。ヘルスケア施設の運用に特化し、事業者とは長期固定の賃貸契約を基本としています。 またスポンサーである大和証券や、ヘルスケアに精通したAIPヘルスケアジャパンがアドバイザーとしてバックアップしてくれます。初めての運用でもオペレーターとの協力関係を築くことができるため、アンインして始められるでしょう。 【参考:http://www.nippon-healthcare.co.jp/

強力なスポンサーを持つヘルスケア&メディカル投資法人

ヘルスケア&メディカル投資法人には、シップヘルスケア、NECキャピタル、SMBCなどの強力なスポンサーがついています。彼らは介護や医療に関する専門的な知識を有しています。 ヘルスケアREITでは9割以上が有料老人モームで、病院施設の取得が課題になっていますがヘルスケア&メディカル投資法人は積極的に検討する方針を打ち出しています。病院施設に将来性を感じる人にはおすすめといえるでしょう。 【参考:http://www.hcm3455.co.jp/

勢いのあるケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人

以前からヘルスケアREITに参加していたジャパン・シニアリビング投資法人を吸収合併し、生まれたのがケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人です。合併したのも2018年3月のこととあって、勢いが感じられます。 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人の特徴は、首都圏だけではなく、地方中核としへの投資にも積極的な点。今後地方への投資に可能性を感じる人によいといえるでしょう。 【参考:https://www.kdr-reit.com/Portals/0/jsl/index.htmlパソコン

じっくり見極めて投資をする事がポイント

減るREITはまだ始まったばかりの分野です。一般的な住宅のREITと比較するとリスクがあることも否定できませんが、需要がある限り大損する可能性も低いでしょう。 現在の市場を見る限りでは大きく買うことは控えて、様子見をするのも選択肢としてはアリという印象です。どの投資も急いでいいことはありません。じっくりと腰を据えて投資するべき銘柄を見極めるようにしましょう。

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