自転車のフレームを塗装する手順の紹介 自分で自転車のフレームを塗装したいと思ったことはありませんか。市販の自転車の色だと物足りないと感じる人のために、自分で自転車フレームを塗装する手順を詳しくみていきます。 オリジナルのフレームは人目を引く 自分で自転車のフレームを塗装することで、市販品にはないオリジナルのデザインをつくることができます。自分でデザインし塗装したフレームは世界でただ一つです。そんなフレームは、人目を引くこと間違いなしです。自分で塗装できるので、市販の自転車にはないつや消し塗装をすることも可能です。 アメリカンカスタム車に多いつや消し塗装ですが、変に磨くと艶が出たり汚れが取れづらいデメリットがあります。車であれば、保管であったり管理が大変ですが、自転車のフレームでやる場合塗装面積がせまいので神経質になる必要がありません。 自転車のフレームを塗装する方法と料金 自転車のフレームを自分で塗装した場合と店舗にお願いした場合の料金は、どのくらいちがうのでしょうか。また、同時に自分で塗装する手順も取り上げてみました。 自分で塗装する 自分で塗装する場合は、材料代だけなので約1万円でやることができます。自転車によっては塗装代よりも安く買える場合もあります。しかし、愛着のある自転車であれば自分で塗装した方が達成感が強くなるでしょう。 また、市販の自転車にはないあなただけのオリジナリティの自転車に仕上げることができます。長年愛用した自転車であれば、きれいによみがえらせて一緒に街に繰り出しましょう。 サイクルショップや塗装専門店に依頼する お店に持ち込んで塗装を依頼する方法もあります。プロに任せたほうが仕上がりはきれいになります。塗装費用はお店によりかなり異なります。4万〜7万や、10万円〜16万円などでかなり高額になります。その分、自分のオリジナリティを出してもらうことができます。 お店によっては、分解をしてフレームだけの状態で持ち込みをしてほしい場所もあります。事前にお店のやり方を確認してから依頼するようにしましょう。 自分で自転車を塗装するメリット 自転車の塗装はやり方を覚えると、簡単にやることができます。自分で自転車を塗装するメリットとはどのようなものなのでしょうか。 自分の好みでかっこよくできる 自転車をさらに楽しむために、自分で塗装しオリジナルの自転車をつくることができます。どんなデザインにするか考えるのも楽しいし、仕上がり後に達成感を味わうことができます。自分で仕上げることで、より親しみがわき大切に愛用できます。 色やロゴなども自分で決めることができます。どこにも売っていない自分だけのオリジナルデザインの自転車が出来上がれば、気持ちも高まります。 自分で塗装することで更に愛着が湧く 自転車の楽しみは乗るだけではありません。自分でケアをして修理するのも自転車の楽しみの一つです。手入れをすることで、自転車の知識も増え愛着も湧きます。愛着が増すことで、自転車に乗ることがさらに楽しくなります。 自転車の知識が増えることで、パンクや故障など不測の事態にも冷静に対応することができます。物を大切に扱う心を育てることもできます。 オリジナルで見つけやすい 色を変えたり、ステッカーや自分のデザインでつくり上げるので、他にはない仕上がりになります。自転車置き場に置いても、周りの自転車と違うのが一目瞭然なので見つけやすくなります。目立つデザインにすることで、どこに停めていても簡単に見つけられます。 自転車のフレームの塗装に必要なもの 自転車のフレームの塗装に必要なものをご紹介します。主に必要なものは、剥離剤・サンドペーパー・脱脂剤・プラサフなどの下塗り剤・アクリルカラー2,3本・ウレタン系のクリアコンパウンドなどが必要です。 また、マスキングテープがあると仕上がりがさらにキレイになります。手袋も準備することで、適宜手を保護しながら作業ができます。 自転車フレームのDIY塗装の手順 自分で自転車フレームを塗装する順番を見ていきましょう。やり方を覚えると、簡単にDIY塗装することができます。 自転車は分解しフレームの状態にする 塗装をはじめるために、自転車を分解しフレームの状態にします。分解したら剥離剤で元の塗料をきれいに取ります。元の塗料が取れたら、サンドペーパーをかけて錆びを取り除きます。サンドペーパーをかけることで、塗料のつきが良くなります。 塗る前の下準備をする 錆び取りが終わったら、脱脂剤で油分をきれいに取り除きます。プラサフ等の下塗り剤を塗ります。下塗り剤を塗ることでメインの色が乗りやすくなります。プラサフに限らず、スプレータイプで塗装する場合、最初に吹くときは違う場所に数秒間出してから塗装をはじめます。最初に数秒間噴出することで、塗料のダマや噴出の不安定さを取り除くことができます。 フレームを好きな色で塗装をする プラサフの下塗り剤が完全に乾いてから、アクリルカラーを使って好きなデザインに塗装をします。色持ちを良くするために、ウレタン系のクリアで仕上げをおこないます。コンパウンドで磨き、最後の仕上げをして完成になります。 アクリルカラーを使うコツは、はじめからしっかり色を付けるのではなく、薄く何度も重ね塗りをするようにします。塗装が分厚過ぎると見た目もかっこ悪く、塗装が垂れてしまいます。塗装中はフレームに触れないように仕上げたいので、事前に空中にぶら下げるなどして下側も塗りやすい状態にしましょう。 フレームの塗装をきれいに仕上げるコツ フレーム塗装は、事前準備をしっかりやらないときれいに仕上がりません。きれいに仕上げるコツを見ていきましょう。 塗装の前に汚れや油分がないことを確認する フレームに油分や汚れが付いていると塗料をはじいてしまいます。ただ水で流すだけでなく、マジックリンのような強めの洗剤を使ってしっかり油分を取ることが大切です。ゴム手袋をして洗うようにしてください。洗い終わったあとは、しっかり水ですすぎしっかり乾かしてから塗装をしてください。 スプレーは遠くから噴射 塗装に使うスプレーは、遠くから吹きかけるように心がけましょう。きれいに仕上げるためには、何度も重ね塗りすると仕上がりがよくなります。重ね塗りをするときは、乾く前に重ねて大丈夫です。厚めに重ね塗りすることで理想の仕上がりに近づきます。 つやが足りない場合は再度クリア塗装をする メインのカラーを塗り終えたらクリア塗装をします。クリア塗装をした後に、つやが足りないかなと思ったら再度クリア塗装をしてください。やり方は、再度クリアを吹きかけます。吹きかけたら、耐水ペーパーとコンパウンドによる磨きを繰り返します。何度か磨いているうちに、きれいなつやに仕上がります。 フレーム塗装をして自転車をおしゃれに楽しもう 自分で自転車フレームを塗装して、オリジナルの自転車をつくることはとても楽しいです。他にはない、自分だけのオリジナル自転車に仕上げられます。時間をかけてつくるからこそ、自転車に愛着も湧いてきます。自分で塗装をする場合も10,000円くらいでできるので、趣味の一環ではじめやすいです。ぜひ、自転車の塗装をはじめてみましょう。そして、おしゃれな自転車で待ちに繰り出してください。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05