インナーマッスルとアウターマッスルの違いとは?筋トレ方法も公開

インナーマッスルとアウターマッスルの違いとは?筋トレ方法も公開

2018.08.31

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インナーマッスルとアウターマッスルの違いと正しい筋トレを紹介

効率的に筋トレをするためには、インナーマッスルとアウターマッスルを意識することが大切です。インナーとアウター、両方の筋肉の特徴や役割を理解して、効果的なトレーニング方法を学びましょう。 トレーニング

この二つの筋肉は一体何なのか

筋肉はさまざまな部位がありますが、それぞれの部位は大きくインナーマッスルとアウターマッスルの2種類に分けられます。筋トレをする上では、これらを意識することが大切ですが、そもそもこの2つの違いは何かを把握できていない人は多いです。同じ筋肉でも、種類によって性質は異なりますので、違いを正しく把握しておきましょう。

身体の奥にある筋肉

インナーマッスルは、体の奥にある筋肉であり、基本的には目に見える筋肉ではありません。インナーマッスルの代表としては、体幹が知られており、体の奥から肉体を支える土台部分と言えます。インナーマッスルを鍛えても見た目の変化が表れないことは多いですが、トレーニングにおいては重要な部分であることは理解しておきましょう。

目に見える筋肉

アウターマッスルは、目に見える筋肉であり、大胸筋や上腕二頭筋などがこれに該当します。筋肉の成長が目に見えるだけに、トレーニングの成果を感じやすく、アウターマッスルを中心に筋トレをしている人も多いです。 トレーニング

インナーマッスルとアウターマッスルの役割

インナーマッスルとアウターマッスルは、特徴的な違いがあるだけではなく、筋肉としての役割も異なります。それぞれが担う役割を知ることが、体への理解にも繋がります。どのような役割があるかを把握し、それぞれの筋肉の特徴への理解をさらに深めましょう。

生活するための筋肉

インナーマッスルは、いわば生活をするための筋肉であり、姿勢の維持など基本的な役割を担っています。姿勢を正すだけでもさまざまな筋肉が使われており、ここで働いているのがインナーマッスルです。インナーマッスルが鍛えられていないと、猫背になるなど、体のバランスが崩れてしまいます。

力を発揮する際の筋肉

アウターマッスルは、力を発揮する際の筋肉であり、運動をするときに活躍します。誰しも少なからずアウターマッスルは備わっていますので、物を持つなど、力を発揮することは可能ですが、鍛えればさらに重たいものを持つことが可能です。 アウターマッスルは鍛えるほどに大きな力を発揮できるため、高い強度の運動にも耐えられるようになります。 ダンベル

それぞれを鍛えるメリット

インナーマッスルとアウターマッスルは、それぞれ鍛えることで得られるメリットも異なります。どんな効果を得たいかによって、重点的に鍛えるポイントを変えることが大切ですので、それぞれのメリット違いを把握しておきましょう。

基礎代謝が向上する

インナーマッスルは体の軸となる筋肉であり、鍛えることで基礎代謝が向上します。基礎代謝が上がれば、常にエネルギーを消費するため、ダイエットなどにも役立ちます。また、姿勢の改善、関節痛の予防などにも効果が出るでしょう。

運動の能力が向上する

アウターマッスルは、鍛えれば運動能力が向上します。インナーマッスルが静の筋肉であるのに対し、アウターマッスルは動の筋肉ですので、鍛えるほどに瞬発力が増します。走る、投げる、跳ぶなど、基本的な運動能力の底上げを図りたいなら、アウターマッスルを鍛えましょう。 ダンベル

効果的な鍛え方

インナーマッスルとアウターマッスルでは、発揮する能力が違うため、鍛え方も異なります。同じトレーニングをしていたとしても、取り組み方次第では別の筋肉を鍛えることになりますので注意が必要です。それぞれの効果的な鍛え方を知って、上手にトレーニングを行いましょう。

時間をかけて負荷をかける

インナーマッスルは、体の軸、土台となる筋肉ですので、ゆっくりと時間をかけて負荷をかけることが大切です。必ずしも高負荷である必要はなく、弱い負荷をじっくりかけ続けることでも鍛えられます。ゆっくりおこなうことが大切ですので、息をとめないよう注意し、きちんと呼吸をしながら負荷をかけていきましょう。

重量など強い負荷をかける

アウターマッスルを鍛えるには強い負荷をかけることが大切であり、短時間で高負荷をかけるのがポイントです。負荷が強くてもゆっくりおこなってしまうと、インナーマッスルが鍛えられてしまいます。アウターマッスルは瞬発力の筋肉であるため、トレーニングでも瞬発力を意識して行うことが大切です。

両方の筋肉をバランスよく鍛える

インナーマッスルとアウターマッスルは両方バランスよく鍛えることが大切です。どちらか一方に偏ってしまうとバランスが悪く、力も発揮しづらくなります。インナーマッスルは筋肉を使うための筋肉ですし、アウターマッスルを上手に使いこなすためにも必要です。 反対に筋肉を上手に扱えても、瞬発力がなければ、運動能力そのものを高めることはできません。インナーとアウターはそれぞれ対になっていますので、バランスよく鍛えましょう。 トレーニング

自分のバランスを意識しながら筋肉を鍛える

筋肉は大きくインナーマッスルとアウターマッスルの2つに分けらますが、これらはバランスを意識して鍛えることが大切です。一方が鍛えられていても、一方が劣っていると、力を上手く発揮することはできず、トレーニングの質も下がってしまいます。 効率的に筋トレをするなら、まずはどちらの筋肉を重点的に鍛えるかを考えることが大切です。自分に必要な筋肉を把握し、両方のバランスを意識しながら全体の筋肉を鍛えましょう。

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