「正しいマットレスの使い方」を知って快適な睡眠を手に入れよう

「正しいマットレスの使い方」を知って快適な睡眠を手に入れよう

2018.08.21

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快適な眠りを得るための正しいマットレスの使い方

マットレスは正しく使用することで、快適な睡眠を実現できます。マットレスに必要なパッドやシートなどのアイテムや、エアリーマットレス、高反発マットレス、低反発マットレスの特徴や使い方を知り、快適な眠りを得てください。

マットレスを使うために必要なアイテム

マットレスを正しく使うためには、ベッドシーツか敷きパッドが必要です。より快適な寝心地を求めるならば、ベッドパッドも手に入れましょう。除湿シートがあれば、カビが生えることを防げます。こうしたマットレスを使うために必要なアイテムについて、みていきましょう。

ベッドシーツか敷きパッド

ベッドシーツ・敷きパッドともに、一番上に敷いて使うものです。敷きパッドを使用しない場合は、ベッドシーツを敷きますが、どちらもマットレスを保護する役割や汗を吸収する機能があります。使うことにより、肌触りもよくなるでしょう。 ベッドシーツは薄い生地であり、かさばりにくいメリットがあります。一方敷きパッドは、厚みがありますので、温度をコントロールしたり、より汗を吸収できるメリットがあります。

寝心地をさらに良くするならベッドパッド

ベッドパッドは、マットレスの汚れ防止やふかふか感を与えるために使用するものです。ベッドシーツや敷きパッドの下に敷きます。素材によっては、丸洗いできることもあるでしょう。基本的にマットレス自体の洗浄は難しく、また、寝ているときにたくさんの汗をかくため、汚れを防ぐために普及したのがベッドパッドです。

カビ予防の除湿シート

マットレスの素材や部屋の湿度によっては、カビが生えてしまうかもしれません。カビを防止するためには、除湿シートを活用しましょう。除湿シートは、マットレスの下に敷き、夏場の多湿、冬場の結露を対策するものです。必ずしも必要なアイテムではありませんが、住環境によっては使うべきです。マットレスほど高価なものではありませんので、比較的入手しやすいでしょう。

エアリーマットレスの特徴と使い方

マットレスの種類である「エアリーマットレス」の特徴と使い方について知りましょう。エアリーマットレスは三つ折りにして収納でき、ソファー代わりにも使用できる便利アイテムです。また、水洗いでき、通気性も抜群です。

折りたたんで収納できる

エアロキューブという素材で作られたエアリーマットレスは、軽量で収納性に優れています。三つ折りにして、押し入れなどからの出し入れも簡単。しかも、三つ折りの状態であれば、ソファーのように使用することもできます。 「寝具に部屋の広いスペースを取られたくない」、「ソファーを別途購入したくない」という人は、折りたたんで収納できるエアリーマットレスを選びましょう。3次元スプリングにより、頑丈さやクッション性に定評もあります。

シャワーで洗える

基本的にマットレスは洗えないものですが、エアリーマットレスの場合、シャワーで洗浄することができます。気になる汚れを除去できるだけでなく、通気性に優れたアイテムもありますので、「乾かなくてカビが生えてしまった」といったリスクも少ないでしょう。デメリットとしては、断熱性に優れているアイテムではありませんので、冬場などは別途寒さ対策が必要です。

高反発マットレスの特徴と使い方

高反発マットレスは、文字通り、高い反発力を備えているアイテムです。腰痛の改善にも効果的なマットレスであり、ベッドの上・床の上での使い方に注意ポイントがあります。

腰痛改善に効果的

高反発マットレスの大きな特徴は、腰痛を回避することです。体を安定させ、疲れないような作りになっており、腰痛以外に肩こりなどにも効果的です。また、通気性もよいメリットがあり、すぐに買い替えるようなリスクもありません。体の疲れを癒すために、高反発マットレスを使用してみてはいかがでしょうか。

ベッドの上に置く使い方

高反発マットレスをベッドの上に置く場合、基本的には他のマットレスなどは使用しないでください。とりわけ厚いタイプのアイテムであれば、高反発マットレスひとつで十分高さもあるでしょう。薄いタイプであれば、高反発マットレスの下に他のマットレスなど敷いても問題ありません。高反発マットレスを一番下にしてしまうと、体圧分散の機能性を失い、高い効果を期待できません。高反発マットレスの厚みによって、今まで使用していたマットレスを使うのか否かを決定してください。 ちなみに高反発マットレスは、敷布団の上にも敷くことができます。ベッドの上に置くパターンと同様に、一番下に敷くことは避けてください。

床に直接置く使い方

ベッドを利用せず、床に直接置く人は、通気性を確保してください。畳にせよ、フローリングにせよ、すのこを活用してカビが生えないようにしましょう。部屋の中に立てかけて、定期的に陰干しするとよいです。マットレスと同様に、すのこも収納性に優れているアイテムをおすすめします。

低反発マットレスの特徴と使い方

低反発マットレスの低反発素材は、そもそも宇宙飛行士のために作られたアイテムであり、ゆっくりとした弾力性が特徴です。今使用しているマットレスなどの上に敷くことで効果を実感できます。こうした特徴や使い方の詳細をみていきましょう。

独特の弾力性が特徴

低反発マットレスの低反発素材は、ゆっくりとした浮き沈みのある少し変わったものです。独特のやわらかさや弾力性は、快適な睡眠へと導いてくれるでしょう。マットレス以外にも、枕などでも低反発素材のアイテムはあり、寝返りなどの頻度が減少すると評判です。

できるだけ体の近い場所に敷いて使う

低反発マットレスの独特なやわらかさを堪能するためには、自分の体に近い場所に敷くことです。今使用しているマットレスなどの上に乗せることで、弾力を感じることができます。汚れ対策のために、全体にシーツをかけるようにしましょう。 この低反発マットレスと高反発マットレスが一緒になっているアイテムもあります。低反発のやわらかい弾力を感じながら、高反発で体に負担を与えません。低反発マットレスと高反発マットレスのメリットを組み合わせたアイテムになり、より快眠を得ることができます。

正しく使って快眠を得よう

マットレスを正しく使うことで快眠を得ることができます。マットレスを使うために必要なアイテムとしては、汗の吸収やマットレスの保護を担うベッドシーツあるいは敷きパッド、ふかふか感を与えるベッドパッド、カビ防止の除湿シートです。除湿シートは、住環境によってはマストアイテムではありません。 エアリーマットレスは収納性優れているアイテムであり、水洗いすることもでき、清潔感を保てるものです。高反発マットレスは、腰痛などに効果があり、高反発マットレスが一番上にくるように敷きましょう。低反発マットレスは独特のふわふわ感があり、寝返りなどの頻度が減少するアイテムです。こうしたマットレスの種類の特徴や使い方を知り、快適な睡眠を手に入れましょう。

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