登山でできる食事とは
健康的な趣味の一つとして流行の登山ですが、登山の楽しみはカラダを動かして良い汗をかくだけではありません。登山の醍醐味といえば、素晴らしい景色の中でたしなむ食事にもあります。この記事では、登山でできるおすすめの食事や、登山で食事をするために必要な道具などを紹介していきます。キャンプ料理と登山料理の違いについて
キャンプでは、車やキャンピングカーで目的地まで移動することが可能で、キャンプに必要なテントや道具、食べ物などは持ち運びが容易なので、荷物の選定を深く考慮する必要はさほどありません。キャンプ料理では、BBQなどの盛大な料理を楽しむことができるでしょう。 一方の登山では、全ての荷物は自分で背負って持ち歩いて行くのが基本となるので、あまり沢山のものや重いものを持っていくことはできません。登山では食材や調理道具をとにかく軽くすることが重要で、荷物の選定を考慮する必要があります。登山料理では必要最低限の食材をもとに、料理を工夫する事が大事でしょう。登山料理はカップラーメンだけじゃない
持ち運びも便利で、お湯を沸かせばすぐに食べられてお手軽なインスタント商品であるカップラーメンですが、登山での食事は色々あります。 フリーズドライと呼ばれる冷凍乾燥食材、お湯で温めて食べれるレトルト食品、調理が不要でそのまま食べれる缶詰など、お手軽に食べれるものが多いです。これらの食材を色々組み合わせれば、バリエーション豊かな料理にすることもできます。事前に水の調達できる場所チェックしておくこと
登山において水の存在はとても重要で、飲料として所持するだけにとどまりません。水が無いとカップラーメンにお湯を注いだり、レトルト商品を温めたり、フリーズドライ商品を温めたりすることができません。 なので、事前にポットなどに最低限の水やお湯を用意して持ち運びできるとよいでしょう。 ただポットの中の水やお湯がつきる場合も想定して、事前に登山をする場所の水場の有無や確認は大事です。登山料理に使う道具の紹介
リュックに食材や商品をいくら持参していても、それだけでは食事をすることはできません。ここでは、登山料理に欠かせない6つの道具を紹介します。- クッカー:持ち運び可能なフライパンや鍋の様なもので、料理をしたり、水を入れてお湯を沸かしたり、米を炊いたりできる道具
- バーナー:水を沸騰させてお湯を沸かす、強い火を起こす道具
- ガスカートリッジ:バーナーを利用する際に必須となる燃料となる道具
- ウォーターボトル:水をお手軽に持ち運びできる携帯用の道具
- ライター:バーナーに火を付ける道具
- 食器:スプーン、フォーク、ナイフなどを兼ね備えたマルチツールな道具
登山料理に役立つ知恵
ここでは登山料理に役立つ知恵をご紹介していきます。料理の下準備は事前にやっておく
登山をする際、滞在日数や食事の回数を考慮して、料理の事前計画を立てておくとよいでしょう。事前に計画を立てておき、あらかじめ料理の下準備もしておくことで、現地に持っていく食材や道具も減らせます。また料理をした際に出るゴミの量を減らすことができるので、環境にもやさしいでしょう。登山の食事にはフリーズドライなどを活用する
登山の食事では、フリーズドライ・レトルト・缶詰などを活用することで、料理の手間を省くことができます。いずれも保存期間が長いので、賞味期限などを気にしないで済みます。- フリーズドライ:水やお湯だけでお手軽に食べられてバリエーションも豊富です。
- レトルト:お湯で温めるだけで、メインの料理をより美味しくするカレーなどがあります。
- 缶詰:温めなくてもそのまま食べれる缶詰が多く、魚、肉をお手軽に食べられて、お酒のつまみにも最高です。
ドライフルーツとナッツはおすすめ
登山でのお手軽なお菓子ともいえる、ドライフルーツとナッツはおすすめです。これらは潰れても大丈夫ですし、日持ちもするので賞味期限を気にする必要もありません。また栄養価も高いので行動食にもなります。- ドライフルーツ:ヘルシーなものも多く、お手軽に果物や野菜を摂取できます。
- ナッツ:ミネラルが豊富で健康にも良いです。