キャンプで活躍する自動車選び|必要な基本情報や種類を正しく知ろう

キャンプで活躍する自動車選び|必要な基本情報や種類を正しく知ろう

2018.08.24

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様々な場面を想定しながら車選びをしよう

新しく自動車を購入する際、アウトドアを楽しむ人は、キャンプにも適したタイプがおすすめです。このページでは、なぜキャンプには車が欠かせないのか、自動車選びの基本、車のオプショングッズなどについて解説していきます。自分のスタイルに合った車選びの参考にしてください。 キャンピングカー

快適なキャンプにするために車は欠かせない

よりアウトドアを楽しむためには、自動車は重要な存在です。キャンプする際、車で移動することがあり、もし天気が悪いときは、車の中で雨宿りしたり、寝泊まりすることもあるでしょう。

キャンプは車移動が必ず伴うもの

キャンプ場は、大自然の中にあることが多いです。そのため、徒歩や自転車ではなく、自動車で移動することが多いでしょう。ときには、険しい坂道などもあり、自動車の馬力で乗り越えていきます。そして車があれば、手軽に荷物を運ぶことができるでしょう。「移動」「荷物の運搬」をよりスムーズにするためには、車は欠かせません。

天候不良などで車中泊を伴う場合もある

キャンプ場でテントを張り、寝泊まりすることはアウトドアの醍醐味ですが、例えば、ものすごい強風であったり、大雨の場合は、野外で宿泊することは難しいです。そのようなときには、車の中で寝泊まりすれば安心です。また、最近では、テントを張る手間などがなく、特別なコストもかからないため、車中泊する人も増えてきています。アウトドア初心者であれば、手軽な車中泊はおすすめです。 アウトドア キャンプ

キャンプに適した車選びの基本

キャンプに適した自動車選びの基礎について理解を深めておきましょう。まずは、どれくらい荷物を積めるのかチェックしてください。車高の高低も確認しておきましょう。走りづらい道を通り抜けるためには、駆動方式も無視できません。アウトドアに向いている車内設備なのかもチェックするようにしてください。

荷物が多くなることを想定する

キャンプに行く際は、買い物に行ったり、普通のドライブするよりも荷物が多くなるものです。1人でアウトドアする際はそれほど多くなりませんが、ファミリーやお子さまと一緒の際は、それなりの量になるでしょう。 荷物がたくさん収納できない自動車であれば、移動中、車の中で快適に過ごせないリスクがあります。収納性に優れている車を選ぶことによって、多くの荷物を積めるだけではなく、車内を広々と利用できるでしょう。

車高は高い方が安心

車高が高ければ、車の底部分を擦ってしまう心配はなく、どのような道でもスムーズに進むことができます。もし車高が低い車の場合は、車を傷つけてしまったり、思うように前に進めない可能性もあります。車高の高さが200ミリメートル以上あれば、キャンプやアウトドアでも安心です。

急な斜面を想定して駆動方式にこだわる

駆動方式は、エンジンの駆動をすべてのタイヤに伝える4WD(4輪駆動)がおすすめです。急な斜面や泥道であっても、「通り抜けられない」「車が動かない」という心配はないでしょう。キャンプ場で自動車が止まってしまう状態は、ひどく恥ずかしいものです。4WDの駆動力であれば、どのような道でも快適に進むことができるでしょう。

耐水性に優れた社内やシート

アウトドアを楽しんだ際には、どうしても土などが体についてしまいます。そのまま自動車に乗り込んでしまうと、車内が汚れてしまうことになります。また、雨の日などであれば、テント・衣類は砂や泥などで汚れるものです。 こうした汚れに影響を受けない、防水タイプの素材を使用している車はおすすめです。雨・雪にも対応していますので、ささっと体を拭けば、車内を汚すことはありません。 アウトドア キャンプ

キャンプやアウトドアに人気のSUV

「SUV」という車の種類があります。SUVはスポーティーなタイプであり、キャンプやアウトドアにうってつけの車でしょう。タイヤが大きく車高が高めであり、車種も豊富にあります。近年では、コンパクトなタイプが人気です。

スポーティーで役に立つ車という意味

「SUV」は「Sports(スポーツ)」「Utility(役に立つ)」「Vehicle(乗り物)」の略称です。実用的でありながらも、スポーティーな車ということになるでしょう。国内車だけではなく、海外メーカーからもさまざまな種類のSUVがリリースされています。もっともアウトドア・キャンプに適した車と評判ですので、自動車を選ぶ際は、「SUV」を目安にしてみてください。

タイヤが大きく車高が高めタイプ

SUVの基本は、タイヤが大きく車高が高めです。そのため、荒れた道などでもスムーズに走ることができるでしょう。車種によっては、4WD(4輪駆動)ではないタイプもあります。「シャープな作りの自動車が好み」「街乗りでも違和感のない種類が欲しい」という人は、目安にしてみてください。

ミニバンから大型まで車種が豊富

SUVは、たくさんの車種があります。クロスカントリー車という種類は、岩場などでも走れる4WDの自動車です。キャンプ場やアウトドア時によく見かける形の車です。スタイリッシュなデザインで街乗りに適しているSUV専用設計車という種類もあります。クロスオーバーSUVという車種は、コンパクトサイズでコストパフォーマンスに優れているでしょう。

最近の人気はコンパクトSUV

SUVの中で人気を高めているの種類は、コンパクトSUVです。他のSUVは車体が大きく、燃費が良くない傾向にありましたが、コンパクトSUVはそうではありません。ちょうど良いサイズですので、小さな排気量で燃費が良く、街乗りにも適し、運転に不慣れな人も乗りやすいでしょう。「SUVは乗りにくい」という印象を持っていた人は、ぜひ人気のコンパクトSUVをお選びください。 キャンピングカー 洗濯物

4人以上のキャンプに適したミニバンタイプ

SUVタイプもおすすめですが、ファミリーで使用する際は、ミニバンタイプも良いでしょう。車中泊できるほどスペースが広く、たくさんの荷物を載せることができます。注意点としては、防水性を備えているシートが少ないことです。こうしたミニバンタイプのメリット・デメリットについてみていきます。

荷物以外のスペースが広い

ミニバンタイプの車内は広いです。そのため、4人以上でキャンプに行くことが多い人や、ファミリーでアウトドアする際は、ミニバンタイプが良いでしょう。車内が広々としているため、寝泊まりすることも可能です。車中泊する際は、車内のスペースをより広げられる車種を選ぶことや、専用マットを入手するとより快適になります。もし少ない人数でキャンプを楽しむのであれば、SUVでも問題ありません。

荷物スペースが広く積載量に優れている

「できるだけ荷物を載せるスペースを広くしたい」という場合も、ミニバンタイプであれば、叶えてくれるでしょう。シートの3列目をフラットにすれば、自転車などの大型荷物を収納することはできます。シートの格納方法には種類があり、床下格納であれば、より広々とした車内を確保できるでしょう。

アウトドア向きは少ないので注意する

車中泊できるほど車内が広々としており、荷物スペースが広く、積載量に優れているミニバンタイプですが、キャンプやアウトドアにおいてデメリットな側面もあります。それは、シートの防水性です。そもそもファミリー用や街乗り用に作られている自動車のため、さまざまな標準機能により、安全面では優れているものの、アウトドアに適した車内の作りにはなっていません。 天候の悪い日は、シートの防水性を無視できませんので、別途購入する必要があるでしょう。SUVであれば、アウトドアに向いている作りになっています。 キャンピングカー

車のオプショングッズで更に快適に過ごそう

SUVタイプやミニバンタイプは、どれくらいの人数でアウトドアするのかなどを基準に選ぶべきですが、車選びと同様に、車のオプショングッズも無視できません。車中泊専用マットや自動車に付けることのできるタープ、防水シートカバーなどがあれば、より快適にアウトドアを楽しむことができるでしょう。こうしたオプショングッズについて具体的に説明します。

備えがあると安心な車中泊専用マット

天候不良でテントに宿泊できない際、あるいは、お子さまがテントの中で眠れない時、車中泊することがあります。車中泊は、自動車のシートを倒すことになりますが、完璧にフラットになるとは限りません。 デコボコの場所はとても寝苦しいものになり、キャンプやアウトドアの疲れをとれない可能性があるでしょう。タオルなどを敷いても問題ありませんが、よりデコボコをフラットにするためには、車中泊専用マットがおすすめです。 このアイテムは、マットの厚みでシートのデコボコをフラットにしてくれるものであり、快適な睡眠に導きます。また、収納性に優れている種類もあり、どのような車種にも対応できるでしょう。車中泊専用まくらもありますので、同時購入することをおすすめします。

車に取り付けて使えるタープ

キャンプする際、タープは必須アイテムです。タープは、日差しを予防したり、食事を楽しんだり、テント以上に重要なものだと言えるでしょう。欠点としては、風などで飛ばされてしまう可能性があることです。しっかりとタープを支えるためには、車の重量を利用するようにしましょう。 タープは、ルーフキャリアに巻き付けたり、ルーフキャリアがない場合は、吸盤タイプのアイテムがおすすめ。車を利用することで風に負けないタープを張ることができますが、破れてしまうリスクもありますので、地面につけている支柱を調整し、風の逃げ場を作るようにしましょう。

車内の汚れを気にせず過ごせる防水シートカバー

車内の汚れを気にせず過ごせる防水シートカバーには、さまざまな種類があります。キャンプやアウトドア以外にも、マリンスポーツを楽しむ人も購入することが多く、その防水性は確かなものでしょう。価格が安いアイテムのものであれば車内のシートにかぶせるだけですが、ズレが出ないような種類や洗濯可能なタイプもあります。価格、デザイン、サイズを確認して、アイテムを選ぶようにしてください。 大自然 車

自分のスタイルに合った車選びでキャンプを楽しもう

よりキャンプを楽しむためには、自動車が必要です。手軽に荷物を運ぶことができ、雨の日など天候不良で車中泊することもあるでしょう。キャンプに適した車を選ぶ際は、荷物が多くなることを想定してください。車を傷つけないように車高の高いタイプや馬力のある4WD(4輪駆動)も目安にしましょう。耐水性に優れた車内設備があるのかもチェックしてください。 キャンプやアウトドアにうってつけの車は、SUVです。タイヤが大きく車高が高めであり、ミニバンから大型までたくさんの種類があるでしょう。近年は、コンパクトSUVという乗りやすく、燃費の良い車種が人気を集めていきます。 ファミリーで使用する際は、ミニバンタイプもおすすめです。寝泊まりすることも可能なほど車内が広く、たくさんの荷物を載せることもできます。アウトドアに向いていない種類が多いので、防水性などは、別途シートなどを購入して対応するようにしましょう。 車中泊専用マットなどのオプショングッズがあれば、さらに車内で快適に過ごすことができます。自分のスタイルに合った車を選び、キャンプ・アウトドアを満喫してくださいね。

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