資産運用におすすめの投資術|この時代の「効率が良い投資方法」

資産運用におすすめの投資術|この時代の「効率が良い投資方法」

2018.08.07

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資産を分散投資させる

ここ最近のこととは言えませんが、不況で不安定な社会に身を置く人にとって、投資というものは身近な存在になりつつあります。仮想通貨が一般人の話題に触れ始めたこともあり、今や投資にたいする関心は最高潮にあります。まさに投資ブームと言えるこの時代に生きるからこそ、投資方法はある程度知っておく必要があるのです。

分散投資

そこで問題となってくるのが、どこに何を投資するかという点でしょう。何かを鵜呑みにして安易に投資してしまうと、損をして足元をすくわれかねません。ですが実際のところ、将来のことなど専門の投資家でさえ予測出来ないのです。そこで必要になってくるのが分散投資です。分散投資とはいくつかの投資先に振り分けて、リスクを分散させるというものです。これによりリスクを抑えながら、着実に利益獲得を狙えます。将来を安心して暮らしていくためにも、リスクはなるべく回避しておきたいものです。 ビジネス会議

銀行に預金する

当然のことですが、誰もがリスクを取りたくないものです。ですが、ある程度のリスクを背負わなければ利益は見込めません。大きなリターンを得るためには、大きなリスクの覚悟も決めなければならないのです。

低リスクだが利息も少ない手軽さと信頼性

先ほどリスクは背負わなければならないと述べましたが、ゆっくりと利益を増やしていくのならばローリスクも確かに存在します。それは銀行に預金をする方法です。銀行による定期預金ならばリスクもさほど心配せずにお金を入れることが出来ます。定期預金であれば、預け入れ期間の満期日を決めて、固定金利で運用することが出来るのです。預け入れ期間は自由に選択が出来て、自由に解約も出来るのでローリスクだと言えるでしょう。ですが、資産運用と呼べるほどの利益を見込めるわけではないのが実のところです。

金利と利息

お金を預ける時や運用する時に付いて来る、金利と利息という言葉があります。金利と利息は大きく分けると、金額とレート(%)に分けることが出来ます。利息とは実際の金額のことであり、金利とはレート(%)のことを指します。定期預金の預け入れ期間と額が変われば、金利や利息の付き方も変わってきます。定期預金の預け入れ期間は1ヶ月から10年まで扱う銀行もあり、自身で期間を設定することも出来ます。期間が長く設定されれば、その分金利も高くなるのです。預け入れ金額が1000万を超えると大口定期となり、高い金利が設定されることになります。なので、その分利息の付き方も増えていくことになるのです。

定期預金

定期預金とは、預けてから一定期間引き出せない預金のことで、満期日までは引き出すことが出来ません。ですが、ある程度の制限をかける変わりに、普通預金と比べると金利が高くなるというメリットとデメリットの両方が存在します。三菱UFJ銀行を例に取って見ていくと、三菱UFJ銀行の定期預金(スーパー定期)1年ものの金利は0.01%(2018年6月11日現在)になります。100万円を定期預金に預けると、1年後は100円、10年後には1,000円の利息しかつきません。億単位の大金を入れる余裕のない人にとっては、大きな利益が見込めないのでメリットは感じられません。

落とし穴

安心で安全な定期預金ですが、実は落とし穴もあります。例えば、預ける段階で一番高い金利を選んで10年ものに預けたとしても、将来的に金利が上昇すると今一番高い金利は過去のものとなるのです。これから金利が上がっていくと予想する人は多いので、十分にあり得ることです。なので、元本保証だけに安心しきっていると、お金が一向に増えていかないということも可能性としては大いにあります。つまり、あまり気を抜かずに定期的な見直しをしていくべきでしょう。

定期預金の危険性

安心安全と言える定期預金にも最近は危ないという声も集まりつつあります。というのも、銀行は預け入れられた現金を、企業や個人に貸し付けることによって利益を得ています。なので銀行は預け入れにより現金を集めているのですが、高い金利を提示している銀行というのは、その分預金を獲得出来ていないため経営破綻などのリスクがあるのです。万が一経営破綻してしまった場合は、預け入れしていた金額は全額返金されないということも念頭に置いておく必要があります。なので銀行の信頼性も考慮した上で、預け入れを行う必要があるでしょう。

インフレリスク

他にも定期預金による心配事はあります。インフレにより預金が目減りするというものです。インフレとはインフレーションの略称のことで、物価が上昇する経済現象のことです。インフレにより物やサービスの価値が高くなるので、定期預金などの金融商品を保有している場合、それらの資産の価値は段々と減少していきます。日本全体が高金利になるには経済成長が起こりインフレになる必要があるのですが、国民の消費動向を見てみると、高金利になる可能性は極めて低いでしょう。

マイナス金利

最近の話しですが、銀行業界の間でマイナス金利という言葉がまた飛び交い始めています。マイナス金利とは、その言葉の通り金利がマイナスになることです。つまり、銀行へ預金している分の利息を銀行へ払わなければならないのです。これらはまだ日銀と各金融機関における話なので、すぐ我々に被害が及ぶわけではないのですが、ある程度の把握はしておいた方がいいでしょう。安全なりにも完全にリスクを取らないわけではないので、色んな資産運用法を検討するのもいいかもしれません。 握手

ローリスクミドルリターンの投資方法

投資に手を出さないという人の中には、リスクを恐れているという人も多いと思います。確かにリスクは抑えられるけどそこまで利益が出ないローリスク・ローリターンや、リスクは大きいが成功すれば返ってくる利益は大きいハイリスク・ハイリターンの投資法があります。ですが、中には、リスクを抑えられる割にリターンが期待出来るローリスク・ミドルリターンというものがあります。

IPO投資

ローリスク・ミドルリターンの投資法の中にIPO投資という資金が数10万円から出来るものがあります。IPOとは Intial Public Offering の略称であり、新規公開株や新規上場株式のことを指します。つまり、これから上場予定の会社の株を抽選で購入して、上場して値段が付いた時点で売りに出すというものです。上場後には株価が上昇することが多いため、掛け金が少なくとも利益を見込める可能性が高まります。上場と同時に売ると決めておくとリスクを大幅に下げることが出来ます。

SBI証券への申し込み

IPO投資は損をする可能性が低いため、個人投資家や初心者にも親しまれています。 IPO投資を始めるには証券会社を利用する必要があります。顧客満足度ランキングで8年連続一位のSBI証券というネット証券会社があります。ネット証券の中でも最もIPO投資の取り扱いが多いので利用してみるといいかもしれません。 IPO投資は抽選により購入するものが多いので、落選して買えないという可能性もあります。SBI証券も口数に対しての抽選になるので、大金を投じて口数を増やせる資金力のある人ほど有利になります。ですが、ここ最近で少額申し込みでの当選も増えてきているので、少額投資者でもチャンスは十分にあるのです。

低リスクで年利3%以上のリターン

メガバンクに一年間500万円を定期預金にすると、利率は0.01%程度ですので利息は500円ほどです。リスクはありますが投資信託に預けると、年利3%〜5%が見込めますので、年間15万円から30万円の利益となります。 投資信託についてはあとで詳しく説明しますが、国内外の株式や債券に投資するものや、海外の新興国に投資する商品などがあります。また分散投資としてリスクを抑えたものもありバリエーションが豊富です。 低リスクで年利3%以上のリターンを期待するなら、国内向けの投資信託がおすすめです。外国の株式や債券投資ではハイリターンが期待できますが、為替変動の影響もありリスクも高くなります。国内の投資信託は海外投資と比べて大きなリターンは望めないものの低リスクで、定期預金よりも利回りがよいのが魅力です。 マネー

長期的な運用方法

投資を行う人の心情としては、早く儲けたい、儲けたものは失いたくない、など長期投資とはかけ離れたことを思う人が多いようです。この心情は当然のことではありますが、長期的な運用をしている人は大きな利益を得ていることが多いのです。

株式投資での期待できるリターン

資産運用法で株式投資を利用している人は多いと思います。株式は企業が発行する出資証券であり、東京証券取引所などの上場株が対象となります。不安定であるためリスクはありますが、その分リターンはかなり大きいです。株式投資のリターンはインカムゲインとキャピタルゲインからなります。キャピタルゲインとは、購入価格と売却価格の差による収益のことです。インカムゲインとは、株主が年に数回受け取れる配当金と、株主優待を合わせた収益のことです。株価が安い銘柄を買うことでより多くの利益を生むことが出来るのです。

景気と関連性の少ない企業もある

株式投資で大きな利益を得るためには、株価が下がっている時に買い、高い時に売るという売買取引をしていく必要があります。株式市場は景気や流行によって左右されがちなので、確実に予測して投資することは難しいでしょう。しかし、景気に敏感な株がある中で景気の大きな動きに左右されない株もあります。

継続的な銘柄

長期的な投資をしていくには、将来を見据えた選び方をしていく必要があります。これからの時代で流行りそうなものや、画期的なアイデアをいち早く察知することが重要になってきます。しかし、これらを予測していくことはかなり難しいので、安易に投資するのはかなりのリスクと言えます。そこで着目すべきなのが、日用品を扱う会社や製薬会社です。大手製薬会社ともなれば、そう簡単に下がることもなく、財政状態も良いので安定的かもしれません。そのまま保有すれば配当金や株主優待も受けられるので利益はそこそこ見込めるでしょう。

利益以外のメリット

投資先をある程度決めたのであれば、その会社のことを調べ抜くと思います。どれくらいの利益が出ているのか、将来性はあるのか、などです。投資を始めたての人は勉強するきっかけにもなるでしょうし、お気に入りの会社があればもっと気に入ることでしょう。株主優待により、予想も付かないような多くの待遇を獲得出来ることもあるのです。なので、株式投資をするに当たり、リターンとリスクは表裏一体です。リターンは多くし、リスクは回避するためにも、投資先を把握しておく必要があるのです。 マネー

iDeCoで積立

金額や年齢制限は多いものの、リターンが大きくリスクが少ない資産運用の方法に、iDeCo(確定拠出年金)というものがあります。銀行や証券会社に毎月積立をして老後に受け取れる長期的な資産運用法なのです。

長期的な視点で一番確実性のある運用方法

iDeCOは節税対策にも効果のある、いわば最強の金融商品と言われています。何に投資するかにもよりますが、利息や配当金によって利益を得られます。60歳までしか運用出来ないので、若いうちから運用を始めた方がリターンは大きいです。

iDeCoの安全性

リターンが大きければリスクも大きいものになりがちですが、iDeCoのリスクと言えば、60歳になるまで引き出せないことです。しかし老後の貯蓄と考えれば、見え方は大きく変わってきます。iDeCoの最大のメリットとしては、節税が出来るところにあります。利息、売却益、配当金が非課税なのに加えて、所得税や住民税も非課税の対象になります。収入によっても変わって来るのですが、本来かかる投資の利益も非課税なので、投資信託を買うよりも良い場合があるのです。つまり、自分の資産状況と相談して安心して積立られる資産運用法と言えます。 ビジネス会議

投資信託での運用方法

資産運用はしたいけど、自分の知識や判断能力に心配があるという人には投資信託がおすすめです。リスクの設定や、希望するリターン率を自身で設定することが出来ます。値動きなども細かく見ておく必要はないため安心して運用することが出来るのです。

銀行や証券会社のプロが運用

投資信託は投資のプロが集めたお金を元手に運用してくれるというものです。忙しい人ほど投資信託に向いていると言われています。投資信託を利用することで手数料は取られますが、運用して得た収益の一部を分配金として獲得出来る仕組みです。何を選ぶかによってはハイリターンの可能性も十分あるのです。

3つのリスク

任せて安心な投資信託ですが、元本割れのリスクもあります。大きく分けると3つあり、景気が悪化すると下落する傾向にある価格変動リスク、為替レートの変動により値動きのある為替変動リスク、経営不振や財政難により支払われるはずの利息などが支払われない信用リスクがあります。解約時にも手数料がかかるので、必要以上にリスクが増えることがあります。

少額からの運用が可能

前述でリスクがあるということを書きましたが、掛け金を減らしてリスクを下げることも出来ます。1万円ほどから始めてみることも可能なので、投資に一歩踏み出せない人には良いのかもしれません。もちろん1万円の運用なので、その分利益はお小遣い程度にもなりませんが、感触をつかむには丁度いいでしょう。 グラフ

長期的な視点と短期的な視点

長期的な運用と短期的な運用のメリットとデメリットを紹介してきました。どちらもやり方によっては大きな利益を出すことが出来ます。人によっては運用の向き不向きがあるので、余裕のある方は色々と試してみるのもいいでしょう。長期的に運用して待つことが出来ない人や、あまりメリットを感じない人には、一日単位で取引をしていくデイトレードという方法もあります。 デイトレードは急激な暴落を防ぐことが出来て、一日単位で自分の投資を見直すことが出来ます。もちろんメリットの裏にはデメリットもありますが、人によってはこちらの方が合っているということもあります。どちらにせよ、自身の資産状況やライフスタイルに合わせてじっくり資産運用をしていくとよいでしょう。

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