なにをやってもダイエットが続かず、いま話題のライザップトレーニングを始めようと思っている人、ライザップとはどのようなものなのかを学んでいきましょう。CMなどでは簡単に痩せているイメージがありますが、はたしてどのようなトレーニング内容なのでしょうか。 これからライザップを始めようとしている人や、ライザップに興味がある人のために、さまざまな角度から切り込んでいきます。 短期間で結果を出すライザップのトレーニングを解説
ライザップってどんなジム
ライザップは科学的根拠に基づく、独自のトレーニング方法や食事管理によって、短期間でダイエットを成功させることを目的とした完全個室のジムです。 また、食事内容をトレーナーにメールをして、栄養バランスや糖質制限ができているかをチェックします。一人で行うというよりも、トレーナーとともにダイエット成功を目指すというわけです。痩せなかった場合は「全額返金」と、かなり強気で痩せさせるということについては自信のあらわれなのでしょう。ライザップのトレーニングの特徴
ライザップと他のジムでは、どのように違うのでしょうか。トレーニング方法を具体的に確認していきましょう。目的に合わせて5つのプログラムから選択
ライザップには50分間のトレーニングを、週に2回行う「シェイプアッププログラム」と、スケジュール調整が難しい人向けの、1回80分で集中的にトレーニングする「シェイプアッププログラムプラス」があります。 また、この2つのプログラムをそれぞれペアで行う「ペアシェイプアッププログラム」や、「ペアシェイプアッププログラムプラス」、脚のラインを整えることに特化した「美脚プログラム」が選べます。シェイプアッププログラムプラスは、他のプログラムよりもはるかに値段が高くなります。一人ひとりに合わせたオリジナルメニュー
一人ひとりの骨格や体質、目標に合わせて緻密にトレーニングメニューが組まれます。一般的なダイエットではなく食事内容や食事の量、タイミングなどもプロのトレーナーが専門的にサポートしてくれますので、その通りに続けていたら必ず痩せるという仕組みになっています。 トレーニングもその日の体調や痩せ具合で、同じことはせずに微調整してくれます。プライベートな空間でのトレーニング
太っていることを気にしている人は、なるべく見られたくないという気持ちがあります。そのため、ライザップのトレーニングルームには仕切りがあり、トレーニングを周りから見られることがないので安心です。 内装も他のトレーニングジムに比べるとかなり高級感があり、モチベーションが上がるでしょう。パーソナルトレーナーが寄り添ってくれる
ライザップのトレーニング内容は、一人ではくじけてしまいそうな厳しいものでありますが、パーソナルトレーナーが寄り添ってサポートしてくれるので励みになります。 痩せなくなってしまったときには、どのようにすればよいかを相談できます。また、目標体重に向けてのライザップ専用アプリも使用しながら行うため、挫折しにくい状況を作っているのです。ライザップのトレーニングの内容
実際にはどのようなトレーニングをしているのかを詳しく見てみましょう。有酸素運動などを取り入れたトレーニングなのでしょうか。トレーニングの基本は筋トレ
ライザップで行うトレーニングの主な内容は筋トレです。ダイエットでよく行われるジョギングなどの、有酸素運動は行わないのが特徴でしょう。 激しい有酸素運動はカロリーをただ単に消費するだけなので、継続しない限り持続的なダイエットは成功できません。持続的に太りにくい身体を作るためには食事と筋肉の保持、増量しなくてはいけないのです。バーベルとダンベルを使ったトレーニング
筋トレで使う器具は主に、バーベルとダンベルです。ライザップだから特別な器具があるのではと意外に思うことでしょう。 バーベルとダンベルを使って、各自の筋力に合わせた筋トレを行います。しかし、筋トレでも量よりも質を大事にしており、6〜12回で限界がくるように負荷を設定しています。一人で行うと危険ですが、パーソナルトレーナーがいるからこそできるトレーニングなのです。トレーニングの時間
朝7時から23時まで時間を選ぶことができ、忙しいという人でも通えるため継続が可能なのです。ライザップに入会すると、1回あたり50分で週2回トレーニングが行えます。週2回というのは少ないかと思われますが、これは筋肉を回復する時間が必要だからです。 ライザップに行くと必ず筋肉痛がおきますが、その間に食事などタンパク質を中心に筋肉を増量させて基礎代謝アップを狙うのです。自宅で実践できるライザップ式トレーニングを紹介
トレーニング器具を使用しなくても、一人自宅でできるトレーニング方法です。いくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。お腹を引き締めるニートゥチェスト
座った状態で膝を曲げ、胸に近づける動作を繰り返すトレーニングです。お腹の引き締めに効果があります。ニートゥチェストの行い方
- 軽くひざを伸ばして座り、手のひらで体を支えるよう指先を手前にしてうしろに重心を置きます。膝は軽く曲げて、床から浮かせた状態にしておきましょう。
- 反動はつけずに息を吐きながら、膝を胸に近づけるようにゆっくりと引き上げます。背中を少し丸めて、下腹部を意識してください。
- 息を吸いながらゆっくりと膝を伸ばします。これを15回ほど繰り返しましょう。
三角筋を鍛える腕立て横歩き
腕立て伏せの体勢で、手をクロスさせながら横歩きするトレーニングです。三角筋など肩周りの筋肉を、鍛えることができます。腕立て横歩きの行い方
- 腕立ての格好になり、腕は肩の下にまっすぐのばして、足は腰幅ほどに開いておきます。
- 中心から左右15cmずつ、手をクロスさせながら移動を繰り返し、30秒間行います。
太ももを引き締めるスクワット
足をスラッと引き締める効果があります。太ももの大きな筋肉「大腿四頭筋・ハムストリング」が鍛えられますので、同時にヒップアップ効果も得られます。スクワットの方法
- 足を肩幅に開いてつま先は少し外側に向けます。腕は胸の前で交差しておきましょう。
- 目線はまっすぐに息を吸いながら、お尻を引いて腰を下ろしていきます。
- 太ももと床が、平行になるくらいまでの深さに腰を下ろしていきます。
- 背筋は伸ばしたままで息を吐きながらもとの体制に戻ります。
- 10回3セットが目安で、セットの間に90秒から30秒のインターバルをとっていきましょう。