香水の歴史?
まずは香水の歴史をたどってみましょう。香水がこの世に出始めたのは、古代エジプト時代にまでさかのぼると言われています。当時のエジプトでは、人の体を清潔な香りに保つ香水が高評価で、美容品であると同時に薬としてもみられていたそうです。香水の基礎知識と使い方
香水を使うにあたって、香水の基礎知識と使い方を知りましょう。香水にはP,EDC,EDT,EDPと英語表記が書かれてあり、これらによって香料の量が違ってきます。ちなみに読み方はP→パルファム(parfum)、EDC→オーデコロン(Eau de cologne)、EDT→オードトワレ(Eau de toilette)、EDP→オードパルファム(Eau de parfum)と読みます。四種類の香水
先程、四種類の香水があることを説明しましたが、この四種類の香水の具体的にどの部分が違うかと言うと賦香率(ふこうりつ)が違ってきます。賦香率とは香りの量のことです。それを以下に示します。名称 | 賦香率 | 持続時間 |
オーデコロン(EDC) | 1〜5% | 約1時間 |
オードトワレ(EDT) | 5〜10% | 約2〜3時間 |
オードパルファム(EDP) | 10〜15% | 約3〜5時間 |
パルファン(P) | 10〜15% | 約5〜7時間 |
三段階に変化する香り
香水にはノート(文房具ではなにのでご注意を。)といって香りが三段階に分けられます。それがトップノート、ミドルノート、ラストノートと言われているものです。これも香水の特徴なので覚えておきましょう。以下にそれぞれの説明をします。トップノート
香水をつけて、すぐの香りのことを言います。10分ほど香りが続いてミドルノートへと変化していきます。まさに瞬間的な香りのことです。ミドルノート
トップノートから時間が経過してこのミドルノートへと変化していきます。時間としては30分から1時間ほど経過してからの香りです。香りとしてはココが絶頂期と言われており、3時間ほど続くと言われています。ラストノート
最後がこのラストノートです。残香(ざんこう)としてほのかな香りを演出することができます。時間としてはトップノートから考えてだいたい3時間後に香るのがラストノートです。香水の匂いが切れるまで香ります。液体ではない練り香水
香水は液体ばかりと思っている方もいるでしょう。実は練り香水といって液体ではない香水もあります。どういうことかというと、固形タイプの香水もあるということです。普通の一般的な香水がアルコールに香料を溶かしたタイプであるのに対して、練り香水はオイルやワックスを使って作られています。この練り香水も近年人気です。以下に簡単に特徴を示します。香りがそんなに強くない
練り香水は香りがそんなに強くありません。なので強い香りが苦手な方や、液体の香水を使っていてつけすぎてしまう方にはオススメです。持ち運びに便利
持ち運びにも便利で、携帯性も抜群なのが練り香水です。サイズとしてもコンパクトなのが多いのも特徴でしょう。カバンの中の荷物をスッキリさせたい方にもよいかもしれません。肌が弱い人にも優しい
練り香水は肌が弱い人にも優しく作られています。それはワセリンやホホバオイルといったスキンケアで使われる天然成分を使用していることから、安心して使用することができます。さりげなく香る効果的な香水の使い方
香水を使うにもテクニックがあります。そこで香水の効果的なつけ場所と、NGな使い方を説明します。香水をつける部位は腰や足首がオススメ
香水をつける場所としては腰と足首がオススメと言われています。この部位につけることにより、香りが強くなりすぎずほのかな香りを演出することができます。香水の使い方としては、若干香る程度を意識することが重要ポイントになってきます。 特に匂いに敏感な女性がいる前では、キツイ香りを演出しすぎないようにホワっと香りを漂わせることが大切になってきます。香水のNGな付け方
香水のNGな使い方を紹介します。無意識になさっている方もいますが、女性に嫌われる要因にもなります。はじめて香水をする人や、間違って使用している方にも教えてあげましょう。2プッシュ以上香水をかけてしまう
2プッシュ以上香水をかけてしまう人は多いのではないでしょうか。実はこれで香りがキツくなってしまうことがあるそうです。ポイントとしては、香水は1プッシュで良いということです。 1プッシュだとなんだか物足りないと思う人がいるかもしれませんが、1プッシュにすることによってほのかな香りを演出することができ好感が持たれやすいです。TPO別香水の使い方
TPOとは、時と場所と場合の頭文字です。この三つの要素を総合的に判断した、つまりTPOにあった香水の使いかたを見ていきましょう。ビジネスシーンやレストランなどは控えめな香りが良い
ビジネスとしてレストランに行くような場合は、香水は控えめにしましょう。 人が多くいる場所でキツイ香りが漂っていたら迷惑になってしまうからです。もし香水をつけるのだとしたら、人の鼻から遠い場所のウエストや足首につけるようにしましょう。彼女とのデートの場合は、その時のシチュエーションによって使い分け
彼女とのデートの場合、ドライブやレストランで距離が近くなるシチュエーションでは、香りは控えめにしたほうがよいです。せっかくのデートも、キツイ香りで台無しにしないようにウエストや足首に1プッシュ程度でよいでしょう。ワンランク上を目指すオススメの香水
少々お値段は高くなりますが、ワンランク上の香水をご紹介します。男性の色気を演出したいときにオススメの香水です。ブルガリ プールオム
ブルガリのロングセラー香水です。商品のパッケージもブルガリの文字がシンプルに、カッコよく書かれております。まさに男性の香水を感じさせます。香りもさりげなく漂わせることで、爽やかさを演出することができます。シャネル ブルー ドゥ シャネル オードゥ パルファム (ヴァポリザター)
シャネルの男性用高級香水です。ブルーのインパクトあるボトルに入っているのが外見的特徴です。自由に生きる男性のエスプリを表現した、ワイルドな香水といえるでしょう。香りはアロマティック・ウッディ・フレグランスで温かみのある上質な香りを漂わせます。プラダ ルナロッサ
PRADAといったら、有名ファッションブランドであることは周知のことです。PRADAも香水をリリースしており、人気の商品がこちらです。ボトルも洗練され赤をワンポイントに「PRADA」と書かれています。ビターオレンジのエッセンスが、ラベンダーの香りを際立たせ、合成香料と天然成分の調和が温かみのある官能的な香りを演出します。CK エタニティ フォーメン オードトワレ
男性用下着で有名なCK(カルバン・クライン)の香水です。ボトルもCKらしくシンプルなデザインになっています。香りはハーブ、フローラル、フルーツを絶妙なバランスを保ち、爽やかな香りで好評価です。香りの強さも程よく、さりげない香りを醸し出すことができます。DIOR ソヴァージュ ベリー クールスプレー
DIOR(ディオール)独自の技術を採用し、スプレーボトルを使って環境に配慮した香水です。ボトルは頑丈で、男性らしい香水と言えるでしょう。ベルガモットの香りがエレガンスに感じさせながらも、野性的でワイルドな香りを演出し、男らしさをアピールした方にオススメです。DIPTYQUE(ディプティック)ソリッドパフューム フィロシコス(PHILOSYKOS)
ユニセックスな香水です。香りもホワイトシダー、イチジクの葉と木を使用し爽やかで、フルーティーな香りの人気の香水です。また練り香水であることから携帯性や、香りの微調整がしやすいことも人気の一つでしょう。香水の意外な使い方
香水は体につけるだけではありません。香水の意外な使い方としてもう一つ、それは寝室などに使用することです。部屋全体に素敵な香りを漂わすことで、女性が訪れたときによいムードを演出することができます。そこで効果的な使用方法を紹介します。- 1,45度程度のお湯をグラスやコップに入れる。
- 2,自分が使っていお気に入りの香水を3~7滴ほどたらす。