キャンプで使えるベストな椅子|用途と好みにあった選び方をご紹介

キャンプで使えるベストな椅子|用途と好みにあった選び方をご紹介

2018.09.07

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キャンプで使えるアウトドア用の椅子が欲しい

「30歳も半ばを過ぎたが仕事を全力で頑張りながら、休日は趣味のキャンプも全力で楽しんでいる。」「ただ最近キャンプで使えるアウトドア用の椅子を探しているが、どんなものを選べばいいのかわからない。」「どんな種類やどのような基準で選べばいいのか詳しく教えてほしい。」 上記のような人にひとつ教えるなら、アウトドア用の椅子はあなたのキャンプのスタイルで決めていきましょう。この記事では他にもアウトドア用の椅子とはどんなものであるのか、どんな種類があるのかなど解説します。また、おすすめのアウトドア用の椅子についても紹介します。 わかりやすく詳しく解説していくので、最後まで読んでいただければあなたにぴったりのアウトドア用の椅子をみつけられます。ぜひ、あなたにぴったりのアウトドア用の椅子でもっとキャンプを楽しんでください。 キャンプチェア

キャンプで使えるアウトドア用椅子とは

ここでは、キャンプで使えるアウトドア用椅子とはどんなものなのか解説していきます。どんな形状なのか、どのような椅子なのか、野外で使うのにどう適しているのかなど解説します。

持ち運びできる形状

アウトドア用の椅子で大事なのことは持ち運びできる形状であることです。例えば家からキャンプ地まで移動することを考えても、椅子を乗せたり降ろすことは何度も行います。このとき持ち運びが困難な椅子はキャンプには向きません。 では、どんな椅子がキャンプに適しているかというと、キャンプ地までの移動でコンパクトに持ち運びができる、軽量、便利なものであることが必要条件です。ですから、このような条件を満たすものを選びましょう。

野外でも座り心地が良いもの

キャンプで使えるアウトドア用の椅子は、野外でも座り心地が良いものを選ぶことが大切です。なぜなら、自然に囲まれながらゆったりとした時間を過ごすことがキャンプの醍醐味だからです。 起こした火でお湯を沸かしコーヒーを飲んだり、軽い食事を楽しむ。これがキャンプの楽しみです。アウトドア用の椅子とは、そのような時間を提供してゆったり快適に過ごせるかどうかの決め手となる重要なアイテムです。

野外環境への耐性があり汚れにくいもの

キャンプで使えるアウトドア用の椅子は、その使用状況から野外環境への耐性があり汚れにくいものを選ぶ必要があります。キャンプで椅子を置く場所の環境は、そのキャンプ場や天候などによって変わります。 もともと地面に石が多かったり、雨が降って地面が泥状にぬかるんでいたりなど、高い耐久性が求められます。ですから、室内仕様と違い耐久性の高い仕様となっているものを選びましょう。

アウトドアメーカーが豊富な種類を販売

キャンプで使えるアウトドアチェアは、海外のメーカーならコールマンなどが、国内のメーカーならロゴスやスノーピークなどさまざまなメーカーが販売しています。 アウトドアチェアは、形状や素材、目的に合わせたものを選べるように種類が豊富です。例えばコンパクトなものやベンチタイプ、素材がステンレスや耐久性の高い布地などさまざまです。メーカーによって特色があります。コールマンならオシャレな商品、ロゴスなら家族で使える商品、スノーピークなら金属加工技術と竹をメインにした商品などさまざまです。 価格帯は数千円~数万円と幅広く用意されており、お財布に合わせたアウトドア用の椅子を買うことができます。他のメーカーでも同じような品揃えや価格帯が用意されており、あなたに合わせたアウトドア用の椅子を選ぶことができます。 キャンプチェア

キャンプ用のアウトドアチェアの種類

ここでは、キャンプ用のアウトドアチェアの種類について解説していきます。コンパクトチェアやディレクターチェア、ハイバックチェアなどそれぞれ解説します。

軽量で持ち運びに便利なコンパクトチェア

アウトドアチェアとして軽量で持ち運びに便利なものがコンパクトチェアです。このコンパクトチェアの最大の利点は、骨組みが外れコンパクトに収納できることにあります。 コンパクトに収納できるので、軽く持ち運びしやすくかさばりません。また、キャンプ用品を多く運べる車ではなく、バイクなどであればうってつけのアウトドアチェアです。

映画監督等が使っているディレクターチェア

アウトドアチェアのひとつとして、映画監督等が使っているディレクターチェアがあります。このディレクターズチェアはひじ掛けが付いていており、また折りたたんで収納ができるので持ち運びに便利です。

ゆったりくつろげるハイバックチェア

アウトドアチェアとして、ゆったりとくつろげるのがハイバックチェアです。ハイバックは背もたれ長くなっており、頭をあずけられるためリラックス度が高いアウトドアチェアです。また、ひじ掛けやドリンクホルダーの付いた仕様もあり、キャンプ場でくつろぎたい人におすすめです。

リゾート気分も味わえるリクライニングチェア

アウトドアチェアとしてリゾート気分を味わえるのがリクライニングチェアです。背もたれとフットレストがついているためリラックスすることができるアウトドアチェアです。 さらに、リクライニング機能が付いているためドリンクを飲むときやご飯を食べるときには背もたれを起こして、本を読んだり仮眠をとりたいときには背もたれを倒すことでくつろげます。アウトドアでリラックスしたい人におすすめです。

複数人で腰を掛けられるベンチタイプチェア

アウトドアチェアとして複数人で腰を掛けられるのがベンチタイプチェアです。お子様のいるご家族におすすめのチェアです。両親と子供、子供達で腰かけて賑やかにキャンプを楽しむことができます。 また、このベンチタイプは長いので、ひとりでゴロ寝ができます。ちょっと眠くなったときに仮眠をとることたできるのが特徴です。 キャンプチェア

キャンプ用アウトドアチェアの選び方

ここでは、キャンプ用アウトドアチェアの選び方について解説していきます。どのように選んでいくのかそのポイントについて解説します。

キャンプスタイルで決めていく

あなたのキャンプスタイルを決めるところから始めます。例えばテーブルの高さをどうするのか、高いものか低いものか決めていきましょう。これが決まることで、キャンプスタイルが定まりそれにふさわしいアウトドアチェアを選べます。それでは詳しく解説します。

テーブルの高さでチェアの高さが決まる

アウトドアチェアを選ぶときに大事なのが、テーブルの高さです。容易に想像できるでしょう。テーブルとイスの高さが合っていなければ使い勝手は悪くなります。使っているテーブルの高さを基準に、チェアの高さを決めましょう。 テーブルが高いのなら、ハイスタイルのチェア。低いのならロースタイルのチェアです。適したアウトドアチェアを選ぶためにも、テーブルとの相性を確認してください。

お座敷スタイルなら座椅子タイプのもの

もし、地面にシートを引いてまるで遠足のような、お座敷スタイルでキャンプをしているのなら座椅子タイプを選びましょう。地面ぎりぎりのロースタイルのチェアもあります。このロースタイルチェアは、あぐらをかけるのでシートに座るお座敷スタイルが好きな人向きです。

優先するべき条件から決めていく

次に、アウトドアチェアを使う上で優先するべき条件を決めましょう。アウトドアチェアを選ぶに当たって、これは外せないという点があるはずです。それを決めてアウトドアチェアを選んでいきましょう。 条件として以下の4つから、あなたの優先したいものを選らんでください。

くつろげる度合いを優先

くつろげる度合いを優先するなら、背もたれがあるのを選びましょう。背もたれがあることでゆったりとした時間を過ごすことができ、リラックスすることができます。

持ち運びの便利さを優先

持ち運びの便利さを優先するなら、コンパクトに収納できるものを選びましょう。具体的には、背もたれのないアウトドアチェアが、コンパクトに収納できるので適しています。

見た目のお洒落さを優先

見た目のお洒落さを優先するのなら、ディレクターチェアやハンモックチェアなどはお洒落です。またコンパクトチェアなら分解できて袋に仕舞えますし、組み立てればカッコよくスポーティなデザインです。利便性は下がりますが、お洒落さを追求するならコンパクトチェアもおすすめです。

お手入れのしやすさを優先

キャンプで着いた汚れをとるためにお手入れのしやすさを優先するなら、汚れにくい素材や座面の取り外しなどがしやすいものを選びましょう。汚れに強い素材や取り外しができないと、お手入れがうまくできず汚れたままになり耐久年数が短くなります。

実際に座ってみて決める

最後に、選んだアウトドアチェアに実際にふれてみて決めましょう。座り心地や、使い勝手を確かめることが大切です。ネットやカタログでみただけでは、身長や体型など個人差があり座り心地にも個人差があるので、分かりません。 キャンピングカー写真

目的別アウトドアチェアおすすめ

ここでは、目的別におすすめのアウトドアチェアを紹介します。紹介するチェアは信頼できるブランドと口コミ評価が高いものを選びました。

ハイスタイルのチェア10,000円まで

ここでは、10,000円までで買えるハイスタイルチェアを2つ紹介します。ハイスタイルチェアを検討している方はぜひ参考にしてください。

キャンパーズ ダブルディレクターチェア サイドテーブル付

キャンパーズ ダブルディレクターチェアはパイプ径は極太25mmを採用しており、丈夫なディレクターチェアです。値段は10,000円を下回るメーカー価格4,980円となっています。

LOGOS Life バックサポートチェア

LOGOS Life バックサポートチェアはスリムに収納できる収束型チェアです。また、背もたれの曲線が腰の弱い人へのサポートしてくれる仕様となっています。サイドポケットと収納袋付きでメーカー価格4,600円です。

ハイスタイルのチェア10,000円以上

ここでは、先ほどの商品のワンランク上をいく、ハイスタイルチェアを3種類ご紹介します。

コールマン IL レイチェア(デニム)

コールマン IL レイチェア(デニム)は、コールマンとモンロによる新レーベルから送り出された商品です。3段階リクライニング式なのでゆったり座れるハイバックチェアとなっています。チェアの生地はINDIGO LABELオリジナルプリント生地で、フレームは軽量なアルミニウムフレームを採用しています。メーカー価格11,800円です。

小川キャンパル ハイバックチェア

小川キャンパル ハイバックチェアはひじ掛け付きチェアです。背もたれの高さが肩まであり、しっかりしていながらゆったりとしたホールドになっています。使用時はワンアクションでセットアップでき、収納時はコンパクトなスティック状になるのでかさ張りません。また、背面にはポケットやテープループなどのついていて便利です。このような機能を搭載して、お値段はメーカー価格12,800円となっています。

コールマン コンフォートマスター3ウェイキャンバスデッキチェア

このアウトドアチェアはコールマンの2018年新商品です。コットンキャンバスが体をやさしくつつみ、高さ3段階調整機能や座面が沈まないサイドフレームが付いています。また、スリムにたためるコンパクトな設計であるので、持ち運びがしやすいです。多機能を搭載してメーカー価格13,800円です。

スノーピーク スノーピーク Take!チェア

スノーピーク Take!チェアは、竹とアルミの2種類のフレームを使用した、美しいフォルムと包み込まれるようなチェアです。丈夫な6号帆布は、使い込むほどやさしく身体になじみます。人によってはアウトドアチェアとしてだけでなく、室内で使う人もいますメーカー価格18,800円です。

ロースタイルのチェア10,000円まで

ここでは、10,000円までで買えるロースタイルのチェアを3つ紹介します。

コールマン ファイアープレイスフォールディングチェア

コールマン ファイアープレイスフォールディングチェアは、燃えにくい生地を採用しているので、焚き火シーンにぴったりなコンパクトローチェアです。また、肌触りのよいウッドアームレストがリラックスさせてくれます。さらに、折りたたんでコンパクトに収納可能であり、持ち運びに便利なハンドルが付いていいます。メーカー価格5,400円です。

ロゴス neos アッセムアームチェア

ロゴス neos アッセムアームチェアは、素材がアルミで軽量の組み立てタイプであり、座面の張りがしっかりと身体を支えてくれるので長時間座っても疲れないロータイプチェアです。木製のアームレストも付いてメーカー価格7,700円となっています。

REI Co-op Hang Time Chair

このアウトドアチェアは快適な座り心地を実現するポリエステルキャンバスとパウダーコーティングされた頑丈なスチールフレームによるシンプルな構造です。アーミーカラーが男ゴコロくすぐる海外からのアイテムです。軽食や飲み物を収納できるポケットがついており、座りながらギターを弾くこともできるチェアです。メーカー価格55ドルです。 【参考:https://www.rei.com/product/870745/rei-co-op-hang-time-chair

ロースタイルのチェア10,000円以上

ここでは、先述した商品よりワンランク上のロースタイルのチェア3種類を紹介します。

スノーピーク ガーデン ローチェア30 ブラック

スノーピーク ガーデン ローチェア30 ブラックは、ソファー感覚のローチェアの座布にヘビーな1680D(デニール)を採用しているチェアで、ゆったりくつろげる仕様となってます。メーカー価格23,700円です。

ヘリノックス チェアーホーム XL ベージュ

ヘリノックス チェアーホーム XL ベージュは、コンフォートチェアをベースにしたHelinox最大のチェアです。ソファー感覚で使用でき、収納袋も付いています。メーカー価格18,800円です。

ドッペルギャンガー アジャスタブルローチェア

ドッペルギャンガー アジャスタブルローチェアは、高さ・角度を調節可能なチェアです。上下2段に別れたアジャスタブルフレームにより、高さを4段階に調節できるので4つのスタイルが楽しめます。また、座面素材はメッシュタイプとウレタンタイプの2種があります。

ローポジションタイプのチェア

ここでは、ローポジションタイプのチェアについて2種類ご紹介します。

ロゴス デザインロールアップチェア

ロゴス デザインロールアップチェアは、丸めるだけの簡単収納ができるチェアです。ロースタイルキャンプに最適です。メーカー価格3,600円です。

ロゴス ストライプ あぐらチェア-AH(オレンジ)

ロゴス ストライプ あぐらチェア-AH(オレンジ)は、あぐらを組んでゆったり座れるローポジションチェアです。背面に小物入れが付いています。メーカー価格4,300円です。

ベンチタイプのチェア

ここでは、ベンチタイプのチェアについて2種類ご紹介します。

キャプテンスタッグ キャンプアウト アルミ背付ベンチ(カモフラージュ)

キャプテンスタッグ キャンプアウト アルミ背付ベンチ(カモフラージュ)は、折りたためるので持ち運びに便利なチェアです。丈夫で軽量なアルミ製となっており、焚き火に最適なロースタイルベンチです。サイズとしては2人掛け用になります。

ロゴス グランベーシック チェアfor2

ロゴス グランベーシック チェアfor2は、高級感ある二人掛けのロースタイルチェアです。コンパクトに収納もでき、木製アームレスト付いています。別売りにはなりますが8,300円になる専用のチェアカバーを付ければ、ソファベッドのような快適な座り心地を体感することができます。これらの機能が付いてメーカー価格12,000円です。 キャンプチェア

キャンプ後のアウトドアチェアメンテナンス

ここでは、キャンプ後のアウトドアチェアのメンテナンスについて解説していきます。しっかりとメンテナンスして大切にアウトドアチェアを使っていきましょう。

湿気と汚れを落とすことが大事

アウトドアチェアを長く大切に使っていくためには、キャンプ後に湿気と汚れを落とすことが大事です。カビや錆の原因となるため耐久性を損なったり、衛生面でも問題があるからです。 しっかりとメンテナンスをし、対処することが大事です。では、実際どのようにメンテナンスしていけばよいのかについて次で解説いたします。

メンテナンスの手順

湿気と汚れを落とすための、メンテナンスの手順について解説していきます。クリーンナップすることで、アウトドアチェアを長く使うことができますのでぜひ実践してみてください。

泥やホコリを払い落とす

まず、アウトドアチェアについた泥やホコリを、払い落としてください。アウトドアチェアはキャンプ場で使えば必ず汚れがつきます。 ホコリについては比較的払えるかもしれませんが、泥などが付いていたり汚れがひどければ濡れぞうきんで拭いてください。細かく神経質に汚れをとる必要はありませんが、みえる範囲はしっかり取りましょう。

陰干しをする

次に陰干しをしてください。陰干しは湿気をとるために行います。なお、このとき紫外線を避ける、つまり直射日光が当たらないように気をつけながらアウトドアチェアを陰干ししてください。紫外線を避けることでアウトドアチェアのダメージを軽減して寿命を伸ばすためにします。

不具合がないか点検する

陰干しが終わったら不具合がないか点検してください。これは破れや破損で、いざキャンプに行こうかと思ったときに使えない事態にならないようしっかり確認する必要があります。 このとき不具合がみつかったら、修理か買いなおしを検討しましょう。メーカーによっては修理をしてくれる場合もあります。また修理には費用がかかる場合もありますので、あらかじめメーカーに問い合わせしておきましょう。 人によってはアウトドアチェアの布地を自力で修理している人もいます。知識がなく難しいかも知れませんが、自信のある方は修理してみてください。

錆防止に金属部分を浸透潤滑油で拭く

不具合がないことを確認したら、錆防止に金属部分を浸透潤滑油で拭いてください。このとき浸透潤滑油を直接スプレーで吹き掛けるのではなく、必ず布などにに吹き付けてから使用してください。 金属部以外にも吹き掛かってしまうと、他の部分の寿命を縮める原因になります。金属部分でも可動する場所の動きが悪いときにはグリスを使うことで改善できます。

収納する

最後にアウトドアチェアを収納してください。このときも大事なことは湿気のない場所に保管することです。せっかくメンテナンスしても湿気の多い場所に保管しては意味がありません。 仕事の都合によってしばらくキャンプに行けないときには、湿気対策として防カビ剤などを使っていない除湿剤を入れておけば湿気ることはないでしょう。 キャンプ

アウトドアチェアを室内でおしゃれに活用

アウトドアチェアは、紹介した商品のようにさまざまな価格帯や機能を持ったものがあります。キャンプで使っても大丈夫なように耐久性を高くしたものや、オシャレなデザインのものまで種類が豊富です。気に入ったアウトドアチェアがあれば室内でも使ってみてもよいでしょう。 チェア

アウトドアチェアにはお気に入りの1台を

アウトドアチェアの知識や種類について解説しました。コンパクトで持ち運びが便利なもや、丈夫でオシャレなものなど、実際に使用するシーンをイメージし、自分のスタイルにあったもの選ぶのがよいです。 ぜひ、お気に入りのアウトドアチェアを探しだして、キャンプをより楽しんでください。そして、仕事とプライベートを充実させて人生を楽しみましょう。

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