忙しい大人だからこそ無駄なく楽しめる手ぶらキャンプがいい
毎日仕事に追われて忙しく過ごしている方も、時には自然の中でゆっくり過ごしたいと思うのではないでしょうか。うつくしい自然に囲まれた環境の中で、日々の疲れをリフレッシュして新たな気持ちで仕事に向き合うのも必要な時間です。
のんびりと心地いい気分に浸るためにおすすめしたいのがキャンプです。ただ通常のキャンプは準備がとても面倒。準備だけで多くの時間を費やす必要があります。そんな面倒なことを完全にする必要がないのが手ぶらキャンプです。
キャンプを楽しむための準備は不要。必要なアイテムはすべてレンタルするため、手ぶらで気ままに出かけることができます。キャンプの経験が全くない方でも、誰でも楽しめるのが手ぶらキャンプです。
手ぶらキャンプに臨むための心得
手ぶらキャンプでは事前に準備をしておく必要が全くありません。これは利用する施設で必要なアイテムをレンタルするから。キャンプをするためには必要なアイテムを購入しておかなければキャンプを十分に楽しむことができませんでした。
またアイテムの購入費用も結構かかるものです。必要なアイテムはリーズナブルに現地で借りる、これが手ぶらキャンプの大きな特徴です。ただレンタルできるアイテムは利用する施設によって異なるため、事前にHPで確認をしておくことが大事です。
キャンプに必要なアイテムは車に積まなければなりません。でも車によっては必要なアイテムを収納できない場合も。そんな心配も手ぶらキャンプなら全く無用です。
手ぶらキャンプを楽しむ施設はスタイルがそれぞれ異なっています。テントと以外には建物になっているコテージもあります。テントの場合、内部がシンプルなタイプだけではなくソファなどがあり、ホテルのような趣のあるリッチな雰囲気のタイプも施設によっては選択できます。
折角キャンプをするのだからBBQを楽しみたい!そんな方も多いことでしょう。BBQを楽しめる施設は多いですが、それに必要な食材を事前に調達しておく必要がある場合もあります。食材の準備をしたくない方は、現地で食材を購入できる施設を選択しましょう。
初心者でも安心の全国の手ぶらキャンプ場
自然と戯れて素敵な時間を思う存分快適に過ごせるのが手ぶらキャンプ。そんな素敵な体験ができるスポットは全国に点在しています。美しい自然に囲まれた手ぶらキャンプ場の中でも、手ぶらキャンプ初心者でも安心して利用できるスポットをご紹介します。
スノーピーク直営キャンプフィールド
アウトドア用品ブランドとして有名なスノーピーク運営しているキャンプフィールドです。全国5カ所「北海道」「新潟」「大阪」「高知」「大分」に施設があります。
キャンプ体験が初めてで、どのような活動が楽しめるのか不安な方も素敵なキャンプ体験を味わっていただくことができます。雄大な自然の中で様々な活動を施設が提案してくれます。
キャンプサポートプログラムにより、キャンプで使用する道具の使い方講習があるため、迷うことなくキャンプを快適に楽しめます。スノーピークの道具を試しに使ってみたい方にもご利用をおすすめします。
休暇村
キャンプ色が強くなく、リゾートでのんびり過ごすような気分を味わえるのが休暇村です。全国の国立公園・国定公園に29ヶ所点在しています。それぞれの施設で、利用できる設備や楽しみ方が異なっています。
施設の中には「温泉」「自然散策」「ウォーキング」「グルメ」といった様々な楽しみ方を選択できます。宿泊はテントではなく建物となっています。
大人の休日を贅沢に過ごす手ぶらキャンプ場
より快適に、より高級感を求める方におすすめしたいキャンプ場をご紹介します。選定する際の基準として、「ゴージャスな環境の中で自然を味わえるグランピング」、もしくは「1日の組数限定」としています。またファミリー向けは避けており、落ち着いた空間の中でのんびりと素敵な時間を過ごせる場所のみを選定しています。
北海道「MEMU EARTH HOTEL」
1日5組のみ宿泊可能、静かな環境の中でのんびりと雄大な北海道の自然と一体になることができます。牧場跡地に建設されているため、緑豊かな環境は心を癒すにはぴったり。ゆったりした空間の中で日々の仕事から離れ、心をリラックスさせたい方には一度は出かけてほしい施設です。
埼玉「ときたまひみつきち COMORIVER」
2018年7月にオープンしたばかりの新しい施設です。都心から90分で向かうことができます。週末にちょっとキャンプ気分を気軽に味うにはピッタリの場所です。テントやキャビン、カフェが併設されており、リラックス気分で素敵な休日を過ごすことができます。キャンプ色が強くなく、自然の中で気軽に癒されたい方にはぴったりです。手ぶらキャンプ初心者の方でも気軽にアウトドアを楽しめます。
千葉「プライベートガーデン」
1日5組限定の特別な空間です。都心からわずか1時間15分行けるため、休日にちょっと自然の中で過ごすには最適な場所です。「プールサイドのテント」「リビングのあるテント」「ツリーハウスのあるテント」など様々な趣溢れるテントを選択できます。また周囲にはショッピングモールがあるため、現地で買い出しが気軽にできます。ちょっとアウトドアを体験してみたいという方には特に最適なスポットです。
静岡「REN VILLAGE」
1日1組限定で誰にも邪魔されない、特別な時間を過ごすことができるスポットです。無人島にあり、大人の秘密基地をコンセプトとしています。無人島にある施設ですが、「電源」「トイレ」「お風呂」の利用ができるため、快適に自然の中で素敵な体験が味わえます。
三重「エバーグレイズ」
快適優雅くつろぎを十分に味わうことができる、高級感あふれるグランピングが体験できるスポットです。「電源」と「テーブル」が設備された快適な「テント」、アメリカンスタイルのおしゃれな「キャビン」を選択できます。自然とたわむれて遊ぶカヌー付きプランも選択できます。
鳥取「FBI DAISEN」
大自然の中にある隠れ家的なキャンプスポットです。テントやカセットコンロなどがレンタルでき、誰でも気軽に手ぶらキャンプが楽しめます。敷地内にレストラン&バーが併設されており、自然の中でゆっくりとグルメを堪能できます。静かな環境の中で非日常を味わいたい方にはぴったりです。
遊んだ疲れを癒やす温泉ありの手ぶらキャンプ場
日頃の疲れた心身を癒すには温泉が最適です。素晴らしい自然の中にある温泉ありの手ぶらキャンプ場をご紹介します。快適に過ごせるスポットに限定しています。自然の中でゆっくり過ごしたいときに一度は出かけてほしいスポットばかりです。
北海道「ウィンケルビレッジ」
大自然の中にある高級感あふれるスポットです。「天然温泉100%」の温泉露天風呂付きコンドミニアムが6室設置されています。ホテルでのんびりくつろぎながらも、自然の中で非日常をを味わいたい方にはぴったりです。
テラスで素敵な仲間やカップルでBBQも楽しめます。北海道ならではのジンギスカンを始め、牛肉やピザなどのグルメを選択でき、バースデーケーキも要予約で準備可能です。特別な記念日に利用してみてはいかがでしょうか。
京都「GRAX」
ベッドやバンガローなど、それぞれ設備が異なる7つの宿泊サイトを選択できるグランピングスポットです。アウトドアを堪能したい方にはテント、高級感あふれる環境でぐっすりと眠りたい方にはデラックスキャビンがおすすめです。
様々なグルメを楽しめるBBQを気軽に味わうことができます。様々な種類の肉類を始め、ピザやチーズフォンデュなどを自由に選択可能です。さらにるり渓温泉本館の温泉を割引価格で利用可能となっています。
高知「山みず木」
四万十川と太平洋を望める雄大な場所にあり、自然の美しさを存分に堪能できる素敵なスポットです。源泉掛け流しの「露天風呂」、前日までに要予約の「貸し切り風呂」の利用が可能となっています。
敷地面積5万坪という広大な施設内には「宿泊施設」「カフェ」「ギャラリー」「多目的ホール」「キャンプ場」が設置されています。また広大なオーガニックファームが周囲にあります。様々な体験ができ、充実した時間を過ごせます。
手ぶらキャンプへ向かう前のチェックリスト
気軽に自然を味わえる手ぶらキャンプですが、キャンプスポットに出かける前に一度確認しておくべきことがあります。ついうっかり忘れると困ることもあります。ただいろんなものを揃えようとすると面倒になってしまいます。そのため、必要最低限なものに限定して持参するようにしたいものです。
ここで手ぶらキャンプに向かう前に、揃えておきたいものをご紹介します。その中で持参したほうがいいものを検討してみるといいでしょう。
レンタル品以外に忘れがちな持ち物
手ぶらキャンプでは、通常のアウトドアを楽しむために必要なアイテムはレンタルで済ませるため、特に持参する必要はありません。しかしそれでもあらかじめ準備しておくともっと快適にキャンプを楽しめるアイテムがあります。
キャンプでは自然の中で活動するため、紫外線対策が欠かせません。簡単にできるのがタオルで保護する方法です。また蚊に刺されないための虫除けスプレー、もしもの時のために飲み薬は準備しておきたいもの。夜に散歩をしたい方は、「懐中電灯」や「ライト」があると安全に行動できます。
キャンプ施設の周辺にどんな店があるのか、現地に行く前に周辺マップでチェックしておくと安心です。特にコンビニは様々な商品を購入できる便利なスポットのため、特にチェックしておくことをおすすめします。
BBQするなら万全の準備を
キャンプでは自然の中でBBQを楽しむことが醍醐味の1つです。その前に万全の準備をしておくと、火事などの発生を防ぐことができます。
BBQでは火起こしが必要です。火起こしを失敗してしまうと準備に時間がかかってしまいます。食事の時間も遅れてその場の雰囲気が悪くなってしまう恐れも。そのため、あらかじめ火起こしのコツを確認しておくとスムーズに食事の準備ができます。
念のために「着火剤」「チャッカマン」「ライタ」ーを持参しておくとより安心です。またBBQを快適に行うために、「うちわ」や「軍手」も用意しておくこともおすすめします。
BBQの際に用意する食材は現地で購入することもできます。しかし中には事前に用意しておかなければならないスポットもあります。自分で食材をあらかじめ購入しておく場合には、人数に合わせて必要な量を予想しつつ購入することが大切です。
しかしBBQをする際にはいつもよりも多く食べることが多いため、人数分よりも多めに食材を用意しておく方がいいでしょう。
余計な準備も片付けもいらないキャンプでリフレッシュ
これまでのキャンプでは、テントを始めBBQのために必要なアイテムを事前に購入しておく必要がありました。またキャンプに必要なアイテムを運ぶ必要もありました。このような面倒なことを一切する必要がないのが手ぶらキャンプです。
手ぶらキャンプは単に必用なアイテムをすべてレンタルするという点が魅力ではありません。中には温泉施設があったり、グランピングなど高級感のある空間で至福のひと時を味わえるスポットもあります。
日常から離れて気軽にアウトドアを楽しめるのが手ぶらキャンプです。これまで体験したことがない方も、特別な「知識」や「スキル」は全く必要ありません。自然の中で楽しい思い出を作りましょう。