岡山のキャンプ場の魅力とおすすめスポットを解説

岡山のキャンプ場の魅力とおすすめスポットを解説

2019.02.08

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岡山でキャンプを楽しめるのはどこ?

岡山県は、日本でも有数の降水量の少ない地域で、逆に言えばそれだけ晴れの日が多い事につながっています。もちろん、天候の良さはキャンプにも最適で、岡山でキャンプを楽しむといった方も、地元を含めてたくさんいらっしゃいます。ご家族で岡山でのキャンプを楽しむには、場所選び以外にもある程度の利便性も必要なのです。

施設が充実している岡山のキャンプ場

岡山には、比較的多くの自然が残されており、それに比例してキャンプ場も、各所で意外に多く見ることができます。40代男性のご家庭では、比較的まだお子さんも小さいという事もあり、お父様がたがアウトドアに長けていらっしゃらなくても、コテージや宿泊施設・温泉などの設備があるキャンプ場ならば、かなり安心と言えるのではないでしょうか。

しかし、地元の方ならいざ知らず、県外の方ではキャンプ情報をネットで調べる事はできても、実際にどういったところであるのかわかりにくい面があります。そこで、岡山でも家族向けに適した、人気のキャンプ場をいくつかご紹介しましょう。

経ヶ丸グリーンパーク

山でのキャンプ、オートキャンプで楽しみたいが、ある程度の設備がなければ不安だ。といった方にお勧めなのが、この経ヶ丸グリーンパークでしょう。場所は、経ヶ丸山の山頂周辺という事もあり、大自然をそのまま満喫できる公園として整備されているところです。

周囲は、大自然による緑に囲まれていますので、森の森林浴やバードウォッチング、また子供たちと共に樹木探索が楽しむ事ができます。特に、女性たちには嬉しい水洗トイレなどを完備しており、ほかにも温水シャワーやコインランドリーなどが常設されていますので、衛生面にも特に問題が生じることはないでしょう。

オートキャンプ以外にも、バンガローや炊事棟と炊事用かまどもあり、万が一キャンプに足りないものがあれば、売店での購入も一部ですが可能となっています。

大芦高原キャンプ場

岡山でも、美作市と備前市のちょうど中間にあるのが、この大芦高原キャンプ場です。大芦高原は、ご想像通り標高500m程度の高台にあり、県内でも特に空気が澄んでいる事でも知られています。朝晩の寒暖の差が激しい為、季節によっては雲海も見る事ができ、夜空に流れる星空はまさに格別なものとして、思い出深いものとなる事でしょう。

大芦高原キャンプ場の主な設備としては、炊事棟があるほか、最近のキャンプ場では難しくなった直火でのたき火もエリア内で可能となっています。また、ピザがまの設備や子供たちには嬉しい五右衛門風呂などもあり、ペットも同伴可能ですのでかなり動きやすいキャンプ場といえます。

大芦高原キャンプ場は、参加型のキャンプ場という事もあり、薪割りやブッシュクラフト、森林整備やマップ作りを楽しむ事ができます。

砂川公園

砂川公園は、岡山県総社市の鬼城山の麓にある地域にある公園で、整備されたキャンプ場も川沿いに沿って点在しています。キャンプサイトは全部で82区画もあり、バンガロー風の炊事棟やシャワー当の施設などもあります。女性たちには嬉しいトイレ完備の施設で、炊事棟は4棟とシャワー棟が2棟、そしてトイレが4カ所設置されています。

砂川公園キャンプ場の、一番のお勧めといえばウォータースライダーで、真夏の炎天下の中、涼を得る場所としても、この上ない最適な場所として知られています。また、周辺にはカキの果実園や植物園、多目的ホールなども完備されており、快適なキャンプを楽しむ事ができます。

ただし、砂川公園のキャンプ場では、ごみ処理施設などがありませんので、すべてのごみは持ち帰りいただかなければなりません。

北房もみじ公園

北房もみじ公園は、真庭市の南部エリアにある地域で、アウトドアフィールドとして、地域の皆様にも親しまれている場所です。初夏には、蛍の乱舞を楽しめ、季節に応じて桜やコスモス、モミジなどの紅葉を楽しむ事もできます。

北房もみじ公園キャンプエリアはかなり広く、高台からの眺めは周辺のダムや、星空を堪能する事ができます。炊事場はありますが、3カ所しかありませんので、譲り合ってお使いになる気遣いも必要です。また、ゴミステーションが完備されていますので、ごみを持ち帰る必要はありません。

トイレは、水洗の洋式トイレが完備されており、便座も暖かな状態で使用する事ができます。また、北房もみじ公園は、キャンプエリアとして開放していますので、各自注意事項の下にキャンプに必要なものは、すべて持参していく必要があります。

大佐山オートキャンプ場

大佐山オートキャンプ場は、通常のキャンプ場では珍しく、1年を通して利用できるオートキャンプ場となっています。キャンプ場としての人気はかなり高く、楽しみ方は洞窟探検からパラグライダー、カヌーやシャワートレッキングなど、実に様々な楽しみ方ができるのが、大佐山オートキャンプ場の魅力と言えます。

設備もかなり充実しており、炊事棟に給湯器が設置されているほか、トイレも身障者用のトイレやウォシュレット対応トイレも増設されています。

また、コインシャワーやサイトシンクとAC電源が標準装備されており、アクセスが良いのも利用者にはうれしいニュースなのではないでしょうか。ほかにも、トレーラーハウスやロッジなどもあり、売店もあります。また、ペットたちと泊ることのできる専用のペットサイトも設けられています。

無料で使える岡山のキャンプ場

全国には、多くのキャンプ場がありますが、そのほとんどが有料での施設利用となっています。キャンプを計画されるご両親の中には、これまでキャンプをした事のない初心者などもいますので、こうした有料施設はバンガローやコテージなどが設置されているという事もあり、初めての方でもキャンプを行う事のできる場所です。

しかし、本来のキャンプの醍醐味といえば、テントを自分たちで張り、自然を満喫するものです。そこで、岡山県内で無料で使えるキャンプ場をいくつかピックアップしたいと思います。

無料のキャンプ場でも、ある程度の設備が整っている個所もありますので、キャンプ場の選択肢の一つとして、ご検討いただきたいと思います。ただし、各施設のご利用には不備が多く、各自が責任を持ってルールを守っていく必要があります。

虎口池野営場

虎口池野営場は、岡山市南東部の児島半島にある、天目山の山頂近くに作られたキャンプ場で、かなり老朽化していますので見過ごす可能性もあります。虎口池野営場キャンプ場の設備としては、屋根つきの大きな炊事場があり、中央には調理用のテーブルなどもある為、調理することには問題はなさそうです。

ただし、水道の蛇口には手洗い用と書かれている為、飲料用の水を別途用意しておく必要がありそうです。炊事棟の外にはかまどがあり、少し離れた場所にはキャンプファイアー用の焚き火サークルなどもあります。

トイレはありますが、汲取式ですのでトイレットペーパーなどは、持参していきましょう。周囲には小さな池などがあり、遊具などもありますが老朽化の為、使用禁止になっていますが、周囲は自然に囲まれた情緒豊かな場所です。

高間キャンプ場

高間キャンプ場の所在地は、総社市種井1595-2となっており、岡山総社ICから車60分、またJR伯備線美袋駅から車で20分といった立地にあります。高間キャンプ場の周囲はアカマツ林に囲まれ、晴天時には瀬戸内海や大山などが見える、展望の良いキャンプ場でも知られています。

また、周囲には山崩れの危険性のある場所もある為、注意標識に沿って移動しましょう。高間キャンプ場の設備に関してですが、休憩所や炊飯施設、4カ所の簡易トイレなどは設置されています。水道なども通っていますが、飲用不可となっていますので、飲料水は別途に際していく必要があります。

高間キャンプ場は標高550mの高台にある為、春先や秋口などは少し寒さ対策をしておいたほうがよさそうです。エリアとしては、砂利サイトと広場サイト、テントサイトと大まかに分かれています。

岡山県青少年の島 梶子島

サバイバル体験がしたいのであれば、特にお薦めしたいのが、この岡山県青少年の島 梶子島です。無人島ですが、神島外浦港からチャーター船で、15分程の合い間に行き着く事ができます。電気もガスもない無人島ですので、思う存分サバイバル体験ができる場所として知られています。

とはいえ、全く設備がないわけではありません。島の頂上へ昇る階段や、かまどの設置など、最小限ではありますが、利用可能となっています。ただし、トイレも全くありませんので、簡易トイレなどを持参していく必要があり、ごみなどももちろんすべて持ち帰らなければなりません。

また、この梶子島でのサバイバル体験を行う際には、岡山県県民生活部男女共同参画青少年課に、あらかじめ利用の申し込みを行わなければなりません。

早島町ふれあいの森公園

早島町ふれあいの森公園は、岡山県都窪郡早島町にある施設で、トリムコースやつり橋なども整備されていますので、キャンプやハイキングにと、自然を満喫できる場所として知られています。

施設内の設備として、キャンプ時に使用できる炊事棟があり、そのほかにも有料で事前申し込みが必要な、野外ステージや研究室などがあります。早島町ふれあいの森公園は、キャンプ場としてどなたでも利用する事ができ、事前予約などを行う必要もありません。

ただし、利用届は出す必要がありますので、当日来訪した時にキャンプ施設利用届の記入をお願いしています。記載事項としては、炊事棟の利用やバーベキューコンロなどの持ち込みによる利用、そしてキャンプファイヤーの利用や宿泊テント持込による宿泊キャンプなどです。

邑久自然教育の森キャンプ場

無料で利用の可能な、邑久自然教育の森キャンプ場ですが、利用規約として瀬戸内市の方か、ボーイスカウト関係の方しか利用する事ができません。また事前に、役所へ届け出が必要で、社会教育課の方へ出向き、使用許可をあらかじめ取っておく必要があります。

設備としては、トイレが3カ所設置されており、炊事場が2カ所あります。1年を通して利用可能で、近くには砥石城跡などがあります。周囲は低いながらも、トレッキングコースが数カ所あり、軽い山の森などを楽しむ事ができます。

また、頂上の眺めもよく、山頂付近からは景色のよい瀬戸内海を一望する事ができるでしょう。残念ながら、瀬戸内市外の方では利用する事ができませんが、今後施設が整備された後に利用可能になる可能性も否定できません。

岡山には魅力的なキャンプ場がいっぱい

岡山は場所的にも、古い街並みが多く残る地域で、魅力的なキャンプ場も多くみられます。特に、山や川でのキャンプを楽しむのであれば、ぜひ岡山でのキャンプを堪能してみてはいかがでしょうか。純粋なキャンプを楽しむのもよし、設備が整ったキャンプ場を利用するのも、楽をしたい方には最適な方法です。

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