コルナゴのロードバイクの魅力とそのスペックを解説

コルナゴのロードバイクの魅力とそのスペックを解説

2019.02.21

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高額でデザイン性の高いものが多いコルゴナ

日本でも、幼少の頃からロードバイクに親しむといった方も、随分と増えてきましたが、イタリアのように定着するにはまだまだ時間がかかりそうです。古くから、ロードバイクに慣れ親しむ国でも知られるイタリアは、多くのブランドに見受けられるように、高額でデザイン性の高いものが多いといいます。その中でも、老舗と言われるコルゴナの評価はかなり高いと言えるでしょう。

コルナゴのロードバイクの歴史

ヨーロッパは、ロードレース発祥の地として、数々のロードバイクの歴史が刻みこまれてきた土地柄でもあります。ロードレースと共に、進化を遂げてきたロードバイクは、これらの国々の歴史とも深い繋がりがあるとまで言われています。

そんな、ロードレースの盛んな国の一つであるイタリアでは、社会で成功したらぜひとも手に入れてみたいといわれるほど、コルナゴブランドのロードバイクは、高いポリシーと強いブランド力で、ロードバイクユーザーの心を魅了してやまないといます。そうしたコルナゴは、イタリア生まれの老舗自転車メーカーで、もともと行っていた自転車の製造と修理の下請け業をきっかけにして、1954年に創立されたといいます。

コルナゴのロードバイクの特長

メーカーブランドとなっているコルナゴは、ロードレーサーでもあった創業者のエルネスト・コルナゴ氏から名付けられたものです。これまで、コルナゴが受けてきた数々の栄冠や栄誉は、ここであえて表記する必要のないほど、それだけこれまでの実績が突出しているものと言えるでしょう。

ロードバイクの愛好者であれば、誰しもが憧れをいだくコルナゴのロードバイクの特長ですが、その洗練されたデザインに思わず魅了されてしまうということが言えます。コルナゴのロードバイクには、すべてのバイクにストレートフォークを採用しているのもその特徴で、ほかのメーカーではよく見られる、インテグラルヘッドを採用しないというのも、コルナゴバイクの特徴の一つとなっています。

フェラーリと協業している
世界のモータースポーツメーカーとしても名高いフェラーリは、コルナゴと同様にイタリア有数のブランドメーカーであることは、あまりにも有名でしょう。実は、このフェラーリとコルナゴとの間では、1986年と早くからコラボレーションによるプロジェクトが行われていました。そんな中で、1989年に発表されたのが、コルナゴの35周年を記念して発表されたC35記念モデルです。

伝説の有機体とも呼ばれたフォルムは、当時のロードバイクユーザーたちに絶賛の目で見られた事は疑うべくもないでしょう。コルナゴと、フェラーリの間でなされた協業関係によって、生み出されたCFシリーズはあまりにも有名で、中にはコンセプトモデルとして、世界に3台しかないモデルも存在するといわれます。

高額のモデルが多い

コルナゴは、そのブランド力の高さと、知名力が影響しているのか、クロスバイクの価格帯は、かなり高めに設定されています。クロスバイクとは、マウンテンバイクとロードバイクのハイブリッドともいえる自転車で、両方のよいところを取り入れ、との自転車メーカーでも比較的安い価格で販売されています。

クロスバイクは、トレッキングやツーリングなど、幅広く乗りこなすことができる為、多くの自転車ユーザーに高い人気を誇っている自転車の一つです。コルナゴのクロスバイクの場合、最も安いモデルで10万円くらいは相場ですし、最上級モデルでは40万円以上するモデルも存在しているのです。

コルナゴのバイクのブランド

ブランド力が非常に高く、高性能で知られるコルナゴのバイクは、決してただの人気などではなく、企業努力のたまものと言えるものです。それは、実際にコルナゴの、バイクブランドを見てもらえばよくお分かりのように、Cシリーズでは今具現化できる最高のレーシングパフォーマンスを追求した結果を発揮しています。

また、CONCEPTシリーズでは、アメリカの航空諮問委員会である、NACAのウインドウテストデータを基に設計されたエアロロードで知られており、それだけバイクにかける情熱はすさまじいものがあります。高価なのには、それだけ理由があるもので、Vシリーズで見られるV2-Rは、コルナゴ最軽量モデルで知られ、CLXシリーズではフロントフォークおよび、ヘッドチューブにオリジナルデザインを採用しています。

2018年の最新のロードバイク

コルナゴのロードバイクは、ただ単にデザイン性やブランド力に優れているだけではなく、独自のバイクにかける情熱や意気込みが、そのままパフォーマンスに表れているのは疑いのない事実です。

もともと、走る為だけに特化したロードバイクですが、K.oneシリーズなどでは、究極のタイムを競う為だけに、産み出されたバイクであることは間違えようのない事実なのです。そこで選考基準をいくつか設け、2018年の最新のロードバイク事情を探ってみましょう。

<選考基準>
・2018年モデル
・390000円から698000円

コルナゴの革新は、現在でも引き続き、新たなロードバイクが生み出されている事でもお分かりのように、そのざん新さにさらに磨きがかかっているように思われます。

コルナゴ C64
まず、スペックの高いマシンとして紹介したいのは、Cシリーズとしても非常に完成度が高く、評価の良かったC60の後継機がこのC64モデルです。従来のC60モデルよりも、さらに186gの軽量化に成功したラグドフレームは、あくまでもどん欲な姿勢を隠さないコルナゴの心意気を感じさせてくれます。

Cを冠するフラッグシップの名を、またひとつ上のステージへと押し上げる性能は、ある意味有力老舗メーカーの宿命ともいえるものです。ディスクフレームセットも展開しており、カラーバリエーションは全部で7色と、まさに至高のコルナゴともいえるぜいたくなラインナップは、見るだけでは落ち着かない、そんなあなたにお勧めのマシンです。

コルナゴ CONCEPT

アメリカの航空諮問委員会で知られるNACAの協力を得て、作られたとささやかれるのが、この噂のコルナゴ CONCEPTの存在でしょう。実際の、NACAのウインドウテストデータを基に、このCONCEPTは設計されたもので、近年人気となっているエアロロードバイクの中でも、特に荒れた路面での走破性能が向上しています。

エアロロードバイクで、まず思い浮かぶのはトライアスロンですが、このコルナゴ CONCEPTは、そんな過酷なレースを想定した空気抵抗を、第一に考えて作り出された逸品です。特徴的なのは、ヘッドパーツの構成で、カーボンやナイロン、エラストラマーからなる高分子化合物で形成されており、振動吸収にもかなり優れています。

コルナゴ V2-r

ロードバイクの熟練者であれば、愛機の軽量化はある意味重要な課題の一つではないでしょうか。もともと、走りに特化しているロードバイクですが、軽量化によって坂道を楽に登ことができ、持ち運びにも負担が軽くて済むという利点がありますが、軽量化により壊れやすくなるといったデメリットも否定できないものです。

そういった意味でも、このコルナゴ V2-rは、空力と剛性を向上させ、フレーム各部を強化したうえで、重量増を抑えたコルナゴ最軽量モデルは、マニアにはまさにまゆつばものの逸品です。価格帯は43万円から50万円程度で、ディスクブレーキ使用モデルは、さらに5万円程度のアップチャージが必要です。

コルナゴ CLE ULTEGRA286

コルナゴ CLE ULTEGRA286は、最軽量化で定評のあるV2-rのディティールと、レスポンスの良さとを踏襲しながら、カーボングレードを変更し、マイルドな乗り心地に仕上げたマシンとなっています。ヨーロッパでも、プロ仕様で利用できるCLE ULTEGRA286ですが、価格帯としてはアルテグラ完成車で、39万円台とお考え下さい。

一般の、ロードバイクユーザーでも、乗りこなしやすいマシンとなっており、振動吸収にはかなり優れた面を持っています。オールラウンドで使用できますので、レスポンスの良さと軽さを考えれば、納得のいく一台と言えるのではないでしょうか。カラーバリエーションは、全4色に対応しています。

コルナゴのロードバイクには大人の魅力が詰まっている

デザイン性や、ブランド力では群を抜くコルナゴのロードバイクですが、ヨーロッパのロードレーサーの間でも、一度は乗って見てみたいと云わせるブランドでもあります。日本人はとかく、ブランドに弱いとされていますが、コルナゴの魅力はブランドだけではなく、洗練されたデザインや究極の性能に、惹かれてしまうといった方も少なくないのです。

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