小豆島について知る
瀬戸内海の小さな島で知られる小豆島は、以外に全国での認知度はかなり高く、国内でのオリーブの栽培発祥の地でも知られています。もちろん周囲は、瀬戸内の海流にはぐくまれた地域という事もあり、小豆島に釣りをしに行きたい方には、設備もかなり整っている場所も多く存在しています。そこで小豆島で釣りを楽しむ為、お薦めのスポットをいくつかご紹介してみましょう。
小豆島といった小さな島が、全国でも認知度が高いというのも、この小豆島で作られる名産品を、スーパーや百貨店などで多く見かける為でしょう。
古くは、あずき島と呼ばれていた小豆島ですが、場所は瀬戸大橋と淡路島の間の瀬戸内海に浮かぶ香川県に属した島です。小豆島へと渡るには、フェリーなどの船を使うしか方法はありませんが、本州側や四国側からもその姿を見る事ができ、いくつかの場所でフェリーが出ていますので、さほど時間をかけずに島へと渡航する事ができます。
おすすめの小豆島釣りスポット
小豆島は離れ小島と言えども、船で渡航できる島の中では最大規模の人口を誇り、年間の観光客は数万人規模で、小豆島八十八箇所札所への巡礼者などで、年間を通じて人が絶えない島です。
お勧めの小豆島での釣りスポットですが、ごく小さな島ですので安全性を考慮し、また選考基準を制定したうえで、きちんと整備された場所をご紹介いたしましょう。
王子漁港
瀬戸内海でも、絶好の釣りスポットとして知られるのが、この王子漁港と言えるでしょう。漁港という事もあり、周囲は整備されていますので足場もよく、小さなお子さんのいるご家族連れでも、人気のスポットといえます。この釣り場の特徴として、年間を通じて瀬戸内海の豊富な種類の魚が、良く釣れるという事です。
また、普段から周囲の波も比較的穏やかで、小豆島観光ホテルからも歩いて5分という利便性もあり、気軽に立ち寄り釣りを楽しむ事ができる場所となっています。
大部港
大部港は、本州側の日生港から、フェリーで直接行く事ができるスポットで、人気の場所は東側にある広い埋め立て護岸周辺にあります。フェリーの待合い所には、トイレが完備されており、自販機なども設置されていますが、食事をとる場所などありませんので、あらかじめ用意しておく必要があります。
周囲では、投げ釣りでアイナメやカレイなどが釣れ、チヌやスズキなども狙う事ができます。ただし、足下はコンクリート舗装されていない為、夜間の釣りでは移動時などに、足元に注意しておく必要があります
ふるさと村
小豆島ふるさと村は、総合レジャー施設として、宿泊施設やグラウンドに体育館などもあり、食べ物やクラフトなどの手づくり体験など、様々な楽しみ方もできる人気のスポットとなっています。釣りスポットとしては、ふるさと村のつり桟橋で、幅4m・長さ70mが絶好の釣りポイントとして設置されています。
入場料が大人500円/小人300円と必要ですが、チヌにメバルやカレイ等も釣れ、お盆過ぎからアジが回遊し始めると、サビキ釣りが楽しめますので、女性の方や小さなお子さんでも、喜んで簡単に釣りを楽しむ事ができます。
谷尻漁港
谷尻漁港は、ふるさと村からさらに南下した突端にある漁港で、季節によって様々な魚の種類の釣りが、楽しめる事でもよく知られています。小豆島の中でも、屈指の絶好の釣りのスポットで、良型のスズキやチヌのほかにも、マダイも釣れるとあって、すこし太めの仕掛けで大物狙いを楽しむ事ができます。
ただ、難点なのは、周囲には自販機は設置されていますが、トイレなどがないという事です。ホテルまで25分ほどかけて戻るか、近くの民家で借りなければならないようです。
関西フィッシングセンター
関西フィッシングセンターは、観光目的の養魚場という事で、いけすでの釣りを楽しむ事ができます。定休日が簡単とその翌日のみですので、予約さえ行えばどなたでも簡単に釣りを楽しむ事ができます。関西フィッシングセンターの良いところは、釣り道具を用意する事なく、釣りを楽しめるところにあります。
対象魚はカンパチにシマアジやスズキ、チヌやハネにハマチまたは、ヒラメやマダイにメジロなど、かなりの種類の魚を釣る事ができます。設備が整っていますので、生簀の上は足場も広くしっかりしており、小さなお子様とご一緒に釣りをされる場合でも、非常に安心感が高いと言えるでしょう。
釣りに適した服装
家族連れで、釣りを楽しむのは良いものですが、いくら足場が安定しており、周囲に設備が整っていても、釣りに不適切なようでは何かとトラブルの元になってしまいます。そこで、外でも子供たちが、安心に過ごせるように、釣りに適した服装というものを準備しておきましょう。
特に、釣りは意外なところに危険が潜んでいる場合もありますので、特に小さなお子さん連れの方は注意が必要となります。また場所によっては、近くに食料品店などがない場合もありますので、携帯食などを持っておくとよいでしょう。
帽子は必需品
釣りに際して、帽子は必需品と言っても差し支えありません。夏場や日差しの強い時期など、日光から頭を守り日射病などを防いでくれる事は、もちろんご理解いただける事でしょう。また、帽子はいざという時に頭を、保護してくれる役割を担ってくれるものです。
最近では、防波堤などでも、ルアーフィッシングを行う方が増え、他の人のルアーなどが飛んでくる可能性もあります。特に子供は、興味を示せば、どこでもすぐに飛んで行ってしまいますので、頭を守ってくれる帽子は必需品と言えるものなのです。
季節に合わせた服装をする
釣りを目的に出掛ける際には、釣りに適した服装をする事は、最低条件と言えるものですが、釣りに適した服装とは年間を通して、季節に合わせて変えていかなければなりません。
また、急な雨降りに対応するレインコートも必要で、基本的には夏は日差しから身体を守る服装で、飲料水なども余分に持っていきましょう。また冬場は、寒さから身体を守る服装をする事はもちろんですが、風邪などをひかないようにマスクや、体を温めておく保温アイテムなどの装備、携帯食なども用意しておくとよいでしょう。
小豆島での釣りのポイントを知って楽しもう
小豆島での釣りは、瀬戸内海での豊富な種類の魚を狙う事ができ、五目釣りから大物釣りまで楽しめるポイントがたくさんあります。特に、施設や整備の整ったスポットでは、小さなお子さんや女性連れでも安心して楽しむ事ができ、場合によってはお父さんが釣りを楽しみ、子供たちは別の楽しみ方で遊ぶといった方法も行えます。