ロードバイク用の靴を使えばもっと本格的・快適に自転車を楽しめる

ロードバイク用の靴を使えばもっと本格的・快適に自転車を楽しめる

2019.01.25

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ビンディングシューズで快適な自転車ライフをおくろう

ロードバイクに乗るなら、ビンディングシューズを履きましょう。サイクルシューズは他にもいくつか種類がありますが、ロードバイクの特性に合わせて作られたビンディングシューズは、サイクル中のパフォーマンスをアップさせます。

靴を適当に選んでしまうと、ロードバイクを存分に楽しめなくなる可能性があります。ただし街中でも乗る場合は、ビンディングシューズだと歩きにくいというデメリットが生じます。シチュエーションでも選択肢は変わってくると覚えておくと良いでしょう。

ビンディングシューズにはどのようなものがあるのか

ロードバイクに乗るときに履くビンディングシューズを選ぶには、いくつかのポイントがあります。スニーカーとの違いや、ビンディングシューズの選び方について解説します。

サイクルシューズの主流

ロードバイク用の靴は、ペダルに足を固定するビンディングシューズと呼ばれています。ビンディングシューズはサイクルシューズの一種で、趣味で乗る人から競技用まで幅広いラインナップがあります。一言でビンディングシューズといっても、目的によって重さやデザインも実に様々です。

レース専用のものは軽量が主流ですが、街中でも乗る人向けに歩きやすさを考慮したシューズもあり、目的によって選ぶものも変わります。ビンディングシューズはサイクルシューズの主流となっていますが、マウンテンバイク用やカジュアルで履きやすさを重視したタウンユースなどタイプもいくつかあります。

目的に合わせて選びますが、より快適に履けるようにシューズアクセサリーをプラスするのもおすすめです。選び方がわからない人は、ショップに足を運んでスタッフに相談してみましょう。

普通の靴とビンディングシューズの違い

ロードバイクでも基本的には普通の自転車と同じですが、細かい部分にはいくつかの違いがあります。レースや競技で乗る人もいますし、見た目のデザインがカッコイイという理由で、タウンユースに乗る人もいます。タウンユースの場合は、自転車に乗るだけでなく、自転車を押して歩くことも多くなるので、本格仕様のビンディングシューズだと少し歩きにくいと感じてしまうこともあります。

ビンディングシューズと普通の靴との一番の違いは、靴底です。普通の靴は歩くことを目的に作られているので、歩きやすさを重視してソールも厚めでクッション性を考えて作られています。

一方のビンディングシューズは、ペダルを漕ぐときに漕ぎやすいことを重視して作られるので、フラットソールの機能を持っています。

自転車から降りて歩くことはあまり重視していないので、ペダルの漕ぎやすさを考え靴底は適度に薄く、ペダルを踏み込んだときに力を逃がさないようフラットソールの機能を持たせることが大切とされます。

ビンディングシューズの選び方

クリートのタイプで選ぶ

ビンディングシューズを選ぶ際は、クリートのタイプで選ぶのもポイントのひとつと言えます。クリートというのは、ロードバイクのペダルにビンディングシューズを固定するために使う留め具のことです。クリートのタイプはしっかりと固定できる3つ穴と、柔軟性を重視した2つ穴があります。

主流は安定性に優れている3つ穴ですが、ツーリングなど長距離の場合や、気軽に乗りたいタウンユースの場合は柔軟性を重視した2つ穴が向いています。

クリートは2つ穴のみ、3つ穴のみのタイプもあれば、穴変換プレートを使用して目的に合わせて使い分けるタイプもあります。スピード重視には、4つ穴を使用することもあります。クリート選を選ぶ時は、乗り手のレベルよりも用途を重視します。

留め具で選ぶ

クリートを決めたら、次は留め具の種類を見極めましょう。留め具には4種類あり、それぞれにメリットとデメリットがあります。留め具の種類別に、おすすめポイントを比較してみましょう。

  • 紐タイプ

デザイン性に優れており、競技用に使われるような”いかにも”感はありません。紐で自分の足にフィットするよう調整ができます。軽量で履きやすい反面、紐をきつく締めると履く時も脱ぐ時も少し手間がかかります。

  • ベルクロタイプ

足に合わせてベルクロで調整できるので、紐よりも使いやすく履く時も脱ぐ時も簡単です。デザイン性という意味では好き嫌いが分かれるものの、エントリーモデルにも多いので初心者にもおすすめです。リーズナブルで購入しやすいのはメリットと言えるでしょう。

  • ラチェットタイプ

足首に近いベルトに、ラチェット式バックルを採用したタイプです。バックルが付くことで、しっかりと固定され安定性が高まります。ただしきつく締めすぎると、走行中に痛みを感じることもあり、走りながら調整できないので慣れるまでは少し不便に感じるかもしれません。

  • ダイヤルタイプ

ワイヤーを巻いたダイヤルで、幅を調整して足にフィットさせるタイプです。ハイエンドモデルに多く取り入れられています。走っている最中も、ダイヤルを回すだけで調整が可能です。ダイヤルが1個のものは軽くて履きやすく、2個のものはよりフィット感がアップします。

SPDとSPD-SLという規格

SPDは主にマウンテンバイク向けの規格

SPDは2つ穴に留め具を固定するタイプです。マウンテンバイク向けですが、歩きやすさも兼ね備えているのがポイントです。自転車から降りて歩くことが多い人や、ロードバイク初心者にはSPDの方が使いやすいでしょう。履きやすく脱ぐ時も簡単、気軽に履けるビンディングシューズです。

SPD-SLはロードバイク向け

SPD-SLは3つ穴に留め具を固定して使います。ロードバイク向けで、3箇所で固定するので安定性に優れています。走りを重視して作られているので、SPDよりも軽く長距離走行にも向いていると言えます。

ただしペダルの漕ぎやすさを重視して作られているので、自転車を押して歩くという場合は歩きにくさを感じてしまいます。タウンユースには不向き、本格的にロードバイクを楽しみたい人におすすめです。

初心者はビンディングよりもフラットペダルを選ぶ

本格的にロードバイクを楽しみたいなら、ペダルにもこだわりたいところです。ただしビンディングシューズとペダルを固定するという特性から、初心者やタウンユースでは突然のアクシデントに対応しきれず危険を伴うこともあります。

信号で止まることが多いタウンユースや、初心者にはビンディングよりもフラットペダルがおすすめです。ただしペダルを踏み込んだとき滑らないように、グリップがしっかりとしているものを選ぶことが大切です。フラットペダルなら、タウンユースにも使えますし、少し長く走りたいという時にも使えて便利です。

おすすめのビンディングシューズ

ビンディングシューズにも種類がありますので、自分にとってベストなタイプを選ぶことが大切です。数あるビンディングシューズの中から、おすすめ商品を紹介します。

SIDE BIKE ビンディング シューズ  SD001-RD

アッパーにシンセティックレザーとメッシュソールを採用しており、軽くて丈夫です。ストラップは1バックルと2ストラップのラチェットタイプなので、しっかりと固定できます。SPD-SL対応のため、本格的にロードバイクを楽しみたい人におすすめです。

デザイン性にも優れており、カラーは4色から選べます。サイズ42で約580gと軽く、履きやすい一足となるでしょう。価格もお手頃で、ファーストビンディングシューズに適しています。

SHIMANO(シマノ) RC700W SPD-SLビンディングシューズ ホワイト

欲しいと思ったデザインでもサイズがないとがっかりしてしまいます。こちらはサイズ展開が39~48まで揃っていますし、ダイヤルタイプの扱いやすさや、サイズ42で243gという軽さも魅力です。ソールはカーボンで、ヒールパッドの交換が可能です。

しっかりとフィットするのに、変な締め付け感もなくシーンに合わせて簡単に調整できるのも良いところです。

専用シューズで快適なサイクリングをしよう

ロードバイクは見た目も普通の自転車とは少し違います。体に合わせてロードバイクを選ぶように、快適な走りを可能にするには専用シューズを選ぶことも大切です。ロードバイク用のシューズにも種類があるので、日々の自転車ライフをもっと快適に楽しめるよう、自分にとってベストな一足を見つけみてください。

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