キャンプで便利な焚き火台と相性がいいテーブルを知りたい

キャンプで便利な焚き火台と相性がいいテーブルを知りたい

2019.01.30

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キャンプに焚き火台とセットに使いたいテーブルを見てみよう

少し前までは、地面に穴を掘ったり、周囲を石で組み焚き火を行っていましたが、環境問題や火の不始末から、現在はマナーとしてたき火を行う際に、専用の焚き火台を使用する事が薦められるようになりました。そこで、キャンプに焚き火台とセットに、使うと非常に便利で使い心地のいいと言われるテーブルの事を、少し理解しておきましょう。

囲炉裏テーブルがお勧めな理由

囲炉裏のは歴史的に見ても、日本人固有の文化で、囲炉裏によって茶の湯や薫製が生み出され、囲炉裏独自の構造も日本独自の生活様式を作り出してきました。

それだけ囲炉裏という存在が、私たち日本人にとってかけがえのないものでした。囲炉裏は一年中絶やすことなく、灯りやかまどの火種として使われ、ある種心のよりどころだったのかもしれません。

みんなで火を囲める幸せ

昔から日本人が、家族のきずなを大切にしていたのも、この囲炉裏があってからこそのものだったのかもしれません。西洋でも室内に火を持ち込む文化はありましたが、基本的には暖炉という形で、冬の寒い時期だけに使用したものでした。

囲炉裏テーブルの良い所は、焚き火台の火を中心にして、周囲でぐるりと囲む形になっていますので、家族で火を囲んで食事をしたり、おしゃべりをかわすひと時を過ごす事ができます。

子供を火傷から守れる利点

昔からよく、火を見ると落ち着く、といった方もいらっしゃいますが、確かに燃え上がる炎はどこか心がいやされる感じがします。囲炉裏の特徴は、焚き火台の周りを囲う形になっていますので、お互いに顔を見合わせて感情も読み取りやすいという事もあります。

囲炉裏の利点は、食事の合い間だけではなく、会話をしたりコーヒーを飲んだりと、素敵な時間が過ごせるほかに、焚き火台だけでは子供が火傷をする危険性もあるからです。

囲炉裏テーブルの選び方

野外で囲炉裏と聞けば、誰しも驚きそうですが、実際のキャンプでも焚き火を囲むのが一般的ですので、実際は大した違和感はありません。野外で使用できる焚き火の器具は、ほかにもいろいろあります。

すぐに思い浮かぶのは、バーベキューなどに使用される大きめのコンロですが、大人数のパーティーなどには適していますが立食形式ですので、個別にテーブルを用意しなければなりません。

ロースタイルにして囲炉裏テーブルを使いこなそう

もともと日本人の生活スタイルは、ロースタイルに最も適したものです。確かに、現代の日本家屋も西洋化が進み、室内はフローリングがごく当たり前となり、テーブルやソファが使用されていますが、現在でもほとんどの家庭でこたつが使用されています。

その点囲炉裏テーブルの高さは、大体の高さが26センチから29センチで作られていますので、座ったまま丁度いい高さで、食事などを楽しむ事ができます。

ローチェアも忘れず購入しよう

キャンプは、子供たちにとって、一生の思い出になる事も多く、忘れられない想い出づくりにする為にも、できるだけ快適に過ごしていきたいものです。囲炉裏テーブルにするのであれば、これまで使用していたハイチェアでは、子供にとっても使い勝手が悪いものです。

また、椅子が高ければ、それだけ倒れる危険性もありますので、地面に安定するようなローチェアを、揃える事をお勧めします。

囲炉裏テーブルにおすすめ商品をみる

囲炉裏テーブルは他のキャンプ用具と同様に、非常に軽量でコンパクトな造りとなっています。

ただ、この囲炉裏テーブルを使用するにも、焚き火台が必ず必要となってきますので、焚き火台を購入する際には、必ずサイズを確認しておきましょう。また危険防止の為に、消火用の水も用意しておきます。

4つの天板を組み合わせて囲炉裏テーブルの出来上がり

囲炉裏テーブルには、大きく分けて木製タイプと金属タイプに分ける事ができます。火には厳禁とされるウッドラックタイプですが、少人数であればガスボンベで対応できますので、特に問題はありません。

また、金属のスチール製囲炉裏テーブルですが、天板を組み合わせるだけで、比較的軽く簡単に持ち運びができますのでラクチンです。スチール製ですので、高温になった鍋等を置く事も出来るのも良いところです。

ネイチャートーンズのオクタゴンファイアテーブル

焚き火を囲む形式の囲炉裏テーブルですが、他の商品を見てみると、意外とそれなりにコンパクトなタイプが見られます。キャンプの場合、車でキャンプ用具を運ぶ事になりますので、コンパクトで軽いという事はそれだけ利便性が高いということになります。

ネイチャートーンズのオクタゴンファイアテーブルは、脚部がXの形で組み合わされており、簡単に収納が出来ますので、スマートにストレスなく利用できます。

自由度を求めるならスノーピークのジカロテーブル

スノーピークのジカロテーブルは、網目ではなくプレート上の4枚の天板を組み合わせて作るタイプとなっています。実はこのテーブル、同じタイプのテーブルをジョイントする事で、テーブルの面積を広げたり、コの字でもS字でも色々と楽しめるアレンジ性豊かなテーブルとなっています。

天板の組合せを変えて、ジョイント部分でロックしてしまえば、大人数でキャンプに臨んでも、何ら問題ないほどの安定感です。

木製の天板を選びたいならロゴスのウッド囲炉裏テーブル

風情の良さで、囲炉裏テーブルを選ぶのであれば、是非お勧めしたいのが、ロゴスのウッド囲炉裏テーブルでしょう。

素材に上品な木材を使用していますので、高級感があり自然に溶け込んだ気分になれます。ただし、ウッド製の囲炉裏テーブルは、どうしても重量は増してしまいますが、それだけ丈夫という事になります。木製の囲炉裏テーブルは、とても味わい深いものですが、傷や汚れがつきやすい事はご承知ください。

トライポットを使って調理の幅も広がる

皆さんは、トライポットというものをご存じでしょうか。焚き火の上に吊るす事が出来るもので、囲炉裏端で言えば自在鉤の役割をするアイテムです。

トライポットの場合は、3脚か4脚の金属棒を組み、真上から垂らしたチェーン中央についたフックに、ダッチオーブンなどの取っ手を吊るします。チェーンの長さを変えるだけで、火と鍋の距離を変えられますので火加減調整を行え、昔の囲炉裏の雰囲気で楽しむ事ができます。

自作で囲炉裏テーブルも個性的で面白い

DIY好きであれば、ネットなどを参考に設計図を作成し、アイデア満点の自作囲炉裏テーブルを作ってみるのも、面白い試みではないでしょうか。

DIYの楽しみ方として、材料集めから始まり、安全性や使い勝手の良さなどを研究しながら、自分なりのこだわりも表現出来るのもメリットの一つです。モノ作りが好きな人なら、ご家族のリクエストなども聞き入れて創作するのも楽しいものです。

囲炉裏テーブルの購入時に注意したい事

焚き火囲むキャンプのひと時は、自然をバックに味わいの深い思い出のひとこまとなってくれる事でしょう。その為にも、素敵なキャンプにするには、囲炉裏テーブルを購入する際にはいくつかの注目点に着目して、選別にあたって欲しいものです。

まず、注意ポイントとして、火のそばで使用する物だという事を心得ておく必要があります。そして、焚き火台の周りの寸法等をを知った上で、安全を考慮して事前にシミュレーションを行っておきましょう。

Shot of people getting food fresh off the braai

 

囲炉裏テーブルを使う楽しさを味わおう

今やキャンプにおいて、囲炉裏テーブルの利用は、メジャーなものになりつつあります。どんなロケーションよりも、こうした囲炉裏で囲む雰囲気は、何物にも代えがたいものです。ただし、あくまでもキャンプはマナーを持ってすることで安全に楽しむことができます。

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