琵琶湖付近でキャンプができる場所を紹介
近年キャンプなどのアウトドアな趣味を持つ人が増えて来ました。現在、新たなキャンプ場を探している人は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、木々と湖の美しい景色を誇る、琵琶湖付近のキャンプ場を紹介します。
数多くあるキャンプ場は、釣りができたり温泉が併設されていたりと、そのスタイルも豊富です。これらの中から、自分のアウトドアスタイルに合ったキャンプ場がきっと見つかるはずです。
お手頃価格で利用できる琵琶湖付近のキャンプ場
琵琶湖付近にはお手頃に利用できるキャンプ場がたくさんあります。
湖岸緑地 中主吉川地区
滋賀県唯一の無料キャンプ場です。キャンプ場は予約する必要がなく、チェックインとチェックアウトは決められていません。24時間無料で利用できます。国道8号線や湖岸道路から近く、比較的アクセスのよいキャンプ場です。また、近くに大型スーパ—やコンビニエンスストアがあります。
サイトは芝で、非常にきれいに管理がされています。石や砂利がないため、頑丈なペグではなく、アルミペグやプラペグでも大丈夫です。
矢橋帰帆島公園キャンプ場
名神高速道路道路瀬田西ICから約15分と、県外からのアクセスもよいキャンプ場です。
- 日帰り料金(10:00〜15:30)が県内1人180円(小人130円)、県外270円(小人200円)。
- 宿泊料金(16:00〜9:30)が県内350円(小人250円)、県外520円(小人380円)とリーズナブルです。
屋根付きのBBQ専用の場所が数カ所あり、イスもテーブルも設置がしてあるため、網さえあればBBQをすることが可能です。炊事棟もところどころにあるので、込み合うことがありません。
グリーンパーク山東
グリーンパーク山東は、名神高速道路「米原IC」より約20分のところにあり、フリーキャンプとオートキャンプそれぞれのエリアが用意されています。入場料は、小学生以上一律で1人200円です。
フリーキャンプサイト
きれいな芝で楽しむキャンプと、池のほとりで自然を感じる本格的なキャンプという2通りの楽しみ方ができます。料金はデイキャンプ(9:00〜16:00)が1,000円/張、宿泊キャンプ(13:00〜12:00)が1泊2,000円/張(税別)です。
オートキャンプサイト
全部で18区画あり、それぞれに専用電源や水道が完備されています。こちらのサイトに関しては、事前予約をしておけば、当日の場所取りは一切不要です。利用時間は13:00から翌12:00までです。
- 小区画、平日4,000円休日前/ハイシーズン6,000円
- 中区画、平日5,000円休日前/ハイシーズン7,000円
- 大区画、平日6,000円休日前/ハイシーズン8,000円
黄和田キャンプ場
琵琶湖周辺のキャンプ場の中で一番の広さを誇るキャンプ場です。名神高速道路の八日市ICから30分程度、国道421号線の道沿いにあります。
料金は車1台の駐車料金のみで、日帰りで1,000円、1泊で2,000円です。またチェックインとチェックアウトの時間が決まっていません。
池田キャンプ場
名神高速道路・八日市ICから車で約25分。愛知川の支流、神崎川の河原にあるキャンプ場です。その渓流の透明度は非常に高く、夏場は川遊びをする家族連れでにぎわいを見せます。近くに温泉施設やシャワー室がないため、宿泊目的のキャンプ場としてよりもデイキャンプ向きであるといえます。
料金は入場料が大人600円、清掃協力費が大人300円、そして駐車料が1,000円となります。またテントサイトは1張2,000円です。なお、デイキャンプで利用する場合は入場料と駐車料が半額になります。ちなみにトイレは簡易水洗ですが、洋式できれいです。地面は砂利で、ゴミ捨て場はありません。
釣りを楽しめる琵琶湖のキャンプ場
琵琶湖で釣りを楽しめるキャンプ場を紹介します。
リバーランズ角川
湖西の近江今津駅が最寄りで、京都市内から車で約90分のリバーランズ角川は、林間サイト・草地サイト・広場サイト・河畔サイトという変化に富んだ4つのサイトを楽しめます。またフライ・ルアーエリアが完備されており、平均30�Bのニジマスやイワナ釣りをすることが可能です。また、釣れたニジマスを自分で焼いて食べることもできます。
キャンプ場の利用料金は、中学生以上の大人が1泊1,200円、3才以上小学生までの小人が1泊600円。そして車1台1泊1,000円の駐車料がかかります。テントサイトは全面区画がなく車の乗り入れが可能で、ゆったりと設営ができます。またチェックインの時間が9:00から18:00と幅広く、ロングタイムステイができます。
ビワコマリンスポーツオートキャンプ場
近江白浜水泳場内の一番奥にあるキャンプ場です。水がきれいで、藻の少ない大変静かなこちらのエリアは、夏から秋にかけて、ブラックバス釣りの絶好スポットです。釣った魚とお肉でBBQ、またマリンスポーツも楽しめます。
料金は、キャンプサイトではソロテントが1,500円から、オートキャンプサイトでは1張2,500円で、どちらも地面は砂と土です。そして駐車料金が乗用車で1,000円、RV車・ワゴン車で2,000円です。チェックインは10:00で、チェックアウトはフリーです。
奥琵琶湖キャンプ場
北陸自動車道・木之本ICより車で約20分、琵琶湖のすぐ近くに奥琵琶湖キャンプ場はあります。キャンプ場周辺はバス釣りのメッカで、バスフィッシングや魚釣りを楽しめます。また、ドッグランが併設されているので、ペットと一緒に過ごすことも可能です。サイト内は高い木々がたくさんあり、日陰ができるので涼しく過ごしやすいです。
キャンプ利用料は1泊、大人1,000円・子供600円で、普通乗用車の駐車料が1台1,000円です。またテントやタープの持ち込み料として、長辺4m未満のテントとタープで1張1,000円、長辺4m以上のテントで1張1,500円が追加されます。なおチェックインは12:00〜17:00、チェックアウトは翌11:00です。
ウッディパル余呉
北陸自動車道・木之本ICから約7km、余呉駅から車で3km。琵琶湖の北の森にあるレクレーション施設に併設されてます。また12月上旬から3月下旬頃は、ワカサギ釣りのスポットとして人気があるキャンプ場です。余呉の風物詩であるワカサギ釣りは、初心者でも十分に楽しめます。釣りの料金は、大人1,300円・小人800円です。
またキャンプサイトは、オートサイト・樹間・広場の3種類が用意されています。料金はオートサイトと樹間が1区画4,000円、広場が1泊1人500円です。いずれも、チェックインが13:00でチェックアウトが12:00です。
宿泊施設のある琵琶湖付近のキャンプ場
キャンプ場にある宿泊施設を利用すると、テントやタープの準備が不要となり身軽にキャンプを楽しめます。
妹背の里
滋賀県中部、名神高速道路・竜王ICから比較的近い妹背の里は、整備の整った公園の中にあるキャンプ場です。テントサイトのほかにバンガローやBBQスペースが完備されています。また、公園などの遊び場所も充実しているので、子供連れ家族にオススメです。
バンガローの料金は、10,000円〜16,200円ですが、町内在住者のみ8,000円〜13,000円です。チェックインは15:00、チェックアウトは翌11:00です。なお、キャンプサイトの利用料金は1泊1張2,260円、町内在住者は1,540円となっています。
青土ダムエコーバレイ
新名神高速道路・甲賀土山ICから約10分。滋賀県南部にあるふれあい公園「青土ダムエコーバレイ」は、さまざまなアクティビティが充実している関西最大級のキャンプ場です。テントサイトやバンガロ—はもちろん、BBQや遊具施設、野外施設が完備されています。また、ダム釣りが可能です。
テントサイトの料金が電源有りで1泊3,000円、バンガローが6,000円と非常にリーズナブルです。バンガローの中には、2段目ベッドが2つ置いてあり、エアコンに冷蔵庫、キッチン設備が整っているので便利です。なおバンガローのチェックインは14:00で、チェックアウトが翌10:00です。
はなれ山水
京都東IC・大津ICから車で約1時間。木造のきれいな貸し切りコテージが5棟、そしてBBQスペースやドッグランも完備されており、カヌー体験をすることもできます。大中小とあるコテージの利用料は、小コテージが16,000円(1部屋あたり)から、大コテージが46,000円からです。
大見いこいの広場
北陸自動車道・木之本ICから車で約8km、山間を流れる川沿いに位置する緑豊かな敷地内に、キャンプサイトと丸太のログハウス、コテージが並んでいます。敷地内には、テニスコート、体育館、遊具施設、シャワーや売店付きの休憩所を併設しています。また、7〜9月は流しソーメンなどのイベントを催しています。
軒先にBBQテラスのあるログハウスは全部で10棟あり、1部屋最大10名まで宿泊できます。料金は19,400円からです。コテージは2階建てで、1階に洋室が3室、2階に和室が5室あります。料金は2名1部屋7,600円(平日)〜8,600円(休前日)とリーズナブルです。いずれも利用時間は15:00〜翌10:00です。
こんぜの里バンガロー村
名神高速道路・栗東ICから車で約20分、こんぜの里内の川沿いに建つコンドミニアム形式・自炊型の宿泊施設です。全棟にキッチンとリビングを備えるバンガローは、オランダ風・フランス風・イギリス風・スイス風など、異なる国の様式をテーマとしたヨーロッパ調のスタイルになっています。
一歩足を踏み入れると、海外の別荘地に来たような気になる施設の周辺は、人口的に作られた小川や散策路などがあり、自然を存分に楽しめる環境です。なお料金については定員4名1棟あたりで10,700円からです。そしてそれに加え、入村料が(大人200円・子供100円)かかります。
琵琶湖付近で冬でも営業しているキャンプ場
冬はキャンプのオフシーズンといわれていますが、冬キャンプにしか味わえない面白さがあります。
マイアミ浜オートキャンプ
名神高速道路・栗東ICより車で約40分のところにあります。通年営業で、オフシーズンには料金が安くなります。
トイレやシャワー棟などの共有設備は非常に清潔なので、女性や子どもでも安心して使用できます。また共同の炊事場はお湯が出るので、冬には有難い環境です。雪の中でのキャンプに経験豊富なスタッフが、適切な対応をしてくれると口コミが多いキャンプ場です。
マキノ高原キャンプ場
北陸自動車道・木之本ICから車で約30分で到着します。温泉が併設されていることも、人気の理由の一つです。
林間・高原・広場・展望・川・森の隠れ家という多様なオートキャンプサイトの中、林間サイトが「クヌギの森☆スノーキャンプフィールド」として冬季に開放されます。キャンプ中級者以上の1日限定20組、完全予約制となっています。なお、1組1泊5,000円となります。
マキノサニービーチ知内浜オートキャンプ場
北陸自動車道・木之本ICから車で約30分、琵琶湖で最も美しいといわれている奥琵琶湖の湖畔にあります。夏は湖水浴やカヌー、釣りなども楽しめます。またペットの入場も可能で、ドッグランがあります。なお施設には、専用シャワーやドライヤ—も備わっています。
こちらの施設は、体験メニューを豊富に取り揃えています。魚つかみ体験、投網体験やピザ作り体験、竹パン作り、和菓子作り体験などがあります。定休日の木曜日と、年末年始(12/29〜1/3)以外は通年営業しています。
高取山ふれあい公園
名神高速道路・彦根ICから車で約25分のところにあります。年間を通して快適に利用できるバンガローやオートキャンプ場の他にも、テントサイトやBBQ施設、森のかまどなど多くの施設が揃っています。
その中でも、アスレチックや人口ゲレンデ、林間広場などは子どもたちに大人気です。なお、年末には餅つき大会、冬季を通して陶芸教室などのイベントを開催しています。親子で、また友達家族の団体での利用をオススメします。幅広い年代の人たちが同時に楽しさを共有できる施設です。
温泉施設のある琵琶湖近くのキャンプ場
十二坊温泉オートキャンプ場
名神高速道路・栗東湖南IC、栗東ICより約10分というアクセス抜群のこちらの施設は、その名の通り温泉が併設されているキャンプ場です。徒歩で行ける温泉は、湯冷めがしないと評判です。また温泉内には岩盤浴や温水プール(ジャグジー付き)もあるため、冬でもキャンプが楽しめます。
キャンプ場の料金は、Sサイトが3,900円から、A・Bサイトが4,200円からです。また温泉利用料は大人600円、小人(3才から中学生)300円。そして、温泉+プールの料金が大人1,000円、小人500円です。
大河原温泉アウトドアヴィレッジ かもしかオートキャンプ場
新名神高速道路・甲賀土山ICより車で約20分に位置するこちらのキャンプ場は、平成7年に開湯した大河原温泉を併設しています。この温泉は胃腸病や高血圧、痛風に効果があり、女性に嬉しい美肌への働きも期待できます。温泉利用料は大人(12才以上)500円・小人(3才以上)250円です。
ちなみに温泉利用料に関しては、キャンプ利用料には含まれていません。利用する際は温泉券売機で券を購入してください。なお券1枚につき1回の入浴となっており、複数回の入浴はできません。
琵琶湖付近は一年中キャンプが楽しめる
琵琶湖の湖岸や周辺の山々には、たくさんのキャンプ場があります。その上、通年営業している施設も多いので、一年中キャンプを楽しむことができます。また、釣り以外にもカヌーやカヤック、ウェイクボートなどのアクティビティが充実していて、さらにゴルフやテニスなどのスポーツも楽しめる施設がたくさんあります。
ぜひ、季節ごとに異なるキャンプのスタイルを、存分に満喫してください。