神津島にある3つのキャンプ場や楽しめるレジャーについて

神津島にある3つのキャンプ場や楽しめるレジャーについて

2019.03.07

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都内からアクセスしやすい神津島

伊豆諸島のひとつである神津島は、都内からもアクセスしやすいので、初めての人も気軽に行けます。交通手段は限られますが、飛行機もあるので短時間の移動が可能。キャンプ場選びに欠かせない、交通アクセスの良さも魅力のひとつです。

神津島へのアクセス方法

神津島までのアクセス方法は、飛行機・大型客船・ジェット船の3つがあり、出発地点や料金が違います。それぞれの出発地点と所要時間、料金を紹介します。

  • 竹芝桟橋:高速ジェット船3時間45分/大型夜行客船12時間/料金(片道)6,080円〜
  • 熱海港:高速ジェット船1時間55分/料金(片道)9,760円・子供半額
  • 下田港:神新汽船2時間20分/料金(片道)4,150円〜
  • 調布飛行場:45分/料金(片道)大人14,900円・子供10,500円・手荷物5kgまで無料

神津島内にある3つのキャンプ場

神津島には3つのキャンプ場があります。それぞれの特徴を紹介しますので、自分に合ったキャンプ場を選んでみてください。

天上山のふもとに位置する「都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場」

都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場は、天上山の麓にあるキャンプ場で、設備が充実しているのがポイントです。神津島港からバスに乗り、キャンプ場で下車したら徒歩2分です。キャンプ場を利用したい場合は、事前の予約が必要となります。

予約はインターネットと電話のどちらでもOK。テントや調理器具は一式レンタルできるので安心です。テント設営済みのデッキテントサイトもあります。炊事場は無料で利用できますし、サービスセンターにはお風呂やシャワー、洗濯機や冷蔵庫があります。

  • デッキテント(基本料金+人数料金):基本料金1人3,000円+人数料金1人1,000円
  • フリーサイト:大人400円・子供200円・未就学児無料

温泉も一緒に楽しめる「沢尻湾キャンプ場」

集落から徒歩20分で行けます。神津島内では一番人気のキャンプ場としても知られています。目の前が海水浴場ということもあって、海を見ながらのキャンプが可能。キャンプ場から徒歩5分のところには温泉もあります。

キャンプ場は無料で全てフリースペースとなっていますが、利用するには環境協会への利用申請が必要です。申請は島についてから神津島観光協会まで行き、そこで申請用紙に記入して提出すればOKです。無料だから気軽に利用できるのがいいところ。

スペースはテント20張り分くらいとあまり広くはありませんが、水道や炊事場、トイレにシャワーが完備されているのでとても便利です。ただしレンタルなどは行っていません。直火も禁止です。

熟練者向けの「長浜キャンプ場」

神津島港からバスで10分、バス停からは徒歩1分で到着します。集落からは少し離れていますが、海の目の前にある静かなキャンプ場です。

利用料は無料ですが、キャンプ場を利用する前に観光協会に使用申請書の提出が必要です。島に着いたらその足で観光協会まで行き、申請書に記入して提出すれば利用できます。バーベキュー施設を利用する場合も、申請書が必要です。

キャンプ場には自販機や売店はないので、各自で必要な物を用意していきましょう。食材は島のお店で売っていますが、少し離れているので買い忘れなどないように注意が必要。自然を満喫できますが、全て自分で管理するので上級者向けのキャンプ場です。

キャンプのほかに神津島内で楽しめること

神津島ではキャンプ以外にも様々なアクティビティがあるので、退屈せずに過ごせます。キャンプ以外の楽しみ方を紹介します。

カンパチなどの魚釣り

神津島は釣りのメッカとしても知られています。カンパチやマアジ、イサキやメジナなど釣れる魚の種類も豊富です。釣具店も島内に2店舗ありますし、事前予約をすれば吉栄丸で船津り体験もできます。

  • 吉栄丸船釣り体験:料金8,500円〜/予約人数1人〜12人/所要時間約4時間

船釣り体験は10歳以上からで、13歳未満の場合は保護者の同伴が必要になります。救命胴衣は船で貸してもらえます。

遊歩道などのウォーキング

神津島にはいくつかの遊歩道があるので、時間があるとき散策してみるのもおすすめです。北部にある全長500メートルの赤崎遊歩道は、島の名所にもなっている人気スポットです。夏にはジャンプ台から海に飛び込むこともできますし、展望台からは富士山や南アルプスなど絶景を楽しめます。

赤崎湯歩道の下では磯遊びやシュノーケリングもできます。満潮時には天然プール、干潮時には岩場でカニ採りができます。

透き通る海でのダイビング

神津島には有名なダイビングスポットがいくつかあります。ダイビング器材を持っていない人はシュノーケリングでも十分楽しめます。島のダイビングショップでライセンスの取得が可能となっていますので、興味がある人は神津島村役場のホームページで、ダイビングショップを調べて問い合わせてみてください。

三浦湾では、魚の大群やウミガメに出会えるチャンスがあります。キャンプとダイビングの両方を楽しむというプランもおすすめです。

天上山や秩父山への登山

神津島では登山も楽しめます。標高572メートルの天上山には、黒島登山道と白島登山道という2つの山道があり、それぞれに四季折々の景色を堪能できます。あまり高いとは言えないものの、太平洋や周囲を一望できます。

花の百名山や新日本百名山にも選ばれているので、時間があったら神津島で登山をしてみるのもいいかもしれません。

頂上まで行くと、360度パノラマを見渡せます。島の観光スポットでもある、表砂漠や裏砂漠、ハート型の不動池などもよく見えます。

天然温泉などへの入浴

キャンプに行ったら温泉に入りたいという人にも、神津島はおすすめです。神津島温泉保養センターは、自然の岩場を利用した大露店風呂や展望露天風呂に入れます。周囲には遮るものがないもないので、夜には天然のプラネタリウムも楽しめます。

島にある山下旅館の別館では、湯柱温泉という源泉に入れます。

  • 神津島温泉保養センター:大人800円・子供400円
  • 山下旅館別館:大人600円・子供300円(要予約)

神津島でキャンプや登山などを楽しもう

神津島は都心からも意外に行きやすく、少し離れただけで大自然を満喫できます。島の中には3つのキャンプ場があって、自分のスタイルに合わせて選べます。キャンプ以外の楽しみも充実しているので、滞在中は有意義に過ごせるのも魅力です。

マリンスポーツや登山も楽しめますので、まだ行ったことがない人も是非足を運んでみてください。

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