BMWは多種多様な車を販売している
ただ漠然とBMWってかっこいいを思っている方もいらっしゃいます。いざ、買おうと思ったところでBMWは、どんな車が発売されているかわからないという人もいるでしょう。多種多様な車を販売していますので詳しく紹介していきたいと思います。
BMWという車について
まずは、BMWについて紹介していきます。車の良さは所有してどんどん愛着が生まれれば発見が多くなってくると思いますが、根本的なBMWについて知っていると知らないでは、気持ちの面で違うと思いますので紹介していきます。
BMWジャパンの公式ホームページを見よう
情報はネットの中にたくさんありますが、出所のわからない記事や書いた人の主観が大きいなど誤った内容などもあるのが事実です。まずは公式ホームページを見てみましょう。
車を選ぶ上でわかりやすいように、モデル別とボディタイプ別の2種類の方法から車を検索できるようになっています。この他にも試乗の申し込みや見積もり依頼、ディーラー検索などインターネットに慣れていない人でも見やすいホームページですので一見の価値はあります。
BMWの歴史
BMWの車が欲しいと思う人でもBMWにどういう歴史があるのかわかる人は少ないと思いますのでわかりやすく詳しく説明していきます。
BMWの誕生
BMWの誕生は1916年にグスタフ・オットーが航空機機体製造会社としてバイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ株式会社と航空機エンジン製造会社のバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ有限会社がプロジェクトを発足させたことから始まる。
設立当初は航空機エンジンメーカーで翌年の1917年に社名をBMWに改称し、この年にBMWとして最初の航空機エンジン「タイプ�。a」を生産しています。
自動車やオートバイに参入する
始めは航空機のメーカーでしたが1922年に、モーターサイクルを生産していたバイエル航空機製造会社と合併し、モーターサイクルメーカーになりました。翌年の1923年にモーターサイクル「R32」の製造を開始して第一次世界大戦後の復興の波にのり、生産台数を伸ばしました。
BMW初の4輪車が誕生する
1928年にアイゼナハ車両製作所を買収し、4輪の製作が開始されました。始めは買収したアイゼナハ車両製作所のオースチン・セブンのライセンス生産を引き継ぎ「Dixi DA1」を生産しました。これがBMW最初の自動車となりました。
その後、1932年に自社開発の4輪車「3/20 AM1」の製造を開始し、BMWとして定着していきました。
5シリーズが登場する
第二次世界大戦などで操業停止処分を受けるなど、さまざまな困難を乗り越え1972年に現在の5シリーズの初代モデルがデビューしました。BMWを語る上で530などの日本でいう車名みたいなものはありますがモデルコードで言われることが多く、初代の5シリーズはE12という型になります。
ちなみに現在の5シリーズのモデルコードは、セダンがG30でツーリングがG31となっています。インターネットで検索するときなどでもただ単に5シリーズだとどの年代の5シリーズかわからないのでモデルコードで区別するとわかりやすいです。
日本法人ができる
1981年にBMWが世界戦略として「各国の販売会社の完全子会社化」を計画し、その一環としてこれまでの日本での正規輸入代理店「バルコム・トレーディング」を完全買収し、日本法人「ビー・エム・ダブリュー株式会社」(BMWジャパン)創設。されました。
この本国自動車メーカーが日本法人を設立して直接輸入・販売を独占・管理する手法が成功したことがきっかけで他の外国メーカーにも広がりました。
BMWのテクノロジー
BMWは常に時代をリードするテクノロジーを搭載しておりますが、日本では知っている人しか知らないことがたくさんあります。このような最先端な技術からも、BMWに一度乗ってしまうと日本車に戻れなくなる人が多くなるBMWの魅力の一つかもしれません。
車載のSIMカード
車載のSIMカードによってBMWテレサービス、BMWドライバー・サポート・デスク、BMWオンライン、BMW リモート・サービスといった、革新的なBMW コネクテッド・ドライブのサービスを利用できます。この機能は携帯電話を接続する必要はありません。車載SIMカードと通信モジュールが、音声およびデータ通信を実現します。
BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダート、BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアムが搭載される車両には、この車載SIMカードと通信モジュールが車両に装着されるため、事故の際などに携帯電話を持ちあわせていないときや、携帯電話が使えないときでも、外部と連絡を取ることや、必要な情報を送信することが可能です。
BMWテレサービス
BMWテレサービスは車両からのメンテナンス情報(エンジンオイル、ブレーキパッド等)を自動的に正規ディーラーへ送信し、それを受けたサービス担当がお客様へご連絡し、メンテナンスが円滑に進むように手配してくれます。
さらに路上で故障などトラブルが発生した場合はテレサービスコールでBMWエマージェンシーサービスに連絡することができます。このとき車両の位置情報や走行状況などのデータも送信されるため車や場所に詳しくない人でも安心して対応できます。
BMWドライバー・サポート・デスク
この機能はBMWが「まるであなたの個人秘書」と題しているサービスでコールセンターのオペレーターが24時間365日、運転中のドライバーに代わってさまざまな情報を調べてくれます。目的地へのルートや飲食店の情報などオペレーターが調べた情報は車両に送信され、ナビゲーション画面に反映されます。機械が苦手な人でも安心のサービスです。
ナビゲーション・システム・プロフェッショナルを搭載している
BMWでは社外のナビを入れるという考えはなく、純正ナビが一体かされたデザインとなっています。そのため純正ナビが使えるものなのかということが大切になってくると思います。しかし、そんな不安が一切ないくらい完成度の高いナビと言えるでしょう。
より早く、より簡単に目的地に案内してくれて、大画面の高解像度のカラーワイドディスプレイを採用しているため、視認性と明るさが向上しています。クイック・スタート機能により、システムは10秒以内には立ち上がり、データ入力時も早く、ストレス・フリーな操作ができます。3D地図表示によって現在位置の把握もさらに容易になり、初めての人でもわかりやすく作られています。
iDrive コントローラーを使う
iDriveコントローラーは、コントロール・ディスプレイに表示されるさまざまな機能を設定できるものです。直観的な操作で、タッチパッドを使えば指による文字入力や、ナビゲーションの地図の拡大/縮小やスクロールなど思いのままです。
さらにダイレクト・メニュー・コントロール・ボタンによって、CD/マルチメディア(MEDIA)、ラジオ(RADIO)、電話(TEL)、ナビゲーションの現在地表示(MAP)の4つの機能を直接呼び出すことができます。
BMW EfficientDynamics が研究してきたBMW eDrive テクノロジー
BMW EfficientDynamics とは、燃料消費量と排出ガスを最小限に抑えながら、ダイナミクスと走る歓びを最大限に向上させる、BMW の戦略で、これは駆動系からエネルギー・マネジメント、車両開発コンセプトに至るまで包括的に追求され、そこから生まれたテクノロジーがすべてのBMW 車に息づいています。
さらにBMW EfficientDynamicsの考えのもと、排気ガスを低減させつつ、さらにパフォーマンスの向上を実現させるべく、革新のeDriveテクノロジーを開発。BMW iでは、デザインから製造まで、自動車の使用している時間から廃棄処理まで、そうしたすべてのディテールにおいて始まりも終わりもないサステイナビリティが徹底的に考慮されています。
BMW eDrive テクノロジーは、長年に渡ってBMW EfficientDynamics を研究してきたBMW の大いなる成果です。電気モーター、高性能リチウムイオン・バッテリー、革新のエネルギー・マネジメントの3つが連携しあい、パワフルで効率に優れたプラグイン・ハイブリッド・システムを可能にしています。
BMW eDriveシステム搭載のモデルは、電気モーター、高性能リチウムイオン・バッテリー、革新のエネルギー・マネジメントの3つが連携しあうことで、圧倒的なドライビング・ダイナミクスとともに電力だけで走るゼロ・エミッション走行を実現。最高の効率と高い環境性能を可能にします。
ドライバーの安全運転を支援する技術の進化
BMWには、安全運転をサポートする最先端の機能が説明しきれないほどついています。ドライバーが安全運転に努めることはもちろんですが、安全に運転できるように必要な情報が、フロントウインドウに投影されるため視線を外さずに運転できます。
また、前照灯が遠くまで照らし、夜間でも歩行者や動物を探知し、スリップやスライドなどの兆候を察知すると自動的にブレーキかかるような機能があります。
その他にも、衝突回避・被害軽減ブレーキや3Dビューカメラ、車線からはみ出さない部分自動運転技術や車線はみ出し警告、車両の左右の後方の死角に車両がいることを知らせ、曲がる時に進行方向を照らしてくれるなど、紹介しきれない機能がたくさんです。
BMWのモデルについて
BMWのモデルについて解説していきたいと思います。一番始めにも書きましたが、BMWには多種多様な車種がラインナップされています。
一瞬で胸に焼きつく鮮烈な存在感の1シリーズ
まずは1シリーズです。このモデルは、エクステリアに躍動感を、インテリアには上質感がテーマで作られた車両です。都市のライフスタイルに完璧にマッチする車です。5ドアで排気量が2,000ccとコンパクトなサイズですが、BMWの高級感や走行性能は上位モデルと遜色ないおすすめの車両です。
2シリーズにはクーペなど4種類ある
2シリーズと一言でいっても、2シリーズの中にも4種類あります。一般的な形のクーペ、オープンカーのカブリオレ、さらに5人乗りハッチバック5ドアのアクティブツアラーに7人乗りのグランツアラーと形もさまざまです。
クーペは、今までのBMWには無かった全く新たなカテゴリーを確立しました。徹底的にスポーツを意識したモデルです。新デザインのギドニー・グリルが目を引き、走ってよし、見た目よしのスポーツカーです。グランツアラーはより多くの荷物と、好奇心を積み込んでいける車両ですが、走りを忘れない作りになっており、純粋にドライビングも楽しめる一台です。
3種類ある3シリーズ
3シリーズには、3種類がありますが2シリーズ程多種ではなくセダン、ツーリングワゴンタイプのツーリング、セダンとはフォルムが少し違うグランツーリスモになります。5シリーズの次に発売されたこともあり歴史的にも古くからあるシリーズで販売台数も多いです。
街中でBMWを見るとこの3シリーズの割合が多いのでBMWと言えばという形をしています。ツーリングタイプにあってはたくさんあるシリーズの中で3シリーズと5シリーズしかありませんのでツーリングタイプが欲しい人は悩むところです。
エクステリアや車両技術的のも洗練されており、スポーツセダンの指標となっている3シリーズならではのドライビングを実現されています。3シリーズはどのモデルを選んでも乗り手の望みをすべて叶えてくれる車両と言っても過言ではありません。
セダンなど2種類ある5シリーズ
5シリーズはセダンとツーリングの2種類です。このシリーズは一番古くからあるシリーズでBMW=5シリーズみたいなモデルです。新時代のビジネスアスリートが求めるすべてを体現したとメーカーが豪語するほど完成されたモデルとなっています。
上で紹介した最先端の技術をすべて体感することが出来、BMWらしいドライビングダイナミクスを極めた1台ですので運転していても楽しい、さらにBMWを所有しているという優越感にも浸れます。
高品質の7シリーズ
ここから上位は庶民からはあこがれの1台と呼んでもよい車両になると思います。価格的にも1,000万円を超えます。しかし、価格に見合う以上のハイパフォーマンスな1台です。7シリーズはラグジュアリーセダンと位置づけられており、エクステリア・インテリアともに高級感に溢れ、機能的にも他のシリーズよりさらに高機能です。
車両も「カーボン・コア・ボディ」と呼ばれる軽量化技術が使われているなど走行性能にも抜かりがない造りになっていることから乗ったら明らかに違いが分かります。
そのほかのモデル
上で紹介したモデル以外にも4シリーズ、6シリーズ、8シリーズ、Xシリーズ、Mシリーズ、BMW iシリーズなどがあります。ただ単に数字が小さいから安い・小さいというわけではなくコンセプトなどから数字が設定されていますのでどんなBMWライフを送りたいかで決めるのがよいです。
最近では流行りSUVのXシリーズも1から7までラインナップされ選べる幅も広がりましたので小さくても大きくても走り・機能には満足ができると思います。
2018年発売の車
2018年にもBMWはいろいろな種類の車両を発売しました。これによって購入できる幅が広がったので今まではBMWにこのサイズが無かったから購入を控えていた方も満足できると思います。
2018年1月から発売が開始されたBMW i3
今までiシリーズはi8という2,000万円を超えたモデルしかありませんでしたがこの度i3が発売されたことによりより多くの人がBMWのEVテクノロジーを味わえるようになりました。
この車両は100%電気で動く電気自動車でフル充電で390km(JC08モード)のゼロ・エミッション走行を実現しました。走行性能にも抜かりなく0-100kmが7.3秒という速さで加速し、最大出力が125kw(170ps)と快適です。
2018年で日本では初夏に発売されたBMW X2
香取慎吾さんが起用されたCMや車両全体にデザインをしたことでも話題になったX2で今流行りのクロスオーバーSUVの1台です。この車は日本カー・オブ・ザ・イヤーなど3つの賞を受賞するなどみんなから認められた車両です。
BMWのXシリーズはBMW感はそのままにSUVに仕上げた最高の車両です。SUVに乗りたいBMWに乗りたいという人におすすめです。
新型のBMW X4
このモデルは 何といってもクーペの美点を際立たせたエクステリアの形状です。ただ単に他のメーカーで発売されているSUVとは違ってBMWらしい形状のエクステリアで見た目から素晴らしいです。走行性能にあってもさすが4とつくだけのことがある360psを発揮するエンジンを搭載しており、スポーティでエレガントを忘れてはいません。
先代モデルからホイールベースを55mm延長することで、低重心で存在感のあるスタイリングへと一新し、部分自動運転を可能としたBMW最新の安全機能・運転支援システム「ドライビングアシストプラス」を搭載している車両になります。
BMWの優れた技術の車を購入しよう
BMWには多種多様な車両がラインナップされていますのでBMWを所有した時のライフスタイルを想像してそれに合う車両を選択することがベストかもしれません。どのモデルを選択してもBMWには違いありませんのでBMWを楽しむことは出来ます。
BMWを所有する優越感に浸りながら楽しいカーライフをエンジョイしましょう。