季節によって楽しめる釧路港
釧路港は北海道釧路地方釧路市に沿うように位置しています。釧路市の巨大な釧路港の西側が西港。 新釧路川の東側が東港と言われています。
西港には埠頭が4つあり、東側から第1埠頭、第2埠頭、第3埠頭、第4埠頭となっています。第4埠頭の横からは西防波堤が伸びています。
この港の特徴として季節に応じて釣れる魚と釣り向きの好ポイントなどを紹介します。
釧路港の概要と釣りスポットとしての魅力
釧路港周辺は中心部から車で1時間ほどで行けます。立ち入り禁止区域以外で港湾作業の邪魔にならないようにすれば、どこでも釣ることができます。根掛かりや釣りやすさを考慮して釣り場を選ぶと良いでしょう。
岸壁は車横付けで釣りができますが、大型船が入っているときは立ち入り禁止の場合があります。
釧路港の特徴
新釧路川を境に、西港と東港に分けられているのが特徴で、どちらも水揚げ量などの規模が大きいです。ただ、釣のポイントはほとんど西港に集中しており、東港での釣りポイントは多くはありません。
西港ではチカやシシャモといった小物からカラフトマスやサケなどの大物まで魚種が豊富かつ季節に応じた釣が楽しめます。
釧路港の歴史
釧路港は17世紀中頃、釧路川河口に松前藩主がアイヌとの交易のために商船がやってきたのが港のはじまりとされています。また、釧路港のことは、寛政3年(1791)の「東蝦夷道中記」に記述されています。
明治32年(1899)に開港、昭和26年(1951)に重要港湾に指定され、平成11年(1999)には開港100年を迎えました。
釣りスポットしての釧路港
春〜秋に投げ釣りでコマイ、クロガシラが釣れます。 夏にはカラフトマス、秋にはサケやシシャモが釣れたり、魚種が豊富であり、魚影も濃いので最も釣果が期待できます。
カラフトマス、サケ釣りにはウキ、ウキルアー、投げ釣りが入り乱れるのでマナーを守って入釣するよう心がけましょう。
初夏に小型チカ、冬に20センチクラスの大チカが釣れます。夏の一時期以外は、ちょい投げ〜中投げでコマイも狙え、時々良型カジカ、アブラコも姿を現します。
10月から各埠頭先端部でシシャモ釣りもスタートします。サケは西港の港内各所で狙えますが第1埠頭右側、第2埠頭左側基部付近が期待できます。
サケは西港の港内各所で狙えますが第1埠頭右側、第2埠頭左側基部付近が期待できます。西港の各埠頭は、外航船入港の際は立ち入り禁止となり、注意が必要です。
シシャモはサビキに小さく切ったイソメをつけて狙います。早朝、夕方より夜釣りの方が数が釣れます。
おすすめの釣りスポット
釧路東港 南防波堤
南防波堤基部の岸壁や南防波堤港内側では投げ釣りでコマイ、アブラコなどが釣れます。
サビキ釣りではチカも釣れますし、晩秋以降は良型チカの数釣りも期待できます。また、ここはカレイがよく釣れるようです。防波堤先端が最も釣れる場所で、釣り人が密集しています。階段付近もカレイのポイントと聞きました。ちょい投げ(30m程度)でも、よく釣れているようです。
えさは、塩サンマより、生サンマのほうが食いが良いようです。コンスタントに釣れる場所で、外海に投げている人もおり、よくコマイが釣れているようです。外海はテトラからの釣りとなり、テトラのせいで釣りづらく根掛かりも多いので初心者には少し難易度が高くなってます。
釧路西港 西防波堤
カジカ、コマイ、カラフトマス、サクラマス、サケ、チカ、シシャモなどが釣れます。8月から10月頃までは、サケ・マスが狙えます。西防波堤は最も人気がある場所で非常に混んでいます。
各所でサビキ釣りや投げ釣りが楽しめます。サビキ釣りではチカやシシャモ、キュウリウオ、サバなどの回遊魚が狙えます。投げ釣りでは春頃からカレイ類やコマイのほか、アブラコ、カジカなどの根魚がターゲットとなります。
港内にサケが回遊することでも知られています。8月・9月はサケ、7月はカラフトマス狙いで、ルアー釣りやウキ釣りで混み合う。真冬にはアメマス狙いのルアーマンが訪れています。
シーズンには、平日の昼間の時間帯にもかかわらず非常に混んでいる、見通しが良く、景色も良い人気スポットです。
千代の浦漁港
カジカ・アブラコ・コマイ・ガンズが釣れます。釣りシーズンには非常に混んでおり、場所取りが大変です。
ゆっくり釣りを楽しみたいならシーズンオフに行くことをおすすめします。
釣り伝道師のおじさんも出現し、いろいろ釣り方を教えてくれることがあります。
時期時間帯によって、潮流が早いときがあるので、少し重いおもりを使うといいでしょう。
千代の浦マリンパーク
釧路市の巨大な釧路港のすぐ東に位置する釣りのできる公園です。 公園内には子供向けの遊具、親水護岸やトイレなど設備が整ってるほか、バーベキューコーナー(要予約)もあります。市街地からアクセスがよく、ファミリーフィッシングの場として適しています。
長さ約300mの護岸一帯はフェンスがあり安全に釣りを楽しめる。海底が砂地なので投げ釣りが人気で、アブラコやコマイなどが釣れます。チカの回遊があり、秋からは良型が入ってきます。ちなみに真冬には流氷が接岸する年があります。
釧路港を紹介するおすすめブログ
もっと詳しく釧路港の釣り情報を知りたいあなたに釧路港の釣り情報が載っているおすすめのブログを紹介します。
釧路市漁業協同組合
釧路市漁業協同組合の公式ブログです。釣り情報だけでなく、新鮮な魚介類の産地直送通信販売や、魚こよみ、お料理レシピなど情報が多彩です。
北海道気ままにアウトドア(ファミリーキャンプや釣りなどのアウトドアブログです)
車で遠征して釣りやその他のイベントの様子なども見られる楽しいブログです。 釣りの情報もチェックできますし、「なまら寒い」といった表現に北海道の寒さを感じてちょっと笑ってしまうブログになっています。
参考:https://ameblo.jp/outdoorblog/
釧路港での釣り楽しむ
釧路港では冬の厳寒期以外は色々な釣りを楽しめるようです。また、釣り公園やコンビニが近い、トイレもあるということでファミリーで釣りが楽しめる環境です。ぜひ立ち寄って釣りを家族で楽しんでみてください。