転職のやり方がわからない人のための転職活動の進め方を解説

転職のやり方がわからない人のための転職活動の進め方を解説

2019.02.07

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転職活動の基礎知識

新卒入社でひとつの会社にいた人の中には、転職活動の方法がわからない人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、40代で転職をしようと思っている人向けに、転職活動の基礎知識を解説していきます。

具体的には、始める前に準備すること、転職先を探す方法、おすすめの転職エージェント・サイト、仕事の内定が決まってからすることなどです。このページを活用して、転職を成功させましょう。

転職活動を始める前にしておくこと

最初に、転職活動を始める前にしておくことまとめていきます。別の会社への入社を目指すことになりますので、現会社の退職のタイミングを決定しておきましょう。そして、自己分析を行うことやスキル習得も重要です。

会社を退職するタイミングを決める

転職活動を行う際、仕事しながら進めるのか、それとも一旦辞めてから始めるのか、タイミングを決定する必要があります。退職してから転職する際は、時間的に余裕があり、自分のペースで転職活動できますが、収入がありません。

一方、働きながらの転職は、スケジュール的に厳しいときもありますが、離職している期間がなく、お金の面も問題ないでしょう。会社を退職するタイミングを決め、スムーズに就職できるようスケジュールを組んでください。

会社を退職するタイミングを決めることは重要ですが、無理なスケジュールの設定は避けましょう。身体を壊してしまえば、今働いている会社にも、転職先にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

自己分析を行う

自分の長所や弱みとなる点などを分析することも大切です。しっかりと自己分析していなければ、面接などで自身の魅力をアピールすることができず、転職に失敗してしまうリスクがあります。

これまでにやってきたこと、具体的な仕事内容などを整理し、具体的なエピソードをまとめることで、履歴書作成などにも役立ちます。強みだけではなく、短所についても把握しておきましょう。

転職ではなく、新卒の就職活動前にも、自己分析を行うことが一般的ですが、職務経験がある際は、より自己分析は重要になります。どのような仕事に向いているのかもわかる可能性があり、時間を作って、自分と向き合ってみましょう。

転職までのスケジュールを決める

どれぐらいで転職を完結させるのか、スケジュールを立てることも必要です。目安としては、3カ月~半年となりますが、もし可能であれば、新たなスキルを習得するようにしましょう。スクールなどに通うこともおすすめします。

40代で求められるスキルと言えば、高いコミュニケーション能力が挙げられるでしょう。他にも、管理職として働く際は、マネジメント能力が必要不可欠です。幅広い人脈があれば、なおさら強みとなり、転職先で活かせます。

もちろん、未経験採用であれば、それほど高いスキルを求められることはないかもしれませんが、40代だからこそ、20代とは違ったものを要求されることになります。いずれにせよ、転職先で活用できように、さまざまなスキルを磨いておきましょう。

転職先を探す方法

転職先を探すためには、ハローワーク、転職エージェント・サイトを利用することになります。それぞれに特徴がありますので、詳しく紹介していきましょう。

ハローワークで探す

ハローワークは、地元の就職に強い特徴があります。転職のために引っ越す必要がほどんどなく、求人の数も多いです。自己分析や職業訓練の相談が無料で受けられることも嬉しいポイント。素晴らしい相談員に巡り合うことができれば、より深く転職について相談できるでしょう。

こうしたメリットの他にも、いくつかデメリットがあります。まずは、自分で行動しなければ、求人情報が得られないことです。相談員によっては、対応がひどいこともあります。情報自体が少ないこともデメリットになります。

転職エージェントに登録する

転職エージェントの登録もおすすめです。メリットは、無料で利用できることだけではなく、公開されていない求人にも応募可能なところです。転職エージェントが採用のスケジュール管理してくれることも嬉しいポイントです。

会社の雰囲気を知れることや、履歴書が使い回せることもメリットです。しかしながら、応募できる企業が限定されてしまい、地方では、利用することができない可能性も。先に転職エージェントの特徴を把握して、自分に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

転職サイトを活用する

転職サイトであれば、もっと気楽に転職活動できます。会社の採用担当者とダイレクトにやり取りすることになり、マイペースに転職することが可能。応募する企業が制限されているわけではありませんので、自由度も高いです。

自分から積極的に行動しなくても、転職サイトに登録しておけば、スカウト情報が入ってくることもあります。もちろん利用は無料ですが、転職に関することをすべて自分で行うことは、デメリットになるでしょう。

40代におすすめの転職エージェントの紹介

40代におすすめの転職エージェントを紹介します。それは、Spring転職エージェントとパソナキャリアです。それぞれに特徴を理解して、自分に合ったサービスを活用しましょう。

Spring転職エージェント

会社と転職希望者の間にコンサルタントが入るサービス「Spring転職エージェント」は、ミスマッチがなく、公開していない求人も豊富にあります。本社はスイスにあり、世界60カ国、5,100カ所以上に拠点を持つグローバル会社であることも特徴です。

しっかりと相談に乗ってくるだけではなく、面談を希望する人には会うようにして断らないサービスでもあります。

参考:https://www.springjapan.com/about/describe/?presco_sid=963.228.45.nzNurO99w6563486

パソナキャリア

「パソナキャリア」も、40代におすすめの転職エージェントです。16,000社以上から求人が集まり、キャリアアドバイザーがしっかりとサポートしてくれますので、はじめての転職でも安心です。退職手続きの助言なども行ってくれます。

参考:https://www.pasonacareer.jp/lp/27_160901/?cmpid=AFT116003&argument=hpLHbvuP&ai=a5a0be99c6a75b&utm_source=aa&utm_medium=affiliate&utm_content=all&utm_campaign=m1032_all_all&affnmsid=0d9ba38e04f7c968d75955666a9dfd623dab292f&trflg=1

40代におすすめの転職サイトの紹介

40代におすすめの転職サイトには、ハイクラス向けの「ビズリーチ」、多くの転職者が利用している「リクナビNEXT」があります。各々の特徴を解説していきましょう。

ビズリーチ

100万人以上会員数がいる「ビズリーチ」。無料利用が可能であり、年収500万円〜1,000万円クラスの人におすすめ。応募できる求人やヘッドハンターへの相談に制限がないハイクラス会員は4,980円、タレント会員は2,980円と有料でも利用です。いずれにせよ、高い年収の求人が揃うハイクラス向けのサイトです。

参考:https://www.bizreach.jp/pages/service/welcome/

リクナビNEXT

転職サイトの中でもっとも有名なのは、「リクナビNEXT」ではないでしょうか。知名度が高いからこそ、2018年3月時点で786万人の登録者がいる媒体であり、転職希望者のほとんどが利用しているサービスです。豊富な求人を取り揃え、便利なスカウト機能もあります。

参考:http://www.direct-recruiting.jp/topics/shohin/rikunabi-next/

仕事の内定が決まってからすること

希望していた仕事が決まった後は、内定の通知に返事をして、入社日を決めましょう。そして、雇用契約を結び、退社準備します。こうした仕事の内定が決まってからすることについての詳細を見ていきましょう。

条件を確認し内定通知に返事をする

仕事の内定は、メール、もしくは電話で連絡が来ます。このとき、詳しい内容を教えてくれないケースもありますので、詳細を知りたい際は、その旨企業に伝えましょう。

細かい条件は、内定通知書や雇用契約書と呼ばれる書類に記載されています。その内容をチェックして、承諾するのか確定してください。返信は7日以内がベストです。承諾するにせよ辞退するにせよ待ってほしいときは、その旨連絡し、14日以内には伝えるようにしてください。

連絡の基本は電話ですが、担当者が不在のときは、メールでも構いません。あいまいな内容を連絡してしまうと、内定の承諾なのか辞退なのか判然としませんので、はっきりと伝えるようにしましょう。

入社日を決める

内定の連絡が来たときには、すでに入社日が決まっていることも多いです。なぜなら、面接の段階で、入社日のすり合わせがあるからです。もちろん、通知後に、決まっていた入社日を変更しても構いませんが、あまりにも日付が違う場合は、悪い印象を与えてしまいます。

入社日は、あらかじめ自分の中で固めておきましょう。働いていない場合、入社日の決定に困ることはありませんが、働きながらの転職は、辞める会社での引継ぎなどがあるため、事前にしっかりと確認してください。

退職した次の日に入社することが望ましいです。なぜなら、個人での年金や健康保険の手続きが不要だからです。入社日の決定も、転職活動において重要な要素であることは、認識しておきましょう。

雇用契約を結ぶ

内定の通知をもらったときは、焦って入社を承諾してはいけません。とくに40代であれば、早めに働きたいがために、細かい条件をチェックすることなく承諾してしまい、あとで後悔してしまうケースも少なくありません。

まずは、労働契約書などの書類を入手した際、そこに記載されている条件で問題ないのか、じっくりと考えるようにしましょう。承諾した後に取り消すことは、会社側に迷惑をかける行為となりますので、必ず避けてください。

退社準備をする

働いている会社の退職は、自分の好きなように対応することはできません。退職日は、上司に相談し、仕事の流れなどを見極めて決めるようにしましょう。ポジションによっては、すぐに退職することはできませんので、注意が必要です。

退職して会社に迷惑を掛けないように、仕事の引継ぎなどは、しっかり行ってください。退職願の提出は、14日前までに上司へ。退職の挨拶も怠らないようにし、転職先の細かい情報は、伝えなくても問題ありません。

新しい仕事を見つけ円満退社するために準備は怠らないこと

会社を退職するタイミングを決め、自己分析を行い、しっかりと転職までのスケジュールを決めることが、転職活動を始める前にしておくことです。ハローワーク、転職エージェント・サイトを利用して、転職先を探すことが一般的。それぞれの特徴をおさえておきましょう。

40代におすすめの転職エージェントは、Spring転職エージェント、パソナキャリア、転職サイトは、ビズリーチ、リクナビNEXTです。内定が決まってからは、労働条件をチェックし、そして入社日を決め、雇用契約を結びましょう。退職に関するさまざまな準備は怠らないようにして、円満退社を目指してください。

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