自転車のタイヤをカスタマイズして、世界に一つだけのものにしよう

自転車のタイヤをカスタマイズして、世界に一つだけのものにしよう

2018.02.23

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自転車のタイヤをカスタマイズしよう

タイヤのサイズをカスタム

まずはタイヤの「サイズ」をカスタマイズします。タイヤのサイズというのは非常に重要なポイントで、サイズは「走り」に直結するものです。デザインだけなく機能性も含めて慎重に選びましょう。 そして、自転車の購入後は「基本的にタイヤのインチ数は変えられない」ということが最も重大なポイントといえるでしょう。自転車を作る時にブレーキの位置やフレームがすでに規定のもので作られているので、タイヤだけ買ってきても自転車に合わないということが起こってしまいます。ですので、まずはご自分の自転車のタイヤサイズを確認しましょう。 次に考えるのは、サイズにおける「大きい」か「小さい」かでしょう。

大きいタイヤの場合

・タイヤが大きいので同じ距離でも少ない回転で到達できる ・スピードにはなかなか乗れないが、漕ぐのをやめてもある程度は動き続ける ・小さいのに比べて同じ距離中での周回数が小さくなるので劣化が遅い

小さいタイヤの場合

・スピードに乗りやすく、非常に小回りがきく ・全体的に軽い ・消耗はしやすいが、壊れにくい どういう用途で使うのか、どういう状況があったほうが嬉しいのかということをしっかりと考えましょう。

タイヤの太さをカスタム

タイヤの太さはタイヤのインチとは関係のない部分なので、お好みにカスタマイズすることができます。タイヤの太さは「細い」か「太い」かで判断しますが、基本的にスピードを重視するレース用のものでは「細いタイヤ」が使用されています。細いタイヤのほうが地面と接地したときの抵抗が少ないため、前に進みやすいからです。 そして細いタイヤのほうが重量も軽いため、その点からも前に進みやすいといえます。しかし、細く抵抗が少ない分、地面に段差や石などがあるとその衝撃をもろに受けてしまいますので、公道などでは快適に走れないことがあるでしょう。 次に太いタイヤですが、これは地面からの衝撃を吸収しやすいために安定して走ることができます。そしてパンクする確立も低めです。ちょっとやそっとの段差にもびくともしませんから、乗っているときの快適さを求めるなら太いものを選んだほうがよいでしょう。しかし、太い分重量があるので、スピードが出ている状態を長くキープすることは難しいです。

タイヤのカラーをカスタム

タイヤのカスタマイズというのは一種のおしゃれですから、カラーは非常に大切なポイントです。最初に購入する自転車は誰にでも受けるように一般的なカラーになっていますが、その人なりの「個性」を色で再現することがカスタマイズでは可能になります。タイヤだけでなくグリップやサドルなども変えてみるとますます自分好みになり自転車に乗る時のテンションがアップすること間違いないでしょう。  

カスタムはお店でやってもらえるのか

自分でカスタムする方法

自転車のカスタマイズというのは人で行うのは難しいでしょう。自転車はパーツパーツが細かく繊細な乗り物です。おそらくパンクすると自転車の修理屋さんに持っていく方が多いでしょうが、その理由とカスタマイズも同じです。タイヤを外したら、ブレーキは効くのか、ギアがあるものはそれとの関係性は大丈夫かなど、点検事項が多いので注意しましょう。 もし、自分でカスタマイズする場合は、インターネットで検索し、動画などを見ながら行いましょう。なるべく自分が買った自転車と同じ形状のものを選び、動画の中の作業と同じようにカスタマイズしていくことが重要です。自分でやる場合は工賃などもかからないですから、コストはかかりません。

自転車のショップに行って変えてもらう

自転車のショップでカスタマイズしてもらうと安心でしょう。今は自転車ブームですので、サイクルショップはどの地方にもたくさん展開されています。おしゃれな自転車を売っているところもあれば、自転車の細かいパーツを多く取り揃えているところもあります。 基本的にショップでは修理やカスタムなどができるようになっていますが、販売店だけの場合もありますので、お近くのサイクルショップではどういったサービスを行っているのか、一度確認してみるとよいでしょう。  

タイヤと一緒にカスタムしてみてもお洒落

カラーに合わせてサドルを変更

例えば、ピンクが好きなのでタイヤをピンクにしてみたとしましょう。しかしサドルなどは黒や一般的な色のままだと、乗っているときは気にならなくても、置いた時や片付ける時に不釣合いな感じがしてしまいます。そんなときはサドルもカラーに合わせて変えてみましょう。サドルは色だけでなく、形や座り心地など見るべきポイントは多いパーツです。ですので、一度お店に見に行って実際に乗ってみて、満足の行くサドルを選びましょう。

ハンドルを変えてみる

サドルだけでなく、ハンドルを変えてみるというのも一つの案です。ハンドルでは主に「形」をカスタムする方が多いのではないでしょうか。自転車のハンドルは大きく分けて「ドロップハンドル」と「フラットバー」があります。簡単に言えば競技用などの自転車に用いられる湾曲型のハンドルか、フラットにまっすぐになっているハンドルのことです。

ドロップハンドル

主に競技用の自転車に用いられることからも、湾曲部を持つと姿勢が前傾姿勢になるので加速時の空気抵抗が弱くなるということがあります。そして握りやすくいろいろ姿勢を変えられることから、長時間の走行に向いています。 デメリットは「慣れ」が必要ということです。ママチャリなどしか乗らない人からすると、ドロップハンドルは不安定に感じ、慣れないと事故を起こしてしまうこともあります。

フラットバー

こちらのメリットはドロップハンドルに比べ、上半身が起きるので見渡せる視野が広がります。そして操作性が楽というのもあります。しかしデメリットとして姿勢が同じになってしまうので長時間の走行には向いていないといえます。

グリップをカスタムする

グリップを変えてみるのもよいでしょう。長時間サイクリングする人にとっては、グリップの握りやすさは非常に重要で外せないポイントといえます。元々の自転車の購入時のグリップよりも明らかに握りやすかったり、長年使っているグリップがあるという場合はそちらを使ってもいいでしょう。またグリップのテープだけを変えるというのもおすすめです。テープは色がカスタムできますし、見た目もグッとおしゃれに見えますよ。

チェーンをカスタムしてみる

自転車のチェーンがカスタマイズできるということをご存知でしょうか? チェーンのカスタマイズも「色」を選びます。ピンクや青、赤などたくさんの色がありますので、特殊なチェーンでない限り基本的にはチェーンの種類は同じなので、サドルやハンドル、タイヤの色などの相性を考えて選んでみると、いっそう個性が出て一際目立つおしゃれな自転車になるでしょう。

ペダルをカスタムしてみる

チェーンに続き、ペダルも形と色を選ぶことでカスタマイズできます。競技用になるとスパイクにガチャっとはめこむ感じになっていて、踏み込みやすさであったりズレないようにだったりと非常に工夫されています。また、色もサドルやタイヤと同じ色にしたり、それにコーディネートされた色に変えたりするとますます個性が光る自転車に変身するでしょう。

カラーを統一してもカラフルにしてもお洒落

単純に、自分の好みのカラー1色に統一してもおしゃれです。例えばハンドルからタイヤまですべてピンクで統一すると非常に目立ちますが、素直に可愛い自転車になります。しかし黒と赤を使ったり、虹色などのカラフルにしても同じように個性的なおしゃれが楽しめます。 仮に組み合わせてみた自転車を写真に撮って、全体を確認したほうがイメージがわかりやすく客観的に自分のオリジナル自転車をみることができます。好きな色をむやみやたらに入れていくと自転車全体を見た時に、妙におかしい仕上がりになることがあります。色目には合う色と合わない色がありますので、全体のカラーコーディネーションを確認するためにも写真を撮ることをおすすめします。  

カスタム後の確認ポイント

サドルの位置を確認する

可愛さであったり、乗りやすさなど主に外見だけで自転車をカスタマイズしてしまうと、自分が乗った時に位置が合わなくなることが起きてしまいます。特に、サドルの位置は重要で、急ブレーキなどをかけた時などの体のバランスを確保することが難しくなりますので、よく検討しましょう。 サドルの高さとしては、またいだ時につま先が地面についているくらいがちょうどいいとされています。サドルの位置の確認と乗りやすさはしっかりチェックしましょう。

スタンドの位置を確認する

スタンドの位置も重要なポイントです。街や学校などに自転車を乗っていく場合など、駐輪する必要な場合にはスタンドは必須になってきます。スタンドをおろした時の自転車の傾きや安定感など、しっかりと確認しましょう 。スタンドをおろしてもしっかり自立できず、バランスが悪ければスタンドの意味はなくなってしまいますし、倒れる危険もあるので注意しましょう。  

カスタムで失敗しない為のポイント

チューブも一緒に交換する

タイヤを交換するときにはデザインで変える場合もありますが、基本的に劣化などを目処に交換する方が多いでしょう。その場合はタイヤのチューブも一緒に交換することをおすすめします。タイヤは二層になっていて、地面と接触する部分とチューブの二層から構成されています。 しかし外側のタイヤだけ変えてもチューブが痛んでいればパンクしやすくなりますし、パンクをすればわざわざタイヤを変えてカスタムした意味がありません。そうならないためにもタイヤを交換する時はチューブも一緒に交換しましょう。

ビート径が同じものかチェックする

ビート径が同じかどうかは最も重要な部分といっていいでしょう。タイヤというのは簡単に、地面と接触するゴムの部分と、それを円の形に固定するホイールの部分(リム)と、その間に挟むチューブでなりたっています。そして「ビート径が同じ」というのは、外のゴムの円周とリムの大きさが同じということです。 このゴムの部分は絶対に伸びない素材になっていますので、「数ミリくらいいいか」と雑に扱ってしまうと、はまらなくなってしまいます。タイヤには「2桁 – 3桁」で大きさが必ず表記されています。それとリムの大きさが全く同じものを必ず選ぶようにしましょう。

急に一気にサイズを変えない

一般に、タイヤのサイズの変更は徐々に行っていくべきだといわれています。というのも、サイズを変えた後には、乗り心地に慣れが必要になるからです。タイヤも同じで、例えばずっとタイヤの太いマウンテンバイクのようなものに乗っていたのに、急に競技用の細いものに変えてしまったらどうでしょう。非常に不安定で、相当な慣れが必要でしょう。 ですから、まず変えるなら急激にサイズが違わないものを選びましょう。そして、そのサイズに慣れてきたt気にはどんどん改良していけばよいのです。  

タイヤのサイズはポイントをしっかり確認しよう

タイヤのサイズをカスタマイズするにはビート径をあわせるなど、いくつかの重要なポイントがあります。それはカスタマイズしたあとも、自転車を安心・安全に乗るために絶対に必要なポイントですので、必ず確認しましょう。 自分の自転車をすべて自分の思い通りの満足のいくパーツに変えられたら、最高の自転車を手に入れることができます。ぜひ、お気に入りの自転車でテンションの上がるサイクリングライフを送りましょう。

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