キャンプ用品を自作するメリット
既製品を買うよりも経済的
DIYの最大のメリットはリーズナブルに品物を手に入れることができることです。既製品の場合、本来一般の人にはできないことをするため、物質的なコストに技術料というものが価格に付いてきます。この技術料がモノの幅が広くものによってはとても高額になる物があります。 自分の力で作ることにより、掛かるものは物質的なコスト、つまり部品、素材、道具だけで済むことになります。道具は、掛かるのは最初に最低限に必要なものを購入するだけで、次回行う際には道具のコストは掛かりません。DIYはとても経済的にすみます。自分の理想のものを手に入れられる
既存品の場合、必要なサイズや大きさ、用途などに合うか合わないかで考えなければなりません。お洒落だなと思ってもサイズや大きさがいまいち欲しいものと違うケースがあり、断念しなければならないことも珍しくはありません。 DIYであれば自分の好きなように制作出来ます。 「サイズが合わない」といった事は、工夫次第で、自分の必要とするアイテムを作ればよいのです。既存品ではまず見かけないようなデザインの物も自分で自由に制作出来ますので、自分の理想のものを手に入れることができるでしょう。個性を演出できる
DIYは自分のアイディアでお洒落なものを作ることができます。アイディアが多々浮かんでくる人にとってはとても楽しい作業になります。「こんな色が欲しい」「これがあると便利」「もっとこういった物が欲しい」といったように、個性的なアイディアが出てきてそれを形にすることができ、作る事そのものがとても楽しいものになるため、趣味になる人が増えています。人と被らない
DIYで制作した物は、どのような物であれ基本的に自分オリジナルになります。世界に一つだけの物で他にはどこにもなく、人と被ることがないもの魅力の一つです。 販売されているものは、この世に一つという事はありません。気に入ったと思っても、他にも同じ物を購入し、使用する人もいます。それでは面白くないと思う人もいますが、DIYで制作した物はどこにも置いてありませんから、自分だけの物として楽しめるのですしょう。難易度別のDIY
超初歩は一部分をペイントする
ペンキをハケで塗るというペイントは最も基本的なDIYです。他にもスプレーなどもありますが、ムラが出てしまうため、基本的なハケ塗りをマスターしていくことをおすすめします。 いきなり広範囲の物をペイントするのではなくまずは、1部分を塗ってみましょう。ペンキを塗るときの基本は「配る」→「広げる」→「整える」の3ステップです。この塗り方はハケの跡が目立たず、全体に均一な厚さで塗り広げることが出来ます。初歩は全体をペイントする
ハケの使い方、の3ステップをマスターしたら全体を塗っていきます。水性ペンキのほとんどはエマルションペイントと呼ばれるもので、水の中に顔料や樹脂の成分が浮遊しています。それらは水より重く、長期間にわたり静置すると沈殿することがあります。この顔料と樹脂などを水と均一に混ぜることが重要になります。 また、ペンキも100均一で買える物がありますので、最初は100均一で買ったものを使ってみることもおすすめです。ペンキは別容器に一度移し変えてからペイントすることでゴミなどが入ることを防ぐことができます。中級はパーツを付属する
中級者にはペイントからステップあっぷして、木材にパーツをつけることに挑戦してみましょう。木材にはさまざまな種類がありパーツをビスなどで組み立てて作っていくことでより楽しむことができます。 木材はカットされているものも多く、欲しいサイズの木材を必要な量を揃えることで作ることができます。ホームセンターにも多くの木材がありますが100均一にもパーツがあります。 ホームセンターは自分でのこぎりでカットしなくても必要な長さでカットしてくれるサービスがありますので、それを利用することもできます。付属品が揃ったら、電動のドリルなどでビスを打ち込み組み立てていきましょう。上級は一から作る
組み立てに慣れてきた場合は、自分で木材を必要なサイズで揃えていくことで大きめの家具やテーブルまで作ることができるようになります。一から作る場合には必ず図面を起こします。図面を起こす場合には木の厚みまで計算する必要があります。 寸法が木の厚みにより前後するためしっかり計算することが大切です。わからない場合には実際にホームセンターで必要な木材を下調べして図面を起こしてみましょう。ビスの長さや、組み立てる位置まで図面に記入し、しっかり計算することが重要です。DIYできるキャンプ用品
素材にこだわれるウォータージャグ
ウォータージャグはあるだけでおしゃれでキャンプの雰囲気を一気に変えることができるアイテムです。手作りすることができブリキのバケツやタルなどを利用して作ることができます。大切なことはじゃぐち部分の取り付けで、ビールサーバー用のじゃぐちを再利用することをおすすめします。作り方
1.ドリルを使い、蛇口部分のサイズに合わせて穴をあけます。穴あけドリルはホームセンターで販売しています。鉄鋼用ドリルが安定して穴を開けられますが、高価なので木工用を購入することをおすすめします。 2.穴を空ける位置を決め(穴の位置はバケツの底より下の位置に蛇口先端が行かない程度に)、バケツを内股に挟むなどして慎重に貫通させて行きます。あまり上過ぎるとバケツの底に水を沢山残したままになるため取り付け位置に注意しましょう。シリコンゴムをバケツ表面、裏側にしっかり密着させることで水漏れを防ぎます。 3.バケツ内側から、締めナット→半円のワッシャー→シリコンゴム→バケツやタルの側面→シリコンゴム→半円ワッシャー→蛇口出口へ慎重に取り付けると完成します。木材の色味にこだわれるテーブル
テーブルを作る際はテーブルになる天板にこだわりましょう。足になる部分は好みの木材やレンガなどで作れます。テーブルになる天板や板を張り付けたテーブル部分の木材は好きな木目を選んだり、張り付け方を工夫して貼り付ける場合はなるべく平らになるように裏から板とで固定します。 天板は使いやすいサイズに設定し、ペンキを使って好みの色に塗る作業を楽しみます。ペンキの色や塗り方で個性が出せます。ペンキのみで汚れが気になってしまう場合にはニスをつけることをおすすめします。高さにこだわれるキッチンテーブル
ホームセンターで木材を調達します。
材料
・40 × 12 × 1820mm ? ?6本
・縦の脚 850mm ? ?6本
・横の脚 300mm ? ?12本
?作り方
1.縦の脚と横の脚をつなぐため、8mmのダボ穴をあけます。横の脚にも8mmのダボ穴をあけます。
2.穴に木工用ボンドを流し込み、ダボを打ち込みます。
3.縦の脚2本と横の脚3本をつなぐと、脚組になります。これを2組つくり、この2組を蝶番でつなぎます。つなぎ終わると、脚組になります。
4.これでは下方が開いてしますので、開きすぎないように30cmのチェーンとストラップ金具を用意します。ねじで接続します。開き加減は調節できます。
5.下側につけたのは、棚板をのせれるようにするためです。これで脚一つできました。
6.もう1脚同じ手順で作成します。つぎは天板です。ホームセンターで手ごろな幅の板を購入し、利用します。(2段目の棚用の板)
これで高さ850mmのキッチンテーブル完成です。