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海外で人気の日産「パトロール」の魅力とは。後悔なく手に入れる方法
2018.02.27
日産のパトロールの魅力を知ろう
日産が海外を意識した高級SUV車
日産のパトロールは、1951年に初めてパトロールが販売されました。道路が砂利道や悪路、雪道といった悪路でもしっかりと走ることができる走破性と、その優れた車の能力への信頼性はとてもに高くなっています。また、世界でも気候条件が厳しいとされる、中近東地域をはじめとする、世界各国で愛されている車です。
パトロールは、日産の車の中で、最高級のSUV車です。残念ながら、現在は日本国内では2007年に販売を終了しており、海外のみでの販売になっています。パトロールの車の大きさも、かなり大きく設計されてあるので、日本国内では乗りにくいことが想定されます。ですが、見た目はとてもかっこよく、優れた性能で、特に、アウトドア好きの人たちに人気の車になっています。
2007年までは国内でもサファリで販売されたいた
初代から3代目にかけて販売されたものは、海外では、パトロールという名前で販売されていました。ですが、2007年までは日本国内でもサファリという名前で販売されていました。販売された当時は、RV車として使われることが多かったパトロールですが、、主には、消防や警察、高速道路会社、JAFなどの団体や民間会社の業務用として使われてきました。
4WDの威厳をしっかりと保ちつつ、迫力のあるスタイルが人気の車でした。また、4WDとはいえ、最上級のモデルでは、豪華な内装でウッドパネルやレザーシートまであしらわれていたため、高級感を味わうことができた車でもあります。
車内は大柄な大人8人でもゆったり仕様
日産のパトロールは、5ドアで8人乗りといった大きめに設計されたSUV車です。全長が5,170mm、全幅1,995mm、全高1,940mmとかなり大きめのサイズなので、身体が大きい大人が8人乗ったとしてもゆったりと乗ることができます。そのため、ホイールベースは、3m超えの3,075mmです。
この特徴的な大きな車体なため、日本国内では少し使いづらい大きさとなっていますが、大家族でお出かけするときや大人数ででかけるとき、アウトドアをするときなど、さまざまなシーンでとても役に立つ車です。そのため、海外で使いやすいため、需要が多く、人気の車となっています。
パトロールは元々軍事車両として開発された
初代パトロールは、もともとはジープなどを代表とする警察車両や軍事車両として開発された車でした。ですが、次第に軍事関係だけでなく、消防などの機関に使われることが多くなりました。2代目からは、業務用に特化した車として開発されるようになりました。
パトロールは、前後コイルリジットでありながらも、オンロードでの高速安定性を実現したことで、稀有な高速道路から荒野などを走っても疲れることなく乗ることができます。そのため、道が悪いところを走ることが多い軍事用として使われることが多かったのです。
中東を中心に人気のSUV車
日本国内では、2007年以降、販売されなくなったため、新車を購入することは難しくなってしまいました。現在は、主に中東などにおいて、サファリからパトロールという名前に変更して販売されています。
新型のパトロールは、中東にあるアラブ首長国連邦を主な市場として開発されてきました。また、アブダビの中古販売数の第1位で、125万台を売り上げました。
また、2013年8月22日には、アラブ首長国連邦の国際空港で、パトロールが170トンの飛行機をけん引する動画が公開され、話題になり、記憶に新しくなっています。
新開発のパトロールは日産の最大のエンジン搭載
2016年10月には、日本でも北米でも販売されていない、アラブ首長国連邦専用のモデルが発表されました。このパトロールは、日本で発売されていないパトロールをハイパフォーマンス化したパトロールで、パトロールNISIMOという名前になっています。
パトロールに搭載されている、5.6リッターV型8気筒エンジンは、日本の匠と呼ばれている職人によって、チューニングを施すことで、最高出力が400hpから428hpへと引き上げられました。
また、サスペンションには、ビルシュタイン社製ショックアブソーバーが採用されていて、より、ハンドリングと乗り心地がよくなりました。
4つの運転サポートシステム搭載
パトロールは、見た目がかっこよく、おしゃれな内装なだけではなく、走行性能がとても高く、オフロード車としても使われている人気の車です。道の状態が悪いオフロードを走るのに特化したパトロールですが、オールモード4×4といったモードにすることによって、砂利道、悪路、雪道、山道などの道に特化した4つの運転サポートシステムを搭載しています。
4つの運転サポートシステムを搭載したことによって、乗り心地がさらによくなり、安定した走りができるようになったことで、より高い走行性能へと高めることができました。
パトロールの燃費はリッター10キロ無い
パトロールの燃費は、日本国内において明確なデータが出回っていないため、あくまで参考程度のデータしか残っていないのが現状です。
ですが、日産パトロールの燃費性能は、メーカーの公式情報によると、街乗り、高速道路の平均燃費は平均6.9km/lとされています。そのため、パトロールは、燃費が悪い車といえることができます。そのため、ガソリン代などの維持費と経済的な部分が現代の車と比べると、かなりの負担がかかってきてしまいます。ですが、維持費と燃費を除けば、最高ランクの車ということができるでしょう。
内装もおしゃれでボタンで簡単操作できる
日産パトロールといえば、そのオフロード性能が特徴ですが、もちろん実用性も優れている車になります。そのため、アウトドアなどのレジャーなどを楽しむ際に、とても便利な車ということができます。特に、内装がおしゃれで、中東に必要不可欠なクーラーボックスが、運転席と助手席の間に設置されています。
パトロールは、荷物を積んで遠出をするとき、長距離ドライブで休憩するとき、VIP気分で足をゆったりと延ばしたいときなどさまざまなシチュエーションに合わせて、簡単にシートアレンジをすることができます。
日産のパトロールを入手する方法
正規輸入されていないため新車に乗るのは不可能
2007年以降、日本で販売されなくなってしまったため、日本で新車を購入することはできなくなってしまいました。また、パトロールを販売している並行輸入業者を探すことも難しいのが、現状です。
逆輸入業者の場合、貿易の制度や都合上、貿易ができる国を限定していることが一般的になっていることが、新車を手に入れることが難しくなっている原因になっています。
どうしても新車が欲しい場合は、パトロールを取り扱っている現地ディーラーで購入するか、個人購入で手に入れる方法のほうが早く買うことができます。
逆輸入業者を介した中古ならば入手可能
日本国内で新車のパトロールを購入することは、難しいのが現状。しかし、逆輸入業者を利用することで、中古のパトロールなら手にいれることができます。逆輸入業者を利用することで、お金がかかってしまう輸入のコストを抑えることができ、海外との交渉や購入手続きが不安な人、パトロールのようなほしい車が日本国内で販売されていない人などのおすすめな入手方法です。
中古車でも価格は最低でも550万円から
パトロールは、日本国内ではすでに販売を終了していて、新車を手に入れることが難しい状況。また、逆輸入業者を介してパトロールを購入すようとしても、新車のパトロールを手にいれることが難しく、中古のパトロールになってしまいます。
パトロール自体が、軍事などの業者用、またはお金持ち向けに作られている車なため、日本円に換算すると最低でも550万円からと、かなり高額になっています。
高級モデル使用だと価格が1000万円を超える
パトロールは、現在でも人気が高く、通常のモデルを中古で買おうとしても、高額になってしまいます。また、パトロールの中で、もっとも高級なモデルを買おうとすると、日本円に換算すると1,000万円を超えることが多くなっています。
同じ1,000万円代の高級車というと、レクサスやメルセデスベンツ、ポルシェカイエン、BMW、アウディなどが挙げられます。
価格を安くするにはサファリの中古を探す
パトロールの中古を買おうとすると、通常モデルでも高級モデルでも、かなりのお値段になってしまいます。そのため、少しでも価格を安く、パトロールを手に入れたい場合は、サファリの中古を購入することがおすすめ。
ですが、サファリの見た目や内装、乗り心地などは、パトロールの最新モデルと比べると、どうしても、劣る部分はでてきてしまいます。
最新のサファリモデルならばパトロールと酷似している
サファリは、現在のパトロールの古い型になってしまうので、新しいモデルが欲しいと思ってしまうかもしれません。ですが、日本国内で販売されていた、最新のサファリモデルなら、現在販売されているパトロールと似ているため、そこまで大きな差はありません。そのため、サファリの魅力を十分に楽しむことができます。
また、販売を終了してから、すでに10年以上経っているサファリですが、現在でもとても人気のある車種です。そのため、車の状態がよければ、新車とほぼ同じ価格で取引されていることもあります。
サファリの中古価格ならば100万円前後で購入可能
サファリの中古を購入する場合、一番安いサファリなら、100万以下で購入することができます。ですが、2017年現在、サファリが販売を終了してから、10年以上経過しているので、中古で出回っているものは少なくなってきてしまっているのが現状。
人気となっているサファリですが、中古を購入した場合、現在の日本の新車と比べると、自動車税が高くなってしまいます。また、販売を終了してから、すでに10年以上たっているため、壊れた場合の部品の消耗や交換、定期的なメンテナンスなどを考えると、金銭的にも大きな負担となることが考えられます。
日産のパトロールはアウトドア好きならば乗ってみたい
日産パトロールは見た目もかっこよく、内装もおしゃれで高級感があるだけでなく、独自の性能を生かすことで、さまざまな楽しみ方を実現することができます。
世界各国で、とても人気なパトロールですが、残念ながら、日本国内で新車のパトロールを購入することは、かなり難しいのが現状です。逆輸入業者を介したとしても、中古車になってしまうため、一番手っ取り早いのは、サファリを購入するという手段になってしまいます。
ですが、パトロール自体の機能性は非常によく、たくさんの荷物、大きめの荷物を積むこともできるので、スポーツや旅行といったアウトドアが好きな人にはおすすめな車です。