自己評価の低い人と高い人では、それぞれ性格が異なり、考え方も違います。人に好かれる人は、自己評価が高いという傾向があるので、人に好かれ、周りから信頼される人になるためにも、まずは自分を見つめ直してみることが大切です。 自己評価の低い人の特徴 プライドが高く傷つきやすい 自己評価の低い人は、プライドが高く傷つきやすい人という特徴があります。何でも完璧にやらないといけないという気持ちがあり、万が一失敗すると深く落ち込んでしまいます。また、プライドが前に出てしまい、人に頼ることが苦手です。 人に頼ることをしないので、困ったときに助けてくれる友達や仲間が少ないという特徴も。人とコミュニケーションを取ることが苦手なので、仕事なら仕事だけに集中して取り組もうとします。自分のことに精一杯で、他人に目を向け、周りを見るという判断も苦手とします。 プライドが高く傷つきやすいのに、負けず嫌いでもあるので、素直にできない自分を受け入れることも大切です。人との関りを大切にすることで、今の状況を脱することができます。 物事に白黒つけて融通がきかない 自己評価が低い人は、物事に白黒はっきりつけたがり、頑固で融通がきかないという特徴も。はっきりさせたい性格なので、正義感がとても強くて誠実なのですが、頑固すぎるという欠点があります。 自分にゆとりを持つことで、人当たりがよく話しやすい印象を与えることができ、長所とする正義感も引き立たせることができます。自分に厳しくなりすぎず、気持ちにゆとりと余裕を持つことが大切です。 物事をはっきりさせることは、決して悪いことではありません。しかし、固い人間だと思われてしまうので、近寄りにくく感じてしまう場合も多くなってしまいます。ときには許すことも大切なので、妥協してもよい自分になれると、物事を違った角度から見ることができます。 他人から見られる自分にとても関心が大きい 「他人にどう思われているのか」ということを、常に気にして過ごしている人は多いです。他人から自分はどう映っているのか、またはどう評価されているのか、嫌われているのかなどが、気になるタイプであることも特徴です。 また、人と比べて優位に立ちたいという傾向もあるので、考え方を見直してみることから始めていきましょう。人は人、自分は自分というように比べるのではなく、そのような考え方もあるのだと理解し、比べてしまう固定観念を捨てることが大切です。 いろいろな人がいて、自分もその中の一人なので、皆で支え合って生きていることを忘れてはなりません。考えすぎてしまう傾向もあるので、気楽で楽観的になれる工夫をしていきましょう。 ネガティブ思考が根底にある 自己評価が低い人は、基本的にネガティブ思考です。強がってしまう割に、とてもネガティブなので扱いずらい性格。まずは、ネガティブな考えを改善させていきましょう。 物事を前向きでプラスに考えるようにするためには、どうすればよいかを考えましょう。疲れているからネガティブになる方もいますが、自己評価が低いと、疲れていなくてもネガティブになってしまいます。 自分が楽しいと思えることや、笑えることを探してみましょう。テレビやゲーム、本でもよいでしょう。とにかく笑うことから始めていき、人と話をしたときも楽しい話ができるようになると、自己評価も上がって明るい自分に改革できます。 自己評価の高い人の特徴 自分のことがとても好き 自己評価が高い人は、自分のことが好きで、自分のよい部分と悪い部分を把握できています。いつまでもクヨクヨせずに、場の空気を考えることができる人でもあります。 場の空気を考えることができるので、都合の悪いことをいわれたとしても、表情に出さずに受け流すことができます。マイナスをプラスに転換させることができ、基本的に楽観的で考えすぎないという性格です。 自分のことが好きなので、いつでも自分に自信をもっています。そのため、人から頼られることが多く、人と話をしても、相手を楽しい気持ちにさせることができます。自分のよい部分をたくさん知っているので、気持ちも安定しているという傾向があります。 他人を心から褒めることができる 人を心から褒めることができることも、自己評価が高い人の特徴です。人の幸せを心から願うことは、なかなかできることではありません。多くの人が、人の幸せを妬んでしまうのですが、自己評価が高い人は、他人の幸せを喜ぶことができる性格なのです。 喜ぶだけではなく、悲しいときも痛みを分かち合うことができ、感性が豊かであるという特徴もあります。冷静に判断することもできるので、人から相談をされることも多く、的確なアドバイスをすることも得意です。 他人を心から褒めることができる人は、心が豊かである証拠です。一人でいるよりも、皆で楽しく会話を楽しみたいという考えがあり、人を不快にさせることがないことも好かれるタイプの特徴です。 心と行動が積極的になれる 自己評価の高い人は心と行動が伴い、積極的に活動できる人です。仕事も早く、てきぱきと楽しく取り組むことができます。やらなければいけないことをいつまでも残さず、時間を大切に無駄なく過ごすことができます。スケジュールがいっぱいになっても、忙しい自分を楽しみながら、仕事をこなしていくことができる人です。 疲れてくると、気持ちに余裕がなくなりネガティブになりがちですが、疲れたときの対処法やリラックス法なども、自分オリジナルの方法で見つけ出すことができています。 また、気持ちが安定し、モチベーションも高く維持することができる人なので、積極的に行動に移しても、周りの人もしっかりついてきてくれます。信頼感のある人でもあるので、リーダーシップをとることができます。 心の切り替えが早い 心の切り替えが早く、いつまでもクヨクヨしないという特徴も。落ち込まないのではなく、落ち込んでも気持ちの切り替えが上手なので、次へのステップに切り替えることができるのです。 簡単なようで難しいことなのですが、自分の性格をよく把握している人も、気持ちの切り替えがきちんとできる人です。また、冷静に物事を見ることができ、判断力もあります。 決して、適当にごまかしているわけではなく、悲しいときは周りに迷惑がかからないように場所を変えて悲しむことができます。悲しい気持ちも発散させることで、ポジティブな自分を維持できることにつながります。発散する場所をわきまえることができるので、上手に自分をコントロールできる人です。 自己評価を今よりも高くする方法 評価診断シートなどで自分を客観的に知る 自己評価が低い人に比べると、自己評価が高い人は、気持ちに安定感があり人から好かれるタイプということがわかります。心が豊かでゆとりもあり、信頼される人であることが特徴です。 少しでもそのような人に近づくためには、自己評価を今より高くすることが大切です。評価診断シートなどを作り、自分を客観的に知ることから始め、自分を把握していきましょう。 自分を知ることで、今まで苦手としていたこともできるようになります。自分を上手にコントロールをして、心にゆとりを持ち、自分という人間を改革していきましょう。 成功体験をしたらノートに書き出す 成功体験をしたら、ノートに書きだすという方法も、自己評価を高めることにつながります。成功体験は、自分にとって自信につながる出来事なので、忘れずに記録しておくようにしましょう。そのときの出来事だけではなく、自分の気持ちも書き表しておくとよいです。 成功したとしても、自分の気持ちがマイナスになっている場合があります。成功しているのに不安な気持ちになっていないか、反省点が多すぎないかなど、成功したのに次へのステップにつなげられない場合もあります。 成功したら、余計な感情は抜きにして、素直に喜ぶことから始めていきましょう。素直に喜ぶことで、自信につなげることができ、明るい気持ちをキープすることができます。 小さな目標から立ててこなしていく 成功して自信をつけていくためにも、まずはクリアできそうな小さな目標から立て、確実にこなしていくことからスタートしていきましょう。 クリアできると楽しくなり、自分の自信につながり向上心が出てきます。目標を高くしていくことで、さらに自信をつけることができ、楽しく取り組むことができるようになります。目標は人それぞれ異なりますが、ネガティブにならないことがポイントです。 人とのコミュニケーションも忘れず、目標だけに気を取られないようにして、自分のペースであせらずにクリアしていきましょう。自分に自信をつけて、無理なくこなしていくことが大切です。 人の役に立つことをする 自己評価を高めるためには、人の役に立つことを積極的に行うことです。「自分がよければよい」という考え方ではなく、「他人を思いやれる人間」になることが重要なポイントになります。 会社でも、小さなことから始めていくと、気持ちが明るくなり、楽しく取り組めるようになります。しかし、見返りを求めてはいけません。役に立ちたいという素直な気持ちがあれば、誰にでもできることです。 ボランティア活動に参加する方法もよいでしょう。助けを必要としている人を、何らかの形でサポートすることができ、人の役に立つことができます。感謝の言葉をもらえるだけでも、十分な報酬として自分に自信がつき、前向きな気持ちになることができます。 自己評価を高めてなりたい自分になろう 自己評価を高める方法はいろいろあります。人それぞれ異なる部分なので、まずは自分という人間を見つめ直してみましょう。自分の性格を把握し、客観的に見つめ直すことで、コントロールできるようになり、改善点を見つけることができます。小さな目標を立て、無理なくポジティブな気持ちでクリアし、なりたい自分に近づいていきましょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05