憧れのハイブリッドカー。手に入れる前に知っておくべきこと

憧れのハイブリッドカー。手に入れる前に知っておくべきこと

2018.02.27

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税金も優遇されておりガソリン代も削減されることもあり環境に優しい車として人気のハイブリット車です。システムは自動車会社により採用されている方式が異なっています。近年は、水素で走行可能な車も開発されるなど技術の進歩は目覚ましいシステムです。

ハイブリッド車 走行方式の種類

走行はモーターのみのシリーズ方式

2つ以上の動力源をもつ自動車をハイブリットと呼び、エンジンとモーターを動力源としたHEVです。方式により3つの方式に大別されています。シリーズ方式はモーターのみで走行する方式です。エンジンは発動機。エンジンで走行しているわけでないので電気自動車に該当します。 日産の「e-POWER」がこの方式です。モーター起動時には最大トルクを発生します。発進や低速時にスムーズに走行します。しかし中高速時においてはパワー不足になります。

エンジン選定の自由度が高い

エンジンとモーターのあいだに大容量のバッテリーを設置。エンジンの使用率が低減し効率も改善しました。コントロール面では劣りますがタービン系も採用できるのが最大の特色です。

エンジン駆動メインのパラレル方式

エンジン駆動が基本でモーターは補助的な役割の仕組みです。モーターは発動機としても作用するため「エンジン補助」、「発動」のどちらかしか行えません。バッテリーの電気が蓄えられているときはエンジンの補助、バッテリーの容量が残り少なくなると発動機の役割をするのでエンジンのみの走行になるのです。小型のモーターを使用しているので低コストですが、燃費性能はダウンします。

駆動力の使い分け

低速のときはモーターを、高速のときはエンジンと駆動力を使い分けることでエネルギーの効率を高める方式です。エンジンが低回転のときにはパワーが得られない、排出ガスの浄化能力が落ちるなどの弱点もあります。

燃費効率最大 シリーズ-パラレル方式

「シリーズ方式」と「パラレル方式」が組み合わされた方式です。「スプリット方式」ともよばれます。エンジン、モーター、発動機を搭載。発電しモーターに送電することを常に可能にします。燃費効率が高く、作動の状況を使い分けるのでハイブリットシステムでは、最大の燃費効率。ほかの方式に比べると部品の数が少なくなっていますが、動力分割機構の制御は複雑です。 機構上の問題として、エンジンとモーターを切り離すことができません。加速を重視すると燃費が悪化し、燃費を重視すると加速が悪化する問題があります。

プラグインハイブリットも

プラグインハイブリット(PHV)は、外部からプラグを差し込みバッテリーへ直接充電したりすることができます。つまり、家庭用コンセントからの充電も可能なのです。バッテリーの容量を増やし搭載しています。1日の平均走行距離である20数kmから数十km程度なら家庭用電源で充電可能なのです。  

ハイブリッド車 2つのタイプ

低燃費 低価格のタイプ

トヨタのアクア、ホンダのフィットなどの200万円を切るタイプでは排気量が小さいエンジンを搭載しています。コストが最小限に抑えられているタイプです。燃費性能はアクアが37?/L、フィットが36.4?/L の低価格、低燃費のタイプの車となっています。 低価格のハイブリット車には、鉛蓄電池ではなくリチウムイオンバッテリーを搭載しているものがあります。リチウムイオンバッテリーは急速充放電が可能です。 低燃費に影響するCVT技術。ATのように変速機構をもたないCVTは、タイムラグがないので無駄なく動かせます。機構そのものがハイブリットシステムと相性がよく、燃費性能は向上するのです。低価格のタイプにも搭載されている技術です。

運動性能重視のスポーティータイプ

走行性能が高く、しかし燃費が悪いのが今までのスポーティタイプのイメージでした。スポーツカーにハイブリットシステムを搭載することでモーター駆動による加速したときのトルクが安定します。 パワー重視のエンジン性能の場合、ハイパワーになるのは高回転域です。低速や中速のトルクは弱くなるのでギアチェンジでエンジンの回転を上げて加速します。ハイブリットシステムは低速や中速のトルクが強く加速がスムーズになるのです。

高出力ハイパワー

高出力のモーターが搭載されハイパワーが実現されています。レクサスGS450hはV型6気筒エンジンにモーターを組み合わせ348馬力。ガソリンエンジン車4.5Lと同じレベルの性能を発揮するのです。そして走行性能を高めるため燃費性能は低くなっています。

ハイブリッド車の特徴とメリット

二つの動力源による低燃費走行

複合原動機システムを搭載した車をハイブリット車と呼んでいます。従来のガソリンで動くエンジンにもうひとつの動力源であるモーターを加えた2つの動力システムを持つ車。 モーターとエンジンの2つの動力源を備えているので低燃費を実現しています。ハイブリットとは遺伝学の言葉で品種が異なる両親の性質を受け継ぐ交雑種の意味があるのです。

回生ブレーキとは

「回生ブレーキ」と呼ばれるシステムはハイブリット車の大きな特徴です。減速したときのタイヤの回転を利用しモーターを回転し発電します。ガソリンエンジン車は運動エネルギーをブレーキをかけたときに摩擦で発生する熱エネルギーに変換し車が減速します。運動エネルギーを熱に変換し捨てているのです。ハイブリット車は運動エネルギーを電気に変換しています。

地球環境にやさしい

自動車は走行中に排気ガスを排出します。この排気ガスには二酸化炭素(CO2)が含まれ、地球温暖化の原因といわれているものです。ハイブリット車はガソリンエンジン車よりも20%から30%ほど走行中のCO2は削減されます。また、大気汚染物質(NOx)などの有害物質の排出も削減。 電気などガソリン以外の燃料で走行するので、資源の問題、地球環境の問題の観点からもハイブリット車は環境に優しい車となっているのです。

騒音が静か

電動モーターで走行するときの騒音が静かなのもハイブリッド車の特徴です。低速で走行するときは、ガソリンを消費せずに蓄電しているモーターを回し走行します。 ガソリンエンジン車はエンジンをかけるとエンジン内部でガソリンが爆発。ガソリンエンジン車の音は燃料が燃焼している音なのです。高速で走行する場合は、さらに多くの燃料を燃焼させエンジンの回転を速くする必要があります。 ハイブリット車は発進時などの低速走行の場合、エンジンを回転させることはありません。エンジン音がないので走行中もとても静かです。

ガソリン代の削減

ガソリンと電気の2つを利用して走行するハイブリット車は低燃費となっています。走行状態に合わせガソリンとモーターの切り替えをするハイブリット車は、ガソリンの消費が少なく済みます。 ガソリン車に比べハイブリット車はガソリン代が削減されます。ガソリン車に比べると月々の給油の回数が半分になることもあるのです。ハイブリット車は発進する際に、ガソリンの燃焼を停止し、モーターで走行することでガソリンの燃焼を抑制しています。

減税対象によるコストダウン

ハイブリット車は環境に優しいとされ、税金も優遇されています。自動車取得税や重量税が一般的な車に比べると減税となっているのです。また、ハイブリット車は環境に優しいということでエコカー減税対象になっています。この税率は車の重量、JC08モードとよばれる一定条件のもとの燃費基準を参照し決定。しかし、自動車重量税は車の重量で税額が決まります。 平成32年度燃費基準+10%の燃費を達成している車は、車を購入するとき支払う自動車取得税が80%、車検ごと支払う重量税が75%、毎年5月に納付する自動車税も75%減税されています。ただし、減税率は変更される可能性があります。

売却時の価格が高い

ハイブリット車は環境にも優しいことから中古でも人気が高い車種です。中古車でもハイブリット車はガソリンエンジン車に比べ車体価格が約40万円から90万円ほど高額になります。 ハイブリット車の技術の進歩は早く、同じ車種でも1年ごとに性能は確実に向上しています。年式が古くなれば売却時の価格は低くなるのです。

中古車の購入の注意点

5年以上の中古車はガソリンエンジン車の中古車とあまり変わらなくなります。それでも中古車を選択するなら、以前のオーナーさんがきちんとメンテナンスしている車を選ぶようにしましょう。

ハイブリッド車のブランド化

ハイブリット車はブランド化が加速しています。環境配慮への意思表明しているハリウッドスターが乗る車、車体価格もガソリン車よりも高いことからお金持ちが持つ車としてのイメージが定着しつつあるからです。 最新のハイブリット車を保有するだけで優越感にひたれるとの意見があります。ハイブリット車は納車されるまでも時間がかかることが多いです。注文してから納車が半年後という車種もあり、そのことがハイブリット車をブランド化している要因といわれます。

技術開発力の進化がはやい

もっとも古いハイブリット車は1896年フェルディナント・ポルシェとされています。その後は目立った進歩はありませんでしたが、プリウスが登場してからは進化が加速。

駆動用バッテリーの電池

ハイブリット車の駆動用バッテリー電池は、当初はニッケル水素電池が使用されていました。大量生産による製造コストから安価なニッケル水素電池が使用されていたのです。しかし近年は軽量なリチウムイオン電池を搭載する車が増えています。 各メーカーが独自の技術で開発しています。ハイブリット車はまだまだ技術的に進化する可能性があるのです。年々、モーターやエンジンの小型化が進み燃費&快適性は向上しています。燃料も、ガソリン以外の電気、水素で走る車も開発されているのです。

エンジンが長持ちする

エンジンはガソリンを燃焼させ動くものです。頻繁にエンジンをかけたり止めたりするとエンジンには物理的負荷が大きくなります。エンジンの劣化が激しくなるので車の寿命も短くなるのです。 ハイブリット車は、エンジンとモーターの2つ動力源を持っています。動力源が複数あるハイブリット車は互いに補完し走行時の無駄を省くシステムです。エンジンのみの車と異なり、物理的な負荷は軽減させることからエンジンの寿命は長持ちです。

ハイブリッド車のデメリット

購入価格が高い

ハイブリット車は環境に優しいということでエコカー減税対象になっています。税制上も優遇されてはいますが、新車での購入価格は尚高価です。 ガソリンエンジン車の部品の数は約2万から3万点。ハイブリット車には、ガソリンエンジン車よりも部品の数が多く搭載されています。そのほとんどがハイブリッド車専用に開発されたもの。開発コストもかかることが車両価格に影響しています。

高速道路などでは燃費は悪い

市街地を走行するときよりも、長距離走行や高速道路などではあまり燃費はよくありません。低速=低燃費ですが高速=ガソリンエンジン走行となるので燃費はあまりよくありません。 高速道路を走行するとき、速度を保つためにエンジンだけではなくモーターもフルで動くことになります。ハイブリットの特性を活かすことができないことになるのです。

維持費が高い

通常のガソリン車と異なり車体価格はまだまだ高額です。しかもハイブリット専用部品を使用しています。そのため維持費はどうしても高額になるのです。各メーカーが技術開発力を結集して開発したハイブリット車の部品はその車種専用であることが多く、高価になっているのです。 ハイブリット車の駆動用バッテリーの寿命は短くガソリン車よりも7年から10年ほどといわれています。バッテリー交換の費用は、車種によっては数十万するものもあるのです。

車体が重い

車体が重いためタイヤやブレーキなどに負担がかかります。ガソリンエンジン車よりもタイヤやブレーキなどの消耗品の交換が必要になることもハイブリットの問題点です。

バッテリーの寿命問題

走行用のバッテリーは交換する必要はほどんどありません。初期のハイブリット車は走行用バッテリーの寿命が短く、交換の目安は10万?早くて5万?でした。近年は解消傾向にあり、走行用バッテリーの耐用距離数は20万?ともいわれています。 しかしハイブリット車の乗り方次第では、バッテリーの寿命が短くなることも。ハイブリット車はバッテリーを2つ搭載しています。2つあるバッテリーのうち、駆動用バッテリーが寿命を迎えるとエンジンがかからなくなる「バッテリー上がり」の状態になるのです。その駆動用バッテリーの寿命は一般的な乗り方で7年といわれています。

故障リスクの問題

ハイブリット車はエンジン、モーター、バッテリーを車載コンピューターで制御しています。ハイブリット車独自のハイブリットシステムによる制御なのですが、故障のリスクは避けられません。 バッテリーやハイブリットシステムの保証は7年間保障となっています。近年は解消傾向にありますがインバータ付きコンバータなどは故障すると交換費用は50万円以上になることもあるのです。

構造が複雑

パワーステアリングのトラブルや、ハイブリット用のウォーターポンプの故障もしやすいと言われています。ウォーターポンプとはハイブリットシステムのインバーターを冷却するものですが、故障してしまうとインバーターが過熱しハイブリットシステムが停止するのです。インバーターが故障するとハイブリットシステムそのものを交換することになります。

騒音が少なすぎる

走行音が小さいため、歩行者が車の接近に気が付かず危険との声が多く新型車は2018年3月から「車両接近通用装置」の搭載が義務付けられています。ガソリン車と同じ50~56デシベルに設定、「高齢者でも聞き取りやすく」「走行音を消す機能の搭載を禁止する」ことが定められています。 駐車場などで、バックをする際後方は見えにくく死角。バックの際の事故軽減のバックモニター対策も検討されています。

車体の重量化による運転のしづらさ

モーターとエンジンの2つの機関を搭載し、駆動用バッテリーやそのほかの部品を搭載するため車体の重量はガソリン車の15%から20%増加している車種が多いです。モーターやエンジンの軽量化により近年解消傾向にはありますが、それでもモーターが2つ搭載されていることによる重量化が原因の運転のしにくさがあります。 コーナリングの際、車体重量が重ければタイヤに掛かる負担は大きくなるのです。重心の位置にもよりますが車体が重い車は運転がしにくいといえます。

おすすめのハイブリッド車

世界トップクラスの低燃費 トヨタ プリウス

【画像URL引用 http://toyota.jp/prius/ 】 ハイブリット車の代表ともいえるトヨタのプリウス。3代目プリウスに搭載された高熱効率エンジンをさらに改良し、4代目プリウスは40.8?/L 世界トップクラス低燃費ハイブリッドカーとなっています。さらに空力性能の高いボディを目指しプリウス専属風洞設備を新設、実際の路面の走行に近い状態でさまざまな解析を行いました。風の流れもスムーズになる無駄のないフォルムです。 バッテリーはリチウムイオン電池とニッケル水素電池を搭載しています。2つのバッテリーは内部機器の最適化を行うことで小型化・軽量化されました。振動やエンジンノイズなどの騒音を抑える高剛性ボディは高速走行でも室内に静粛性をもたらし、開放感のある室内は乗り心地快適です。

2017エンジン最適化 トヨタ アクア

  【画像URL引用 http://toyota.jp/aqua/ 】 アクアはトヨタの最新技術を集結させエンジンやモーター、インバーター制御を改良することでクラストップレベルの38.0km/Lを誇ります。 車両を低重心化し、エンジンなどの重量のあるものを車体の中心に寄せ、操作の安定性を実現。運転アシスト機能としてクルーズコントロールスイッチが装備されており、長距離の運転や高速道路などでは一定の速度での走行が可能になります。アクア「セーフティー・サポート・カー」です。交通事故防止のための自動ブレーキシステムが搭載されています。

エンジン=発電機 日産 ノートe-POWER

  【画像URL引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html 】 エンジンで発電し、モーターだけで走行するシリーズ方式ハイブリットシステムが搭載されています。燃焼効率に優れ低燃費の37.2km/L。エンジンは作動時間を短く設定され発電専用です。発進と同時に最大トルクを発生するモーターの瞬発力で優れた加速性能を発揮します。

ドライバーに優しい性能

「e-POWER Drive」とよばれるワンペダルドライブが可能です。これはアクセル1つで加速も減速もできるシステム。ブレーキペダルも状況によっては併用する必要はありますが、ワンペダルドライブはアクセルとブレーキの踏みかえる動作が7割減少します。そのほか緊急自動ブレーキシステムを装着、歩行者への危険を回避するだけでなく、ブレーキとアクセルの踏み間違え防止機能も付いているので事故防止効果が高いです。 室内電力を蓄える必要がないため駆動用のバッテリーは小型化し、前席のシート下に搭載することで車内は広々とした空間を実現しました。ボディは一部に遮音対策を施しているのでボディ側面の遮音性が向上しています。エンジンノイズやロードノイズなどの騒音を抑えた静粛性のある室内です。  

SPORT HYBRID i-DCDシステム搭載 ホンダ フィット ハイブリッド

  【画像URL引用 http://www.honda.co.jp/Fit/from=FIT_PCSP_YL_KW_shimei_1710_eta5_koujyou 】 トップクラス低燃費を実現し、燃費性能は37.2km/L? となりました。走行モードは3つあり、最も効率のよいモードで走行するシステムです。エンジン出力が高く動力性能も高い走行性能が高くなっています。 ホンダでは、シティブレーキアクティブシステム(CMBS)とよぶ緊急自動ブレーキを装着しています。約5?/h以上ので走行しているときに、歩行者や前を走行する車に衝突する可能性がある場合システムが自動ブレーキを作動させるシステムです。

乗り心地が向上

ダンパー特性を最適化することにより乗り心地が向上。遮音性の高いフロントガラスを採用した室内は静粛性に優れています。キャビンも広々としているので背の高い男性でも余裕をもってリアシートに座ることができるほどです。

スポーツタイプのコンパクトハイブリッド スズキ スイフト ハイブリッド

  【画像URL引用 http://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/ 】 ハイブリットとマイルドハイブリッドの2つのタイプがあります。モーターアシストとEV走行が可能となり、32.0?/Lの低燃費を実現しました。MT車とAT車の長所を併せ持つトランスミッションはクラッチ、シフトチェンジをコンピューター制御するAGS(オートギアシフト)を搭載。5速AGSに指先で操作可能なパドルシフトを組み合わせることでスポーティーにドライブを楽しめます。 車体の構造を全面刷新し、基本性能は向上し軽量化にもつながりました。骨格のレイアウトも最適化を行い燃費もよくなりました。また、安全装備として誤発進制御機能、単眼カメラとレーザーカメラによるデュアルセンサーブレーキサポートを装着しています。

車高1700mm超の広々空間 スズキ ソリオ ハイブリッド

【画像URL引用http://www.suzuki.co.jp/car/solio/ ) ~】 「スズキグリーンテクノロジー」の結晶、2つのハイブリットシステムがあります。加速時にモーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリットと、EV走行が可能なハイブリット。32.0km/Lの低燃費となっています。ボディに新軽量衝撃吸収ボディ「テクト」を使用し軽量化と燃費のよい走りを実現しました。 両側がスライドドアなので狭い場所での乗降も可能です。また、好きな位置でドアを止めることができる機能もあります。

SUV+クーペのハイブリッド ホンダ ヴェゼル ハイブリッド

  【画像URL引用 http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/type/hybrid/ 】 ヴェゼルはFF車と4WD車の2つのタイプがあります。FFは27.0km/L、4WDは23.2km/Lの低燃費を実現しました。4WD については、前後輪のトルク配分をするECU(エレクトロ・コントロール・ユニット)を搭載。走行シーンを検知して前輪と後輪のトルク配分を判断します。 SUV車として人気の車種です。その上品&スポーティなスタイルはドライバーや同乗者もくつろげる空間となっています。ミリ波レーダーと単眼カメラが車の前方の状況を認識。Honda SENSINGとよばれる事故防止につなげる緊急自動ブレーキシステムも搭載されています。

ミニバン最小モデル トヨタ シエンタ ハイブリッド

【画像ページ引用http://toyota.jp/sienta/】 Toyota Hybrid System ?を装備しています。エンジンはアトキンソンサイクルエンジンを搭載。排出ガス再循環システムも採用し、低燃費とパワフルな走りを両立しています。モーターとエンジンの両方の長所を活かしながら走行するシステムです。低燃費にも優れ27.2km/Lを実現しています。 寒い日でもシートの肩や腰の部分にヒーターを内蔵しています。そのほか、アクセサリーコンセント内蔵(停電時対策)。電源については、家庭用と同じAC100Vのコンセントを2つ装備しています。

ハイブリッドらしいハイブリッド ホンダ フリード

  【画像URL引用 http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/hybrid/】 ミニバンとしてトップレベルの27.2km/Lの低燃費を実現しています。環境性能に優れたアトキンソンサイクルのエンジンを搭載。SPORT HYBRID i-DCシステムが燃費性能のよい軽快な走りを両立させます。Honda SENSING機能が搭載し、安全運転をサポートします。 高剛性リアサスペンションを採用、構造を見直し低重心化したことにより安定走行性能にも優れています。バッテリーなどのシステムを小型化し、配置場所を変えたことにより室内は従来モデルよりも広くなりました。

低燃費を極める トヨタ カローラフィルダー ハイブリッド

【画像ページ引用https://toyota.jp/corollafielder/exterior/padid=ag341_from_corollafielder_navi_exterior 】 昇圧コンバーター付きパワーコントロールユニットを搭載しモーター、エンジン、インバーターなどの制御を改良することで燃費性能が高まり、34.4?/Lの低燃費となっています。マニュアル車感覚を味わうことができる7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを装備。 リアシートの背もたれは8段階の調整が可能です。そのほか、9.5インチのゴルフバックを4つOKの大容量ラゲッジスペースは、シートアレンジでさらに積載量が増えます。

圧倒的運転視界 トヨタ ヴォクシー ハイブリッド

【画像ページ引用 http://toyota.jp/voxy/exterior/?padid=ag341_from_voxy_navi_exterior】 クラストップレベルの低燃費の23.8km/Lとなっています。走行シーンに合わせてEVドライブモード+エコドライブモード+パワーモードと走行モードを選択可能。スムーズに安定パワフル加速できるパワーモードは坂道などでパワフルで俊敏な走りを楽しむことができます。 室内も大人数でもくつろげる空間です。3列目でも大人がゆったり座ることができます。ハイブリッドインディケーターなどのインフォメーションはインパネ部分に配置しました。走行中の視線の移動も少なく抑えられ、表示切替はステアリングで行うことができます。

安全支援システムHonda SENSING搭載 ホンダシャトル ハイブリッド

【画像ページ引用 http://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/type/hybrid/】 アトキンソンサイクルを採用した1.5L i-VTECエンジンを搭載し32.4km/Lの低燃費とパワフルな走りを楽しむことができます。走行の状況によりモードを選択するハイブリットシステムです。軽く、強度の高いハイテン材を採用したボディは衝突の衝撃を軽減し快適な走行をもたらします。 Honda SENSING と名付けられた8つの安全装備を装着。衝突などの事故を回避するサポートをします。荷室はゆったり570Lのラゲッジスペースを確保しています。荷物の大きさに合わせたシートアレンジができる荷台勝手のよい車です。

助手席回転シート採用 ホンダ グレイス ハイブリッド

【画像ページ引用 http://www.honda.co.jp/GRACE/webcatalog/styling/design/ 】 独自のバルブ制御システム、VTEC機構を採用し、32.4km/Lの低燃費ながら最高出力101KWのパワーを引き出します。 2003年に実用化された追突軽減ブレーキが「Honda SENSING」へ進化。電波の反射率が低い歩行者を検知する「ミリ波レーダー」と車両前方の物体の動きや形状を検知する「単眼カメラ」がドライバーの運転をサポートする安全運転システムです。

全方位セーフティMOVIE トヨタ カローラアクシオ ハイブリッド

【画像ページ引用 https://toyota.jp/corollaaxio/grade/hy_g/padid=ag341_from_corollaaxio_top_rec_grade_hy_g_thumb 】 Toyota Hybrid System IIと呼ばれるシステムを採用しています。インバーターやモーターなどの制御も改良し、34.4km/Lの低燃費となりました。クルーズコントロール、アクティブトルクコントロール4WDなどを搭載し走行性能にも優れています。

ガラスも検知

安全装備には、踏み間違えサポートとしてインテリジェントクリアランスソナーを採用。駐車などでアクセルの踏み間違いなどの衝突事故を防止するため、静止物に接近をブザーで知らせるとともに、近づきすぎた場合は自動でブレーキをかけます。車体の前後8か所に配置されたソナーがコンビニなどのガラスも検知するシステムです。 グレードによりますが、コックピットのメーターに2眼メーターが採用され、エンジンの回転もチェックできるタコメーターも搭載されています。

乗り降り快適で広々 スズキ スペーシア ハイブリッド

  【画像ページ引用 http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/detail/ 】 S=エネチャージと呼ばれるシステムを採用しています。モーターがエンジンをアシストすることで低燃費32.0km/Lを実現しました。コックピットにエネルギーの流れが確認できる「エネルギーフローインジケーター」を搭載。発電の状況、バッテリーの残量もわかりやすく表示されます。 両手に荷物を抱えていても乗り降りが楽にできるスライドドアです。軽自動車なので、維持費は乗用車タイプよりもかかりません。

高級ミニバンといえば トヨタ エクスファイア ハイブリッド

【画像ページ引用 http://toyota.jp/esquire/grade/hy_gip/padid=ag341_from_esquire_top_rekomenndo_grade_hy_gip_thumb 】 アトキンソンサイクル、電動ウォーターポンプなどを採用し23.8km/Lの低燃費を実現しています。昇圧コンバーター付パワーコントロールユニットを装着しているので、小さい電流でも大きな電力供給が可能。モーターの性能を引き出します。低重心化を図るとともに、静粛性を向上させる対策や、操縦安定性の向上など走行性能も改良を重ねました。 安全サポートとして「Toyota Safety Sense C」システムを搭載。レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせた検知センサーが事故回避のためのサポートします。

大人数でも低燃費 ホンダ オデッセイ ハイブリッド

  【画像ページ引用 http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/type/hybrid/】 エンジンの主な役目は発電、駆動はモーターのハイブリットシステムで26.0km/Lを実現しました。重心を低くし操縦が安定。ピラーの形状を改良し、右左折の際の視界の確保するなどボディも改良を加えています。センサーが路面の状況を検知し、後輪へのトルク配分を最適に行うインテリジェントコントロールシステムを4WD車は標準装備です。 Honda SENSINGを搭載し、安全な運転や快適な走行をサポート。運転席、助手席はパワーシートを装備しています。シートの前後スライドはもちろん、リクライニングの角度を電動調節可能です。シートアレンジは7人乗りと8人乗りが選ぶことができます。大人数7~8人がゆったりくつろげる空間となっています。

アウトドア走行性能抜群 日産 エクストレイル ハイブリッド

【画像ページ引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html本格SUVのエクストレイルは、直噴MR20DDエンジンとRM31モーターを搭載することによりハイパワーを発揮、車両も軽量化し20.8km/Lの低燃費を実現しました。世界初のシステムであるインテリジェントライドコントロールを装備。車体が上下に振動するデコボコ道でも車体の振動を抑制します。インテリジェントトレースコントロール機能は山道などのカーブで、4輪それぞれのブレーキを制御し車両の滑らかにするシステムです。

安全装備

安全装備は、フロントカメラで歩行者、前方車両を検知し衝突の危険性があるときには警告を発するエマージェンシーブレーキを装着しています。オプションになりますがプロパイロット機能が装備することができます。高速道路などを走行する際、ドライバーに代わりアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御。ルームミラーは車両後方のカメラの映像を映し出すスマートルームミラー、駐車をサポートするアラウンドビューモニターも装備されています。

SUV,パワフル走行 トヨタ ハリアー ハイブリッド

【画像ページ引用 http://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior】 走行制御モードスイッチ(エコ、ノーマル、パワー、スポーツ)により、シーンによる走りを変えることができます。シーケンシャルシフトマチックを装備しエネルギーを最適に制御、21.4km/Lの低燃費を実現。CVT車でマニュアル感覚を楽しめます。 快適な室内インテリアです。パワーシート機能が装備されている運転席や助手席は、最適ポジションを記憶、再現します。また、空調などの操作は静電式スイッチとなり操作もしやすくなりました。

大人数で快適空間 トヨタ ヴェルファイア ハイブリッド

  【画像ページ引用 http://toyota.jp/vellfire/style/ 】 アトキンソンサイクルなどの採用により高い燃焼効率が実現され、18.4km/Lの低燃費を実現しています。エコ運転をサポートするのはハイブリッドシステムインディケーター。システムのリアルタイムな状態を表示します。 ヴェルファイアは7~8人乗り大型ハイブリッドです。さまざまなシートポジションが自在に調整可能となっています。そのほか乗っている人が快適に過ごせるように室内インテリアが装備され、室内の前後に温度センサーを配置し、自動的に席ごとの温度をコントロールします。

ハイブリッドから更にエコに

ハイブリッドからの進化型 プラグインハイブリッド(PHV) トヨタ プリウス PHV

【画像URL引用 http://toyota.jp/priusphv/ 】 満充電時のEV走行モードの距離が従来よりも2倍以上、延長しました。1kWhで走れる距離は向上し10.54km/kWhとなっています。日常はEVモード、充電電力がなくなりガソリンで走行することになってもガソリン走行性→トップレベル低燃費の37.2km/Lです。

ルーフにソーラパネルを搭載

大型ソーラーパネルをルーフに搭載。駐車中にも充電が可能になりました。ヴィークルパワーコネクターが付属、合計1,500Wまで対応可能なアクセサリーコンセントでアウトドアや災害時の電力供給も可能です。また、さまざまな方法で充電が可能になっています。マンションにお住まいの方でもコンビニや道の駅などを利用し充電することが可能です。

次世代のエコカー燃料電池自動車(FCV) トヨタ MIRAI

【画像URL引用 http://toyota.jp/mirai/ 】 水素を使用した燃料電池自動車MIRAI。エンジンがなく燃料電池「トヨタFCスタック」を搭載し、水素と酸素の化学反応で発電します。水素には炭素が含まれていないので走行中の排出ガスゼロのクリーンエネルギーです。 650km/水素充填3分となっています。1回の水素充填で約650?走行可能です。また、衝突などの衝撃からFCスタックや水素タンクを守る安全対策が施されています。大気汚染物資などの有害物質の発生もなく、排出は水のみです。  

ハイブリッド車は未来へ繋がる技術の進化

プリウスの登場によって自動車の歴史は大きく変わりました。エンジンとモーターの2つで走るハイブリット車は環境に優しい車として人気です。 ガソリン代が削減されエコカー減税となるハイブリット車ですが、メリットがあればデメリットもあります。しかし各メーカの技術の革新によりさまざまな燃料を使用するハイブリットに変わる新たなエコカーが誕生しています。    

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