外車・国産バイクメーカーの特徴を徹底比較。性能やデザインで選ぼう

外車・国産バイクメーカーの特徴を徹底比較。性能やデザインで選ぼう

2018.04.17

数あるバイクの中から、お気に入りのバイクを選定するのは難しいもの。各メーカーからかっこいいバイクがリリースされており、性能やデザイン性も優れたラインナップが出揃っています。乗り始めるにあたり、メーカー別の特徴と必須アイテムを見てみましょう。

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これだけは押さえておきたいバイクメーカー

バイクさえあれば、クールな街乗りからツーリングまで、生活にもハリが出ます。現代のバイクは、国内、海外問わず、いろんなメーカーから個性の違うバイクがたくさん登場しています。 中でも、スペックもデザインも男性にピッタリのバイクを選びたいところ。各メーカーからリリースされているバイクは、スピード重視のものから、街乗り重視のもの、遠出などツーリングに適合させたバイクなど、タイプによって違ってきます。これだけは押さえておきたいバイクメーカーをピックアップしました。

日本でシェア率の高い海外メーカー

バイクメーカーとしては名高い海外メーカーをピックアップ。エンジン・デザインともに個性的でそれぞれに特徴があります。

アメリカンを代表するハーレーダビットソン

1903年、アメリカはウィスコンシン州ミルウォーキー創業の超有名バイクメーカー、ハーレーダビッドソン。アメリカンバイクメーカーの代表格として世界中で人気を誇っています。 いかにも男らしいアメリカンライダーの憧れのブランドとして、現代もその支持は絶大です。ハーレーダビッドソンのTシャツや、ジャケットなども見たことがある人も多いのではないでしょうか。迫力のエンジン音と、アイドリング時のエンジンの鼓動が見るものをひきつけます。

アイテム・カスタムパーツも充実

歴史が長く、有名なメーカーだけに、バイクをカッコよく見せる点において長けており、数々のカスタムパーツをリリースしています。自分だけのオリジナルカスタムも可能。他の誰にも真似できない、自分だけのセンスでバイクを構築できるところが魅力的です。 ツーリングや街乗りに適した、男らしいアメリカンバイクに乗るなら、ハーレーダビッドソンは選択肢の1つに入ってくるでしょう。

車で有名なBMW

1923年に産声を上げた、歴史の深いBMW。車のメーカーとしては言わずと知れたBMWですが、バイクメーカーとしてもその評価は高いです。 ドイツ製のバイクで、一般的にいわれるバイクとは異なった構造を有しているのがBMW製のバイク。なんといっても最大の特徴は、エンジンにこだわりを持っていることです。水平対向2気筒エンジンを搭載しており、これによりバイクに伝わる振動を抑えることができ、静かな走りを実現させました。 ライダー憧れのBMWバイクの車体、デザインは洗礼された外観になっており、重厚ながら高級感があふれ、上品な印象を与えます。エントリーモデルのバイクでも効果ではありますが、違いの分かる男性に愛されるバイクです。ラインナップも多数。バイクに乗るなら、BMWもチェックしてみましょう。

スポーツバイクの王者ドゥカティ

レーシングバイクの代表格といえば、やはりイタリア製の「ドゥカティ」のバイク。90年もの歴史を持ち、数々のレースを掌握したドゥカティのマシンは、世界中で圧倒的な人気を誇っています。 外観のデザインも洗礼されており、その馬力やトルクなどのスペックは、まさに迫力を感じさせるバイクといえるでしょう。特徴の1つといえば、タイヤの駆動を路面に直接伝える「トラクション感」。アクセルを開けてマシンを走らせると、他のバイクにはない駆動感で、グイグイ進むのを体感できます。 また、ドイツのデザインコンペでベストオブザベストを受賞しており、全てにおいてハイクオリティ。カタログで見るよりも、直接試乗をしてマシンを確かめてほしいバイクです。

世界に羽ばたく国産メーカー

日本が誇るバイクメーカーといえば、以下のメーカーです。国産といえどもメーカーごと違いがあるのでチェックしてみましょう。

シェア率世界1位のホンダ

バイクや車、その他のタイプの車両をたくさん取り扱っている、シェア率世界1位のホンダ。中でもバイクは、ラインナップが出そろっています。特徴といえば、やはりマシンを扱いやすいところでしょう。 教習所でも「CB400」という車種が、公式に採用されているほど。誰が運転をしても、一定の操縦性を確保できるように設計されており、バイクの作りが非常に繊細で優れています。また、外観のデザイン性にも定評があり、誰が見ても気に入る万人受けができるデザインを採用しているのも特徴です。 また、燃費や乗り心地が徹底的に考えられており、全体的なバランスが素晴らしいマシン。スペックとデザインともに高品質のマシンを実現しており、ホンダは世界中で人気を博しています。

シェア率世界2位のヤマハ

ヤマハといえば楽器などを連想する人もいますが、バイクメーカーとしても人気です。1954年に初めてのバイクを完成し、その後レース優勝を果たし、バイクメーカーのトップに躍り出たヤマハのバイク。現代でも根強い人気を誇っており、シェア率はなんと世界第2位。 代表作は、アメリカンバイクのV-MAXや、ドラッグスターなど。カリスマ的なバイクを開発・製造するヤマハは、高い技術力とおしゃれなデザイン性を有しています。走行性能とパワー、安定性も世界中で認められているのも特徴の1つです。 ファミリー向けから、レース用のバイクなど、数々のバリエーションのバイクをリリースしており、さまざまなテクノロージーや技術を内包した3輪スクーターもリリースしています。今後の動向も気になるところですね。

独創的デザインのスズキ

スポーツタイプのバイク、「隼」などが有名な日本を代表するバイクメーカー「スズキ」。1950年代からバイク製造を行うようになりました。高性能のバイクをリリースしながらも、コストは安く抑えられており、全体的なバランスがよいというメリットがあります。 前衛的で独創的なデザインに定評があり、他に類を見ないデザインのバイクも見かけることができます。まさに、鑑賞しているだけでも楽しいといえるバイクメーカーでしょう。 また、マシンのエンジンパワーを引き出す技術に長けており、スポーツタイプで750?をリリースしているのはスズキのみ。また、「隼」においては197馬力を達成しています。パワフルでリーズナブル、独創的なバイクを乗りこなせば、男としての格もあがることでしょう。

マニア向けなカワサキ

国産バイクでもマニア向けのカワサキのバイク。昔に比べて、現代は先進的でハイスペックなバイクをリリースしており人気を集めています。カワサキからも4気筒エンジンを搭載した高性能なバイクが登場しており、特にスポーツタイプのバイクに関しては定評があります。 走りだけではなく、バイクの安定性からツーリングにも最適のマシンもラインナップ。そして、男性を惹きつけるファクターは、なんといってもデザインです。

独特のデザインを有したバイクが数々登場している

ニンジャ、ドラッグスター、ゼファーなどの名車の名前を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そのエンジンの迫力と、マフラーの音に一目ぼれしてしまいます。このバイクはカワサキが発売しているものです。独自のデザインに惚れ込んでいる方も多いのだとか。

購入の際のポイント

バイクを購入するといっても、決して安いものではありません。そこで、押さえておきたい購入時のポイントを見ていきましょう。

扱いやすさ

バイクを購入するにあたり、いくつかのポイントがあります。扱いやすさは特に重視したいところ。やはり、ハンドリングが悪かったり、足が地面に付かないと、安定感がなく、車体を傾けて重さに耐えなくてはいけないなど、不便なため扱いやすいとはいえません。 例えば、スポーツタイプのバイクでも、車体が重く、足が地面に付かないとなれば、扱いにくさが目立ちます。また、アメリカンバイクを選ぶなら、扱いやすいもので重すぎず、しっかり地面に足が着く車体を選びたいところ。 そして、街乗りよりもツーリングに行く事を重視したいのなら、座席位置など、長時間乗っても疲れないことに重点を置きたいところです。どのような使い方をするかも大事ですが、自分の体にフィットするかどうかも扱いやすさでは重要なポイントになります。

故障した時の対応

バイクで多い故障は、「バッテリーが上がってしまう、ガス欠、キーを閉じ込めてしまう」の3つといわれています。また、いくら高性能のバイクといえども、走り続けているうちに急な故障も起きかねません。 もちろん、普段から積極的にメンテナンスすることは安全性も考えて重要な事ですが、万が一の事態を考えて、ロードサービスに加入しておくことをおすすめします。なにかあったときに、駆けつけてくれるサービスがあれば安心です。

バイクの様子がおかしくなったら代理店に持ち込む

バイクが故障したときには、バイクを購入した代理店に運びこみましょう。部品供給がしっかりしている点などから、早急に対応してもらうことが可能である場合が多いです。 普段、健康な状態であるバイクのエンジン音やクラッチの感覚を覚えておき、いつもと違ったり異常を感じ取ったときは、できるだけ早く代理店に持ち込むことをおすすめします。

大きく異なる販売価格

バイクの販売価格は、車同様、国産車と外車では価格に差があります。その主な理由は、日本国内での販売価格と、生産国内での価格の違いです。それに加えて、検査費用や輸入費用が加わるということがあげられます。 また、外国車の場合、日本国内の規制に従って部品の付け替えなどが行われることもあり、どうしてもコスト面で高くついてしまうという点があります。 しかしながら、外国産バイクならではの性能とデザインのよさを加味すると、どうしても捨てがたい部分がありますよね。国産車を買うか、外車を買うか、自分の経済事情と相談し、計画的に購入しましょう。

カスタムでオリジナルバイクへ

バイクで走る以外の楽しみといえば、バイクをオリジナルカスタムできるという点です。誰かと同じバイクに乗るだけでは、満足できないというときにカスタムできるというのは楽しみの1つとなります。 バイクは、車種によっていろいろなパーツが販売されているので、気に入ったパーツを揃えて、自分だけのカスタムが可能です。また、シートをより豪華で座りやすいものに取り換えたり、マフラー音が気に入らないのなら、ワイルドな音のするマフラーに交換することも可能です。 さらに、電装系を改造すれば、周りの注目をあつめる、クールで大人っぽいカスタムなどもできてしまいます。世界で唯一、自分だけのマシンを楽しみましょう。

一緒に揃えたいアイテム

必要不可欠なヘルメット

ヘルメットは、法律上、そして安全上でも必ず必要になってきます。日本で販売しているヘルメットには、その安全基準をクリアしたことを証明する「SGマーク」や「JISマーク」がついています。もしヘルメットに欠陥があった場合の補償にも関連してきますので、必ずチェックしましょう。 日本国内で販売されているほとんどのヘルメットは、安全基準をクリアしたものになりますが、輸入品のヘルメットなどは、その記載がない場合もあります。デザインで気に入っても、人間の大切な頭を守るものとして安全性もしっかり重視したいところです。

安全性を高めるウエア

バイクを乗る上で欠かせないのは、やはりバイクウェア。安全性を考えても、万が一転倒したときに、その身をしっかりと守ってくれます。また、冬にバイクを走らせるとき、冷たい風からも身を守ってくれるので、バイクに乗るときの強い味方となるでしょう。 ウェアを買い求めるときは、プロテクター入りのものを選ぶとよいでしょう。バイク事故でも多いダメージの1つとして、胸部を強打する怪我が挙げられます。衝撃を分散するプロテクターがあれば安心です。その他、収納機能にすぐれた製品を選ぶと、あとで邪魔にならないので便利になります。

機能性で選びたいグローブ

「グローブ」と一言でいっても、多種多様のグローブが量販店では販売されています。外見にこだわったものから、機能性重視のものまで、数があると迷ったり悩むことが多いでしょう。グローブを選ぶポイントの1つは、やはり耐久性。安いグローブを選んでしまうと、1年くらいすればすぐに破れてしまいます。 耐久性を持ちつつ、プロテクターなどのついた衝撃吸収性をもったものを選ぶのがベスト。そして、グローブを付けて運転するときの操作性も重要なファクターです。試着をして、自分にピッタリ合うものを選びましょう。

忘れがちなブーツもしっかり

お気に入りの靴でバイクのシフトチェンジを繰り返すと、靴がすり減ったりと負荷がかかることがあります。安全性も考え、やはりブーツをしっかり買っておきたいところ。転倒時の安全性からも、ブーツはしっかりと足先を守る役割果たします。 また、急な雨でも防水加工が施されていれば安心です。

外車もよいけどまずは国産車を選んでみては?

外車を選ぶときに気を付けたいのは、クセが強いことや、初心者が乗りこなすには、練習が必要で、転倒しやすいということ。その点、国産車は誰でも乗れるように安定性などがしっかり設計されているので、まずは国産車を選んでみるという選択肢もあります。 車と違い、体がむき出しになるのがバイクなので、安全性から考えると、バイクに乗り慣れることが重要です。安心安全に重点を置き、バイクを乗りこなしましょう。”

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