アゲーラのカッコよさとその魅力。ギネス世界記録を出したその車とは

アゲーラのカッコよさとその魅力。ギネス世界記録を出したその車とは

2018.04.18

持っているだけでみんなからの目が変わる外国産の車。その中でも「カッコイイ車はどれがよいのか迷う」という方や「アゲーラが気になる」という方に向けて、ケーニグセグ社のアゲーラがどういう車でこういう所がカッコイイという所を見ていきましょう。

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アゲーラはなぜ人気なのか

車が好きな方ならその名前は聞いたことがあるアゲーラ。しかし、なぜ人気なのか、なぜよい車だと言われているのか、という方も多いはず。もちろん、それには理由があるからなのですが、それらをこれからチェックしていきましょう。 これから見てもらうアゲーラの特徴やカッコよさ。この車の知識を深めることで購入したときに他の方と差をつけましょう。 【画像引用URL:http://koenigsegg.jp/agera-rs/】

アゲーラRSの特徴

過去のモデルの技術が引き継がれている

アゲーラRSが作られる前のモデルであるアゲーラSとアゲーラR。アゲーラの次に開発されたアゲーラRはアゲーラの性能を向上させた性能となっています。そして、その次に開発されたアゲーラS。こちらはアゲーラRを環境に配慮されたタイプとなっており、エレクトリックシステムという環境に優しいシステムを採用しています。 そんなアゲーラSとアゲーラRの技術を更に向上させて作られたのがこのアゲーラRSです。そして、その中でも「アゲーラ one:1」という量産車で初の最大出力が1メガワットという先進技術をも使われているのがこの車。それによって出力だけでなくSとRよりも軽量化までされています。

世界最速記録を達成したことがある

最高速記録へ挑んだアゲーラRS。ギネス記録の規定として、この記録を取る為には同じ路面を違う方向から2度走行した際の平均値というものがあります。そして、この規定の通りにアゲーラRSをファクトリー・ドライバーがハンドルを握って走行し計測しました。 1度目の走行では271.2mph。時速にすると約436.4km/hという速さ。そして2度目では284.3mphという時速にして約457.5km/hという速度を叩きだしました。 ギネス記録ではこの二つの速度の平均としており、記録として時速約447km/hという世界記録を達成。この速度は量産車の中で最速であり、今までの記録を上回ったのです。

レギュラーガソリンが使用できる

アゲーラSの特徴も受け継いでいるこのRS。こういった車だとハイオクガソリンのみしか使うことが多い中で、環境配慮車であるSの特徴を持っているこのRSもまたレギュラーガソリンを使うことができます。しかし、ハイブリットカーであり、レギュラーガソリンを使うことで出力が落ちてしまうのではないかと思う方もいるでしょう。 安心してください、この車はレギュラーガソリンを使っても出力がリッター辺り232bhpをしっかり発揮できるので問題はありません。ハイブリットカーでありながらもしっかりとした出力を安定して出せるという非常に優れた車です。

機能を追加しているのに軽量化

従来は機能など出力を上げた場合に重量が上がってしまうことが多いのが車です。このRSも性能向上のためにフロントスプリッターや他のパーツを最適化していたり、ダウンフォースをさらに増加させたアクティブリアスポイラー。パフォーマンスを上げるためにこれ程のことをしています。 しかし、SやRからパフォーマンス向上のためにこれ程のことをしているRSは重量化しているのではなく、機能向上、追加しているにも関わらず軽量化に成功しています。最新鋭の軽量遮音材を使って軽量化をしているだけではありません。それに加えてOne:1を開発している途中で得られた技術によってできた複合材や積層材技術を使用することでSやRよりも軽量化することに成功しています。

世界限定25台しかつくられていない

このアゲーラRSは量産車として作られてはいますが世界限定で25台しか生産されていません。発売時にはすでに10台売れるという事実があり、その人気がうかがえます。 そして、その25台は一台一台ハンドメイドで生産。車が仕上がった際には様々な検査があり、走行テストや機械内の問題がないかを調べてからオーナーへと納車されます。

走行性能を徹底的に追及している

上記では環境配慮車でありながらも出力をしっかりと出すことができると見てもらいました。それは走行性能を徹底的に追及しているから、ともいえます。RSはサーキットを軸としているモデルであり、最新技術を用いていることによってその性能向上もしています。それによって世界記録などを樹立することも可能としたのです。 日常でのドライブもきちんと実用性のある機能をもっています。しっかりと使うことができるスペースを確保しているラゲッジスペース。そして、風を感じて走りたいときにはハードトップを収納できるようになっています。 このようにサーキットでも日常でもしっかりとした走行性能を兼ね備えているのがRSです。 【画像引用URL:http://koenigsegg.jp/agera-rsr/】

アゲーラRSRの特徴

アゲーラRSをベースにつくられた

アゲーラRSRという車は名の通りRSをベースに作られた車です。もちろんベースはRSなので性能が同じの所は多々あり、随所にRSから作られたことが分かります。しかし、One:1の技術を用いたのがRSでしたが、RSRではOne:1の特徴をしっかりと受け継いでいる場所があることで、RSよりもさらに進化した車といえます。簡単に言ってしまうとRSをベースとして作られたOne:1と言ったほうが分かりやすいかもしれません。しかし、そう簡単には言いきれないのがRSR。 エンジンに空気を送り込むシステムはルーフ・スクープを採用しており、One:1と同じです。しかし、One:1よりも短いのでハードトップがしっかりと収納できるようになっています。そしてOne:1から受けついた吊り下げ式が採用されたリア・ウイング。形状はRSと同じとなっていますが、特徴的な設置方法に変えることでダウンフォースを高めることに成功しています。様々な部分をOne:1やRSからの継承によって作られている特徴をもっています。

世界限定3台のみの販売

RSは世界で25台の限定生産でしたが、このRSRは更に少ない3台のみの生産です。何故3台なのかというと、ベースがRSという紹介はさせてもらいましたが、RSの最後の3台を特別にカスタマイズした車がこのRSRという車。そして、この3台はそれぞれオーナーに合わせてカラーなどがカスタマイズおり、発表されたときにはすでに2台がオーナーが決まっているという状態。そして、このRSRは全て日本が独占輸入をしたので全てが日本に存在しているということになります。 インターネットを検索してみると、RSRを見たという声もあったりとその知名度や話題になるほどです。それに加えて3台のみの販売車ということで、オーナーが誰かということを気にしている人達もいるほど。この車を持っているということはそれだけでステータスになるということが分かります。

エンジンは世界最高クラスのハイパワー

RSRに搭載されているエンジンは自社で開発されたV8のツインターボ。 本体は単体重量が189kg。素材はアルミダイキャスト製になっていますが、サージタンクはカーボン製。EXハウジングが黒く塗装されていたり、プレシジョンターボ製のタービンを装着しています。 ツインターボでありながらもサイズはコンパクト。しかし、そのパワーは世界最高クラスであり、最高出力が1160bhp(865キロワット)、最大トルクが1280Nm(130.5kgm)というブガッティの最高峰と言われる「ヴェイロン グランスポーツ」と並ぶほどのハイパワーを持っています。

ボディメイクがカッコイイ

RSRのボディのモチーフは7台のみ生産されたOne:1です。その辺りもOne:1から受け継いでいる部分があるということがうかがえ、エアロパーツにはスプリッターとカナードが装着されています。フロントフェンダー上部、そしてドアの側面にはタイヤハウス内の巻き込んだ風を排出するアウトレット。流れる空気を整流させることができるサイドスカートも装備。 独立可動式のフロントフラップ、アゲーラRSとは大きく形状が違うアクティブリアスポイラーも装着。ラプタードアも90度回転するなど、個性的な部分も。ドアミラーも独創的な形をしており、その下のは冷却用のダクトがあります。そしてドアウインドウはレースに出場する車のように湾曲しているスタイリッシュな形となっており、美しくもカッコイイという言葉が似合うボディメイクをしています。

内装にはカーボンパーツを多く使用

内装にはアルミ製のスイッチでエンジンスタートやヘッドライトなどを全て操作できるセンターコンソール。メーカーロゴの入っているペダルなどカッコイイ所は随所にあります。そしてタイヤホイールも自社製のカーボンでできていますが、特徴は多くのカーボンパーツが内装にも使用されている所です。 シートはカーボンバケットシートを採用。インテリアはレザーはもちろんのこと、ハンドルやその周辺などにもカーボンファイバーを使用しています。カーボンパーツにレザーの表皮にすることで高級な仕上げ。こういった内装もオーナーのフルオーダーになっているので、全てハンドメイドで作られており内装にも非常に力を入れていることが分かります。 【画像引用URL:http://koenigsegg.jp/agera-r/】

過去のアゲーラシリーズも気になる

新しい方法でつくられたアゲーラR

アゲーラRは2011年から2014年にかけて生産された車です。その間に18台生産がされており、アゲーラの後継機です。フロントサイドウィングレット、エアロエキゾーストを新設計することでアゲーラとは違った新しい方法で作られることとなりました。 エンジンにはアゲーラから大きな変更はないのですが、最大出力や最大トルクもアップされ、といった性能向上も行われています。それに加えて燃料システムにバイオ燃料車である「CCXR」を受け継いでアゲーラRにも同じ燃料システムが採用。それによってハイオクガソリンとバイオ燃料の混合がどういう配合でも使用できるというエンジンマネージメントシステムがついているのが特徴です。

アゲーラRを追いかけてつくられたアゲーラS

アゲーラRは2012年に生産され、2014年までに5台が作られました。そしてこの車はE85燃料が使うことができない場所へ向けて作られ、アゲーラRに搭載されていたflexfuel機能を持っていません。しかし、flexfuel機能がついていないだけであり、アゲーラSはアゲーラRの機能をきちんと共有しています。 バイオ燃料を使わないにも関わらず、5リッターのV8ツインターボはしっかりとしたパワーを持っているので、遜色がない仕上がり。そして、自社で開発している「Aircore」という構造を使ったカーボン製のホイールを装着した初めてのモデルとなっています。 2013年にはジュネーブモーターショーで香港からオーダーを受けたというアゲーラSハンドラというモデルが公開。エキゾーストパイプに純金を使っていたりフルカーボン仕様になっていることで、更に高級感のある車となっていました。 【画像引用URL:http://koenigsegg.jp/agera-s/】

アゲーラを中古で手に入れたい

出品されてもすぐに販売終了してしまう

ここまでアゲーラをチェックしてみると、非常に優秀で人気になるということが分かると思います。そのため、中古で購入を考えていても出品されてすぐに買い手がついてしまうことがあり、中古車販売店などを見に行ったりインターネットで中古車販売店のサイト内を検索してもヒットしません。日本国内でアゲーラを乗っている方はいますが、欲しいと思っている方も日本の国内外関わらず、それだけ多くいるということです。

情報はこまめにネットで確認

中古車販売店の検索でヒットしない、といっても一切中古車として流れることがないということではありません。インターネットで検索をしてみると、アゲーラが中古車の市場に出てきたというニュースが出てきます。それに加えて日本だけではなく、海外のサイトなどを見てみるとアゲーラを見付ける可能性も高くなります。多くの中古車販売店のサイトをチェックしたり、海外にあるそういったサイトもチェックしていったほうがよいかもしれません。そのため、情報をこまめにネットで確認することが大事になってきます。

価格はどのくらいなのか

それでは価格はどのくらいなのかということですが、実際に中古市場に上がったのがOne:1とアゲーラの2台です。そしてOne:1の値段が6億7,000万円、アゲーラが1億5,000万円と非常に高値で取引がされています。One:1のプロトタイプが新車で7億3,000万円での販売だったこともあり多少安いと感じるかもしれませんが、One:1がアメリカで中古市場に出た際の値段は11億円という凄まじい値段です。こういった人気によってアゲーラは中古車でも値上がりを続けています。 【画像引用URL:http://koenigsegg.jp/agera-rsr/】

アゲーラをゲットして最高のステータスにしよう

今回見ていただいたアゲーラ。そのカッコよさや性能などこの車のよさが伝わったと思います。進化を続けるこのアゲーラを乗っている、それだけでよい男のステータスとなります。 美しくもカッコイイボディ。環境のことも考えている燃料システム。そして、実用性をも兼ね備えたこのアゲーラを手に入れることで、女性もまた車だけではなく、アゲーラを持っている男として魅力を感じることでしょう。”

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