婚活とは結婚相手を見つけるにあたって必要不可欠な活動

婚活とは結婚相手を見つけるにあたって必要不可欠な活動

2018.07.03

仕事もプライベートも充実し、そろそろ生涯の伴侶をを得たいと考えているなら「婚活」。その手段は沢山あります。婚活アプリや婚活サイトの利用。結婚相談所に登録する。婚活パーティーに参加するなど行動を起こす事で、理想の伴侶と出会いましょう。

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婚活の前に知って得する情報

独身者の8割がいつかは結婚したいと考えている現代。婚活に関するサービスや情報が氾濫しています。何を選んだらいいのか分からず結婚相談所や婚活サイトにいくつも登録して、婚活パーティーでいろいろな人に会うものの、なかなか意中の相手に出会えず婚活疲れを起こしてしまうという事も。 そんな事態に陥らないために、どんなサービスがありどんな特徴があるのか事前に知っておくことが大事です。あなたに合った婚活方法が見つけやすいようにまとめました。

結婚活動の基礎知識

「婚活」とは、結婚活動の略語です。この言葉がいつ生まれたのかご存知ですか。 今は、未婚のまま年を重ねる男女が大勢いますが、結婚しようと思ったら、自ら動かないとその相手に出会うことができない時代です。何故、未婚の男女が増えているのか。その背景についてご説明します。

婚活の由来

結婚に向けて活動することを「婚活」といいますが、この言葉が使われるようになったのは実はここ10年程の事です。2007年秋に家族社会学者・山田昌弘教授が「就活」になぞって考案し、少子化ジャーナリスト・白河桃子さんと共に提唱。二人の共著「婚活時代」はベストセラーとなり、2008年・2009年と2年連続で流行語大賞にノミネートされるほど社会に定着しました。

未婚率上昇の背景

国政調査によると男女の未婚率は1990年から年々増加しており、2010年では25~29歳の男性で71%女性60%、35~39歳でも男性35%女性22%が未婚であるという統計が出ています。結婚しなくなった背景として次のようなことが考えられます
  • 女性の社会進出に伴う経済的自立
  • 恋愛の自由化
  • 独身の結婚観の変化
  • 独身を楽しむライフスタイル
  • 結婚相手の基準が高くなった
1986年に男女雇用機会均等法が施行されて以来、これまで女性が働けなかった職種や深夜の時間帯でも女性が進出するようになり、女性の管理職や幹部が珍しくない現代。経済的に自立できている女性が増え、自由な恋愛が浸透した現代では、恋愛と結婚が必ずしも結びつかなくなりました。 平成25年版厚生労働白書によると、昭和50年代は「結婚して初めて一人前」と考える人が60%近くいましたが、現代では「結婚するしないは本人の自由」という考えに70%の人が賛成しています。独身の男女のライフスタイルも多様化し、自分の自由な時間を大切にしたいと考え異性より同性の友人の方が多い男女が増えています。 しかしいずれは結婚したいと考えている独身の男女は8割以上で、これまでのライフスタイルを崩さずに結婚し子供や家族を持ちたいと、結婚相手に対するハードルが高くなっていることも、未婚率が高くなっている原因と考えられています。

婚活のための手段

婚活の必要性を理解できたと思います。さて、実際に婚活とはどういうことをすればいいのか。その手段についてご紹介します。

インターネットの婚活サイト

インターネットサイトで登録し、会員の中から検索して気に入った人とメッセージ交換して出会うサービスです。 婚活サイトのメリットは、結婚相談所などに比べて入会金が安く、自分と趣味や興味の合う人を見つけやすくい。ネットのメールなどを使ってコミュニケーションを取り合うことで、外見に囚われないその人の内面を理解することができ、仕事が忙しくても連絡を取り合いやすいなどがあります。忙しくて結婚相談所や婚活パーティーに行けないという人にはお勧めです。

全国に支店がある大手の結婚相談所

結婚相談所も最近ではオンラインのみでお相手を紹介するところが増えてきました。ここでご紹介するのは、全国に支店を持ち、カウンセラーやコンシュルジュといった会員のサポートを行うスタッフのいる結婚相談所です。有名なところでは以下の5社があります。
  • パートナーエージェント
  • ゼクシイ縁結びカウンター
  • 楽天オーネット
  • ツヴァイ
  • 婚活ラウンジIBJメンバーズ
あなたに合う相手候補のデータを定期的に郵送してくれたり、カウンセリングに乗ってくれたり、初デートから成婚まで担当者がサポートしてくれるので、自分で積極的に活動するよりはお膳立てされたいという方に特にお勧めです。

年齢や職業で参加資格に制限がある婚活パーティー

パーティ主催会社が運営する結婚活動を目的とした会費制パーティーで、平日の夜や土日の昼間に催されます。10人規模の小さいものから100人規模の運動会や肝試しといったイベントまで多種多様な企画で参加者を募集。年齢や職業を限定した婚活パーティがあり、人気の高い職種(CAやモデル)、25~30代前半の女性限定など、結婚相手として会ってみたい女性が集まるパーティを選んで参加できます。 1度に大勢の異性に会って話ができるので、容姿が相手に好印象を与えやすい、話が上手といった社交的な性格の人に最適です。

その他

個人が友人や知人を集めて主催する合コン、各自治体が地域おこしと婚活支援を目的に行う街コンに参加する。友人に紹介してもらう。親戚や職場の上司の仲介によるお見合い。 婚活には様々な手段があります。自分に合ったスタイルを選んで行動しましょう。

婚活のポイント

自分がどんなサービスを利用して婚活するか決めたら、積極的に活動しましょう。婚活を成功させるための3つのポイントをご紹介します。

第一印象を大切にする

婚活パーティやお見合いなど初対面で最も重要なのは相手に与える第一印象です。 アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの行った研究結果から人が相手から受け取る印象は、服装や身だしなみ表情やしぐさなどの視覚情報55%、声のトーンや話す速度などの聴覚情報38%、話の内容などの言語情報7%といわれていることから、見た目の印象と表情や語り口調であなたの印象が決まってしまうという事です。 第一印象をよくするにはどうすべきか…簡単なことです。清潔感のある服装で、靴などの小物も手入れの行き届いたものを身に着ける。一般的な社会人として最低限の身だしなみを整え、挨拶は笑顔でして声のトーンは柔らかく。早すぎず聞きやすいテンポで話すように心がけ、相手との会話では適度に相槌を打つなどのボディランゲージを交えるという事を意識して接すればいいのです。

客観的に自分を分析してみる

40年も生きてきたのだから、自分の事はよく分かっていると言われるでしょうが、結婚という人生の岐路に立つ今だからこそ、今一度自己分析をしてみて客観的に自分を見つめなおす事をお勧めします。 そうすることで、今まで気づかなかった自分のアピールポイントを新たに発見でき、第一印象をさらに良くできます。また自分が理想とする結婚相手像も、より鮮明になるでしょう。

相手の良いところを見つける

婚活中は一生を共に暮らす相手を探すのですから、どうしても相手を見る目が厳しくなります。ついつい相手の短所や欠点が目について、気が付けばあら捜しをしてしまいがちです。しかしこれではせっかくの出会いを自分で台無しにしてるようなもの。短所ではなく、いいところを見つけるように心がけることが、婚活を成功させる秘訣です。多少の短所も許容できる心の広さをもって接するようにしましょう。 また相手の短所が見つかってしまったときは、その短所がその人との結婚生活で問題や障害にならないか検討することも大切です。

婚活疲れに陥らないために

生涯の伴侶を見つけるための婚活の手段は、インターネットの婚活サイト、全国に支店のある結婚相談所、参加資格に制限のある婚活パーティーなどがあります。こういうサービスを利用して出会いの場を増やしていきましょう。 婚活成功のポイントは、第一印象を大切にし手相手に良い印象を与えること。自己分析して自分の新たな魅力を発見し、理想の結婚相手像をはっきりさせる。そして相手の長所を見つけることを意識して短所が結婚生活に影響しないか考えて会話や交際を深めていきましょう。

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