クレジットカードの残高不足について|遅延損害金・信用情報への影響

クレジットカードの残高不足について|遅延損害金・信用情報への影響

2018.08.28

Share :

うっかりありがちな残高不足

クレジットカードの引き落とし日を忘れていたり、普段使うのと違う口座に設定していたりすると、カードの引き落しが残高不足でできない…そのような経験はありませんか?カード会社から突然の督促の通知が来たときには、どのように対処したら良いか、またそもそも残高不足にならないための予防法をまとめました。 電卓 収支表

クレジットカードの支払いが残高不足になった時の対処法

口座の残高不足でクレジットカードの利用料金を引き落としできないと、「滞納」となります。その場合、翌日か翌々日にはカードの利用が停止されてしまいます。また、ハガキまたは電話での「督促の通知」は3日~1週間程度で届くようです。

まずはすぐにクレジットカード会社に連絡を

延滞すると遅延損害金が発生したりしますが、これは一日ごとに加算されていきますので、引き落としができなかったことに気付き次第、すぐクレジットカード会社に連絡しましょう。 【参考:http://camatome.com/2014/05/creditcard-entaimae.php

再度自動口座引き落としされる場合は振込んでおく

督促の通知に、再度自動口座引き落としの日が案内される場合があります。この場合は期日までに余裕を持った額を対象の口座に振り込んでおけば、自動引き落としが行われます。(再引落し手数料がかかる場合もあります) 【参考:https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/knowledge/short_balance.jsp

ハガキが届いたらハガキに従ってすぐに対応を

クレジットカード会社からハガキが届いた場合、前述の「再度自動引き落とし」がなく、振込先などが指定されている場合があります。その場合はすぐにはがきに従って対応しましょう。(遅延損害金や、振込手数料やンビニ決済手数料を負担することもあります) 【参考:https://osiete-credit.com/delay_history/#toc6指示

クレジットカードが利用停止にならないために

すぐに支払えばいいや…そのような気持ちで滞納を繰り返していると、ブラックリストに入ってクレジットカードが利用停止になってしまう可能性もあります。そうならないために注意したいことを確認していきます。

クレジットカード会社の指示に従って迅速に対処しよう

延滞を迅速・円満に解決するには、クレジットカード会社に連絡し迅速に対処することが重要です。クレジットカード会社によっては、延滞金が発生しない期間を定めている場合があり、すぐに支払えば延滞金が請求されない場合もあります。 【参考:https://www.creca-king.com/fundamental/entaitaisyohou/

2回目以降になると強制解約もあるので注意

気づいたらすぐ振り込む・再引き落としで解決する事で信用情報は傷つかないと言われていますが、2回目以降は信用ダメージが大きいので繰り返さないように気を付けましょう。繰り返し延滞していると、カードを強制解約されてしまうことがあります。その場合は新規のカードが5年間作れなくなるなどの大きなペナルティがあります。 【参考:https://money-is-important.com/1156

残高不足にならないための予防法

それでは、そもそも支払口座の「残高不足」を引き起こさないような予防策を考えてみましょう。

利用したお金をきちんと把握する

基本的なことですが、家計簿をつけ、クレジットカードの利用明細をきちんとチェックするようにしましょう。カードは現金と違って「使ったらなくなる」の実感が薄いため、意図して記録するように心がけ、「今月どれくらい使ったか」→「どれくらいの引き落としがあるか」を常に把握するようにしましょう。 【参考:https://card-professor.jp/entry-23/

支払日をあらかじめ確認し忘れないように

また、引き落としが行われる支払日を忘れないようにするのも重要です。WEB会員サイトなどで支払日を確認することができる会社もありますので、それをスケジュールとして控えておき、当日残高が足らないようにならないようにしましょう。 【参考:https://card-professor.jp/entry-23/

メールなどの通知サービスを利用する

また、各社のWEB会員サイトでは、メールサービスを行っているところもあります。メールは利用明細が確定したとき、支払日の2週間~数日前前などのタイミングで送られてくるので、忘れずに明細と支払日をチェックできます。 【参考:https://card-professor.jp/entry-23/カード

おすすめのカード会社

どうも忘れっぽくて…という方に、残高不足を防ぐためのサービスや、支払い金額の調整ができるカードなどをご紹介します。

支払日を2択できる三井住友visaカード

支払日が「26日もしくは10日」で2択できたり、web会員サイトがあります。web会員登録すると・支払金額と引落とし日がメールで配信されます。 【参考:https://www.smbc-card.com/mem/update/shiharaibi_henkou.jsp

支払金額が調整可能なJCB EIT

「JCB EIT」は、毎月自分で決めた金額を支払うリボ払い専用のカード。毎月のお支払い金額(設定金額)は自由に決めることができ、その設定金額はJCB会員webサイトや電話で簡単に変更できます。また、余裕のあるときは逆にまとめ払い(繰上返済)も可能です。 【参考:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/eit.html

再振替自動引き落としをしてくれる楽天カード

楽天カードは、引き落としの口座が楽天銀行、もしくは指定の対象金融口座(ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などなど)の場合、再引き落としが自動的にされます。再引き落とし日や回数は銀行によって違いますが、再振替サービス対象日が最大4日もある金融機関もあります。 【参考:https://support.rakuten-card.jp/faq/show/3?site_domain=guest

アプリで簡単チェックau wallet

au walletは、アプリで利用明細をチェックしたり、支払い方法を簡単に変更可能です。利用明細は毎円グラフなどグラフィカルにで表示され、利用状況がひと目でわかります。家計簿感覚でカードの利用・管理に役立てることができます。 【参考:http://www.kddi-fs.com/function/app/カード

お金の管理に気を付けて利用しよう

とても便利で、複数枚持っている方も多いクレジットカードですが、延滞によって信用情報が傷つくと、思わぬ痛手があるかもしれません。引き落としができなかったときはとにかくすぐにクレジットカード会社に連絡し、迅速・誠実に行動しましょう。 口座とお金の管理に気をつけて、楽しいカードライフをいつまでも送れるように、引き落とし日だけは忘れないようにしましょう。

category

記事カテゴリー