ボディクリームで保湿|男性の乾燥肌も回粗油してくれる商品とは

ボディクリームで保湿|男性の乾燥肌も回粗油してくれる商品とは

2018.09.01

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ボディクリームの保湿効果と使用方法を理解しよう

ボディクリームとは、保湿のために身体に塗るクリームのことです。正しく使えば全身のスキンコンディション作りにとても役立ってくれます。ここでは、ボディクリームの効果と使用法について知識を身につけましょう。 清潔 男性

ボディクリーム愛用者は女性だけではない

男性なら汚い肌でも構わない、スキンケアなど男のするものじゃない、という風潮があったのは遠い昔のこと。いまは男性でも積極的にスキンケアをするのは当たり前のことです。やはりきれいな肌をしているほうが人にいい印象を与えますし、なにより荒れた肌は本人に不快感や痛みをもたらすからです。 ボディクリームは気軽に使えるボディ用スキンケア用品です。種類にもよりますが手が出ないほど高いものでもありません。最近は、男性用に調整されたボディクリームもたくさん売られています。肌荒れを感じている方は、積極的に使ってみましょう。 ボディ クリーム

自分の肌に合うボディクリーム選び

肌質や、肌のコンディションによって合うボディクリームは違うもの。タイプ別に解説しましょう。

水分と油分のバランスが良いものを選ぶ

肌の表面には「角質」があります。これは防御用の細胞が集まったものです。角質といえば硬いものと思いがちですが、実際は健康な角質は水分と脂質でできていて、水分を皮膚の表面にとどめ壁を作ることで、日光や細菌をブロックしています。 このブロック機能を「バリア機能」といいます。バリア機能が働いている肌は水分を表面にキープできるので、「しっとりしている」「うるおいがある」と言われるわけです。 ですが不健康な生活をしていたりすると、バリア機能はすぐ十分に働かなくなってしまいます。 そこでボディクリームの出番。外から水分と脂質を足してあげることで、角質を健全な状態にしバリア機能を復活させるわけです。これがいわゆる保湿効果です。 ですからボディクリームは、水分と油分をバランスよく含んでいるものが望ましいということになります。すぐ失われる水分を補いつつ、水分を逃さないよう脂質も補給してあげる、という成分構成になっているのが理想的です。

ひどい乾燥肌にはセラミド配合のものがおすすめ

乾燥肌、といわれる肌のコンディションがあります。これは肌の表面の皮脂と水分がどちらも足りない状態です。さわるとカサカサで、顔を洗ったあと肌がつっぱるような感じになっていたら乾燥肌。「バリア機能」がほぼ働かなくなっている状態です。 ボディクリームは肌に油分と水分を加えるものなので乾燥肌にぴったりなのですが、あまりに乾燥が進んでいると皮膚が硬くなってしまっていてクリームの成分が弾かれてしまいます。ひどい乾燥肌の人は、セラミドという成分が入ったクリームを選ぶといいでしょう。セラミドは「細胞間脂質」という、細胞と細胞の間に入って肌のコンディションをよくする脂質成分で、乾ききった肌の奥に入ってコンディションを回復させてくれます。

敏感肌は天然成分配合で着色料が不使用のものを選ぶ

敏感肌というのは、少し強く触るとヒリヒリしてしまうような過敏な状態になった肌のこと。原因は、多くの場合乾燥肌と共通しています。つまり、「バリア機能」が働かなくなっているということです。ですから外部刺激を遮断できずにすぐ痛む状態になっているのです。 敏感肌の人が使うボディクリームは、よく気をつけないといけません。どんなに効果が高くても、痛みやかゆみを呼んでしまっては台無しです。着色料や香料を使っていないものを選びましょう。成分に「美容成分」「品質保持成分」と記載のある製品は添加物が入っているので要注意です。おすすめは、シアバターやオリーブ油など、天然由来成分を主にしたクリームです。 ボディクリーム

男性も使えるおすすめボディクリーム

女性用のボディクリームを使うのもいいけれど、香りがついているものが多くて困る、という男性もいるでしょう。そんな人のために、最近は男性用に開発されたボディクリームが増えています。

男性用に開発された保湿クリーム

男性用ボディクリームからおすすめをあげるなら、バクスターオブカリフォルニアなどはどうでしょうか。ブランド設立者のバクスター・フィンリーはメンズグルーミングの父といわれる人。アメリカ西海岸の日光と乾燥に悩まされ、自分で男性用スキンケアのブランドを作ってしまいました。バクスターオブカリフォルニアのクリームは無香料で高性能、ハンドクリームとしても使えるすぐれものです。

保湿に効果的なシアバター配合製品

シアバターというのはアフリカで育つ木の名前。この木の種から取れる脂肪分は古くから肌荒れや火傷に効くので有名でした。ちなみに食べることもできます。 シアバターの良質な油脂はスキンケア製品の成分として理想的とされ、高級なクリームに多く配合されています。フランスのブランド、ロクシタンのボディクリームは25%もシアバターを配合しており、高い保湿効果と肌触りのよさを両立させています。敏感肌の人にもおすすめです。 ボディクリーム

保湿効果が期待できるボディクリームの正しい塗り方

ボディクリームにもよい塗り方というのは存在します。正しく塗ることでより効果が高まります。

入浴後の水分が残っている肌に塗る

ボディクリームの保湿効果がもっともよく働くのは、肌がある程度水分を含んだ状態になっているときです。なぜならある程度水分が肌にある状態だと、クリームの脂質が持つ、水分を逃さない効果が思いきり発揮されるからです。 具体的にいえばお風呂のあとが理想的です。比較的肌のコンディションがいいときにクリームを塗ることで、バリア機能を復活させ肌をよりよい状態に戻せます。入浴後にはぜひボディクリームを塗りましょう。

手の平で温めてから塗る

やや冷たいクリームを塗ったときのヒヤッとする感触を好む人も多いのですが、ボディクリームの保湿効果を活かしたいなら、クリームは500円玉ぐらいの量を手のひらに出し、両手を合わせて温めてから塗るといいでしょう。基本的にボディクリームは肌の一部となることで効果が出るので、なるべく人肌に近い温度で塗るのがいいのです。

円を描くように丁寧に塗る

塗りたい範囲に指で円を描くようにしながら、薄く丁寧に塗り込んでいきましょう。しわの部分にも忘れず塗ってください。ただし、しわを埋めてしまうような塗り方は避けましょう。ボディクリームは分厚く塗っても意味がありません。 スキンケアオススメランキング

ボディクリームを使うときに気をつけたいこと

ボディクリームはかなり安全な部類のスキンケア製品ですが、それでも気をつけたいことがいくつかあります。

全身に使えるタイプ以外は顔塗りを避ける

身体に塗れるなら顔にも当然塗れるだろう、と考えがちですが、「全身用」と表示されているものでなければ、ボディクリームを顔に塗るのはやめましょう。というのは顔の皮膚はボディの皮膚よりかなり薄く、ボディ用のクリームは刺激が強すぎることが多いからです。肌トラブルのもとになるので、ボディクリームは身体だけに塗りましょう。

付けすぎはべたつきの原因になるので避ける

ボディクリームは皮膚の角質に同化することで保湿効果を引き出すものです。ですから、大量に塗ったところでそのぶん効果が大きくなるわけではありません。皮膚が受け入れられる水分と脂質の量はそう大きくないのです。クリームの塗りすぎは、むしろべたつきやかゆみの原因になってしまいかねません。少量を手で伸ばしながら、細かく塗り方を調整して適量を塗ることが大事です。 清潔 男性

正しくボディクリームを使って男性もしっとり肌になろう

忙しく働いたり勉強したりしている男性はどうしても肌が荒れがちです。肌荒れはたいしたことじゃないように思えても、かゆみや不快感などデメリットがたくさん。ボディクリームを塗ること自体はたいした手間ではないので、ぜひ積極的に使っていきましょう。正しい知識をもとに塗れば、見違えるほど肌がすっきりするはずです。

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