【マットレス直置きの注意ポイントとは】カビやホコリ対策について

【マットレス直置きの注意ポイントとは】カビやホコリ対策について

2018.08.31

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マットレスの直置きには注意が必要

マットレスをフローリングに直置きしている人は、注意が必要です。この記事では、直置きするとどのような問題が起きるのか、カビを防ぐ方法、埃や冷え対策について解説していきましょう。マットレスを清潔に、そして快適に使用するために、お役立てください。 ベッド

マットレスを床に直置きするとどんな問題が

マットレスを床に直置きした場合、どのような問題が起きるのでしょうか。まずは、湿気によりカビが生えるかもしれません。マットレスが埃を吸い込み、アレルギーなどの原因になることもあります。厚みによっては、フローリングの冷たさが体に伝わってしまうリスクもあるでしょう。

湿気でカビが生える

マットレスを床に直置きした場合、カビが生える可能性があります。自分では気づきにくいですが、だれでも寝ている間に汗をかくものです。この水分がマットレスに溜まってしまい、蒸発することなく、湿度が高まってしまい、結果、カビが生えることもあるでしょう。冬の場合は、結露によりカビが生えることもあり、どの季節も注意が必要です。

埃がアレルギーや喘息の原因に

マットレスの直置きは、自ずとフローリングから近い場所に寝ることになります。フローリングは、埃がたまりやすい素材でもあり、寝ている間に吸ってしまう可能性もあるでしょう。それがアレルギーや喘息の原因になることもあり、マットレスの直置きは対策が必要です。

床の冷たさが伝わって体が冷える

マットレスの厚みにもよりますが、薄いタイプやあまり弾力がない種類は、フローリングの冷たさをほとんどダイレクトに体に伝えてしまい、体を冷やしてしまう可能性があります。あたたかい時期であれば気になることではありませんが、冬場は注意が必要です。 マット

マットレスの直置きでカビを防ぐ方法

こうしたマットレスの直置きで起こってしまう問題を解決するためには、どうすればよいでしょうか。まずは、カビの防止方法について知りましょう。カビ対策としては、通気性をよくして、徹底した換気が必要でしょう。こまめな日陰干しや湿気対策として、除湿シートも活用する必要があります。季節によっても、マットレスの湿度対策は異なります。

すのこで通気性をよくする

カビを防ぐ方法として、すのこを使用し、通気性を確保することが挙げられます。すのことは、厚みのある木製の板でバランスよく隙間のあるものです。すのこの上にマットレスを敷くことで、水分を蒸発させることができるだけではなく、通気性もよくなります。

部屋の換気を徹底する

湿度をコントロールすることで、カビ対策ができます。部屋に人がいる際、自ずと湿度が上がるものですので、こまめに部屋の空気を入れ替え、湿度上昇を避けるようにしましょう。部屋の換気は、マットレスのカビ防止だけではなく、他の寝具や衣類、インテリアなどにもアプローチでき、健康面にも欠かせないものです。季節によっては湿度がとても高いので、換気を徹底するようにしてください。

こまめに陰干しをする

マットレスの湿度を調整するためには、干すことをおすすめします。天日干しであれば、すぐに乾燥させることができますが、日光に直接当たることもあり、マットレスの寿命を短くする危険性があるでしょう。陰干しであれば、しっかりと乾燥させるだけではなく、マットレスも傷みません。 種類によっては、陰干しを推奨していることもあります。分割タイプのアイテムであれば、手軽に干すことができるでしょう。一週間に一度は、必ず乾燥させるようにしてください。風通しのよい場所であれば、部屋内でも壁に立てかけるだけで問題ありません。

除湿シートを使う

湿度を減らすために、除湿シートを使うことをおすすめします。マットレスの下に、吸湿剤の入っている除湿シートを敷きしっかりと乾燥させましょう。除湿シート自体も、定期的に乾燥させる必要がありますが、高い効果を期待できます。除湿シート以外にも、除湿パッドや結露を防止するアルミシートなどの湿気・カビ対策できるアイテムがありますので、マットレスのために活用してください。 除湿シートなどのアイテムを使用する以外にも、洗濯物の部屋干しは避けるようにしましょう。洗濯物はたくさんの水分を含み、高い湿度ですので、カビ発生の原因となります。少なくとも、マットレスを使用する寝室などでは部屋干しはやめてください。 ベッド

マットレスを直置きする際の埃対策

カビ防止に続き、埃対策についてみていきましょう。マットレスを直置きすることで、埃を吸い込んでしまうリスクがありますが、こまめに部屋の中を掃除することで、埃を除去できるでしょう。埃が舞わないようにするためには、掃除をしっかりするだけではなく、厚みのあるマットレスを使用することもおすすめです。 しかし、厚い種類は、その分湿気を吸い込み、乾燥させる手間がかかるといえるでしょう。ベッドフレームなどを活用することで、掃除の頻度を減らせる可能性があります。時間的に余裕のある人は、寝る前に埃だけでも除去することをおすすめします。 タオルケット""

マットレスを直置きする際の冷え対策

冷え対策は、どのようにすればよいでしょうか。まずは、マットレスの下に保温性のあるタオルケットなどを敷くことです。タオルケットでなければ、毛布などあたたかい素材を活用しましょう。

マットレスの下に保温性のあるものを敷く

マットレスを直置きする際の冷え対策として、マットレスの下にタオルケット敷くことで、フローリングからのダイレクトな冷たさを防止することができます。 タオルケットで満足できなければ、マットレスの上にシーツなどをかぶせるとよいでしょう。素材にもよりますが、タオルケットであれば、湿気対策になる可能性も否定できません。肌寒い季節は、タオルケットなどで寒さを対処しましょう。

マットレスの上に薄手の毛布を敷く

タオルケットやシーツなどでも冷え対策にならない季節は、毛布を敷いてみてはいかがでしょうか。毛布は、ウールで作られているものを選びましょう。非常にあたたかい素材です。電気毛布は、マットレスを傷めてしまう可能性もありますので、避けたほうが無難です。寝室

直置きをするならしっかり対策しよう

マットレスの直置きには注意が必要です。湿気でカビが生えてしまったり、埃がアレルギーや喘息の原因になったり、寒い時期であれば、床の冷たさがダイレクトに体に伝わることもあるでしょう。カビを防ぐ方法としては、すのこで通気性を確保し、こまめに換気することが求められます。陰干しして寿命の長さを守りながらも乾燥させ、便利グッズとしては、除湿シートを活用するのも悪くありません。 マットレスを直置きする際の埃対策としては、とにかく掃除をして、埃を除去することです。冷え防止は、マットレスの下にタオルケットや毛布を敷き、あたたかさを確保するようにしましょう。上部にシーツなどを敷いても構いません。マットレスを直置きするような部屋の環境ならば、対策方法について見識を深め、カビなどが生えないようにしてください。

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