折りたたみ自転車の特徴と選び方のコツ|おすすめのアイテムを紹介

折りたたみ自転車の特徴と選び方のコツ|おすすめのアイテムを紹介

2018.08.21

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折りたたみ自転車は便利で快適

折りたたみ自転車は、文字通り、折りたたむことのできる自転車の種類です。この記事では、この折りたたみ自転車について、さまざまな角度からご紹介していきます。選び方だけではなく、メリット・デメリットについても触れていきますので、アイテム選びにお役立てください。

折りたたみ自転車のメリット

折りたたみ自転車のメリットは、さまざまあります。折りたためるため、コンパクトに収納でき、持ち運びも楽々です。小回りもきくため、街中での走行に適しているでしょう。こうした長所について、深堀していきます。

コンパクトに収納できる

折りたたみ自転車のメリットとして最初に挙げられるのは、駐輪場や自転車をとめるスペースがなくても、自宅で保管できるところです。たたみ方は、自転車のタイプによって異なりますが、基本的には、とてもコンパクトな形になり、広いスペースがなくても収納できるでしょう。また、普通の自転車のような盗難のトラブルも少なく、雨風にさらされてしまうリスクもありません。

自由に持ち運べる

コンパクトに収納できるからこそ、自由に持ち運ぶこともできます。普通の自転車であれば、車などに乗せることが難しいサイズも多いですが、折りたたみ自転車であれば、トランクなどにすっぽりと入れることができるでしょう。また、街中にあるロッカーなどに保管することもできますので、不要な時は、さまざまな場所で収納することができます。

輪行を楽しめる

「輪行」という言葉があります。これは、電車などの公共交通機関に乗って、自転車を持ち運ぶことです。もちろん、折りたたみ以外の自転車であっても、専用のカバーに収納することで、電車に乗ることはできますが、解体する作業に苦労することがあるでしょう。折りたたみ自転車であれば、たいした手間を掛けることなく、輪行を楽しむことができます。

街乗りに向いている

折りたたみ自転車は、基本的にはコンパクトサイズです。そのため、街中に適した自転車のタイプと言えるでしょう。まず、サイズが小さいため、小回りがききやすいです。すぐに加速することもできますが、信号待ちなどで止まったとしても、スルスルと街中を走ることができるでしょう。

折りたたみ自転車のデメリット

折りたたみ自転車であっても、デメリットがあります。デメリットを知ることで、より賢く自転車選びができるでしょう。まずは、コスパに優れているとは言い切れないことがデメリットです。また、重量も軽いとは言えません。走行する機能性に乏しく、折りたたみ式ペダルであれば、壊れてしまうリスクがあるでしょう。こうしたデメリットについての詳細を解説していきます。

価格がやや高い

コンパクトに収納できたり、自由に持ち運べるメリットのある折りたたみ自転車ですが、購入する際は、安全性が高く、軽量でハイスペックなアイテムを選びたくなるもの。こうしたメリットを考慮すると、安価な自転車を見つけることはできません。また、電動付きなどの機能性に優れたものであれば、余計に値が張ります。コストパフォーマンス中心に自転車を選ぶのであれば、折りたたみ以外を選ぶとよさそうです。

重量が重いものが多い

折りたたみ自転車、意外と重量のある可能性があります。なぜそうなのかと言えば、折りたたむためには、パーツに強度が必要です。強度が高いものであれば、自ずと重くなってしまうのです。とはいえ、同じような機能の普通の自転車と、折りたたみ自転車であれば、「ものすごく重い」と感じるような、明らかな重量の差はないでしょう。

走行性能が高くない

折りたたみ自転車のデメリットとして、走行性があまり高くないことが挙げられます。大きなサイズのタイヤではありませんので、スピードが出しづらく、バランスも取りにくい可能性があるでしょう。種類によっては走行機能に優れているものもありますが、基本は「あまりスピードが出ない」「バランスが悪い」と認識しておいてください。

折りたたみ式ペダルのものは漕ぎ方に注意

折りたたみ自転車の中には、ペダルを折りたためる種類があります。このタイプであれば、漕ぐ際に注意が必要でしょう。ペダルの端に足を乗せてしまうと、最悪の場合、ペダルが破損してしまうリスクがあります。折りたたみ式ペダルでは、ペダルの真ん中に足を乗せて漕ぐようにしましょう。

折りたたみ自転車の選び方

折りたたみ自転車の選び方のコツを解説します。まずは、アイテムを選ぶ前に、予算をチェックしてください。乗り心地などのために、タイヤのサイズも確認しておきましょう。収納を意識して、折りたたんだ時のサイズも確認してください。メーカーのチェックも怠らないようにしましょう。こうした選ぶポイントについて具体的にご紹介していきます。

予算を決める

折りたたみ自転車を選ぶ前に、予算を決めることは大切です。どれぐらいの金額ならば出させるのか、財布と相談しておきましょう。性能・機能に優れている自転車になれば、自ずと価格はあがります。コスパを中心に選ぶのか、安全性や走行性を主軸にするのか、購入前に確認しておきましょう。

タイヤサイズを確認する

タイヤのサイズも無視できません。タイヤは、大きなサイズであれな乗り心地が良くなりますが、その分、収納性が低くなります。乗り心地を重視するのか、収納性を取るのか、しっかりと確認しておきましょう。折りたたみ自転車のタイヤのサイズは14〜20インチがスタンダードです。ビッグサイズであれば、26インチ以上になるでしょう。

折りたたんだときの大きさで選ぶ

折りたたんだとき、どれくらいの大きさになるのかも選び方のコツです。自宅に収納する際、それほど収納スペースをとれない場合は、折りたたみ後のサイズ確認は必要不可欠でしょう。折りたたみ自転車の種類によって、コンパクトにまとめられるタイプや、ほとんど折りたためないタイプもあります。折りたたんだときの大きさを自宅の収納スペースなどに合わせるようにしましょう。

折りたたみやすさで選ぶ

折りたたみやすさも重要なポイントです。折りたたみ自転車の折りたたみにおいて、工具を使用することはありませんが、種類によってどのように折るのか相違があるでしょう。できるだけ折りたたむ回数が少ない自転車の方が手間がかかりません。しかし、上記で解説した通り、折りたたむ回数が少ない自転車は、コンパクトサイズになるとは言い切れないでしょう。折りたたみやすさで選ぶ際も、収納スペースを確認するようにしてください。

メーカーで選ぶ

折りたたみ自転車は、国内外問わず、さまざまなメーカーから販売されています。自転車好きな人であれば、お気に入りのメーカー・ブランドがあるかもしれませんが、初心者には聞きなじみのない企業もあるでしょう。多少値の張る自転車だとしても、安全性などを考慮して、有名なメーカーの折りたたみ自転車が良いかもしれません。信用できないブランドの自転車は、すぐに破損したり、故障するリスクもあります。

おすすめの折りたたみ自転車

おすすめの折りたたみ自転車について解説していきましょう。海外メーカーの自転車、走行性に優れている種類、大手自転車ブランドのアイテムなど、幅広い商品について触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

Brompton M3L

Bromptonは、英国の自転車メーカーです。収納性に優れており、定番の「M3L」であれば、乗り心地も抜群。3段変速付きも、走行面において嬉しいポイントです。

DAHON Curve D7

アメリカで生まれたDAHONは、折りたたみ自転車をはじめて開発したメーカーです。「Curve D7」というモデルは、定番でありながらも、7段変速付き。スタイリッシュなデザインも人気の秘密です。

DOPPELGANGER 202 BLACKMAX

DOPPELGANGERは、コストパフォーマンスに優れている自転車を取り揃えています。同ブランドオリジナルのフレームを使用した「202 BLACKMAX」というモデルは、機能性・走行性に優れているだけではなく、ロープライスです。

Jeep JE206G

Jeepは、おなじみの自動車メーカーです。だからこそ信頼性も高く、「BBAマーク」という安全性が確認された印もついてますので、安心して乗ることができるでしょう。「JE206G」であれば、約3万円で購入することができますので、おすすめです。

折りたたみ自転車で自転車ライフを楽しもう

折りたたみ自転車のメリットはさまざまあります。コンパクトに収納できるだけでなく、自動車だけではなく、電車などの公共交通機関に乗って、自由に持ち運ぶこともできるでしょう。小さなサイズのため、街乗りに適していることもメリットです。一方で、デメリットもあります。たとえば、若干値段が高めであったり、折りたためるという機能上、どうしても重量が出てしまうもの。タイヤが小さいため、走行性に優れているとはいいがたく、折りたたみ式ペダルのものは漕ぎ方に注意が必要です。 こうしたメリット・デメリットをしっかりと理解しておくことで、自分に合った折りたたみ自転車を見つけることができるでしょう。折りたたみ自転車の選び方のコツとしては、まず予算を決めてください。高機能の種類であればあるほど、値段が高くなります。タイヤサイズも確認しておきましょう。タイヤの大きさで乗り心地が異なります。収納スペースを考え、折りたたんだときの大きさも無視できません。コンパクトにまとめられるタイプや、ほとんど折りたためないタイプもあります。また、折りたたみやすい自転車であれば、手間がかからないでしょう。自転車のブランドについての知識も蓄えながら、正しく賢く自転車を選んでください。

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