【育毛剤の効果】年齢を重ねていくことで気になり始める薄毛対策

【育毛剤の効果】年齢を重ねていくことで気になり始める薄毛対策

2018.08.16

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年齢を重ねると薄毛が気になる

年齢を重ねることで、気になり始める薄毛。髪にハリやコシがなくなってきてボリュームダウンしたり、抜け毛が増えてしまうことがあります。薄毛になる原因は、遺伝や生活習慣などさまざま。年齢を重ねることで気になり始める薄毛を改善する育毛剤について見てみましょう。 パソコン サーチ

薄毛になる原因

年齢を重ねていくにつれて、なぜ薄毛になってしまうのか。薄毛になる原因について見てみましょう。

ホルモンの過剰分泌による薄毛

薄毛にはさまざまな原因がありますが、まず1つ目に考えられるのがホルモンの過剰分泌。男性ホルモンの中には、ジヒドロテストステロンというのがあります。このジヒドロテストステロンは、他の男性ホルモンよりもはるかに強い抜け毛誘発効果があり、ジヒドロテストステロンの分泌量が多くなると、ホルモンのアンバランスにより抜け毛や薄毛などが生じるのです。

遺伝による薄毛

薄毛には遺伝が原因の場合もあります。遺伝による薄毛には2種類あり、母親から隔世遺伝する「アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子」と父と母から優性遺伝する「5αリダクターゼの活性が高い遺伝子」です。「アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子」は髪が脱毛ホルモンの影響を受けやすく「5αリダクターゼの活性が高い遺伝子」は脱毛ホルモンを増加。この2つの遺伝子の両方もしくは片方の遺伝子があると薄毛になりやすくなるのです。

ストレスによる薄毛

ストレスも薄毛の原因になります。ストレスを過度に感じると体が緊張状態になり、血管が収縮。血行が悪くなることにより髪の毛に必要な栄養が頭皮に運ばれにくくなります。 また、ストレスが溜まっていると抜け毛の原因となるジヒドロテストステロンの分泌量が増加。髪の毛を生やすための栄養が足りない頭皮に、脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロンが働き薄毛になるのです。

偏った食事や生活習慣による薄毛

食事は体を作る基礎となります。コンビニ弁当など栄養バランスの偏った食事や睡眠不足、運動不足は頭皮に影響を与え薄毛の原因に。健康な髪の毛を生やすためには、タンパク質・ミネラル・ビタミンの栄養素が必要不可欠。 毎日バランスのよい食事を心がけましょう。また、アルコールを分解するためには髪の成長に必要な必須アミノ酸が使われてしまうので、飲酒は適量を守るようにしましょう。 コーヒー 硬貨

育毛剤の効果と選び方

育毛剤の効果はどのようなものなのか。また、自分に合う育毛剤はどのようなものなのか。育毛剤の効果と選び方について見てみましょう。

育毛剤は髪を育てる

育毛剤は、その名の通り髪の毛を育てる効果があります。育毛剤は薄毛の進行を抑え、髪の成長を促進。コシのある太い毛へと導きボリュームアップさせるのが役割になります。 そのため、すでに毛がない部分には効果がありません。毛生え薬のような役割をする発毛剤とは異なり、育毛剤は今ある毛を元気な状態へと導くように作られているので、新しい毛を増やす発毛効果は望めないのです。

自分の症状に合ったものを選ぼう

育毛剤にはさまざまな種類があり、迷ってしまいますが自分の症状に合ったものを選びましょう。薄毛家系の人の場合は、抜け毛を促進する男性ホルモンの増加が脱毛や薄毛の原因になっている可能性が高いため、男性ホルモンを抑制する作用の高い育毛剤を選ぶのがおすすめ。また、初めて育毛剤を使う人は、効果がゆるやかで頭皮に負担の少ないものを使うのがよいでしょう。

有効成分が入っているものを選ぼう

育毛剤の多くに含まれている血行を促進するセンブリエキス、抗菌・抗炎症作用があるグリチルリチン酸、血行促進・抗炎症作用があるジフェンヒドラミンHC 塩酸ジフェンヒドラミン、抗菌・抗酸化作用があるニンジン抽出液 (ニンジンエキス)、抗酸化作用がある酢酸トコフェロール トコフェロール酢酸エステル。これら5つの成分は、育毛効果が証明されている有効成分です。 また、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、ヒオウギエキス、ダイズエキス、クララエキス、キャピキシルといった成分にも薄毛を改善する効果が期待できると判明。育毛剤に有効成分や薄毛改善に期待できる成分が配合されているものを選びましょう。

継続して買える値段を選ぼう

育毛剤は、使った翌日には効果がはっきりと分かるほどの即効性はありません。長く使うことで効果が現れる製品であるため、長期間使っても経済的な負担にならない価格帯のものを選びましょう。育毛剤は、1本あたり約10,000円ほどで販売されています。安い買い物とはいえない商品ですので、継続して購入できる価格帯を決めておきましょう。 薬品 小瓶

育毛剤を選ぶ際の注意点

育毛剤はどれも同じというわけではありません。育毛剤を選ぶ際の注意点について見てみましょう。

男性用育毛剤を使う

育毛剤には、男性用だけではなく女性用もあります。男女兼用商品は問題ありませんが、男性と女性では薄毛になる原因が異なるため、女性用育毛剤を使用し続けても薄毛は改善されません。育毛剤を選ぶ際は、男性ホルモンを抑制するタイプの商品を選びましょう。毛母細胞の活性化や血行促進の効果があるものを使用することで、高い育毛効果を感じることができます。

成分や使用感に注意する

育毛剤は、頭皮に直接塗るもの。香料や保存料など添加物が含まれている商品は多数あります。肌が弱い人や敏感肌の人は、湿疹やかゆみ、かぶれなど頭皮トラブルの原因になります。育毛剤を購入前にしっかりと成分を確認。肌が弱い人は肌にやさしいものやアレルギー反応が弱いものを選びましょう。 また、育毛剤には、スプレータイプ、ミストタイプ、ジェルタイプのものや爽快感のあるもの、さらっとしたもの、しっとりしたものなど種類もさまざま。毎日使用するものなので、使い心地のよいものを選びましょう。 ヘアセット

発毛効果の高いおすすめ育毛剤

副作用のリスクが低く、発毛効果が高い育毛剤。発毛効果の高いおすすめ育毛剤3選です。

ソーシャルテック チャップアップ

低刺激でアレルギーにも対応している育毛剤。無香料・無着色・無鉱物油・石油系界面活性剤不使用・パラベンフリー・紫外線吸収剤不使用・ノンシリコンの無添加仕様。直接毛根を刺激し、毛根部の血流を促進して毛母細胞の働きを高めるセンブリエキスを配合。 育毛・養毛効果を発揮します。また、頭皮の皮脂が過剰分泌されることにより発毛の邪魔をする毛穴詰まりを改善するグリチルリチン酸を配合。パッチテスト済み・スティンギングテスト済み・アレルギーテスト済み・放射性物質検査済みで安心して使える育毛剤です。

ユーピーエス フィンジア

2大先進スカルプ成分のキャピキシル5%とピディオキシジル2%配合の育毛剤。乱れた頭皮のコンディションを整え、健やかな状態に保ちます。頭皮を柔らかくして浸透を高めるカプサイシンやセンブリ、ビワ茶、パンテノール、ボタンといった10種類の毛髪成分も配合。 固く閉じてしまった頭皮を柔軟化。毛髪成分がすみずみまで浸透し、悩みの原因に的確にアプローチします。2大スカルプ成分と12種類の和漢成分が活性化を促し、コシのある髪へと導きボリュームアップさせます。

アンファー スカルプd 薬用育毛トニックスカルプジェット

頭皮の厚みに着目し、抜け毛をケアするだけでなく健康的な頭皮にする育毛剤。抗酸化作用や代謝促進に働くクロレラと頭皮を健康的に保つ整肌作用のセイヨウニワトコエキスを配合。毛がしっかりと頭皮に根付き抜けにくくします。 さらに、豆乳発酵液やカッコンエキス、タマサキツヅラフジアルカロイドなどを配合し、頭皮に潤いを与え血行を促進。特殊ノズルによるジェット噴射で毛穴の奥に有効成分を届けます。頭皮に刺激と栄養成分を与え、発毛促進させる育毛剤です。 男性

手軽に買える市販のおすすめ育毛剤

ドラッグストアやスーパーなど、薄毛が気になり始めたらすぐに購入可能な市販の育毛剤。おすすめの市販育毛剤3選です。

モウガ

有効成分にはショウキョウチンキ、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、ボンタピエキスの100%生薬を使用。ショウキョウチンキには血流促進作用・毛包細胞増進作用・育毛作用があり、センブリ抽出液には細胞増殖作用、ニンジン抽出液には血流促進作用・育毛作用、ボンタピエキスには頭皮柔軟作用・保湿作用があります。毛細血管を拡張させ血液量を増大、毛包細胞を増殖させてヘアサイクルを正常に導く育毛剤。 深く根強い髪へと変えていきます。ベタつかずさらっとした使い心地で、1日1回10プッシュ後頭皮を軽くマッサージ。防腐剤・香料不使用でアレルギーテスト済みなので、肌が弱い人でも使えます。

サクセス バイタルチャージ

有効成分にt−フラバノン、ニコチン酸アミド、生薬センブリエキス、β−グリチルレチン酸を配合。t−フラバノンが毛根に直接作用し、太く抜けにくいコシのある髪へと育てます。ニコチン酸アミドと生薬センブリエキスが、頭皮の血行を促進し抜け毛を防止。β−グリチルレチン酸が頭皮環境を正常化しフケやかゆみを防ぎます。 乾きつっぱりやすい頭皮を保湿する天然ユーカリエキスも配合。頭皮に直接塗りやすい液垂れ防止成分配合のダイレクトタッチ式。朝・晩2回の使用で、指の腹を使ってやさしくマッサージを行うことで育毛効果が期待できます。

サクセス 薬用育毛トニック

爽快なミクロ炭酸をジェットスプレーで力強く毛根の奥深くまで浸透させる育毛剤。毛根の奥にある毛球に働きかけて抜け毛を防ぐt−フラバノンや、血行を促進し血液中の栄養を毛根に送り込み抜け毛を防ぐニコチン酸アミド、殺菌作用でフケやかゆみを防ぐピロクトンオラミンを配合。朝・晩1日2回の使用がおすすめ。 缶を振らずに頭皮から5から10cm程度離してスプレーします。スプレーするたびにすぐにマッサージして馴染ませ、数回に分けて繰り返し行うことで効果が期待できます。 サラダ

薄毛を予防するために必要なこと

薄毛は予防することができます。抜け毛が気になり始めてから行っても大丈夫。薄毛を予防するために必要なことについて見てみましょう。

栄養素を含む食事を摂取しよう

髪や頭皮を健康な状態に保つために必要な栄養素。毎日の食事の栄養素を意識するだけで薄毛を予防することができます。薄毛予防に大切な栄養素はタンパク質やミネラル、ビタミンA・C・E。 肉類や大豆類、魚介類などに含まれているタンパク質は、髪を元気にする栄養素。代謝を高める効果があるミネラルは、生命の維持に欠かせない栄養素になります。チーズやうなぎなどに含まれるビタミンAは、不足すると頭皮が乾燥しやすくなり抜け毛の原因に。 ゆずの果肉や生の赤ピーマンなどに含まれるビタミンCは、皮膚をつくるために必要なコラーゲンの合成を助けます。ナッツ類やアボカドに含まれるビタミンEは、髪の毛の栄養分が通る血管を保護したり、血行を促進させたりする働きをします。健やかな髪のためにも肉や魚、野菜、海藻、穀物などバランスの取れた食事を心がけましょう。

アルコールや煙草を控えよう

薄毛を招く原因になるアルコールや煙草。アルコールに含まれるアセトアルデヒドには薄毛の原因といわれるデヒドロストテロンという物質を増やす働きがあります。通常、アルコールを摂取してもアセトアルデヒドは体内で分解されますが、アルコールを摂取しすぎてしまいアセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、薄毛の原因であるデヒドロストテロンが増加してしまうのです。 アルコールは適量にしましょう。また、煙草に含まれるニコチンは血行不良を招きます。頭皮の血行が悪くなることで、髪に必要な栄養が行き届かなくなり薄毛の原因に。禁煙が難しい人は、できるだけ減煙しましょう。

頭皮を清潔に保つ

食事やアルコール、煙草など生活習慣を改善しても髪の毛が生えてくる土台となる頭皮の毛穴が詰まっていては、毛を生やすことができません。定期的に硬くなっている頭皮のマッサージを行いやわらかくしたあと、シャンプーできれいに毛穴の汚れを落としましょう。洗髪後は、しっかり乾かすことも重要です。 頭皮を清潔に保とうと1日に何度もシャンプーを行ってしまうと頭皮が乾燥してしまうので、シャンプーは1日1度に留めます。頭皮を清潔に保ち、血行を促進。食事など体の内側からのケアと頭皮に関する外側からのケアを習慣化することで、薄毛は予防することができます。 新しい扉

育毛剤で素敵な自分に生まれ変わろう

薄毛や抜け毛の悩みを解消する育毛剤。すでに地肌が見えてしまっている部分には効果がありませんが、ハリやコシがなくボリュームダウンしてきてしまっている髪は復活させることができます。自分に合った育毛剤で素敵に生まれ変わりましょう。

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