FXと株とは|違いを知って自分に合った投資をはじめよう

FXと株とは|違いを知って自分に合った投資をはじめよう

2018.08.09

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FXと株自分に合っているのはどっち?

初めて投資をしようとしたとき、メジャーなFXか株からはじめようとする人も多いでしょう。FXと株にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。自分が目指す投資の形にあったものを選びましょう。 ビジネス

FXと株の違い

FXと株の違いの一つで、市場がオープンしている時間に違いがあります。株は市場での取引になります。平日9〜11時半と12時半〜15時までです。FXは、平日24時間いつでも取引が可能になります。必要な最低資金は、株が数万円から必要になりますがFXの場合は、数千円からはじめることが可能です。 取引

FXと株の口座開設

FXと株の口座開設は、どこでやればいいでしょうか。証券会社に出向くことでも口座開設は可能です。ここでは、ネット証券で口座の開設をおすすめします。

パソコンで簡単に口座開設できる

ネット証券で口座開設する場合、パソコンで簡単に開設できます。ネット証券で口座開設すると、口座開設手数料がかからないメリットがあります。証券会社を選ぶコツは、スプレッドが狭いこと、約定力が高い、ニュース配信等の情報量が多い、取引ツールが多いことが挙げられます。

FXと株、両方の口座を持つことができる証券会社

FXと株両方の口座を持つことができる証券会社の紹介です。岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、大和証券、野村ネット&コール、松井証券、マネックス証券、これらがネット証券で両方の口座を持つことができます。 PC

FXと株の取引・利益の出し方

取引や利益の出し方にもそれぞれ違いがあります。株の場合は「配当金」、FXの場合は「スワップポイント」です。さらに詳しく違いを見ていきましょう。

具体的な取引のしかた

株もFXも基本は、安いときに買って高くなったら売ります。買ってから、どれくらいのスパンで利益確定するかでスタイルが異なります。その日のうちに利益を確定する「デイトレード(デイトレーダー)」。長期間保有してから利益を確定する「スイング」があります。 デイトレードは、直感で売買をする要素があるので値動きの強い銘柄で取引をするマネーゲームのようなものです。スイングトレードは、銘柄の研究成果を発揮することができ、保有期間も長いのでより多くの利益が期待できます。

FXと株のチャートについて

チャートには読み方があります。ローソク足(月足、日足、時間足)、MACD、スローストキャスティクスなどがあります。 ローソク足のローソクとは、1日や1週間と時間を区切ったときの、始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)という四本値(よんほんね)を形で表したものです。ローソク足は取る期間で呼び名が変わります。期間が1日であれば日足(ひあし)、1週間なら週足(しゅうあし)、1か月なら月足(つきあし)と呼ばれます。 MACDは、平均を取る期間の違う2つの移動平均を用いた指標です。指数平滑移動平均と呼ばれるもので、計算をして平均を取ります。スローストキャスティクスとは、過去における高値、安値に対して当日の終値がどのような位置にあるか数値化したものです。

FXと株の信用取引は「売り」から入ることもできる

通貨を日本円で買って、円安が進んだら売って利益をだすのがFXと株の基本的スタイルです。FXと株にはもう一つ、「売りから入って、あとから買い戻す」信用取引があります。信用取引の仕方は、株やドルを借りて株価やレートが買値よりも下がったら売って利益を出します。ただし、株の「現物取引」は売りからは入れませんので注意してください。 株

FXと株のそれぞれの危険性

信用取引や現物取引で取引をした場合、どんな危険性があるのでしょうか。それぞれの危険性を見ていきましょう。

FXや株にはそれぞれどんな危険があるのか?

FXは、レバレッジを効かせて取引をすることで大きなリターンを得られますが、その代わりにリスクも大きくなります。1米ドル=100円から1米ドル=105円の円安になった場合、レバレッジは5倍のときは5万円、10倍のときは10万円の為替差益が得られます。しかし、1米ドル=95円の円高になった場合は為替差損でレバレッジの高さによって損失が大きくなります。 この損失を抑えるために、「ロストカット」と呼ばれる機能があります。ロストカットには、「証拠必要金」「有効証拠金」「証拠金維持率」が大切になってきます。損失拡大を防ぐために、全ての建玉を自動的に決済するのがロストカットです。信用取引では、手持ちの金額以上の取引が行えるためこのような機能があります。現物取引の場合は、手元にある買った株で取引をするので、大きすぎる損失を受けることはありません。 FXでは、先にFX取引業者に預けた証拠金を元手に何倍もの通貨を購入できます。為替相場の変動で証拠金は増減します。為替の変動で証拠金より大幅に下回った場合にロストカットが適用されます。損失を少なくするために、自動で取引を決済するのです。 株は、現物取引をしている限りマイナスになることはありません。一株1000円の株を500株買った場合、50万円投資したことになります。万が一、投資した会社が倒産しても損失は50万円となります。自分が購入した以上の損失にならないので、FXよりは安全であると言えます。

危険を回避するために必要なこと

FXも株も危険を回避するために損切りをしっかりすることが大切です。FXはレバレッジを上げ過ぎないことで危険を回避できます。株を購入する場合も、初心者は現物取引からはじめ、慣れてきてから信用取引をおこなうようにしましょう。都会

はじめるのに必要な資金は?

FXと株をはじめるにはどれくらいの資金が必要でしょうか。資金について詳しくご紹介します。

最低いくらあればはじめられるのか?

初心者が始める場合は、10万円からスタートするのがいいでしょう。少額で取引をはじめる場合、「1000通貨単位で取引できるFX業者を選ぶ」「値動きの安定したペアで取引する」ことが重要です。10万円スタートでレバレッジをかけずに運用することで、損失を抑えながらトレードになれることができます。

10万円ではじめるならどちらが良いのか?

10万円を元手にFX、株をはじめるならどちらがよいでしょうか。株の投資をおこなう場合、コツコツ利益を増やして投資額を増やすことが可能です。FXではじめる場合は、デイトレードで投資をするのがおすすめです。デイトレードであれば、1日でトレードが完結するので損失が出ても気持ちの切り替えができます。株の場合、10万円ではじめる場合はデイトレードには向いていないので注意してください。

20万円ではじめるなら?

20万円の元手資金でFXをはじめるなら、着実にやることで利益が見込めます。取引通貨量を低くし、レバレッジを高くすることです。20万円の元手であれば、多少の損失でも耐えられます。損失がでてもあきらめずにトレードをすることが大切です。 20万円以下で買える株は、約395銘柄ほどあります。証券会社のページで「スクリーニング機能」があるので、好きな株主を見つけてください。株購入の一番のメリットは、株主優待です。好みの株主優待を探しましょう。

1万円ではじめられるのか?

FXや株は、1万円からでもはじめることができます。1万円で株を購入する場合、正式の単元株数で株を買うと株主になれます。FXではじめる場合は、リセットしながら取引をおこなうことができます。取引を何度もおこなえることで、為替投資の技術向上ができます。 グラフ

FXに向いている人・株に向いている人

資金が多く、ゆっくり安全に取引をおこない人には株がおすすめです。買い時を選ぶことで値下がりも限定されます。資金が少なく、多少危険性があっても早く資産を増やしたい人にはFXがおすすめです。FXは、レバレッジを最大25倍までかけられるのが最大の特徴です。 ビジネス

自分にあった投資スタイルを選ぼう

FXも株もどちらも初心者でも簡単にはじめることができます。初期資金と資産増加スピードに応じてFX、株のどちらかを選択しましょう。FXと株では、比較的資金に余裕があり、ゆっくりと資産を増やしていきたい人には株がおすすめです。反対にできるだけ初期投資を抑え、できるだけ早く資産を増やしていきたい人にはFXがおすすめです。いずれも50万円あればFXも株も余裕を持って取り組むことができます。ご自身にあった投資スタイルを選んでください。

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